前回、デスカーンの育成論を作ってみましたが、私の力不足でいまひとつの出来になってしまいました。申し訳ございませんでした。
そして今回も、AA(アスキーアート)による育成論です。
初心者にも分かりやすく、というコンセプトで行っておりますので何卒ご了承くださいまし。
主なキャラクター
・(*´∀`) モナー 駆け出しポケモントレーナー。一応努力値などは把握済み。
・(*゚Д゚) ギコ教授 モナーにポケモンを教えることになる。
今回はこの2人での解説となります。
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ヽ(;´Д`)ノ 「教授ーーーーーッ!」
(#゚Д゚) 「廊下は走るな!・・・で、どうした」
ヽ(;´Д`)ノ 「プテラの育成に励んでいるモナけど・・・技構成や努力値が分からないモナーーーー!!教えてモナ!」
(;-д-) 「・・・そんなの人に聞くものじゃないぜ」
(*゚Д゚) 「ポケモンってのは個性だ。それは自分自身で考えて、そして結局決めるのはおまえ自身だ。モナー。」
(;´Д`) 「じ、じゃあせめてヒントを・・・」
(;-д-) 「世話の焼ける奴だ・・・で、なんでプテラなんだ?第五世代にアーケオスや、同速にサンダースというライバルポケモンがいるのによ」
(;´∀`) 「友達がみんなアーケオスを使うモナから、ちょっと悔しくなってプテラを作ってギャフンと言わせたくなったモナ」
(*゚Д゚) 「ほう・・・面白い、だったら協力してやろう」
(*´∀`) 「本当モナ!?流石教授モナ!!」
(*゚Д゚) 「じゃあまずは具体的な差別化からだ。・・・夢特性プテラは持っているか?」
アーケオスとの差別化
アーケオスには攻撃力140という驚異的な火力、素早さ110というスピードがあります。
さらに、タイプ一致ジュエルアクロバットによる、飛行タイプ最高級の火力を見出すことが出来るポケモンです。
さらにタイプ一致ストーンエッジ、先生技の電光石火、地震、特攻110からのきあいだま、大地の力、めざパ氷、炎、
そしてタマゴ技では諸刃の頭突きや龍の波動すら覚えます。
ですが、そんなアーケオスの最大の弱点は、特性よわきです。
よわき とは、HPが半分以下になった場合、攻撃と特攻が2段階下がる、という物。
なので専制技や自分より速いポケモンに弱いポケモンです。
そして、プテラですが、夢特性※きんちょうかん(後述)によって、戦略が更に豊かになりました。
プテラといえば素早さ種族値130で、サンダースやクロバットに続く俊足の持ち主です。
第五世代で新たに登場したポケモンのほとんどが、素早さ種族値125より下なので、簡単に追い抜いてしまいます。
追い抜く利点としましては、挑発や攻撃が先制して攻撃が撃てる所でしょう。これが最大の長所です
そしてプテラはアーケオスには覚えない技、大文字を覚えます。
これはアーケオスで狩れないエアームド等の牽制に繋がります。
※夢特性とは・・・ポケモンドリームワールドで出会えるポケモンが持っている特殊な特性
(*゚Д゚) 「・・・つまり、だ。アーケオスよりもある意味撃たれ強く、特性がきんちょうかんだという事、大文字を覚え、素早さが130という所が差別化するポイントだな。」
(*゚Д゚) 「アーケオスと違ってきあいのタスキを持たせられるのも一つのポイントだ。」
(*´∀`) 「ほうほう・・・で、きんちょうかんって何モナ?」
(*゚Д゚) 「特性、きんちょうかんとはだな。相手のポケモンがきのみを食べることが出来なくなってしまう特性だ。」
ヽ(*´∀`)ノ 「おおおお!それはつまり、カゴの実やオボンの実みたいな回復、補助系のきのみを食べれなくしちゃう特性モナか!・・・地味モナね。」
(*゚Д゚) 「カゴ、オボン、ラムだけじゃないぞ、弱点半減のきのみなんかもそうだ。ヤチェやオッカだな。さらに、まだ解禁(2011年2月8日)されてないが能力を上げるきのみなんかもそうだ。例えばチイラだ。これは地味だが強力な特性だ。」
(*´∀`) 「きのみが食べれない・・・どれぐらい強力なのかイマイチ分からないモナ」
(*゚Д゚) 「ふっふっふ・・・どれぐらい強力か教えてやるぜゴルァ!」
恐怖!きんちょうかん!
