ポケモンパーティ構築(ダブル)

SVシーズン6ダブル、レギュC基本形準伝構築(最終310位)

2023/06/01 10:32 / 更新:2023/06/01 15:27

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投稿者:雪村千紗(@chisa_pancake_y)

ポケモンSV / ダブル / シーズン6 / 最終310位

レンタルチーム有

 こんにちは。雪村千紗と申します。SVシーズン6ダブルの構築を紹介します。
 ポケモン対戦歴25年以上のベテラン勢です。よろしくお願いします。

 ※普通の社会人なので多忙の際はコメントへの返信が遅くなることがあります。ご了承ください。

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使用ポケモン

 基本的にハバタクカミハバタクカミイーユイイーユイを並べて特殊火力を押し付けるだけで強いです。
 スカーフ込みで最速ドラパルトドラパルト抜きにしてあるので多くのポケモンの上をとることができ、悪の波動の怯み上振れも美味しいです。
 イーユイイーユイの運用にはコツがあり、よほど炎技が確実に通る場面以外は悪の波動で拘った方が結果的に勝ちやすくなります。その理由は、相手としてもイーユイイーユイの熱風がヤバいことはよくわかっていて、交換でウインディウインディを出したり水や炎テラスを切るなどしてこちらの炎技が通らないように動いてくるからです。熱風は命中も安定しない上に、例えば相手が場にカイリューカイリュー+水テラスディンルーディンルーなどと並べられてしまった場合には熱風で拘ったイーユイイーユイがほぼ機能停止などの危険性があります。
 霊テラスイーユイイーユイの真価は対トリパで発揮されます。ゴチルゼルゴチルゼルテツノカイナテツノカイナなどの猫騙し+トリックルームの戦法に対してハバタクカミハバタクカミ+霊テラスイーユイイーユイで猫騙しを完全無効化しながらトリル要員に初手集中攻撃でトリルを打たせずeasywinという試合が多々ありました。
 サイコキネシスはキラフロルキラフロル対策で入れていますがサイキネで拘ると困ることが多いので相手の裏のポケモンをよく見て打つようにします。

 今回のハバタクカミ枠は火力重視のCブースト型です。前シーズンでSブーストを使っていましたがうまく削り切れない場面が多かったためCの方にしました。
 相手のパオジアンパオジアンハバタクカミハバタクカミの攻撃を1発耐えるかどうかで勝率が大きく変化してしまうため、Sは最速コノヨザルコノヨザル抜きに留めてHPに厚く振っています。
 フェアリーテラスマジシャも普通に強いですが、味方のイーユイイーユイの特性と合わせて相手のウインディウインディがパワージェムで大抵1発となるのが強かったです。

 とてもメジャーな並びとなったパオジアンパオジアンカイリューカイリューです。
特性災いの剣の効果は周りの防御が3/4倍と書くとパッとしないですが、逆に言うと物理火力が4/3倍すなわち1.33倍になるのに近いわけで、極論パオジアンパオジアンカイリューカイリューが命の珠ともう一つアイテムを持てるのとほぼ同じ数値になるので、いかに他の一般ポケモンより抜きん出て強い並びかということがわかります。
 合体ヘイラッシャヘイラッシャシャリタツ(そった)シャリタツ(そった)の減少傾向で聖なる剣の有用性が微減しており、代わりにテツノツツミテツノツツミユキノオーユキノオーのオーロラベールやクレッフィクレッフィなどの壁を破壊するために瓦割りを採用しました。

 もはや多く語る必要はない最強ポケモンです。
優先度+2の神速によって相手のパオジアンパオジアンの不意打ちや{イルカマン(マイティ)}のジェットパンチよりも先に高火力を押し付けることができます。
 更にアクアジェットと両立することでハバタクカミハバタクカミなどのゴーストにも隙を見せません。
 環境におけるハバタクカミハバタクカミの個体数が多すぎるため高確率で弱点保険が発動します。マルチスケイルで且つHPに厚く振っており、わざとテラスを切らずにマジシャを受けて弱保発動を狙う場面もあります。
 アイススピナーはカイリューカイリューミラーやモロバレルモロバレルへの遂行速度を考慮して採用しています。じだんだは鋼全般の対策です。
 Sラインは無振りギャラドスギャラドス抜き程度の微調整です。

