ポケモンパーティ構築(シングル)
【S5シングル6095位】ネチネチ粘れ!どくどくしおづけ受けループ
はじめに
開いてくれてありがとう!はじめまして、サムアマと申します。今回はポケモン対戦歴3ヶ月半にして最終4桁を達成した、私の自慢の受けポケモン達を紹介していきたいと思います。(シーズン5シングル最終6095位、瞬間2966位)
この記事ではHABCD等の非公式用語を用います。
構築経緯
私は対戦どころかポケモン自体SVが初めてというド素人だったので、最初は何もわからなかった。そんな中で友人達に搦め手ばかり教えられ、いつしか受けループに憧れを抱いていた。
猛毒としおづけに注目した私はキラフロルキラフロル、ドヒドイデドヒドイデ、キョジオーンキョジオーンを軸にシーズン3で初マスターを達成。しかし偏った戦法のため負けパターンも多く安定はしなかった。それを徐々に改良していき、辿り着いたのが今回紹介するパーティである。
コンセプト
コンセプトは単純明快、相手が定数ダメージで倒れるまで攻撃を受けきって生き延びること。
どくどくとしおづけを入れたらあとはサイクルをぶん回して逃げ切るのみ。
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使用ポケモン
- キョジオーン@たべのこし(しんちょう)きよめのしお
- HP:252 / 防御:20 / 特防:236
- /
- 実数値:207-120-153-x-154-55 / 個体値:31-31-31-x-31-31
- しおづけまもるじこさいせいじわれ
HBD→両受けの最適値
この構築の絶対エース。一部例外を除いて先発し、基本的にはテラスタル権を使い、余程のことがない限り選出する。
しおづけでじわじわ削りながらまもるとじこさいせいをテンポ良く押していけばキョジオーンだけで勝てることも割とあった。
また、きよめのしおによって自動的に状態異常対策が完了するのも非常に強い。
技構成は、しおづけ、まもる、じこさいせいまでは確定で、ラスト1枠はじわれがオススメ。
普通の攻撃技をいくつか試したが、どれも火力が低くみがわりを割ることすら叶わなかったので意味がないと判断。そもそも偏ったパーティのため詰む時は本当に詰むわけで、じわれ以外の勝ち筋がない!みたいな状況はそれなりにある。それを3割、場合によっては51%で覆せるというのはとてつもなく優秀である。4舞したカイリューカイリューのはねやすめに合わせてじわれを当てたのはシーズン5のハイライト。
テラスタイプは列柱洞印のゴースト。理由はキョジオーンの硬さなら半減を増やすよりも弱点を減らす方が強いと思うから。パオジアンパオジアン、イーユイイーユイ、ドドゲザンドドゲザンを裏に任せれば、あとはほとんどの対面で耐久可能である。
いわタイプの弱点の多さもあり8割がたキョジオーンにテラスを切る構築なので、対面次第で躊躇なく初手テラスしてOK。ただしその場合、はたきおとすだけは警戒すべし。
立ち回りはとりあえずしおづけを入れたら、読み合いをしながらまもるとじこさいせいを交互に押して耐久。裏が重い時は交代読みしおづけも積極的に押したい。
例外としてコノヨザルコノヨザル対面はしおづけを入れずにじわれ連打。
- ドヒドイデ@くろいヘドロ(わんぱく)さいせいりょく
- HP:252 / 防御:60 / 特防:196
- /
- 実数値:157-83-198-x-187-55 / 個体値:31-31-31-x-31-31
- どくどくトーチカじこさいせいアクアブレイク
HBD→両受けの最適値
構築のメインダメージソースどくどくの使い手にしてサイクルの要。相手のはがね・どく・サーフゴーが足して3体未満なら優先的に選出。
技構成は、どくどく、トーチカ、じこさいせいまでは確定で、ワンウェポンは一致技で比較的火力の出るアクアブレイクを採用。
テラスタイプは弱点ずらしでフェアリーにしているが、ヘドロのダメージが痛すぎて切る機会はほとんどない。
