- クチートについて
種族値:50-85-85-55-55-50(合計380)
一見、なんだこの種族値!と思えます。実際そうです。
努力値:CS252 A4
性格:うっかりや
準速クチートは無振り81族まで抜けます。
つまりS振ってないポケモンには大抵先手がとれます。
性格はCに+補正、AとSが無補正であればなんでもOK
つまりうっかりやかおっとりですね。
Bを活かすためにもうっかりやがオススメです。
個体値もACSがVであればOKです。最悪ACだけVでも使えそう。
努力値C252 S136 A120
素早さを4振りハッサム抜き調整、残りA、Cに252です。
これによりラティオスを冷B+ふいうちで確定で倒せます。
こちらも性格はうっかりやかおっとり、うっかりや推奨ですね
狩れるポケモン
氷4倍群:ガブリアス・ボーマンダ・カイリュー等
炎4倍群:ハッサム・シュバルゴ・ナットレイ
岩4倍群:ウルガモス・リザードン
火力がないので弱点頼みです。
2倍弱点が入るポケモンでも、2倍+ふいうちで倒せることも。
詳しくはダメージ計算にて。
- 力ずく適用技について
力ずく:一部の技で追加効果を失う代わりに威力1.3倍
<物理>
アイアンヘッド・噛み砕く・岩石封じ・岩なだれ
毒々の牙・氷の牙・炎の牙・雷の牙・冷凍パンチ
<特殊>
冷凍ビーム・シャドーボール・火炎放射・へどろ爆弾
大文字・気合球・ラスターカノン
※かみつく等の完全下位技は省略
- 物理と特殊比較
前提として、補正有りC252と補正有りA252設定で、
メタモンに攻撃した結果が、以下の通りです。
アイアンヘッド > ラスターカノン
大文字 > 火炎放射 > 炎のキバ
冷凍P ≒ 冷凍B >氷のキバ
きあいだま > かわらわり
いわなだれ > めざ岩
基本的に特殊技の方が、種族値を考慮しても威力が出ます。
冷Pと冷Bは1%程度しか差がないですが、冷Pのが少し上です。
- ダメージ計算(与ダメ)
VSウルガモス
H252ガモスが無補正無振りいわなだれで95.8%〜114.5%(乱1 81.3%)
補正有り性格で確1
VSガブリアス
209ガブが補正有り252振り冷凍ビームで99.5%〜118.6%(乱1 93.8%)
VSラティオス
無振りラティオスが補正有り252振り冷凍ビームで55.4%〜65.8%確2
無振りラティオスが補正無し0振りふいうちで41.2%〜49%確3
=冷B+ふいうち96.6%〜114.8%(高乱1
VSナットレイ
D特化ナットレイが補正有りC252きあいだま41.9%〜49.7%
D特化ナットレイが補正有りC252だいもんじ83.9%〜99.4%
H252ナットレイが補正有りC252きあいだま56.3%〜67.4%
H252ナットレイが補正有りC252だいもんじで確定1発
VSハッサム
H252ハッサムが補正無し無振りだいもんじで確1
D特化ハッサムが補正有り252振りだいもんじで確1
オッカ持ちでも確2
VSシュバルゴ
H252シュバルゴが補正有りC252だいもんじで確定
D特化シュバルゴが補正有りC252だいもんじで90.3%〜108.4%
VSバンギラス(きあいだま採用の場合)
H252振りバンギに補正有り252振りきあいだま75.3%〜88.8%
H252振りバンギに補正有り252振り珠きあいだま 98%〜115.4% 乱数1発 (87.5%)
無振りバンギに補正有り252振りきあいだま89.1%〜105.1%
無振りバンギに補正有り252振り珠きあいだま確1
VSメタグロス
H252振りメタグロスに補正有り252振りだいもんじ67.3%〜80.2%
bw/1755メタグロスに補正有り252振りだいもんじ59.8%〜70.5%
VSオノノクス
