ポケモンパーティ構築(シングル)
【スター団チャレンジ303位】イーユイ(偽)と愉快な仲間たち 〜イバンコノヨを添えて〜
始めまして、JOHと申します。
今回は、初めて参加した公式大会「スター団チャレンジ」でイーユイ(偽)とともに、レート1663・最終303位という成績を残すことが出来ましたので、その構築を御紹介したいと思います。
2日目、3日目の対戦していた様子を見ることが出来ますので、下記のURLより、併せてご覧くださいませ。
<2日目・生放送アーカイブ>
【レート1628】イーユイ(偽)で暴れます!【ポケモンSV】
https://youtube.com/live/V3O35hOxKlk
<最終日・プレイ動画まとめ>
【レート1663】スター団チャレンジ最終日の戦い【ポケモンSV】
※大会終了までは、メンバー限定で公開しております。大会終了し次第、一般公開させていただきます。
【構築経緯】
1週間前より、「捨てゼリフサイクル」や「サイコフィールドスタン」など
色んな形の構築を考えていたが、あまりしっくりこず、
大会前日に「この環境最速ヘルガーって、イーユイになりえるんじゃない?」と冗談半分で思いついたのがすべての始まりでした。
このヘルガーを採用するのを後押ししてくれた、メンバーシップのみんなありがとう!
使用ポケモン
【調整意図】
H: あまりを奇数になるように
A: テラス後のB4振りブロロローム +1ダストシュート 等倍テラスなら確定落ち(100.6%〜)
水テラスマリルリ +1ダストシュート 確定2発(82.7 ~ 97.6%)
まきびし込みだと 1撒き:乱数1発 (62.5%) 2撒き:乱数1発(最低乱数以外)
B: 端数
D: 端数
S: 同速・コノヨザル意識で最速
選出率1位
今大会の主役。
「物理受け」「スカーフ」「鉢巻」と試したが、イマイチしっくりこず、オーソドックスな「風船ギアチェンジ型」になった。
構築単位でめちゃくちゃ重かったマリルリを起点にでき、1.5〜2枚打ち抜く爆発力は、目を見張るものがあった。
テラスは、腹太鼓マリルリの切り返したり、バツグンを取られにくい「水」
技に関しては、
風船持ち以外のミラーに強い「10まんばりき」
この環境で通りの良い地面に打点になり、等倍範囲が広い「水テラバ」
あとひとつが悩みどころだったが、テラス後のブロロローム対面を制することが出来る「ダストシュート」にした。
ダストシュートに関しては、「どくづき」と異なり、外すといたいが火力面が偉大過ぎたので、間違ってなかったと思う。
(致命的なシーンで外したのが40試合中1戦だけだったので許そう)
ちなみに大会中は、確認ミスで特性「フィルター」ではなく、「ぼうじん」で使用していた。
フィルターじゃなくて負けたのは、電気マリルリにテラバを撃たれた1試合だったので、フィルターがなくても強い型という証明になったのではないかと思う。
【調整意図】
H: 端数
C: 火力がほしいのでぶっぱ
S: 最速
選出率3位
おそらく、今大会の勝ち馬ポケモン。
スター団チャレンジの「イーユイ」こと、ヘルガーさん。
正直、「ウインディやグレンアルマがいる環境でヘルガーなんて無理やろ」と思って、考察を全くしていなかった。
大会前日に「コータス」や「グレンアルマ」に全く勝てず、思い付きで計算してみると…
イーユイのあくのはどう :29,920
眼鏡ヘルガーのあくのはどう :29,160
あらびっくり!
イーユイとあまり変わらないじゃないですか!
