ポケモンパーティ構築(シングル)

S13マスボ到達 2TOP積みエース構築

2020/12/13 02:32 / 更新:2020/12/20 12:51

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投稿者:ポケおっち(@pokeocchi)

剣盾 / シングル / シーズン13

レンタルチーム有

初投稿です。よろしくお願いします。

8世代の絶対的エース、エースバーンエースバーンドラパルトドラパルトに加え、冠の雪原にて実装された強力なポケモン達(準伝・600族)がひしめく中、 どうにかできるだけ多くの一般ポケモンに活路を見いだせないか……

そんな思いで望んだシーズン。なかなかいい所までいけたので、紹介したいと思います。

*追記: シーズン13(以下、S13)でも使用中です。S12時との変更点については、随時、各ポケモンの概要 「追記」の項目に更新しております。

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使用ポケモン

おんみょーんポケモン。

  • 基本運用
  1. 先発 or 死に出し(クッション) or ノーマル・超・闘 技読みで後出し
  2. 相手の攻撃を1発耐える。
  3. トリックで まんぷくのおこう を押しつける。
  4. 行動回数に余裕があれば、ポルターガイストやおにびをうつ。
  5. 頃合いを見て、置き土産で退場。

御三家最強格。

  • 言わずと知れた高速高火力ポケモン。ダイバーン・ダイナックル・ダイサンダーで火力を底上げでき、ダイマックスとの相性がバツグン。(地味に、ダイサンダーで眠りも回避できたり。)
  • 切り返し性能(注: 相手の有利な展開において、形勢を逆転させる能力のこと。タスキカウンター、がんじょうイバンの実、化けの皮をもつミミッキュミミッキュなどが有名。)を重視し、まもる&弱点保険を搭載。 これにより、非ダイマックス時でも仕事をこなせる。
  • 水・飛 を意識してかみなりパンチを搭載。主にカプ・レヒレカプ・レヒレ トルネロス(化身)トルネロス(化身) ミロカロスミロカロス ファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル) ドヒドイデドヒドイデ などへの打点。
  • ポリゴン2ポリゴン2も役割対象なので、ダウンロード対策でDに4振り。
  • 基本運用
  1. 死に出し
  2. まもるで抜群ダイマックス技も1/4に抑え、弱点保険発動。素早さも1段階上昇。インファイトの防御特防ダウンに注意。
  3. 2体以上持っていけそうなら、ダイマックス。
  • 追記

最近の使用感では、エースとしての運用をするケースが多い印象です。

フォルムと鳴き声がかわいい。

  • 龍・飛・電・地 対策。フィニッシャー。相手のダメージ次第では、こおりのつぶてのみで縛れる可能性もあり、対戦に余裕が生まれる。
  • ミミッキュミミッキュ処理を少しでも楽にしたければ、つららばり。怯みとダメージ安定志向なら、つららおとしです。
  • 特性あついしぼうはあまりにも有名で、上位では炎技をうってくるケースが少ない。これを逆手に取り、どんかんにすることでボーマンダボーマンダランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ガオガエンガオガエン威嚇を無効化。 ただし、対エースバーンエースバーンリザードンリザードン に少し弱くなるのに注意。
  • がんせきふうじは、リザードンリザードンファイヤーファイヤーウルガモスウルガモス対策の名残。今では数が少ないので、こらえるや格闘技やステルスロックでもよいかも。要検討。
  • 基本運用
  1. 先発 or 死に出し or 電 技読み後出し。
  2. ダイマックスして手に負えなくなったカイリューカイリューボーマンダボーマンダガブリアスガブリアスウツロイドウツロイドランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)アーゴヨンアーゴヨンヒードランヒードラン などの攻撃を無理やりタスキで耐える。(相手のステロに注意)
  3. メイン技+こおりのつぶて で上記のポケモンを処理。
  • 追記
  1. S13現在、サンダーサンダーの増加でますますマンムーマンムーの縛り性能が重要になってきます。ダイマックスをからし、確実に こおりのつぶて圏内にいれられるよう、「がんせきふうじ」を「こらえる」に変更しました。(レベル技です)
  2. 努力値を見直しました。