きんちょうかんとは上記されておりますが、相手のきのみを使えなくするという物です。
主にこのプテラのコンセプトは、弱点をいかにして突くかです。
アーケオスほどの火力が出せないこのプテラ。ではどうやって火力を出すか?それはやはり弱点を的確に突くという事が最大のポイントです。
なので弱点半減のきのみ持ちの4倍ポケモン、主にボーマンダやガブリアス、ハッサム等が狙い目です。
その為には大文字、氷の牙などが非常に有効です。
弱点を突ける範囲を広げておく、それがきんちょうかんプテラの運用には欠かせません。
また、オボンやラムの実を無効化することが出来るので、安心してダメージを与えたり、どくどくなどの状態異常にすることが出来ます。
(*´∀`) 「・・・つまり、確実に弱点を突いて、確実にダメージを与えられるモナね!」
(*゚Д゚) 「そうだ。そこで、これを最大限まで利用するのであれば技のレパートリーはよく考えたほうがいい。」
(*゚Д゚) 「そこで、こいつは両刀にしてみても面白いかと思う。」
(;´Д`) 「両刀・・・?聞いたことはあるモナけど、思い出せないモナ・・・」
(*゚Д゚) 「両刀とは、攻撃と特攻、両方使えるポケモンのことだ。」
(;-Д-) 「若干特攻の種族値が微妙だが、まあ、大丈夫だろう。ちなみに努力値の振りは攻撃148、特攻132、素早さ228がお勧めだ。ちなみに特攻の132は、H252D4ハッサムを確定でだいもんじで落とす調整で、攻撃の148はH120のシャンデラを落とせる数値だ。」
(;´Д`) 「どうして最速じゃないモナ?」
(*゚Д゚) 「125族、マニューラとオオスバメ抜き調整だ。サンダースはまともに相手をしたら負ける。クロバットは後攻でもストーンエッジで確定で1発だからな。だからあえて素早さを若干削って特殊と攻撃に振って範囲をハッキリと決めてみた。だから確実に狩れるポケモンだけを上げて技構成を決める必要がある」
(*´∀`) 「分かったモナ。次は技モナね・・・候補を上げてみるモナ!」
お勧め技
ダメージ計算アリ(個体値6V計算)。優先度が高い物毎に数字で評価します。最大5、最小1
※B=防御 D=特殊防御 H=体力
ストーンエッジ 優先度・・・確定
タイプ一致のメインウェポン。これは確定です。
H196シャンデラ・・・93.7〜110.6% 乱数1
H4アーケオス・・・127.8〜150.9% 確定1
H4ボーマンダ(威嚇込み)・・・53.9〜63.8%確定2
H252カイリュー(マルチスケイル有)・・・36.8〜43.9%
(マルチスケイル無)・・・73.2〜86.3%
物理特化サンダー・・・56.8〜67% 確定2
H4オノノクス・・・48.6〜57.8% 乱数2(高)
H4サザンドラ・・・44〜52.3% 乱数2(低)
無振りマニューラ・・・133.1〜157.2%確定1
だいもんじ 優先度・・・5
この型にピッタリと言える特殊技の強力なサブウェポン。撃つ相手によっては炎の牙よりも圧倒的に強いです。
特殊特化ナットレイ・・・54.1〜64% 確定2
H252ハッサム・・・101.6〜119.7% 確定1
H252D4エアームド・・・56.9〜67.4% 確定2
H252D4シュバルゴ・・・80.2〜94.9% 確定2
H252D100メタグロス(2号機様のメタグロスbw/344・・・39〜45.9%確定3
こおりのキバ 優先度・・・3
ほぼ地面やガブリアスピンポイントの牽制技です。ちなみに抜群エッジ>4倍氷の牙です。同じように等倍エッジ>抜群氷の牙なので、注意。
H4ガブリアス・・・67.9〜80.4% 確定2
H4ダグトリオ・・・91.8〜108.1% 乱数1
H252B4グライオン・・・56〜65.9% 確定2
H4フライゴン・・・93.5〜110.2% 乱数1
つばめがえし 優先度・・・3
これまた草ピンポイントです。威力不足のため優先度は3ですが、やはり刺さる相手には刺さります。
H252キノガッサ・・・122.1〜143.7% 確定1
H252ビリジオン・・・110.6〜130.3% 確定1
H252ヘラクロス・・・114.4〜134.7% 確定1
H252ハハコモリ・・・112〜131.8% 確定1
4倍を取れる相手は特化していなければほぼ確実に落とせます。
H4ドレディア・・・73.2〜86.3% 確定2
H252ローブシン・・・41.9〜49.5% 確定3
H4コジョンド・・・87.9〜104.2% 乱数1(低)
H4ジュカイン・・・80.1〜94.5 確定2
じしん 優先度・・・4
有名なサブウェポン。その有名さ故に、対策が厳戒なため優先度は4。
主にシュカ持ちの鋼、岩、電気に。
※氷の牙よりも沢山の範囲、そして火力がありますので此方もかなり採用できると思います!