基本の立ち回りはキョジオーンと同じ。どくどくを入れたらトーチカとじこさいせいを交互に押していく。特性のさいせいりょくが優秀なので、サイクル戦になったらガンガン交代していきたい。
弱点を突かれない相手ならだいたい受け出せるが、特にハバタクカミハバタクカミとパオジアンにはめっぽう強い。
サイコショックのないハバタクカミであれば後出しして余裕で勝てるし、例えH252であってもアクブレでみがわりを壊せる。
イーユイにも弱くはないがひるみ運が良くないと普通に負ける。
ちょうはつされると何もできないので素直に引く。アンコールであれば、どくどくを入れた後にトーチカをアンコールさせることで対抗できる。
- アーマーガア@ゴツゴツメット(わんぱく)ミラーアーマー
- HP:252 / 防御:252 / 特防:4
- /
- 実数値:205-x-172-x-106-87 / 個体値:31-x-31-x-31-31
- ボディプレスてっぺきちょうはつはねやすめ
誰もが知る物理アタッカーキラー。この構築での役割は大きく3つ。
- 物理アタッカーの完封
- ちょうはつ
- じめんの一貫切り
1が一番重要な役割。セグレイブセグレイブやドドゲザンをはじめ厄介な物理アタッカー達を後出しで封じられるのが本当に偉い。
2は様々な搦め手、特にチオンジェンチオンジェンの対策である。この構築でちょうはつやアンコールを持っているのはアーマーガアだけなので変化技を止める役割も担っている。
私は1ヶ月以上じめんの一貫に苦しんでいたので3が叶ったのは大変喜ばしい(もっと早く対策しろ)。実際物理を受けられる3名は全員じめん弱点なので、じしん使いが多い相手と当たったら選出する必要がある。
技構成はてっぺき、ボディプレス、はねやすめ、ちょうはつ。
役割を考えるとこれ以外あり得ない。つけあがるも試したが、使い勝手が悪すぎるためゴースト打点を諦めてでもボディプレスを選ぶ方が強い。
炎電気両半減のドラゴンテラスタルは主にテツノカイナテツノカイナ及び電気テラスセグレイブと戦う際に用いる。
立ち回りは、重い物理アタッカーが出てきたらとにかくいち早く後出し。あとはダメージの入り具合や警戒する変化技と相談しながら受けきれるように技選択をしていけば、相手はゴツメで勝手に死んでいるはず。
サイクル戦になったら何度でも後出しできるよう体力満タンで引きたいので、特殊アタッカーに引かれるかもと思ったらはねやすめを押して回復を優先するべし。
- ラウドボーン@オボンのみ(おだやか)てんねん
- HP:252 / 防御:60 / 特防:196
- /
- 実数値:211-x-128-130-132-86 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- フレアソングシャドーボールなまけるうたう
HBD→両受けの最適値
苦手パターン請負人。
この構築の大きな2つの弱点、みがわりと積みエースをフレアソングとてんねんで両方まとめて対応可能な逸材。草テラスみがわりテツノドクガテツノドクガに強く出れるだけでも100万点。
しかし無理矢理両受けにしているせいで微妙に耐久が足りず、一番上手く使えていないポケモンでもある。
技構成はフレアソング、シャドーボール、なまけるまでは確定で、ラストはあくびではなくうたうを採用している。これはあくびでは間に合わないことが多く、一か八かでも即座に眠らせたいという局面に対応するためである。
物足りない耐久を誤魔化すためにオボンを持たせている。
テラスタイプは弱点をずらせて耐性が優秀なフェアリー。
立ち回りは、通る攻撃技を押しつつどうせ死ぬなと思ったらうたってみる。
注意するべきは、受け出しするにはやや耐久不足な点。特に敵がみがわりを張り始めた暁にはどれだけのリソースを割いてでもラウドボーンを生かさなければならないので、大事にするか切って良いかの判断は他のポケモンよりもシビアである。
- サーナイト@とつげきチョッキ(おだやか)トレース
- HP:252 / 特攻:4 / 特防:252
- /
