ポケモンパーティ構築(シングル)

S10シングル ムラっけオニゴーリ軸構築(レンタルパーティあり)

2020/10/01 16:25

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投稿者:しょーねん(@Usa83744248)

剣盾 / シングル / シーズン10 / 最終1801位

レンタルチーム有

はじめまして。しょーねんと申します。
シリーズ6 S10シングルにおいて、ムラっけオニゴーリを軸にした構築を使用していました。
剣盾S5からランクバトルを始めて、自己最高順位を達成した記念にパーティを紹介します。
なんとなくオニゴーリを使ってみたいなという方に向けた記事です。

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使用ポケモン

このパーティの軸を担うポケモンです。
このポケモンの最大の特徴は、特性のムラっけ。
ムラっけの効果と一撃必殺のぜったいれいどにより、本来オニゴーリより速いポケモンや、タイプ相性で不利なポケモンを突破することも可能になります。
しかし、連続技のロックブラストを覚えるドサイドン、守るを貫通できるウーラオス、身代わりを無視できるうたかたのアリアを覚えるアシレーヌなどの流行により、オニゴーリを選出することがあまりできませんでした。
ただ選出できなくとも、相手もオニゴーリに強いポケモンの選出を強いられるため、相手の選出を予想しやすくなるという強みもあります。

起点作成要員その1。
オニゴーリのムラっけの試行回数を増やしたり、相手の足を奪ったりするために、へびにらみで相手を麻痺させます。
持ち物のきあいのタスキによる行動保障と、みずタイプに強い特性から、選出率はトップでした。
高いすばやさととくこうの持ち主で、起点を作る役割を終えてからも、高速アタッカーとして戦うことが可能です。

起点作成要員その2。
味方にダメージが入らないよう、特性はだっぴにしました。
エレザードと同様に、へびにらみで相手を麻痺させます。
エレザードとの違いは、ステルスロックの有無です。
HPに努力値を振ったのは、初手で対面しがちな、アローラキュウコンのフリーズドライや、性格補正、火力アップアイテムなしのウーラオス(連撃の型)のすいりゅうれんだなどを耐えるためです。
また、すばやさに努力値を振ったことで、相手のバタフリーに先制でがんせきふうじを撃てたり、不利対面になってもへびにらみやステルスロックといった最低限の仕事をこなしたりできました。

ダイマックスアタッカーです。
特性のかがくへんかガスにより、パッチラゴンやマリルリ、ピクシーなどといった、特性を活かした戦い方をするポケモンに対して強く出られます。
とくこうに特化し、すばやさ実数値が準速のドサイドンより1だけ高くなるように調整しました。
これにより、多くのアシレーヌに打ち勝てるようになったり、耐久に努力値を回していないパッチラゴンをワンパンできるようになったりしました。
4つ目の技は、ダイウォールの元技として、みちづれ、どくびしの2つを試しましたが、みちづれよりもどくのスリップダメージの方が活きた試合が多かったです。
このパーティのMVP級の活躍でした。

非ダイマックスアタッカーです。
こだわりスカーフによるすばやさ上昇で、ほとんどのポケモンよりも速く行動できるようになり、エラがみで大ダメージを与えることができます。
先制エラがみの火力は凄まじく、キョダイリザードンを確定1発で倒せるほどです。
序盤に流行したオンバーンやS+1パッチラゴンに対して先制で攻撃できるように最速にしましたが、どちらもマタドガスで完封できたので、いじっぱりの火力重視でも良かったかもしれません。

オニゴーリが苦手とするはがね、こおりタイプに対して強いアタッカーです。
持ち物は、きあいのタスキをエレザードに持たせたので、不意の麻痺や火傷、ねむりの対策として、ラムのみを採用しました。
ビルドアップはダイウォールのために採用しましたが、交代や状態異常技に合わせて使うことで、有利に立ち回ることができたことも。
確定急所のあんこくきょうだがとにかく優秀でした。

戦術と解説

○選出の決め方
?オニゴーリが出せるかどうかを判断する
私の中での判断基準は
❶ドサイドン、パルシェンなどの連続技持ちがいない
❷ハッサム、アイアントなどの速いはがねタイプがいない
❸ウーラオス、ローブシンなどの速いかくとう技持ちがいない
❹マタドガスなどの特性を消せるポケモンがいない
❺エアームド、ハガネールなどのぜったいれいどが効かない特性のポケモンがいない
❻オニゴーリが居ないと倒せないポケモンがいる
上記の6つで、❶〜❺をすべて満たす場合か、❻の場合にオニゴーリを選出します。

