ポケモンパーティ構築(ダブル)

役割

言わずと知れた「メタグロスを絶対許さない」アタッカー#1、表ダイマエース。
じゃくてんほけん、ぎゃくじょう、わるだくみと、とにかく火力上げのための手段は選びません。

努力値振り

HCぶっぱ、余りを防御に振りました。理由は

• 種族値的には低い火力を少しでも補うためのCぶっぱ
• 局面によってはじゃくてんほけん発動を敵に委ねる可能性も残すためのHぶっぱ
• 特殊にはHと持ち前のDで耐える方針で、余った4はBに
• Sはサポートポケモンとの組み合わせで中速にすることに意義があると見て無振り

といったところです。
これでC+2の状況下で、H252D4ダイマックスメタグロスに対してダイアークで確1を取ることができます。

立ち回り

状況に応じて「わるだくみ」で摘みつつキュワワーのサポートを受ける。できるだけこの両者が一緒に出せる状況を作る。いずれにせよ攻撃の中核としてダイマを切ることを基本的な振る舞いとする。

役割

ファイヤー(ガラル)の頼れる女房役

努力値振り

「弱保発動キュワワー」(育成論ソードシールド/1547)を参考、というかそのまま使っております。

立ち回り

基本は、ファイヤー(ガラル)と一緒に初手出しでヒーリングシフトを利用したドレインキッスで弱保発動、となります。
その他にも、トリックルームによる順序操作、サイドチェンジによる撹乱といった基本的なサポート行動はできますし、ファイヤー(ガラル)とのシナジーとしては、フラワーヒールでの回復による「ぎゃくじょう」の反復発動という唯一無二の価値があります。

対戦していて気づいたこととしては、初手に「ねこだまし」「ちょうはつ」等の妨害技を喰らう頻度が案外低いので、高速パーティと当たった時は「トリックルーム」が結構ハマります。

役割

相手の編成が100-120族あたりが中心の場合の加速支援

努力値振り

「【トリル追い風両搭載】中速を活かすエルフーン【上級者向け】」(育成論ソードシールド/409)のパターン2に準拠します。

立ち回り

相手にトリル・おいかぜ・ねこだまし・ちょうはつ要員がいないことを見越した時に、トリルまたはおいかぜを打つために出します。条件が限定的なので出撃頻度は少なめですが、ここでファイヤー(ガラル)を中速にした意義が出てきます。相手に合わせてどちらでも運用可能になるのです。特に追い風とダイジェットのコンボはよく効きます。

やや変則的な振る舞いとしては、相手がメタグロスなどのはがねタイプの場合に、おいかぜ＋標的として出すという運用があり得ます。この場合、ファイヤー(ガラル)はわるだくみで積み、次ターンで死に出しのキュワワーにじゃくてんほけんを点火させてダイアークでメタグロスを沈める、というのが理想的な振る舞いになります。

また、特防が高い相手に対しては「うそなき」でファイヤー(ガラル)の支援を行うこともできます。ブリザポスやカプ・レヒレ辺りは弱保・ぎゃくじょうと合わせると結構力押しできます。クリアボディメタグロス、バンギラスには通じないのが辛いところですが……。

役割

メタグロス絶対許さない後始末要員#1兼エースの露払いとしてバンギラスとキリキザンの掃除。

努力値振り

ASぶっぱ+DL対策でD4振り

立ち回り

基本的には、ファイヤー(ガラル)が暴れた後に残った相手を掃除する振る舞いになります。万が一メタグロス排除の道半ばでファイヤー(ガラル)が斃れたとしても、不意打ちで先手を取って始末できます。

他チームでダイマエースとして運用することもあって「いのちのたま」なのですが、このパーティでこの子がダイマを切るのは正直に言いますと割と負け局面です。

役割

メタグロス絶対許さない後始末要員#2兼カプ・コケコ露払い兼詰み打破運ゲー要員

努力値振り

「【8世代テンプレ】チョッキドリュウズ」(育成論ソードシールド/54)をベースにして、持ち物を襷に替えたものになります。

立ち回り

残った相手ポケモンを、必要に応じて怯ませつつ淡々と始末していく感じです。
じしんは、ファイヤー(ガラル)との併用でまあまあ被害ないことが多いです。あとは、どうしても詰んでしまう相手に運ゲーを強制するという価値もないではないです。

役割

トリル下スイーパーまたはトリル下ダイマエース、兼メタグロスはやっぱり許さない後始末要員#3兼ついでにランドロス(化身)も許さないマン

努力値振り

HBぶっぱで物理耐久に全振りしつつ、足りない特防はとつげきチョッキで補うという、何から何まで耐久全振り

立ち回り

基本的には、トリル運用が想定される状況、つまり高速パーティとか追い風パーティに自分からトリルする場合に出すようになります。よって出撃頻度は低め。
トリル下ではダイマも一応選択肢ですが、これは相手の編成次第でやはり頻度は低め。