 採用理由は合体ヘイラッシャヘイラッシャシャリタツ(そった)シャリタツ(そった)の能力上昇を先制黒い霧で消せることと、コータスコータスワタッコワタッコイダイナキバイダイナキバハバタクカミハバタクカミの並びに対して先制雨乞いを打って晴れを消せることです。
 味方のイーユイイーユイハバタクカミハバタクカミパオジアンパオジアンカイリューカイリューの4体パッケージが完成してしまっているので余程のことがない限りヤミカラスヤミカラスは選出しません。
 レギュC環境はイカサマの通りがやや悪く、ブレイブバードはハバタクカミハバタクカミモロバレルモロバレルへの打点として重宝します。

 ディンルーディンルーも準伝パワーで採用してはいますが、本構築はイーユイイーユイハバタクカミハバタクカミパオジアンパオジアンカイリューカイリューの選出が結果的に安定するのでディンルーディンルーの選出率は低めです。
 今シーズンは相手のハッサムハッサムを釣り出して炎テラバで狩るなど限定的な使用でした。
 Sは無振りテツノカイナテツノカイナ抜きです。

戦術と解説

 現環境において対策必須の並びの紹介と本構築の運用例を書いていきます

・対トリパテツノカイナテツノカイナゴチルゼルゴチルゼル(orヤレユータンヤレユータンorグレンアルマグレンアルマなど)

 ハバタクカミハバタクカミ+霊テラスイーユイイーユイで猫騙しを無効化しながらトリル要員に初手集中攻撃でトリルを打たせないようにすれば容易に勝てる試合が多いです。
 中には相手ディンルーディンルードータクンドータクンの並びでドータクンドータクンが初手炎テラスでトリルなどの例もありましたが、ハバタクカミハバタクカミが守るでイーユイイーユイカイリューカイリューに交換などして地震を透かす手段をうまく使い、トリルを枯らすようにします。
 対トリパの勝率だけは体感9割くらいです。

・対ディンルーディンルービビヨンビビヨンテツノツツミテツノツツミユキノオーユキノオー

 ビビヨンビビヨンの眠り粉と特性フレンドガードが厄介なので基本的には相手の初手ビビヨンビビヨン怒りの粉のターンにパオジアンパオジアンカイリューカイリュービビヨンビビヨンに集中攻撃して普通に倒してしまい、後はなるべくテツノツツミテツノツツミユキノオーユキノオーのオーロラベールをパオジアンパオジアンの瓦割りで壊せるように動きます。
 吹雪を耐えるためにカイリューカイリューにテラスを切るのか、ハイドロポンプを耐えるためにイーユイイーユイにテラスを切るのかはカイリューカイリューの残存HP次第です。

・対{イルカマン(マイティ)}ウインディウインディモロバレルモロバレル+(自由枠)

 ハバタクカミハバタクカミのパワージェムでウインディウインディを倒し、パオジアンパオジアンカイリューカイリューの2体がかりで{イルカマン(マイティ)}をなんとか倒すイメージです。
 パオジアンパオジアンが{イルカマン(マイティ)}に不意打ちを打つときに隣のモロバレルモロバレルが怒りの粉を打った場合は不意打ちが失敗しますが、一方でモロバレルモロバレルにアイスピを打ったときにモロバレルモロバレルが守るを押したらそれが失敗だったという例もあります。ジャンケンはジャンケンとして割り切りましょう。

 その他、ダブルバトルにおいては様々な構築を相手に対戦することになりますが、文章が長くなりすぎてキリがないため以上としておきます。
 必要に応じて、コメントで頂いた質問への回答内容を編集で本文に追加することがあります。

レンタルチームID:RCXD5G
(※特殊ポケのA個体値など実際には妥協している部分があります)

投稿日時 : 2023/06/01 10:32

最終更新日時 : 2023/06/01 15:27

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