- 実数値:175-x-85-146-183-100 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- ムーンフォースサイコショックマジカルフレイムドレインキッス
HDチョッキのハイパー特殊受け。火力はさほどないが、ほとんどの特殊アタッカーと打ち合うことができる。
準伝説のわざわい無効化で脚光を浴びている特性トレースだが、普通に使っても当然強い。スカーフトリックサーフゴーサーフゴーに後投げすればサーフゴーは何もできなくなるし、以前やむを得ずカイリューに後出しした時もマルチスケイルをトレースして頑張ってくれたことがある。
技構成は、最大火力のムーンフォース、一致技で特殊受けキラーのサイコショック、サーフゴーへの唯一の打点であり確定Cダウンが優秀すぎるマジカルフレイム、体力管理ができるドレインキッスの4つである。
テラスタイプはシーズン4ではサーフゴー意識のほのおだったが、シーズン5ではイーユイ意識であく半減かつ火力増強が叶うフェアリーで採用している。
立ち回りは、特殊アタッカーとの対面を作って基本は通る攻撃を押せばOK。ドレインキッスで回復しながらマジフレのCダウンで弱体化させていけばタイマンで負けることはほとんどない。テラスを切っていればイーユイにあくはを撃たれないのでひるみも考えなくて良い。
正直強いからというよりも好きだから採用しており選出機会は少ないのだが、必要な時はしっかり仕事してくれる。
- ユキメノコ@こだわりメガネ(ひかえめ)のろわれボディ
- HP:4 / 特攻:252 / 素早:252
- /
- 実数値:146-x-90-145-90-162 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- シャドーボールふぶきみちづれすりかえ
先発なんでも屋にしてサーフゴーキラー。この構築で唯一ゼロから自力で考えたポケモンなので愛着は桁違い。
最初の採用理由はサーフゴーが重すぎてサーフゴーの上からみちづれできるポケモンを探していたこと。そこから試行錯誤の結果、サーフゴーを倒しつつある程度幅広い対面に対応できる相棒が完成した。
選出条件はサーフゴーがいること。ディンルーディンルーもいると尚良し。
技構成はメインウェポンのシャドーボール、最大火力のふぶき、不意をついて起点役を破壊できるすりかえ、そしてみちづれ。
こだわりメガネを持っているのも最速100族に抜かれてまでひかえめにしているのも全てはサーフゴーを倒すためである。
テラスタイプはサーフゴーのシャドーボールを透かすためにノーマルにしている(ユキメノコ対面のサーフゴーは95%シャドボを打ってくる)。
受け出しできないので基本的に選出する時は先発。立ち回りは、相手が起点を作りたそうな顔をしている場合はすりかえ、通る技がある時は攻撃、不利対面で引き先がある時は大人しく交代。
自分より遅い相手に倒されると思ったら迷わずみちづれを押して良い。特に中盤であれば、メガネのままでもみちづれを押すことが割とある。
以下は初手対面での具体的な動きである。
1.サーフゴーサーフゴー
怒りと憎しみを込めて渾身のシャドーボールを放つ。ただし最速サーフゴーよりは速いがスカーフには上を取られるので、裏にテラスタルを切らなくても良さそうなら念のためノーマルテラスするべきである。
耐久無振りならメガネシャドボで確定一発、H252でも50%の乱数一発で倒すことができる。
2.ディンルーディンルー
すりかえ安定。こだわりメガネディンルーが強いはずもなく、その後の展開がかなり有利になる。
ほとんどのディンルーはステルスロックから入るため、メガネを押し付けられると引かざるを得なくなる。
たまにじしんを押されるが、一発は余裕で耐える(オボンを貰えれば二発耐える)のでアーマーガアに引けば優勢なままである。
チオンジェンの場合もだいたい同じ。
3.コノヨザルコノヨザル
これもすりかえ安定。初手のコノヨザルは大抵ステロから入るので同様に有利な展開が作れる。