前 H12 A252 B116 C0 D4 S124
後 H0 A252 B20 C0 D0 S236
重要な役割対象であるヒードランヒードランに抜かれる致命的な考察不足を発見。準速ヒードランヒードラン、準速メタグロスメタグロス、最速60族(ガオガエンガオガエンアシレーヌアシレーヌなど) を抜くことができるようになります。

レアコイルのままにはしません。

  • パーティ全体で重めなフェアリータイプの受け。
  • 対面操作のプロフェッショナル。高い耐久を活かし、ボルトチェンジによる有利対面作り、電磁波によるS操作・妨害・居座り防止、特性がんじょう&こらえる&イバンの実発動による安定した行動回数の確保など、ほとんど隙がない。
  • 居座り前提なら、電磁波ではなく10万ボルトにしてもよい。バシャーモバシャーモがかみなりパンチを覚えていたり、他のポケモンで突破できるケースが多いので、ここでは電磁波を採用。
  • 無振り60族やバンギラスバンギラスに先行ボルチェンしたいので、Sに12ふって抜けるように調整。
  • ミカルゲミカルゲが活躍しにくい相手の場合、かわりに重宝する。ミカルゲミカルゲに比べて、後述のギャラドスギャラドスファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)との相性補完が優れている。
  • 基本運用
  1. 受け出し or 死に出し
  2. 体力のあるうちは、電磁波やボルトチェンジなどで相手を撹乱
  3. 残りわずかな体力・一撃で倒される場合、こらえるを選択。
  4. イバンの実発動。運が良ければ突破。

ボーマンダの劣化とは言わせない。

  • 積みエース枠no.1 (物理面)
  • DLC以前はブイブイいわせてた方。特性がボーマンダボーマンダと丸かぶりだが、対策が進んでいるボーマンダボーマンダに対し、ギャラドスギャラドスはそこまで厳重警戒になっていないのもあり、比較的動きやすい。
  • 特性は最後まで悩んだ結果、物理に対して安定して積める・サイクル戦でも使いやすい威嚇を採用。自信過剰でもそれはそれで強いはず。
  • カプ・レヒレカプ・レヒレアシレーヌアシレーヌなどの主要水ポケモンはもちろん、しばしばみられるラグラージラグラージラプラスラプラスウォッシュロトムウォッシュロトムガマゲロゲガマゲロゲなどへの打点として、パワーウィップを搭載。
  • じしん の採用は、今回見送り。前述のパワーウィップと選択。
  • 前述のジバコイルジバコイルとの相性補完が完璧。少々足りない素早さも、電磁波でカバーできる。
  • ラムのみで、麻痺・火傷・眠り防止。竜舞も積みやすくなる。
  • 基本運用
  1. 死に出し or 受け出し
  2. 有利対面を作り、りゅうのまいを積む。欲張り注意。
  3. ダイストリームで火力を、ダイジェットで素早さを増強。抜き性能を高める。
  • 追記

S13現在、持ち物をソクノのみに変更し、サンダーサンダーとの打ち合いで切り返しされにくい型を運用しています。これにより、どうしてもギャラドスギャラドスを選出したい場合でも、多少安心して選出できます。(レジエレキレジエレキウツロイドウツロイドやスカーフウォッシュロトムウォッシュロトムヒートロトムヒートロトムの電気技もついでにケア可能。)
また、最近の使用感では、エースはもちろん、サイクル要員としての役割が増えてきた印象です。