?先発のポケモンを決める
何もできずに倒されることがないように、エレザードとサダイジャの2体から、最初に繰り出すポケモンを決めます。

?控えのポケモンを決める
相手のパーティを見て、必要だと思ったポケモン、通りが良いポケモンを選びます。マタドガス、ウオノラゴン、ウーラオスの3体から、オニゴーリを選出する場合は1体、選出しない場合は2体に絞って下さい。

○キツいポケモン
・ラッキー、ハピナス
…とくぼうが高く、ウーラオスかウオノラゴンの物理技か一撃必殺のぜったいれいどでしか倒せません。ちきゅうなげを覚えていると、オニゴーリのみがわりが割れてしまうので試行回数も稼ぎにくいです。

・リザードン
…先にダイジェットを撃たれてしまうと、こちらのパーティでは誰も先制で攻撃ができなくなります。麻痺やダイマックスを利用してうまくいなす必要があります。

・ホルード
…特に先発で繰り出される、きあいのタスキ持ちとこだわりスカーフ持ちが厳しいです。麻痺させたり、ダメージを与えたりしてから、先制でワンパンするのが理想です。

・エーフィ
…エレザードより1高いすばやさと、特性のマジックミラーが非常に厄介です。マジカルシャインを持っているエーフィにはウーラオスでも倒せません。ウオノラゴンのエラがみしか倒す手段がないくらい厳しい相手です。

・モロバレル、ラフレシア
…くさ、どくの複合タイプのこの2体には、ウオノラゴン、ウーラオスが完封されてしまいます。マタドガスでダイバーンを撃つことで致命傷を与えられますが、ダイマックス権を使うのはもったいないので、オニゴーリで突破することをオススメします。

○レンタルパーティ

○最後に
オニゴーリはムラっけという特性の性質上、運に依存している部分が多いと思われがちです。
確かにオニゴーリの調子が良ければオニゴーリで圧倒することができますし、オニゴーリの調子が悪ければ、いとも簡単にやられてしまいます。
しかし、オニゴーリが場に出るまでの立ち回りや、オニゴーリの選出誘導を利用した選出などは、間違いなく実力勝負です。
これは、オニゴーリを使ってみないと分からないことだと思います。
この記事を読んで、少しでも多くの人に、オニゴーリというポケモンの強さ、おもしろさを知ってもらえたら嬉しいです。
ポケモンに対する指摘や立ち回りに関する質問がありましたら、コメントでお願いします。

投稿日時 : 2020/10/01 16:25

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コメント(6件)

1あつぴー
オニゴーリが中々選出しにくいときサダイジャとエレザードが起点を作ってくれるのでマタドガス達が動きやすいのが強いです。今、使用させてもらってますが中々強いパーティーだと思います。最後になりますがきついポケモンは記事に書いてある以外で誰がきついと感じましたか?
20/10/02 21:33
2しょーねん(@Usa83744248)
>>1
コメントありがとうございます。
このパーティを使って頂いて、しかも強いと言って頂けて、とても嬉しいです。

記事には書かなかったキツいポケモンですが、
1、へびにらみが通らないでんきタイプのポケモン
例えを挙げると、マタドガスよりすばやさが高いロトム
サダイジャよりすばやさが高いストリンダー(ストリンダーはみがわり貫通の音技も使える)です。マタドガスは思った以上にとくぼうが低いので、ダイマックス状態でないと厳しい対面になります。
2、ナットレイ
ナットレイに強いウーラオス、マタドガス以外のポケモンと対面しているときがキツいです。特性のてつのトゲ、交代際のジャイロボール、やどりぎのタネのダメージが痛いです。
3、ガラルヒヒダルマ
だいたいの場合、相手が初手で繰り出してきます。エレザードのきあいのタスキを盾に、へびにらみで麻痺させてください。つららおとしで怯まされると一気に厳しくなります。
4、ポリゴンZ
こちらも初手で繰り出されることが多いです。こだわりスカーフ以外の場合は、初手ダイマックスされます。きあいのタスキを盾に、エレザードで麻痺させます。麻痺させた後で、エレザードでダメージを与えると、他のポケモンの圏内に押し込めます。
5、アイアント
火力の高さに加えて、マタドガスの弱点を突いてきます。ダイマックスを枯らしてから、ウオノラゴンのエラがみで先制攻撃で倒すのが理想です。
6、アシレーヌ
エレザードとアシレーヌが対面したときは、突っ張られることが多いので、裏を考えずに10まんボルトを撃って下さい。チョッキ以外なら有利に立ち回れます。チョッキだった場合はムーンフォースに合わせてマタドガスに引いて下さい。択が続くので、アシレーヌはガン不利ではないものの、相手次第で、有利にも不利にもなります。

