ポケモンパーティ構築(シングル)
新型パオジアン入り!カミキバ軸対面構築
構築記事を開いていただきありがとうございます。
伝説使いのゼファーと申します。
みなさまのポケモン対戦が少しでも楽しくなる、そして普段より対戦で勝てるような、構築や情報を発信するのを目指して、構築記事を書いています。
初心者の方や、マスターボール級を目指している方にも使いやすい構築になるように意識していますので、ぜひたくさんの方に構築記事を読んでいただきたいです!
先日ご紹介させていただきましたパラドックス構築
トドロクツキテツノブジンテツノツツミハバタクカミテツノドクガアーマーガアは、みなさまのご支援により、現在800いいねを突破し、パラドックス入り構築中1位、SV構築中2位を記録しています。本当にありがとうございます!
――――――――――――――――――――――――――――――――
高評価実績↓
【SV】
トドロクツキテツノブジンテツノツツミハバタクカミテツノドクガアーマーガア
全体2位、パラドックス構築中1位
【剣盾】
全体14位ネクロズマ(日食)日食ネクロズマ構築)
【使用ポケモン別高評価数】
1位:ネクロズマ(日食)日食ネクロズマ構築、ゼルネアスゼルネアス構築
2位:イベルタルイベルタル構築、バドレックス(はくば)白馬バドレックス構築
4位:バドレックス(こくば)黒バドレックス構築
――――――――――――――――――――――――――――――――
今回は災厄ポケモン4体が追加されたシーズン5で、僕が愛用していた対面構築をご紹介させていただきます。
この構築はポケモンのオフライン大会「シングル厨のつどい」でも使用し、思い入れのある構築となっています。
少しでも良いと思ったら、いいねを押して帰ってくださると、本当に嬉しいです!みなさまのいいねは、次のより良い構築を考えるための、心の励みになっています。よかったらご協力をよろしくお願いいたします!
構築経緯
ここからは構築を組んでいく経緯をお伝えします。
選出や役割の理解の参考に書いていますが、
使用ポケモンまで飛ばしていただいても構いません。
ハバタクカミイダイナキバハバタクカミ&イダイナキバ
そしてパラドックス解禁より一度も使わなかったことはないハバタクカミハバタクカミはもちろん構築に入れつつ、物理方面に強いポケモンとして、シーズン4で注目されたイダイナキバイダイナキバを採用することにしました。
しかし、イダイナキバを全く使ったことがなかったため、この並びに似ている構築を勉強したいと思ったところ、このハバタクカミイダイナキバの並びを使ってシーズン4で6位を取ったシグマさんの構築記事が公開されていたため、型や運用の仕方等を参考にさせていただくことにしました。
カイリューカイリュー
この環境になって感じたのが、ステルスロックの使用率の増加です。新解禁のディンルーディンルーはもちろん、コノヨザルを非常に多く見るようになりました。
そこで、ステルスロックポケモンを起点に後続に圧をかけられるポケモンが必要だと思いましたが、ディンルーに関しては一定数アタッカーが存在し、初手ちょうはつから入るのはあまり安定しないと思い、アンコール持ちポケモンを採用し、ステルスロックを撒かれてもそこまで困らない構築を目指すことにしました。
その上で、構築を作っていく中で、この環境は比較的ひこうの一貫が作りやすいと思い、ひこうテラスタルカイリューを採用しました。
受け型のディンルーは、浮いているカイリューに対してカタストロフィしか打点がなく、倒しきれなかったり、コノヨザルに関してはひこうテラバーストは抜群です。またひこうの受けとして採用されているのはサーフゴーが多く、サーフゴーに引かれてもじしんで切り返せる点を評価しました。
パラドックスポケモンが四災に押されて少し減ったことが、結果的にレギュレーションAのように環境的にカイリューが強くなることに繋がっていたので、カイリューは最強クラスだと思いました。
パオジアンパオジアン
実際に対戦を重ねる中で思ったのは、カイリューとディンルーに関しては、複数の処理ルートを持っていないと、そもそも強いのに加えて型も豊富なので、対応が難しいということです。
そこで採用したのがパオジアンパオジアンです。
ここまでで感じていたのは、自分側としてもひこうテラスタルカイリューがキツいこと、ディンルーに関しても処理ルートが乏しいことでした。
そこでそのどちらにも強く出していけるBに努力値を割いたパオジアンを採用しました。
ウォッシュロトムウォッシュロトム
アーマーガアアーマーガアやヘイラッシャヘイラッシャなどの受けポケモンに対して、打点が乏しかったため、でんきタイプのポケモンの必要性を感じました。
その上で、削り&対面操作が可能なボルトチェンジを自然に採用しつつ、おにびでの誤魔化し性能を評価し、ウォッシュロトムウォッシュロトムを採用しました。
ウルガモスウルガモス
フェアリーの一貫がキツいこの構築は、高火力のハバタクカミハバタクカミのムーンフォースに対して、引き先になれるポケモンがいないため、ほのおタイプまたははがねタイプを採用する必要がありました。