物理特化サンダー(羽休め状態時)37.5〜44.6% 確定3
H252メタグロス・・・39.5〜47% 確定3
H252ボスゴドラ・・・63.2〜74.5% 確定2
H4サンダース・・・97.1〜114.8% 乱数1(高)
H252ヒードラン・・・88.8〜105% 乱数1(若干低)
H252ジバコイル・・・:92〜99.4% 確定2
かみくだく 優先度・・・2
そこそこの範囲のサブウェポン。
抜群でエッジより僅かに強く、命中が安定してるだけなので、そこまで需要は無いです。
H4ラティオス・・・56.4〜66.6% 確定2
H4ゲンガー・・・80.8〜95.5% 確定2
物理特化デスカーン・・・25.4〜30.3% 確定4
物理特化ブルンゲル・・・31.8〜37.6% 乱数3(高)
ドラゴンクロー 優先度・・・3
ドラゴンピンポイントですが、氷の牙よりも多くのドラゴンをターゲットに動けます。また、ハバンの実持ちにも利きますね。
H4サザンドラ・・・48.2〜57.1% 乱数2(高)
H4オノノクス・・・53.2〜63.1% 確定2
H4キングドラ・・・51.6〜60.9% 確定2
H4ガブリアス・・・42.3〜50% 乱数2(超低確率)
ほのおのキバ 優先度・・・1
プテラ唯一の打撃炎技ですが・・・これを選択してしまった場合、ナットレイの棘のダメージを受けたり、ハッサム等を確定で落とせなくなるのでNGです。
どくどく 優先度・・・3
呼ぶ物理受けに。ラムの実を発動させない、というのも大きな利点ですし、素早く撃てる、というのも利点です。
ですが、ブルンゲルなどはタイマンで戦っても負けるので撃った後は居座らず逃げましょう^^;
ちょうはつ 優先度・・・4
こちらも呼ぶ物理受けや特殊受けに。また、かなり先制で撃てるのも利点。
こちらはブルンゲル、デスカーン、エルフーンを相手にする場合、非常に有効です。
(;´Д`) 「ぜぇ・・・ぜぇ・・・こんなもんかモナッ!」
(*゚Д゚) 「おう、ほぼ完璧だ。ダメージ計算は俺がしておいた。」
(;´Д`) 「ありがとモナ・・・でも、やっぱり火力が乏しいモナ・・・」
(*゚Д゚) 「そうか?」
(#´Д`) 「だって確定1のポケモンが少なすぎる気がするモナ!これじゃあ反撃を受けてすぐに乙モナ!」
(;-Д-) 「その為のタスキだろ・・・」
(;´Д`) 「どういう事モナ?」
(*゚Д゚) 「いいか、まずは確認だ。こいつの素早さは素早さ種族値125族抜き調整だ。つまり先制技かこだわりスカーフでもない限り殆どのポケモンはこいつを抜くことは出来ない。」
(;´Д`) 「そうモナね・・・抜けるとしたら130族から上のみモナ・・・」
(*゚Д゚) 「そう。だからあえて1撃は耐えるようにして、狩れる範囲を広くした。つまり、先制技を持たない、こいつの何らかの技で確定2発の奴は、確実に狩ることが出来る。」
(;´Д`) 「本当に確実に・・・モナか?ハバンやヤチェの実持ちの龍だって・・・」
(#-Д-) 「アホか!きのみは使えないんだよ!だからオボンも怖くないんだよ!」
(;´Д`) 「そうだったモナ・・・でも、先に一撃を受けていたらどうするモナ?後だしの時にダメージを受けたりした場合は・・・どうするモナ?」
(*゚Д゚) 「こいつはうまく無償光臨させるしかないな。先出しするか、地面を読むか、死に出しでもするしかない。」
(;´∀`) 「ガブリアスとかに出しやすそうモナね・・・うまく地面を誘うポケモンがほしいモナね。」
(*゚Д゚) 「そうだな・・・」
(*゚Д゚) 「お、そうだった。ちなみに、130族から上を相手にする場合の話だけどよ、アギルダーとテッカニンはH4の場合どちらもつばめがえしで確定1、マルマインはH4で地震で乱数1(90.3〜106.6%)、サンダースは上記してあるが地震で高乱数1、クロバットはエッジで言うまでも無く確定1だ。但し、こいつらはあくまで狙う対象じゃないことを忘れるな。」
