前回のモジャンボではたくさんのコメント評価ブクマありがとうございます。
今回はウルガモスです。
評価の際にはコメントを戴けると非常にうれしいです。今後のためにも、ご協力お願い致します。
評価1を入れた方はなぜ評価1を入れたのか、この型に対する所感をコメントしてみてくださいね
本当に考えあってのことならば何かしら言えるはずでしょう
★努力値は、個体値がすべて31であることを前提に設定しています。ケースに応じて調整してください。
★ルールは見せ合い6→3を想定しています。
★この育成論ではHP攻撃防御特攻特防素早さをそれぞれHABCDSと表記しております。
★過去投稿作品
シュバルゴ(bw/95)
サザンドラ(bw/138)
ブルンゲル(bw/431)
ドーブル(bw/467)
テラキオン(bw/543)
ナットレイ(bw/637)
クロバット(bw/711)
ヘラクロス(bw/995)
モジャンボ(bw/1072)
- ウルガモス概要
火力は流石ですが、炎と虫は止まりやすく目覚めるパワーに頼りたくなる場面がちらほら。
暴風やサイコキネシスなども使えますが運用に難しいポケモンです。
- この型のウルガモスについて+ダメージ計算
ウルガモスが耐久調整する理由は起点に出来る相手を増やすためということは周知の事実だよね・・・というのは大きな間違いです。ウルガモスが耐久に振る理由は、繰り出し性能の向上が目的です。
本来の意義は起点に出来る相手を増やすためだが、例えばグロスの地震2耐え調整をしたとして
・地震で半分しか減らない様をみる
・コメットやバレを半減しつつ登場する
となった場合、よほどのことがないかぎり相手は退きます。
特に前者のケースでは耐久調整をしていなければグロスへの後出しが不安定になってしまいます。
起点も何も、登場すらできないのではただの負け筋製造機。
これを防ぐための調整なのだと思います。
勿論相乗的に起点に出来るパターンも増えますけどねw
耐久調整ウルガモスを積みエースにするならば眠るや鬼火を持たせて、踊るよりも上手に負荷をかけていくことが望ましいです。
鬼火はわかりやすく強力で、天敵であるガブ,テラキ,ギャラに絶大な効果を発揮します。
決定力を削げば後続での処理も容易になり、結果的に踊りからの全抜き展開が期待できるのです。
また持ち物としてラムを持てるため麻痺にも強くなります。
眠るは本来起点にし辛いブルンゲル,ウルガモスなど前にして安全に踊ることが出来るようになります。
2,3回も積めば相当仕事をしてくれるでしょう。
眠るのおかげで麻痺にもある程度耐性があり、催眠にも多少強いです。
ただガブ,テラキ,ギャラあたりの天敵には為す術が無いため、構築段階でどっしりと対策を組む必要があります。
何れにせよ、使い方次第ではパーティの穴も埋めてくれる非常に使いやすい型だと言えます。
ではめざ電ウルガモスはどうなのでしょうか。
個人的にはCSぶっぱで活躍する型だと思います。
そもそもめざパは引っ込まなくても苦手な当たりを処理できるように持つものであり、ガモスのような積みエースにとっては積んだ後に止められないようにするものです。
そのため死に出しや置き土産、蜻蛉や明らかに登場が容易な相手への後出しなどのワンチャンから踊ることで効果を発揮します。
ガモスのめざパ自体色々とあるが、やはり重要なのは電気でしょう。
ヒードランやシャンデラに一応等倍となり、上記のようにギャラ,ブルンゲルで止まらなくなります。
特にギャラとブルンゲルに対して圧倒的に強くなるのは非常においしいです。
水や地面ならヒードランやテラキオンを対策出来るが、正直ヒードランがいたら選出しないでいいレベルだとは思います。
ヒードランは珠を持っても耐久振りを一撃で倒すことは難しく、テラキオンは未だタスキの可能性もあるからです。
ウルガモス Lv.50
→ ヒードラン Lv.50
ダメージ: 159〜187
割合: 84.1%〜98.9%
回数: 確定2発
補正: [命玉]
威力: 70
タイプ: みず/特殊
攻撃力: 307+ [ラ]
防御力: 135
最大HP: 189
これはラティの眼鏡波乗り耐えのヒードランです。
H振りだけでも大文字の命中以上の確率で耐えられてしまうことを考えると、現実にそういう型が散見されることから安定はしません。
最近のヒードランは風船持ちも多く、エッジを持たせてガモスの珠めざパを耐えるようにしていることが多い印象を受けます。
話をめざ電に戻しましょう。
めざ電もCSぶっぱに持たせるだけでは、スカーフガブやめざ岩ウルガモスやテラキに簡単に止められてしまいます。
そこで道具と技を工夫しましょう。
これをみて下さい。
ウルガモス Lv.50
→ テラキオン Lv.50
ダメージ: 162〜192
割合: 97.5%〜115.6%
回数: 乱数1発 (87.5%)
補正: (ダメージ補正なし)
技: オーバーヒート
威力: 210 [ジュ]
タイプ: ほのお*/特殊
攻撃力: 306+ [ラ]
防御力: 111
最大HP: 166
天候: (ふつう)
相性: ×0.5
補正有特化ウルガモスの1舞ジュエルオバヒで4振りテラキが高乱数1なのです!