その中で環境的にはカイリューカイリューが圧倒的に数を増やし、その相方的立ち位置としてサーフゴーサーフゴーが増えていきました。
はがねタイプはサーフゴー以外には採用しづらく(四災を狩るかくとうタイプ、イーユイディンルーパオジアンに弱い)、サーフゴーはハバタクカミに弱点を突かれますので、はがねタイプは諦め、ほのおタイプを採用し、ハバタクカミとサーフゴーに対して役割を持ちつつ、切り返し性能の高い受け型のウルガモスを採用し、構築が完成しました。
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使用ポケモン
- パオジアン@きあいのタスキ(いじっぱり)わざわいのつるぎ
- 攻撃:196 / 防御:124 / 素早:188
- /
- 実数値:155-181-116-99-85-179 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- つららおとしふいうちせいなるつるぎつるぎのまい
たぶん僕しか使っていない、つるぎのまい型はがねテラスタルのパオジアンパオジアンです。
ディンルー対面でつるぎのまい→つららおとしで倒していきたいというコンセプトから、B振りといういびつな努力値になっていますが、それにより受け型のディンルーのじしんを確定で2回耐えることができます。
はがねテラスタル採用の1番の理由は、しんそくの半減です。
カイリューと対面したときに、カイリュー側としてはタイプ的には不利ですが、マルチスケイルを活かし、ひこうテラバースト+しんそくでパオジアンを倒すという選択肢があるため、パオジアン側は相手の動きで選択する必要があります。
ここまでBを振って、はがねテラスタルにすることで、相手のカイリューが引かないで攻撃してくることを確認してからテラスタルをすることが可能となり、相手のテラスタルを見てからテラスタルを切れるようになります。
逆にパオジアンミラーには弱いので、その場合は引きましょう。
調整意図
S 最速テツノドクガ抜き
B A4振りディンルーのじしんを確定2耐え
A特化カイリューのひこうテラバースト+しんそくを、
しんそくのターンにテラスタルすることでほぼ耐える
A 余り
+2つららおとしでだいたいの耐久ディンルーを落とせる
+2つららおとしでHB特化ディンルーを乱数50%で落とせる
+2つららおとしでH振りひこうテラスカイリューを確定1発
(2倍弱点計算、マルチスケイル込み)
テラスタル使用率
★★☆☆☆
襷の行動保証があるので、テラスタルしなくても強い場面が多いです。上記カイリュー対面が1番テラスタルを切りますが、相手のカイリューも引くことが多いので、何とも言えません。フェアリー対面でもテラスタルは切ることがありますが、素の耐久が低いのが気になってしまいますね。
- ハバタクカミ@ブーストエナジー(おくびょう)こだいかっせい
- HP:116 / 防御:60 / 特攻:124 / 特防:4 / 素早:204
- /
- 実数値:145-67-83-171-156-199 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- ムーンフォースシャドーボールサイコショックでんじは
お気に入りのエナジーハバタクカミハバタクカミです。
耐久に努力値を割いたハバタクカミは、パラドックス解禁当初からずっと使い続けています。
最近はブーストエナジーを持ったハバタクカミはHBにかなり厚めに育成している個体が多いように感じますが、やはりアタッカー性能をなるべく落とさないよう僕は強いと思います。
ブーストエナジー持ちハバタクカミは素早さを削ることが多いですが、僕のハバタクカミはかなり素早さに振ることで、ハバタクカミミラーを最速スカーフor最速エナジー以外にはほぼ確実に上から動けることを意識しました。これにより遅めのブーストエナジーテツノツツミテツノツツミを抜けたり、ブーストエナジーに依存せず、一旦引いて再度ハバタクカミを出しても戦いやすくしています。
サイコショックはテツノドクガテツノドクガ意識、でんじはは後続のイダイナキバイダイナキバに上を取らせるために採用しています。
相手にハバタクカミがいるときは必ず選出します。
調整意図
HD 控えめハバタクカミのシャドーボールを確定耐え
HB 意地っ張りパオジアンのふいうちを確定耐え
S 準速+1カイリュー抜き抜き
(最速以外のハバタクカミを抜きたいイメージ)
C 余り
テラスタル使用率
★★☆☆☆
ハバタクカミミラーや、かげうち・こおりのつぶてなどの先制技を耐えることで戦況が大きく変わるときにテラスタルを切りたいですが、元のタイプが非常に優秀なので、なるべく他のポケモンに使いたいところです。
- イダイナキバ@たべのこし(いじっぱり)こだいかっせい
- HP:148 / 攻撃:156 / 防御:4 / 特防:52 / 素早:148
- /