H252振りオノノクスに補正有り252振り冷凍ビームで66.6%〜78.6%
H無振りオノノクスに補正有り252振り冷凍ビームで80.7%〜95.3%
H252振りオノノクスに補正無し0振りふいうちで15.8%〜19.1%
無振りオノノクスに補正無し0振りふいうちで19.2%〜23.1%
→無振りオノノクスにふいうち+冷B 99.9%〜118.4
VSカイリュー
H252精神力カイリューに補正有り252振り冷凍ビームで92.9%〜111.1%(乱1 62.5%)
H252マルチスケイルカイリューに補正有り252振り冷凍ビームで46.4%〜55.5%(乱2 71.9%)
- ダメージ計算(被ダメ)
そのため、必要そうなダメ計だけします。
クチートは耐久D下降補正無振りです。
補正無しA252振りガブリアス
げきりん:47.2%〜55.2%
鉢巻げきりん:70.4%〜83.2%
剣の舞後げきりん:93.6%〜110.4%(乱1 62.5%)
ダブルチョップ:31.2%〜37.6%
鉢巻ダブルチョップ:47.2%〜55.2%
剣の舞後ダブルチョップ:62.4%〜75.2%
補正有りA252オノノクス
げきりん:56%〜66.4%
竜の舞後げきりん:84%〜99.2%(=鉢巻げきりん)
ダブルチョップ:37.6%〜44.8%
竜の舞後ダブルチョップ:56%〜67.2%
補正有りA252カイリュー
げきりん:52.8%〜62.4%
鉢巻げきりん:78.4%〜92.8%
しんそく:23.2%〜28%(実数ダメ29〜35)
鉢巻しんそく:35.2%〜41.6%(実数ダメ44〜52)
補正無しC252ラティオス
りゅうせいぐん:85.6%〜100.8%
珠りゅうせいぐん:確定1発
サイコショック:31.2%〜37.6%
珠サイコショック:40.8%〜48.8%
眼鏡サイコショック:47.2%〜55.2%
サイコキネシス:55.2%〜64.8%
なみのり=10万ボルト:77.6%〜92%
- 補足事項
・ きあいだま不採用は、バンギが倒せない・ナット乱3だからです。
・ メタバ不採用はこの型でやる必要がないからです。
・ アイアンヘッド不採用は他の技に比べ技の範囲が狭いからです。
・ 珠は無理です。耐久がなさすぎます。HCにしても無理です。
・ クチートを使いたい方への育成論です。型としてはニドキングの劣化です。
- 威嚇との立ち回りの違い
何より威嚇の恩恵がかなり大きく、並みの攻撃も1発受けれます。
鋼の耐性を活かし、強気に後だしでも出ていくことができます。
先発怒りの前歯や、みがわり剣舞と、相手を翻弄します。
威嚇をまき、相手の行動をみながら攻撃するのが威嚇型だと思います。
それに加え力ずくは、耐久に努力値を振らないので、想像以上に速いです。
基本的に後手後手だと思われがちなクチートが先に殴ってきます。
それに加え、抜群がとれれば1発・2発で落とせる火力を持っています。
力ずくは、鈍足相手なら先に殴って確2に、速攻相手なら技+ふいうちで
倒すといった、かなりアタッカー要素の強い型です。
威嚇じゃないのでメタルバーストを読ませてしまうのも面白いところかと。
- 使った感想
そのため先に弱点技で殴って確2に持ち込める。
あと悠長に積み技を選択するポケモンも多い。ウルガモス・カイリュー・オノノクス等。
弱点をつければ割りと火力を発揮してくれます。
目立ったデメリットが、弱点がとれないときついこと。等倍ごり押しがほぼ通用しない。
特殊寄りなので、大文字・冷凍Bが入らない相手は特に無理。(岩等倍の炎など)
しんそくで上から殴られる。最後っ屁のふいうちが通りにくい。
以上になります。
マイナーでも活かしてみたいという方は是非どうでしょうか!