どうせ止まりやすいのだからとオバヒで割り切って負荷を与えることの強さを物語っていますね。
つまり、めざ電ウルガモスは炎のジュエルとオーバーヒートを持つことで、後出しではヒードラン以外に止められづらくなるのです!
一応ガブリアスでも止まってしまいますが、
ウルガモス Lv.50
→ ガブリアス Lv.50
ダメージ: 99〜117
割合: 49.2%〜58.2%
回数: 乱数2発 (96.5%)
技: むしのさざめき
威力: 90
タイプ: むし*/特殊
攻撃力: 204+
防御力: 106
最大HP: 201
と素のさざめきでも201ガブをほぼ2発で落とせるため、見せ合いでガブリアスがいればこれを2回繰り返せばいいわけです。
ナンスで捕まえてしまうのも有効ですね。
ちなみにめざ電の方にもC特化にする理由はあります。
以下にギャラ,スイクン,ブルンゲルへのダメージ計算を載せておきます。
ウルガモス Lv.50
→ ギャラドス Lv.50
ダメージ: 180〜216
割合: 89.1%〜106.9%
回数: 乱数1発 (37.5%)
威力: 70
タイプ: でんき/特殊
攻撃力: 204+
防御力: 120
最大HP: 202
ウルガモス Lv.50
→ スイクン Lv.50
ダメージ: 120〜142
割合: 57.9%〜68.5%
回数: 確定2発
威力: 70
タイプ: でんき/特殊
攻撃力: 306+ [ラ]
防御力: 136
最大HP: 207
ウルガモス Lv.50
→ スイクン Lv.50
ダメージ: 115〜136
割合: 55.5%〜65.7%
回数: 確定2発
技: むしのさざめき
威力: 90
タイプ: むし*/特殊
攻撃力: 306+ [ラ]
防御力: 136
最大HP: 207
ウルガモス Lv.50
→ ブルンゲル Lv.50
ダメージ: 86〜102
割合: 41.5%〜49.2%
回数: 確定3発
威力: 70
タイプ: でんき/特殊
攻撃力: 204+
防御力: 126
最大HP: 207
ウルガモス Lv.50
→ ブルンゲル Lv.50
ダメージ: 128〜152
割合: 61.8%〜73.4%
回数: 確定2発
威力: 70
タイプ: でんき/特殊
攻撃力: 306+ [ラ]
防御力: 126
最大HP: 207
ウルガモス Lv.50
→ ブルンゲル Lv.50
ダメージ: 144〜169
割合: 69.5%〜81.6%
回数: 確定2発
技: オーバーヒート
威力: 210 [ジュ]
タイプ: ほのお*/特殊
攻撃力: 306+ [ラ]
防御力: 126
最大HP: 207
まず舞わずともH振りギャラが低乱数1発、舞えば確定1発。
ソクノでなければ大抵交代読み舞から落とせるのであまり重要ではありません。
重要なのはスイクンとブルンゲルへのダメ−ジ。
まずH207-D136スイクンは1舞めざ電気orさざめきで残飯×2込みを確定2発。
守るを加味しないのであれば、H207-D149まで残飯込みを確定2発です。
オボンなら中〜低乱数程度になってしまいますが、舞ってしまえば耐久無振りでもマンダ確定1発程度のスイクンの波乗りは超高乱数2耐えのためそこまで問題はありません。
水枠がスイクンの相手なら、虫に弱い相手を起点にすれば、変に居座られてもさざめきが安定します。
そのためランクルスやラティへの死に出しから安全に舞うことが出来るのです。
