第四世代の頃には別の名前でいましたが、ブランクもあるので心機一転ということで、この名前を使わせてもらいます。
またこの育成論は理想個体値(6V)を前提とします。
今回のコンセプト
闘・ノーマル読みの無償降臨から、味方のサポートに徹底します。また龍を流し、そこから基点にすることも可能です。冷凍ビームをウエポンとし、ジュエルなので小回りと火力を両立。命中も安定なので、霰以外でも使用することを目的とします。
マルチスケイルカイリュー相手にも神速を透かして、基点にできるのはこいつだけの差別化要素になりえるでしょう。
ユキメノコの特徴
現世代といえば龍の使用率の高さが目立ちます。そいつらを牽制できるという点で、とりあえずは比較対象に上がりやすいゲンガーとの差別化を果たします。
また速度もあるので、概ねのポケモンとは差別化できるでしょう。
デメリットといえば、死ぬほどハッサム・ウルガモス・メタグロスを誘います。逆に言えば、選出を読みやすくする分、後続でそいつらは掃除してください。
性格&努力値
役割はサポート。加えて耐久ではなく、速度で立ちまわるタイプなので素早さ上昇補正の臆病で確定。
努力値については、
- 攻撃努力値230でぬかみそさんのサザンドラ(bw/138)を冷凍ビームで確定1(ジュエル込み)
- 素早さ努力値196で最速ガブ抜き
サザンドラを確1にできるくらいなので、ほとんどの龍には文句なく刺さります。
持ち物
・氷のジュエル
前述のとおり、小回りと火力の両立には不可欠です。火力がないとドラゴンを流せないので、こいつの利点が消えてしまいます。
技
・冷凍ビーム
今回のコンセプトにそった確定技。4倍龍はもちろん、サザンドラやオノノクスまで確1まで持ち込みます。龍を一体削れるだけでも相当なアドバンテージです。
ダメージ計算はジュエル込みなので、一発限りです。
H188D12サザンドラ(ぬかみそさん作)
→ダメージ:191〜225 [確定1]
(割合:100〜117.8%)
H252マルチスケイルカイリュー
→ダメージ:183〜216 [マルスケ] [乱数1]
(割合:92.4〜109%)
H52ドリュウズ
ジュエル込み→ダメージ:123〜145 [確定2]
(割合:64〜75.5%)
ジュエルなし→ダメージ:82〜97[低乱数2]
(割合:42.7〜50.5%)
両者込みで確定2
・身代り
流し際に使います。他にも速度を活かして、電磁波などの状態異常技読みで張るのが目的。コンボや後の読みの軽減など、あって損はありません。選択上位。
・威張る
身代りと合わせて、いばみがでも。物理アタッカーにぶつけると、痛手になることもあるので、注意が必要です。
・妖しい光
威張ると選択。安定して相手の行動を封じられるのは、十分なアドバンテージでしょう。
・電磁波
相手から速度を奪います。氷タイプとも互換性が抜群で、流し際に撃つだけで後続サポートになります。一応はゲンガーとの差別化要素ですが、やや希薄な気も。ただ使用する場面には優れます。選択上位。
・道連れ
最速道連れはこいつとゲンガーのアイデンティティ。奈何せん読まれやすく、無償降臨を許すことも。身代りと相性が悪いです。
・挑発
相手のサポートを流して、基点にします。選択上位。
・痛み分け
ウエポンに乏しいので、一貫性の優れたこの技は使いやすいです。身代りとも相性がいい。
・金縛り
みがしばコンボでもお馴染み。相手のウエポンをしばれれば流せます。
・凍える風
安定して相手の速度を下げられます。襷破壊にもなりますが、ジュエルを消費してしまったり、低威力でウエポンとして期待できないです。電磁波の方が使いやすい気も。
・毒毒
相手の受けの機能を停止させます。
技候補はこのくらいでしょうか。
特性
・雪隠れ
通常特性ながら、霰以外だと効果なし。霰下だと身代りとのシナジーが抜群です。
・呪われボディ
未解禁なので、深くは言及せず。ただ今回のコンセプトならば、こちらの方が向いていましたね。
立ち回り
ノーマルや格闘を読んでの無償降臨が理想です。しかしながら格闘タイプはエッジ持ちが多ので、注意してください。
龍族で狙いをつけるならカイリューの神速、サザンドラの気合い玉など。
一応速度を削り、耐久に努力値を振っていますので、サブウエポンくらいなら耐えます。(被ダメ計算は後日掲載)
冷凍ビームがあるので、基点にするのは草・龍・飛行・地面辺りが主になります。
地面タイプが流す対象にあることからもわかるように、電磁波を安定して撒ける点も評価できますね。読みの負担を減らすならば、身代りや痛み分けがそれなりに安定します。
その他、速度もあるので相手のサポートに挑発を撃ちこむのも、基点作りに役立ちます。指数上、ダメージソースに難があるので、上手く相手を流す立ち回りが必要となります。
しかし間違えてはいけないのが、こいつはあくまでもサポートであるということです。襷破壊と麻痺撒きで後発のエースを上手く働かせるのが、パーティ単位での勝ち方でしょう。
最初にも書いたとおり、ハッサム・ウルガモス・メタグロスをよく呼ぶので、バシャーモやゴウカザルが相性がいいでしょう。
被ダメ計算
A252振り無補正ガブリアスのドラゴンダイブ
→ダメージ:114〜135 [確定2]
(割合:77〜91.2%)
A無振り無補正ハッサムのバレットパンチ
→ダメージ:117〜138 [確定2]
(割合:79〜93.2%)
C特化サンダーの10万ボルト
→ダメージ:117〜138 [確定2]
(割合:78.5〜92.6%)
A252振り無補正ビリジオンのリーフブレード(命の珠持ち)
→ダメージ:105〜124 [確定2]
(割合:70.4〜83.2%)
役割を持つ相手が必然的に物理アタッカーになるので、B振りも視野に入れるといいかもしれません。
元が紙耐久で、端数を耐久に振っているだけなので、どちらに振ったからといって確定数はそこまで変わらないです。
このくらいでしょうか。
ダメージ計算にドリュウズを用いたのは、単純に電磁波読みで出てきて、冷凍Bを等倍にするからです。等倍での指標くらいと思っていてください。
ダメージ計算にはポケモンの館様のツールをお借りしました。
修正点・疑問点がありましたらコメントください。
以上で考察を終わります。