コノヨザルはとにかく打ち分けが強く、ビルドを積まれるのもしんどいのでこだわりメガネを押し付けられると試合全体を通して楽になる。
4.カイリューカイリュー
基本はふぶきだが交代読みならシャドボでも良い。こおり4倍弱点のカイリューは、H252のマルスケ込みでも確定一発である(命中は7割)。たださすがにテラスを切ったり交代したりされるので、読み合いになる。
ゴーストタイプなためしんそくが効かないのが優秀。
ガブリアスガブリアス、カバルドンカバルドンの場合もほぼ同様。
5.テツノツツミテツノツツミ
ブーストエナジーですばやさが上がった場合はチャンス到来。C252性格補正なしのハイドロポンプであれば、最大99.3%のダメージを食らうがギリギリ一発耐える。逆にこちらのメガネシャドボはH4振りテツノツツミに対し62.5%の乱数一発なので、6割勝てるし負けてもテツノツツミはズタボロにできる。
ブーエナでなければ基本的にはドンマイ。
6.イーユイイーユイ、テツノドクガテツノドクガ
できれば引きたいが、引き先がない時は準速を祈りながらみちづれ。
これらの役割に加え、のろわれボディで死に際にも相手に負荷をかけてくれることがあり非常に優秀。特に相手がこだわっている時は一気に流れが傾く。
最大の役割対象に対して後投げできないどころかテラスを切らないと安定しない点は致命的なので、そこが今後の課題。
しかし初手のびっくり高火力やすりかえで相手を翻弄し、パーティを半壊させることが多々あったのでとても使用率圏外のポテンシャルではないと感じた。
戦術と解説
基本選出
重い相手が少ない場合はキョジオーン、ドヒドイデ+刺さっている1名。
しおづけとどくどくで相手を蝕みながら不利対面を避けて交代を繰り返す。あとは隙を見て回復しながら時間を稼ぎ、相手が倒れるのを待つとういうのが基本の動きになる。
どくどくが効かないはがねタイプにはしおづけの定数ダメージが通常の2倍入るので、ここのシナジーも優れている。
サイクル戦を仕掛けているのにステロ撒きがいないのが今後の課題。
重い相手
1.サーフゴーサーフゴー
嫌い。
ユキメノコで倒せるには倒せるが、後出しできないので神経を使う。
キョジオーンのしおづけも何もなければ有効だがおんみつマント、はがねを消すテラスタル等対策が無数にある。じわれに頼ることも多いが、テラスを切らないとゴールドラッシュが受からないため試行回数が稼ぎにくい。
条件次第ではサーナイトで勝てなくはないが安定しない。
何よりドヒドイデとアーマーガアが何もできないので、雑に後出しされるだけで圧倒的に不利になる。
2.コノヨザルコノヨザル
キョジオーンにゴーストテラスを切ってじわれを連打。これは暴論ではなく真面目な対策である。威力50のふんどのこぶしなら痛くないので、何度でもじわれを打てる。ビルドされても積み切る前にじわれが当たる確率の方が高い。
3.イーユイイーユイ
完全に火力を舐めていた。今のところサーナイトとドヒドイデで頑張るしかないが確実に勝てるわけではない。
4.テツノドクガテツノドクガ
草テラスみがわり型であればラウドボーンでしか勝てない。ラウドボーンを出した時に限って水テラステラバ打つのやめてください。
5.テツノカイナテツノカイナ
ほぼ唯一のアーマーガアを後投げできない物理アタッカー。おまけに積んだりみがわりしたりしてくる。
なんとかしてアーマーガアにテラスを切れれば問題ない。
6.みがわり全般
ラウドボーン頑張れ。
7.積みエース全般
ラウドボーン頑張れ。
積んでいる間にしおづけや猛毒を入れられればまもるの時間稼ぎで倒せることもある。
レンタルチーム公開
おわりに
拝読いただきありがとうございました!ご意見や感想などありましたらコメントいただけると嬉しいです。
以上、サムアマでした!
投稿日時 : 2023/05/16 19:29
最終更新日時 : 2023/05/16 19:40
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