そして一番重要なのはブルンゲル。
Cに特化することで、めざ電+舞めざ電でオボンを発動させずにブルンゲルを倒すことが出来ます。
相手にブルンゲルをみたら交代読みのめざ電が非常に有効です。
こちらは舞えば4振り波乗りを余裕で2耐え(天候ダメージ×2込みでも高乱数2耐え)するので安全に起点にすることが出来るということですね。
呪われボディは発動しないように祈りましょうw
理想のパターンは
1ターン目
こちら:めざ電 相手:ブルンに交代
2ターン目
こちら:蝶の舞 相手:挑発or波乗り
3ターン目
こちら:めざ電 相手:瀕死
ポイントは先に蝶の舞を使わないこと。
もし1発目に呪われボディが発動しても、ノーダメで退くことが出来るからです。
先に蝶の舞を使うと必ず1回相手にターンを許すことになってしまいます。
しかしこれはあくまで理想。
交代読みのめざパほど怖いものはありませんw
先述の通り、ブルンゲルの波乗りは余裕で2耐えするため安全に初手蝶舞が良いと思います。
対面から舞うことも選択肢として考えましょう。
最悪、呪われてしまってもジュエルオーバーヒートで落とすことが出来ますw
- 性格、努力値
性格はひかえめです。
力こそパワー、というわけで攻撃面に特化させます。
努力値は
4-0-0-248-4-252
という振り方をします。
(個体値は 31-(4n+3)-31-30-31-31 を想定)
ステータス実数値では
161-*-85-204-126-152
が理想です。
最低でもギャラドスは抜いておきたいので、そこまで振るならとS全振り。
調整サザンドラやオノノクスも抜くことが出来ます。
ちなみに物理耐久はA205メタグロスのコメットパンチを超高乱数2耐え程度。
- 技
・確定技
むしのさざめき
ランクルスやバンギラスやラティオスに刺さります。
またガブリアスに等倍を取ることが出来る貴重な技。
オーバーヒート
ジュエルを持つことで素晴らしい威力になります。
単純にラティオスの眼鏡流星群よりもダメージが出るので、そのまま使っても強いです。
めざめるパワー電気
ギャラドスとブルンゲルへ。
ギャラとテラキで止まらない!というコンセプトなので必須。
威力は、抜群めざ電気≒等倍さざめき ということを覚えておきましょう。
ちょうのまい
言わずもがな。
上がる能力値がおかしいです。
何を思って作られた技なのでしょうかw
- 持ち物
ほのおのジュエル
テラキオンも倒せるようになる素敵アイテム。
眼鏡流星群ぶっぱの感覚で使っても非常に強いです。
状態異状には注意ですが、オバヒを使うのでそこまで怖くはありません。
- パーティ構成
正直CSぶっぱは動きが難しいですが、ここまで割り切ると1周回って勝手に動いてくれる印象ですねw
ソーナンスやら置き土産エルフーンダグトリオあたりと組ませればかなり仕事をしやすくなります。
C1ランクDOWNの状態で虫弱点のポケモンが意気揚々と出てきたら、引っ込んでもいいしさざめきで削って退場してもいいです。
後続の火力で処理できるまで削るか、後続に削ってもらって素のさざめきなどで落とすか。
何れにせよ本当に割り切って運用すると化ける型ですw
レーティングで相手に泡吹かせたいなら蝶舞ジュエルオバヒ(キリッ
是非色々試してみてくださいね。
★それでは長々とお付き合い頂きありがとうございました。
★ご意見、ご感想はコメントまでよろしくお願いいたします。