育成論をご覧の皆さん、ごきげんよう。
今回投稿させていただきます、むすたんぐです。
今回は見た目がカッコイイ「キリキザン」について考察していきます。
個体値は全て理想値とし、HABCDSの略称を使わせていただきます。
ダメージ計算は、「トレーナー天国」様のダメージ計算機を使用しています。
- キリキザンについて
タイプ・・・「悪/鋼」
種族値・・・「H65 A125 B100 C60 D70 S70」
タイプや覚える技などはとても優秀なのですが、
種族値が明らかに足りてないポケモンの典型例ですね。
(せめてHとDの種族値が80くらいあれば・・・)
それでも「悪技をタイプ一致で使える鋼枠」と言う利点がありますので、
それを活かしつつ、鋼枠としての考察をしていきたいと思います。
(※鋼枠≒ガブやラティ対策としてPTに採用される鋼ポケの事)
- 特性
ギャラやマンダの威嚇対策となる「負けん気」でいいかと思います。
ラティオスの「置き土産」を逆手に取れる点も優秀ですね。
- 確定技
ふいうち
タイプ一致のメインウェポン&強力な先制技です。
自身の微妙な素早さを補う事が出来ます。
これを外す理由がありませんので、これは確定となります。
おいうち
こちらもタイプ一致のメインウェポンです。
ラティ兄妹などの超霊、不意討ち警戒で逃げていく相手に刺さります。
ラティ兄妹を確実に仕留めたいので、これは確定となります。
メタルバースト
今回のキリキザンは襷ではありませんが、確定となります。
この技の採用理由は至って単純です。
ガブなどへの最高打点が「逆鱗をメタバで反射する事」だからです。
カイリューのマルスケを貫通出来るのも一つの利点ですね。
- 選択技
ストーンエッジ
メインウェポンとの相性補完には優れていませんが、
ドラゴンを対処した後に出て来やすいガモスに刺さります。
また、威嚇持ちに対して一貫するのも評価出来ます。
ちょうはつ
ブルンやサマヨなどの鈍足ゴーストポケに刺さります。
これを採用するなら、準速ラッキー抜きは欲しいところですが、
種族値も努力値も全く足りないのが現状です。
つるぎのまい
終盤での抜き性能を高めるために使う技です。
一度でも積めれば、不意討ちの火力は一気に跳ね上がります。
優れた耐性などのお陰で、積む機会はそこそこあります。
- 持ち物
オボンのみ
明らかに足りてない種族値をオボンで補います。
オボンが無いと、ドラゴンへの後出しは相当厳しいです。
今回はオボン込みで調整しているため、確定となります。
- 性格と努力値と実数値
性格・・・「いじっぱり」
努力値・・・「H252 A116 B4 D132 S4」
実数値・・・「H172 A176 B121 C× D107 S91」
- 調整先とダメージ計算
※「オボン込み」でダメージ計算してあります。
※不意討ちのダメージ = 追い討ち(成功時)のダメージ
・HBの調整先&ダメージ計算
ガブリアス(A252+)の逆鱗(鉢巻)を確定2耐え
ガブリアス(A252+)の逆鱗(珠+攻撃↑↑)を高乱数1耐え(93.7%)
(めざパ氷様のガブリアス(bw/1885))
カイリュー(A252+)の逆鱗(鉢巻)を確定2耐え
オノノクス(A252+)の逆鱗(鉢巻)を高乱数2耐え
オノノクス(A252+)の地震を確定1耐え
・HDの調整先&ダメージ計算
ラティオス(C252)の流星群(眼鏡)+流星群(眼鏡+特攻↓↓)を確定耐え
ラティオス(C252)の波乗り(眼鏡)を高乱数2耐え
ユキノオー(C252+)のめざパ炎を確定2耐え
水ロトム(C144)のドロポン(眼鏡)を確定1耐え
(q様の水ロトム(bw/1776))
・Aの調整先&ダメージ計算
・ラティオス(H4)を不意討ちで確定1発
・ガブリアス(A156)をメタバ(鉢巻逆鱗)+不意討ちで高乱数
(むすたんぐのガブリアス(bw/2207))
・カイリュー(H180 A108 B4)をメタバ(鉢巻逆鱗)+不意討ちで高乱数
(めざパ氷様のカイリュー(bw/2039))
・ボーマンダ(H4 B92)をエッジ(攻撃↑)で確定1発
(Ξ様のボーマンダ(bw/1331))
・ギャラドス(H164 B4)をエッジ(攻撃↑)で確定1発
(美尻御大様のギャラドス(bw/1329))
・ウルガモス(H244)を不意討ちで高乱数2発(95.3%)
(めざパ氷様のウルガモス(bw/1682))
・ボルトロス(H100 B56)を不意討ちで高乱数2発(96.9%)
(リィン様のボルトロス(bw/1369))
鋼枠としてPTに採用するため、ドラゴンに照準を合わせての調整。
メタバのダメージ量は相手の持ち物や努力値に依存しますが、
ここ最近のドラゴンは火力重視の傾向にあるので、
ほとんどメタバ(鉢巻逆鱗)→不意討ちor追い討ちの流れで倒せます。
特殊耐久はオボン込みでD125グロスと同じくらいまで確保。
タイプ一致波乗り&10万ボルト、めざパ炎をほぼ2耐えするため、
特殊方面も割と強気に立ち回る事が出来ます。
ただ、特殊耐久はオボンに頼って確保しているため、
高火力を一気に叩き込まれると、落とされる危険性が高まります。
目安としては、不一致の大文字を何とか耐えられる程度です。
- 運用法
基本的にはドラゴンに後出しして役割を遂行していきます。
「不意討ちor追い討ち」の読みゲを強いられる事になりますが、
ラティ兄妹への役割遂行能力はかなり高いです。
(相手の攻撃は大抵2発耐えますので、基本的にはこちらが有利)
物理ドラゴンは逆鱗への後出しでしか役割を遂行出来ません。
水ロトムやマンダなどで逆鱗を誘うプレイングが重要となります。
またしても「不意討ちor追い討ち」の読みゲになりますが、
相手を逃がさずに狩る事が出来るのは一つの強みかもしれません。
ドラゴンへの役割遂行が無事完了した後は、
基本的に不意討ち連打で後続に多少なりとも負荷を掛けていきます。
この時にエッジがあれば、ガモスの起点になる事を避けられます。
残念な事にテラキやブシンには絶望的に弱いですので、
グライやエルレやブシンなどで補うようにしてあげて下さい。
- まとめ
無断リンクをしていますので、問題がありましたらコメントをお願いします。
評価やコメントの方は随時受け付けていますが、返信は不定期になると思います。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。