今回投稿させていただきます、むすたんぐです。
今回はモンジャラについて考察していきます。
- 始めに...
Lv50フラット、シングル63を想定
個体値は全て理想値
HABCDSなどの略称を使用します
ダメージ計算はトレーナー天国様のダメージ計算機を使用
- 進化の輝石について
※あくまでも自論であり、一般論ではございません。
進化の輝石の登場により、進化前のポケモンをPTに採用できるかもしれないチャンスが与えられました。
ここで重要なのは下線部の記述です。
PTに採用できるかもしれないチャンスが与えられただけで、必ずしもPTに採用できる訳ではありません(個人的に採用する場合は除く)。
その理由は非常に単純です。
1.進化前@輝石の耐久力 ≒ 進化後@残飯の耐久力である
2.火力と素早さは進化後の方が上である
この2つの条件にほとんどの進化前のポケモンが該当してしまうため、わざわざ進化前のポケモンをPTに採用する価値が無いからです。
つまり、上で挙げた2つの条件を否定できれば、PTに採用できるのです。
-1.進化前@輝石の耐久力 >> 進化後@残飯の耐久力である
-2.火力、または素早さが進化後よりも上である
この2つの(否定で得られた)条件のどちらか一方でも該当すれば、進化前のポケモンをPTに採用する価値(≒輝石を持たせる価値)があると言うことです。
-1はラッキーやポリゴン2、サマヨールが有名ですね。
-2はストライクやレアコイル、モンジャラなどが該当します。
- 概要
モンジャラに輝石を持たせる事で高い物理耐久を少ない努力値で確保して、モジャンボよりも高いSを活かすことを目的とした型です。
物理受け、補助技による後続のサポート役として動かしていくことになります。
- 構成
特性:再生力
性格:図太い
個体値:31-×-31-30-31-30
努力値:244-0-36-0-36-192
実数値:171-×-154(231)-120-65(97)-104
持ち物:進化の輝石
技構成:ギガドレ/宿木の種/眠り粉or痺れ粉/めざ炎
・耐久のライン
ガブリアス(A182)の逆鱗の被ダメ ≒ 再生力による回復量
(※実際は逆鱗の被ダメの方が若干大きいです)
バシャーモ@珠(A172)のフレドラを確定1耐え
キングドラ@眼鏡(C161)のドロポン(雨)を確定1耐え
水ロトム@眼鏡(C143)のドロポンを高乱2耐え
・火力のライン
特に調整していません。
・素早さのライン
準速50族+2
モジャンボとの差別化を明確にするため、素早さは準速50族+2まで確保。
ここまで確保しておけば、大体の中低速ポケから先制を取ることができます。
ほぼHSベースですが、クレセ並みの物理耐久を有しています。
技構成はギガドレ/宿木の種までは確定。
この2つの技と再生力で「残飯が使えない」と言う輝石ポケの欠点を補います。
ラティやサザンなどの強力なATを呼び込むため、それらに一貫して刺さる眠り粉か痺れ粉の採用はほぼ必須。
命中に若干難ありですが、ガブやドリュに麻痺を入れられる点も評価できます。
残りの一枠はハッサムやナットに刺さるめざ炎が最有力候補です。
BW2で光合成と痛みわけを習得しましたが、モンジャラ自体の居座り能力がそこまで高くないこと(高いのは相手を流す能力)を考慮すると、被役割対象を意識した状態異常技やめざ炎を採用した方が明らかに有意であると思われます。
- ダメージ計算
・ギガドレ
ガブリアス(H184-D105) 26.6%〜31.5%
スイクン(H207-D135) 37.6%〜44.4%
テラキオン(H167-D110) 57.4%〜68.2%
バンギラス(H207-D152) 23.1%〜27%
ブルンゲル(H207-D126) 40.5%〜47.3%
ヤドラン(H202-D101) 50.4%〜60.3%
ローブシン(H181-D86) 33.1%〜39.7%
・めざ炎
ドリュウズ(H186-D85) 40.8%〜48.3%
ナットレイ(H181-D136) 53%〜64%
ナットレイ(H181-D184) 39.7%〜48.6%
ハッサム(H175-D100) 73.1%〜86.8%
ハッサム(H175-D143) 50.2%〜61.7%
メタグロス(H187-D125) 27.8%〜33.1%
メタグロス(H187-D135) 25.6%〜31%
・耐久
オノノクス(A218)の逆鱗 37.4%〜44.4%
カイリュー@鉢巻(A186)の逆鱗 47.9%〜56.7%
ガブリアス(A182)の逆鱗 31.5%〜37.4%
テラキオン@ジュエル(A181)のエッジ(剣舞) 77.7%〜91.8%
ドリュウズ@珠(A187)の岩雪崩(剣舞) 35%〜41.5%
ドリュウズ@珠(A187)のシザクロ 38%〜45.6%
ハッサム@鉢巻(A200)の蜻蛉 60.8%〜73.6%
ハッサム@鉢巻(A200)のバレパン(テク) 26.3%〜31.5%
バシャーモ@珠(A172)のフレドラ 77.7%〜92.9%
パルシェン(A147)の氷柱針(殻破) 22.2%〜28% ×5発
ヒヒダルマ(A192)のフレドラ(力ずく) 87.7%〜102.9%
メタグロス@鉢巻(A187)のコメパン 40.3%〜47.9%
ローブシン(A211)のドレパン(根性) 33.9%〜40.9%
ローブシン(A211)の空元気(根性) 42.6%〜50.2%
ガブリアス(C90)の大文字 49.1%〜58.4%
スイクン(C110)の冷凍B 47.9%〜57.3%
キングドラ@眼鏡(C161)のドロポン(雨) 73.6%〜87.1%
水ロトム@眼鏡(C143)のドロポン 43.8%〜51.4%
ヤドラン(C121)の冷凍B 52.6%〜63.1%
- 運用
役割対象に繰り出していき、繰り出す度に状態異常技をばら撒くことで相手のPTの機能を徐々に奪い、主導権を確保していきます。
状態異常技はドリュやテラキなどの役割対象、ラティやサザンなどの被役割対象の両方に一貫して刺さるため、思考停止で撃っていけるのが利点。
状態異常技のばら撒きがある程度完了したら、あとはガブやカイリューなどのエースで抜いていくのが無難かと思われます。
ここで重要なのは、サイクル戦を強く意識した運用であると言うことです。
サイクルが回らなければ、モンジャラを繰り出すことができませんし、繰り出すことができなければ状態異常技をばら撒くこともできません。
つまり、モンジャラ単体ではほとんど機能してくれませんので、後続との相性補完や連携を重視した構築を組む必要があります。
ガブリアス@残飯
Dチョップ/地震/みがわり/剣舞
バンギラス@オボン
岩雪崩/追い討ち/ステロ/電磁波
モンジャラ@輝石
ギガドレ/宿木/痺れ粉/めざ炎
ヤドラン@ゴツメ
サイキネ/波乗り/冷凍B/電磁波
電磁波砂パと受けループを組み合わせた構築のサンプルです。
サイクルを回しながら麻痺を撒いていき、最後は砂ガブで抜いていきます。
残りの2匹はガブやガモス、ボルト対策などで埋めましょう。
- 最後に...
無断リンクをしていますので、問題がありましたらコメントお願いします。
評価やコメントの方は随時受け付けていますが、返信は不定期になると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
- 更新履歴
8月15日
育成論の内容を大幅に変更