それなのに、環境最速だと…!?使ってみよう!から始まった。
もともとはコータスをワンパン&裏ごと破壊する役割のみだったが、
ドヒドイデに役割を持てたり、ビルドコノヨザルの切り返しが出来たりと
色んなことが出来ることが分かり、大会中にどんどんPT内序列を上げていった。
テラスはコータスワンパンのための「あく」
怯みには無限の勝ち筋があるのです。
【調整意図】
H: 最速グレンアルマ サイコキネシス 確定耐え(77.8 ~ 92.0%)
C特化グレンアルマ サイコキネシス 最高乱数以外耐え(85.4 ~ 100.5%)
A特化マリルリ じゃれ+アクアジェット テラス後確定耐え(75.4 ~ 89.6%)
A: あまり
S: 準速75族抜き(グレンアルマ・遅いブロロローム意識)
選出率2位(最終日は全試合投げたと思う)
間違いなく、本構築のMVP。
グレンアルマを物理ポケモンで確実に処理するルートを考えた末に思いついた型。
この調整があまりにもよくできており、ちょうどイバン圏内で耐えるみたいなシーンが多々あった。
また、「こらえる」によって「ふんどのこぶし」を上げることができ、積み技がなくても火力面で困ることは、ほぼなかった。
また、ヘルガーの引き先としてもかなり重宝しており、「アンコール」によって、「じしん」や変化技を固定することで、後続のブロロロームの起点を作ることも出来た。
この環境で飛んでくる先制技が「しんそく」「アクアジェット」「ふいうち」ぐらいしかなく、イバンがめちゃくちゃ刺さった。
その先制技たちも
「しんそく」はゴーストのため、無効。
「ふいうち」はアンコールで縛れる。
「アクアジェット」もテラスを切れば、A特化マリルリのじゃれ+アクジェを耐えるので、5分以上の戦いが出来る。
とあまり気にならなかった。
正直、このポケモンを紹介するために、構築記事を書いているまである。
コイツがなんでもできるせいで、マリルリの置物のアイドルになりました。
ほのおテラスはグレンアルマ意識の採用だったが、鬼火透かしからのアンコールのほうが強かった。
【調整意図】
H: 端数
A: ぶっぱ
S: 準速(スカーフ込み237)
選出率4位
この構築の元エース。
事前考察の段階で、環境で通りの良い地面技を「唯一タイプ一致で撃てる」ということを評価して採用していた。
仲間大会のいるブロロロームが9割くらい風船だったので、じしんが一貫せず、エースになることは出来なかった。
しかし、スカーフであるため、行動保障があり、そこから放たれる
マスカーニャ以上の威力が出る「はたきおとす」やコノヨザルを屠る「フェアリーテラバ」など、渋い活躍が随所に光っていたと思う。
まさにその姿、高校通算62本打ったが、プロでは脇役に鮮やかに転身した「今宮健太」選手のよう。(当方、ホークスファンです。)
ヘルガーの役割対象がおらず、通りそうなときに投げていた。
【調整意図】
H: ぶっぱ
A: 特化
S: 同速意識の4振り
選出率6位(最終日は投げてない)
この構築のアイドル。マリちゃん。
もともと、グレンアルマ筆頭に炎タイプを咎める理由で採用していたが、その役割をヘルガーとコノヨザルに奪われ、ブロロロームやコノヨザルに起点にされ続け、置物と化した。
最終日、ヘルガーが激増していたこともあり、選出抑制には、なっていたと思うが、信用できず選出は出来なかった。
テラスは、ブロロロームに弱点を突かれなくなるのもあり、無難な「みず」
【調整意図】
H: 奇数最大
B: 特化
D: あまり
選出率5位
本構築の起点役…になる予定だった鍵。
大会前日にヘルガーをサポートするためにPTに入った。
思ったより選出できなかったが、選出した試合では先制でんじはを撃ち、脱出ボタンで逃げて、ヘルガーやブロロロームを安全に着地させるという予定通りの動きは出来たので満足。
また、浮いているポケモンがいない環境ということもあり、撒き菱の通りも良く、「でんじは+まきびし」しながら、クッション役が出来るため、使用感は良かった。
戦術と解説
【選出】
1.初手ヘルガー+コノヨザル+ブロロローム
➡基本選出。この選出が全体の7割を占めていた。
特にコータス・ドヒドイデが見えるとこの選出しかしていない。
ヘルガーで削る
▼
コノヨで引いて、対面処理&起点作成
▼
ブロロとヘルガーで掃除するみたいな展開が多い。
マリルリとヘルガーが対したときだけは、ブロロロームに引いて対応した。
2.初手ワルビアル+コノヨザル+ブロロローム
➡ヘルガーが通りが悪く、上記の役割対象もいない場合。
初手からテラスを切ることを考慮する。
3.初手クレッフィ+ブロロローム+ヘルガーorコノヨザル
➡でんじはの通りが良いとき。「でんじは+まきびし」でサポートしつつサイクルをしていく。
投稿日時 : 2024/11/11 03:20
最終更新日時 : 2024/11/11 21:45
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