今回投稿させていただきます、むすたんぐです。
今回はウルガモスについて考察していきます。
個体値は全て理想値とし、HABCDSの略称を使わせていただきます。
ダメージ計算は、「トレーナー天国」様のダメージ計算機を使用しています。
- 概要
雨パでの運用を前提としたウルガモスです。
雨パの天敵にはガモスが強く、ガモスの天敵には雨パが強いため、
互いが互いに強烈なシナジーを得る事が出来ます。
また、強力なエースであるグドラとガモスが同じPTにいるため、
タテ性能に優れており、総合的な火力自体は現環境でもトップクラスです。
- 構成
特性:炎の体
性格:控えめ
個体値:28-×-31-31-31-31
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:159-×-85-205-126-152
持ち物:命の珠orラム
技構成:大文字/さざめき/蝶舞/暴風orみがわり
知る人ぞ知る、Hの個体値をあえて28にしたガモスです。
16n-1調整と10n-1調整を同時に達成出来るため、
耐久調整を施さない場合はこのような調整をオススメします。
持ち物は必要な火力(特に大文字)を確保したいため、珠が基本となります。
天敵は後続に任せる事が多いので、半減実などは候補外です。
次点としてガッサやナット対策となるラムが有力候補となります。
(現在はガッサが多いため、ラムの方が安定かな?)
今回は持ち物の確定欄を珠としているため、努力値はCS252でほぼ確定です。
ラムを採用する場合は、ティルニアさんの育成論(bw/2521)を参考にしてみて下さい。
技構成は大文字/さざめき/蝶舞までは確定。
持ち物が珠の場合は暴風、ラムの場合はみがわりが優先されます。
暴風をサブウェポンとして採用する理由は火力と一貫性に優れており、(珠を持たせる前提であれば)呼び込む対象への確定数が十分確保されているからです。
- ダメージ計算
※全て珠込みで計算してあります。
※蝶舞無し/蝶舞1積みで表記してあります。
・大文字(雨)
キノガッサ(H155-D93) 125.8%〜147.7%
ナットレイ(H181-D184) 106%〜129.2%
ハッサム@オッカ(H175-D143) 71.4%〜84.5%/106.8%〜126.2%
フシギバナ(H187-D167) 58.2%〜67.9%/85%〜101.6%
メタグロス(H187-D135) 71.1%〜85%/105.8%〜126.7%
・さざめき
ガブリアス(H184-D105) 70.6%〜83.1%/104.3%〜123.3%
ガブリアス(H183-D130) 57%〜67.9%/84.7%〜100.5%
バンギラス(H207-D152) 57.9%〜69%/86.4%〜102.8%
水ロトム(H157-D127) 68.1%〜80.2%/101.9%〜119.7%
・暴風
ウルガモス(H161-D125) 119.2%〜142.2%
ウルガモス(H191-D132) 96.8%〜114.1%/142.9%〜168.5%
カイリュー@マルスケ(H167-D120) 30.5%〜35.9%/44.9%〜52.6%
カイリュー(H167-D120) 60.4%〜71.8%/90.4%〜106.5%
ギャラドス(H191-D125) 52.3%〜61.7%/77.4%〜91.6%
フシギバナ(H187-D167) 78%〜91.9%/116.5%〜137.4%
ボーマンダ(H171-D100) 70.7%〜83.6%/105.8%〜124.5%
・耐久
ガブリアス(A182)の逆鱗 91.1%〜108.1%
ガブリアス(A200)の逆鱗 100.6%〜118.8%
ナットレイ(A115)のジャイロ 35.8%〜42.7%
ナットレイ(A160)のジャイロ 50.3%〜59.1%
ユキノオー(C158)の吹雪 26.4%〜32%
ラティオス@珠(C182)の流星群 93%〜110%
- PT構成
ガモス自体はテンプレを少し弄った程度ですので、
ガモス入りの雨パについて考察していきます。
雨パですのでニョロトノは確定です。
ニョロトノの型は色々とあるため、ここは環境次第かと思われます。
図太いHB@残飯 熱湯/毒々/守る/滅びの歌
控えめCS@スカーフ ドロポン/冷凍B/めざ飛/滅びの歌
このあたりが無難ですかね?
雨パのエースとしてキングドラを採用します。
雨下における圧倒的なタテ性能、ガモスの天敵であるガブやマンダなどに強い点において非常に優秀です。
珠はガモスが使用中ですので、グドラには眼鏡を持たせます。
眼鏡を持たせる事で「ラティの眼鏡流星群耐え」調整をドロポンで貫通出来るため、よほどの事が無い限り、ほとんどのポケモンを一撃で落とせます。
これでも突破出来ないポケモン(ナットやノオーなどのタイプ受け)は、ガモスの積みの起点にして、そのまま抜いてしまえばOKです。
ガモスとグドラで突破出来ないポケモンにラッキー@輝石がいます。
(一応、グドラを竜舞型にすると言う選択肢もありますが・・・)
そのラッキー@輝石を突破するため、テラキオンを採用します。
テラキの天敵であるドリュやラティ、ブシンなどは雨パで対処出来る事が多いため、こちらもシナジーに優れていたりします。
構成はテンプレで特に問題無いかと思われます。
水ロトムも対策が必要なポケモンです。
単純に水技の通りが悪いだけでなく、ボルチェンでサイクルを回されるのが非常に厄介ですので、地面タイプ(+物理AT)としてガブリアスを採用します。
砂パに対する強い圧力になる点においても非常に優秀です。
とにかく火力重視の意地っ張りAS@鉢巻、ボルトやサンダー意識の意地っ張りDS@鉢巻あたりが適当かと思われます。
この5匹だと相手からの竜技が一貫してしまいますので、それを打ち消すための鋼枠としてナットレイを採用します。
本来であれば、ボルトやサンダーなどで雨ミラー対策するのですが、
その枠にガモスがいるため、ナットで対処する事にします。
鉄のトゲやステロでカイリューを牽制、耐久水ポケや水ロトムへの役割など、
かなり重要な役割を担う事になりますので、大切に扱って下さい。
雨パスタンは「ニョロトノ、物理龍、特殊龍、格闘、鋼、電気orガモス」が基本構成となりますので、環境を意識しつつ自分なりの雨パを構築してみて下さい。
- 運用
基本は蝶舞積んで抜いていくだけです。
グドラ対策を積みの起点に出来るため、割と積みやすいのが特徴。
グドラでもガモスでも抜けないポケモンには要注意です。
- まとめ
無断リンクをしていますので、問題がありましたらコメントお願いします。
評価やコメントは随時受け付けていますが、返信は不定期になると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
- 更新履歴
7月28日
育成論の内容を大幅に変更