パッと思いつくのはこんな感じです。
キツいポケモンと対面したときは、相手の動き次第ではありますが、まずこちらのアタッカーをなるべく削られないように動くことと、余裕があれば数的不利を取らないように動くことを意識していました。
またなにかありましたら、コメント下さい。
20/10/02 22:30
3瑰斗
コメント失礼します
このパーティーを見てパッと思ったのはスカーフパッチラゴンとナットレイが組んでいた場合かなりきついと思いましたパッチラゴンを止められるのがサダイジャと同速勝ちすればノラゴンくらいでその2匹はナットに弱いので初手を読み間違えると積んでしまう気がします。どのような対策をされますか教えてください。
20/10/03 09:19
4しょーねん(@Usa83744248)
>>3
コメントありがとうございます。

パッチラゴン・ナットレイ入りのパーティと当たった時、ナットレイ+パッチラゴン+みずタイプ(ウーラオス・アシレーヌ・マリルリ等)の3体をよく選出されました。
なので、初手はほぼ必ずエレザードを選出して、ナットレイが来たらへびにらみ、パッチラゴンが来たらハイパーボイス、みずタイプが来たら10まんボルト、それ以外が来たらその時改めて考える、と立ち回りを決めていました。
また、ナットレイ、パッチラゴン、みずタイプの3体にはマタドガスが強いので、裏にマタドガスを置くことは確定で、あとの1体はエレザードとマタドガスに一貫するじめんタイプに強いウオノラゴンを選出するというパターンが多かったです。
みず・フェアリータイプのポケモンがいる相手にウーラオスを選出すると腐りかねないので、ウーラオスよりウオノラゴンの方が優先度は高めでした。

基本的には、まずエレザードを雑に倒させ、マタドガスを後ろから繰り出します。
ナットレイはD振りでなければかえんほうしゃで確定1発。オッカのみを持っていてもエレザードで少し削ればダイバーンで倒せます。
パッチラゴンはAS特化だとすると、でんげきくちばしでもダイサンダーでも、ダイマックスしたマタドガスに対して約半分のダメージ(ダイサンダーよりでんげきくちばしの方がダメージを受ける)。反対に、こちらのダイフェアリーでダイマックスパッチラゴンをほぼ一撃で倒すことができます。
マタドガスでバトルが終わることも多々ありましたが、倒しきれなかったところはウオノラゴンで詰めます。
マタドガスにほとんどの役割を任せることになるので、マタドガスのHPをとにかく大切にすることを意識していました。

基本的には上のように立ち回っていましたが、これではダイマックスが切れた後のスカーフパッチラゴンがキツいので、どうしてもスカーフパッチラゴンが怖いという場合はオニゴーリを選出する戦い方もあります。
初手のエレザードでナットレイやホルードといったポケモンを麻痺させ、オニゴーリに繋いで、ひたすら能力上昇を狙うといった立ち回りになります。
この立ち回りで相手のすべてのポケモンの上を取って倒したこともありますが、オニゴーリのムラっけ・痺れの運と、選出段階でパッチラゴンが必ずスカーフでフィニッシャーだという確証が持てないという点から、先の戦い方の方が安定すると思います。

以上が私が実践していた立ち回りです。
実際にS10は400戦近くバトルしましたが、スカーフパッチラゴンにはあまり遭遇しなかったので、スカーフパッチラゴンにやられたときは仕方ないと思っていた部分もありました。
なにかありましたら、またコメント下さい。
20/10/03 12:00
5あつぴー
しょーねんさん、さっきの対戦で相手、パッチナットアシレがいたから3のコメントの通り選出したらまさかの予想的中でパッチナットアシレが出てきた(笑)
20/10/06 00:39
6しょーねん(@Usa83744248)
>>5

あつぴーさんのお役に立てたようで良かったです!
20/10/06 10:30

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