立派な一般ポケモン。

  • 積みエース枠no.2 (特殊面)
  • パーティ全体で重めな、クレセリアクレセリアテッカグヤテッカグヤなどの受けポケモンを1匹で対策。(いたずらごころポケモンにも有利。)
  • 挑発を搭載し、相手の受けポケモンを機能停止。同時に、悪巧みの起点にしていく。先発ステロ要員にも有効。
  • 上記ミカルゲミカルゲの鬼火・置き土産と組み合わせることで、持ち前の特殊耐久も活かしつつ、より安全に悪巧みを積める。 (ただし、フェアリーの一環に注意。)
  • 悪巧みを積む課程で受けたダメージをオボンのみで回復。特性のぎゃくじょうとも相性が良い。
  • ジバコイルジバコイルとの相性補完が比較的優れている。
  • ダイマックス後も、燃え上がる怒り・エアスラで怯みを狙える。
  • 基本運用
  1. 死に出し or 受け出し or 超・地 技読み後出し (起点ポケモン一点読みで先発でもよい。)
  2. 受けポケモンには挑発をいれて、行動を制限。
  3. 悪巧みを最低1回は積めると良い。
  4. ダイジェットによって素早さをあげ、制圧力を高める。

戦術と解説

いかがだったでしょうか。
戦術については、各ポケモンの概要に、基本的な運用を説明しました。
基本選出は、
起点作りミカルゲミカルゲ
積みエースギャラドスギャラドスファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)
フィニッシャー・切り返し・クッション要員マンムーマンムーバシャーモバシャーモジバコイルジバコイル
となります。場合によっては、バシャーモバシャーモをエースとしたり、ミカルゲミカルゲ無しにしたり、エース2体をどちらも選んだりと、選出の自由度は高めです。

目新しい型のポケモンはあまりいないですが、どれも個性的で長所の光るポケモンばかりです。上手に選出・起点作り・サイクル回しができれば、上位帯でも勝率6割以上を狙えるでしょう。

ここで、このパーティの弱点・想定される改善点をいくつか示します。

  • ステロに弱い

→ 積みエースが2体とも飛行&ジバコイルジバコイルのがんじょう潰し を狙って、ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)カバルドンカバルドンナットレイナットレイラグラージラグラージなどのステロ持ちが先発されやすいです。初手に出てくることを想定して、これらに強いポケモン(タイプ的にはマンムーマンムーギャラドスギャラドスが該当しますが、挑発持ちのファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)も中々よいです。ギャラドスギャラドスは挑発持ちも一定数いるので、偽装もできます。)を出すのが安定。

  • 努力値の創意工夫の欠乏

→ 基本極ぶりで、創意工夫はほとんどないです。マンムーマンムージバコイルジバコイルは、環境にあわせて少しいじったりします。

→ シーズン終盤から急増したサンダーサンダー。基本的には、ミカルゲミカルゲで機能停止 or マンムーマンムーや積みアタッカーで処理 とすればよいのですが、現環境(シーズン13)第1位の使用率である以上、もう少し安定した処理方法が必要に思われます。ギャラドスギャラドスにソクノのみ(電気半減)を持たせることで、龍舞を積めていれば、処理しやすいです。
話は逸れますが、今、サンダーサンダーを起点にできるエレキブルエレキブルを考えてます。

苦手ではないですが、少し強引さが必要。初手のランドロス(化身)ランドロス(化身)にたいしてマンムーマンムーを投げてステロを抑制。テッカグヤテッカグヤに引かれたら、次のターンに、やどりぎを気にせずバシャーモバシャーモファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)へ。 このパーティの積みアタッカーはかなり居座りやすいポケモンたちなので、強気に積みにいって良いケースが多いです。初手からファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)を出して、挑発の圧力をかけにいくのも有効です。

通りが良いわけではないので選出される機会はそう多くはないですが、やはりこのポケモンは強すぎます。3体目に出された時の絶望感たるや(まさのり)。ミミッキュミミッキュ自身にダイマックスをされると面倒なので、ミミッキュミミッキュ登場前までに相手のダイマックスを使用させられると有利です。さいわい、パーティに積みアタッカーが多いので、相手にダイマックスを切らせることは比較的容易です。