(*´∀`) 「わかったモナ。」
(*´∀`) 「そういえば命の珠はアイテム候補に入らないモナか?」
(;゚Д゚) 「珠でもいいんだがな・・・bw/809(momo様の育成論。) この人の育成論と若干カブってしまう・・・という主の配慮からあえて球については深く記載しないそうだ。」
(;´∀`) 「そ、そうモナか・・・でも、球もアリモナよね!?」
(;゚Д゚) 「アリと言えばアリなのだが・・・珠でダメージを乗せされても確定2圏内のポケモンに返り討ちを受けてしまう、という欠点がある。だが利点としては、珠のお陰で確定1の技が増える。それによって球のダメージだけで敵を突破出来てしまうという事だな。」
(;´∀`) (それって、凄いことじゃ・・・)
(;´∀`)「ま、まあ、気分が向いたら使ってみるモナ。」
まとめ〜長所と短所etc
・素早さは125族抜き調整。
・先手で出すのをお勧めします。また、出すタイミングとしましてはサブウェポンに多い炎技、地面技読みで。
・ほとんどのポケモンを確定2〜確定1。炎ポケモンに対しては無理やりにでも出してみてもいいです。
・岩、地面、氷、炎などと、弱点を突きやすい技が揃っているため、それなりに動けます。
・先制技持ちには注意。耐久の無いプテラは1撃でも致命傷になる可能性があります。
ですので先制技持ちが来た場合は逃げることをお勧めします。
・相手のきのみを無効化します。相手によりますが攻撃が外れさえしなければ、ほぼ確実に倒せます。
・連続技持ちには無理です。逃げましょう。
- もちもの
きあいのタスキ
お勧めです。むしろこれがあったほうが安定します。
いのちのたま
一応追加しておきます。両刀にはピッタリのアイテムですが、やはり打たれ強い龍やタスキ持ちなどには多少辛いものがあります。反撃を覚悟の上で。
(*゚Д゚) 「んじゃ、早速厳選作業にかかろうか。メスのプテラは持っているか?」
(*´∀`)ノ日 「もってるモナ。DSの画面を見るモナ。」
(;-Д-) 「・・・」
(*´∀`) 「どうかしたモナ?」
(;-Д-) 「・・・お前、それ何処で捕まえた・・・?」
(*´∀`) 「何処って・・・ダイヤモンドから連れて来たモナよ。じゃあ早速タマゴを産ませて・・・」
(;-Д-) 「・・・そうか、まだ説明していなかったな、モナー。夢特性ってのは、メスの親が夢特性じゃねーと、遺伝しねえんだよ。」
(*´∀`) 「・・・」
ヽ(;´Д`)ノ 「なんですとおおおおおおおぉぉぉぉ!?」
(;-Д-) 「初心者にありがちなミスだな・・・夢特性はポケモンドリームワールドでゲットしたポケモンしか覚えていない特殊な特性だからな・・・つまり、」
(;´Д`) 「・・・ポケモンドリームワールドのプテラを探さないといけない・・・モナか」
(*゚Д゚) 「そうだ、しかもタマゴを産ませる場合はメスからしか遺伝しない。これからは気をつけろよ・・・」
※これは私の友達の嘘のような実話です。皆さんも注意しましょうね。
追記2月11日・・・
(*゚Д゚)(ふぅ・・・モナーは帰っちまったみたいだな・・・)
(*-д-)(・・・そういえば、グローバルトレードステーション、通称GTSで夢特性のポケモンが見つかることがあるらしいが・・・)
(;゚Д゚)「ま、いっか。モナーだし。」
※グローバルトレードステーションでたまに夢特性プテラが手に入ることがあります。探してみてください。
〜最後にギコが一言
m9(゚Д゚) プテラといえば素早さ130族で攻撃力がそこそこ高いポケモンだが、特殊攻撃力をベースにしても十分戦える。
そして何よりきんちょうかんという特性だ。さらに技のレパートリーも豊富だ。岩、炎、氷技があれば、ほとんどのメジャーポケモンを潰せる!
ただし、先制技と連続技には注意だ。
それでは、この辺で講座を終わる。
この育成論を最後まで読んでくれた全てのユーザーに感謝する!
追記、何かご要望、改善点などございましたら、コメントでご指摘いただけたら幸いです。