僭越ながら、コメントにてご要望がありましたので、レンタルチームを公開させていただきます。
コードは0000 0004 8P0K HJ
なお、新シーズンS13 に際して、マンムーマンムーギャラドスギャラドスの調整を少し変えています。こちらに関しては、当該ポケモンの概要「追記」の欄をご覧下さい。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

投稿日時 : 2020/12/13 02:32

最終更新日時 : 2020/12/20 12:51

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コメント(5件)

1てっちゃん(@hinokinohitori)
めちゃめちゃ強そうです…
たすきストッパーから先制技あり、積み全抜きあり、読まれにくいポケあり。。。綺麗な構築に見えます。
似た?考え方の構築を使っているのですが、1:ブリザポスという本格派に悩みます。どう対処しますでしょうか。2:相手にエースバーンがいた場合、ミカルゲからしか入れる勇気が湧いてこないですが、どうでしょうか?
20/12/14 09:58
2ポケおっち(@pokeocchi)
>1 てっちゃん さん、コメントありがとうございます!
良い印象をもっていただき、ありがたいです。気になるポケモンがいましたら、ぜひ使ってみてください。

1: 体力満タンのブリザポスブリザポスの処理は、正直なかなか難しいですが、実際に多かった処理方法をいくつかご紹介します。
(A) ミカルゲミカルゲを控えにおいておく
→ 体力が2/3程あれば、特化ブリザポスブリザポスダイアイスも耐えられるので、比較的止めやすいです。仮にミカルゲミカルゲを先発したとしても、こうこうのしっぽを他のポケモンに渡した後であれば、ミカルゲミカルゲブリザポスブリザポスの上を取れるので、一仕事終えたミカルゲミカルゲでも対応できます。
(B) バシャーモバシャーモによる切り返し
→ ここで まもる&弱保 が活きます。バシャーモバシャーモを死に出しし、相手のダイアースを耐えて弱保発動、インファイトで処理、として、むしろ起点にもできます。ただ、与ダメージが(165.2%〜195.2%)なので、前のポケモンで少し削っておくことが必要です。とはいえ、このパーティのアタッカーは全てブリザポスブリザポスの上を取れているので、多少削るぐらいは造作ないです。

2: エースバーンエースバーンの処理は、おっしゃる通り、ミカルゲミカルゲが主です。(この子、ホントに重宝します。) 珠持ち特化エースバーンエースバーンのキョダイカキュウも確2に抑えられるので、こうこうのしっぽを押しつける&おきみやげ でOKです。霊タイプなので、ダイナックルをうたせないのも強く、このおかげでファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)とのダイマックス合戦でも処理しやすくなります。
また、ギャラドスギャラドスを威嚇採用しているので、後出ししたり、初手エースバーンエースバーン読みであえて先発させたこともありました。初手出しギャラドスギャラドスは龍舞を決めやすいのも、良い点です。ジバコイルジバコイルで がんじょう・こらえる によるダイマ枯らし・電磁波による妨害 もできます。ミカルゲミカルゲのこうこうのしっぽトリックが決まれば、マンムーマンムーでも処理可能です。

以上です、長文失礼しました。。。
20/12/15 00:21
3(元)みぞれ(@kisssisss)
コメント失礼します。

構築見ました、私もガラルファイヤー、マンムー、ギャラドスと同じパーティで使用しているので、非常に親近感が湧いております。

こちら、レンタルの公開などはあったりしますでしょうか?
20/12/16 12:54
4ポケおっち(@pokeocchi)
>3 (元)みぞれ さん、コメントありがとうございます!
レンタルを公開しました。「戦術と解説」の最下部にコードがあります。
また、投稿したS12当時のものを、S13仕様に多少変更した部分がありますので、そちらもあわせてご確認ください。
20/12/16 22:56
5てっちゃん(@hinokinohitori)
>2 ポケおっちさん
反応しておらずすみません。回答ありがとうございます!

ミカルゲ面白いですね!ダイナックル透かせるのがほんとに良さそうですね

まもる弱保バシャーモも使ってみたいです…!
20/12/26 20:22

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