- 実数値:209-188-152-65-80-126 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- じしんアイススピナービルドアップみがわり
テラスタルを使えばほとんどの物理ポケモンに勝てると思っています!みがわりを残した状態で、相手を倒す場面を作れるように、意識して物理ポケモンを相手にすることで、後続の苦手なポケモンを処理しやすくしています。
調整は、シーズン4最終6位のシグマさんのイダイナキバを参考にしつつ、ハバタクカミのでんじはを活かして、麻痺したS+1の100族(主にスカーフイーユイ)を抜けるようにするためにSを上げることで、同じ型のミラーで上を取れる調整としました。
調整意図はシグマさんの記事を読んでいただきたいところもあるので、深くは触れませんが、Sは麻痺した+1イーユイ抜き、HBはヘイラッシャのじしんをみがわりが耐える、HDは臆病テツノツツミのフリーズドライを耐える、などが主な情報です。
シグマさんの構築記事はこちら↓
https://shigumaaa.hatenablog.com/entry/2023/04/01/183245
テラスタル使用率
★★★★★
1番テラスタルを切るポケモンです。
攻撃としてのタイプはなかなか優秀だが、メジャーなタイプの弱点が多い、というイダイナキバのタイプを活かせるテラスタルです。ある意味テラスタル前提とも言えるので、選出段階でイダイナキバにテラスタルを切って大丈夫かどうかを確認することは大切です。
特に物理相手にテラスタルを切り、みがわりとビルドアップで詰めていきます。
- ウルガモス@あつぞこブーツ(ずぶとい)ほのおのからだ
- HP:244 / 防御:196 / 素早:68
- /
- 実数値:191-72-121-155-125-129 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- ほのおのまいちょうのまいおにびあさのひざし
- ウォッシュロトム@オボンのみ(おだやか)ふゆう
- HP:252 / 防御:12 / 特攻:92 / 特防:148 / 素早:4
- /
- 実数値:157-76-129-137-160-107 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- ハイドロポンプボルトチェンジテラバーストおにび
初手に安定して投げれたり、クッションとして展開をつくったりと、何かと器用に動けるウォッシュロトムウォッシュロトムです。
テツノツツミテツノツツミが重めの構築なので、テツノツツミに対して安定してボルトチェンジを押せるように、HDベースにしています。
テラバーストはハバタクカミハバタクカミ意識で入れていますが、命中安定の交代しない技としてノーマルテラバーストもそこそこ打つイメージです。
調整意図
HB A特化ハチマキパオジアンのかみくだくを確定耐え
HD 臆病メガネテツノツツミのフリーズドライを確定耐え
C 余り
S 余り
テラスタル使用率
★☆☆☆☆
対テツノツツミに関してはテラスタルを切ったほうがいい場面もありますが基本的にはほとんど使いません。
はがねテラスタルはふゆうで実質ほのお弱点のみになりますが、そもそもウォッシュロトムは、くさとフリーズドライしか弱点がないので、あまり活かしきれていません。サポートとしての自覚を持って、相当重い相手にのみテラスタルを。
戦術と解説
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ここからは選出や戦い方の役に立つような情報をまとめておきます。最後にはレンタルパーティーを公開しますので、こちらを参考に使ってみてください。
選出はあくまで一例ですので、相手に合わせて選出は変えてください。
基本選出
→ウォッシュロトムハバタクカミイダイナキバ(ロトムカミキバ)
こちらは流行のカイリューサーフゴーを想定した選出です。
初手ウォッシュロトムから入ることで初手に来やすいカイリューに対しておにびを入れやすく、ボルトチェンジで対面操作をしながらテンポをとっていきます。
対コノヨザル展開〜コノヨザルカイリューハバタクカミなど〜
→カイリューハバタクカミウルガモス(カイリューカミガモス)
初手コノヨザルのステルスロック展開構築には、初手カイリューでひこうテラバーストから入ります。その分テラスタルを消費してしまうので、後続はテラスタルを使用しなくても強いポケモンで、ステルスロックが重くない選出をします。
初手キノガッサの対面構築や、カバルドン展開構築にも、同じような立ち回りが多いと思います。
パオジアンについて
選出率はあまり高くないですが、相手のディンルーもしくはカイリューが初手に来るのに合わせて、初手選出したいです。カイリューに対してはテラスタルを使う可能性があるので、そこは意識して後続を考えるのがいいかと思います。
また、ステルスロックを撒いてこない構築ならば、後続として選出しても、タスキ枠として強いと思います。
特殊な型を使う分、積極的に出していけない部分はありますが、適切なタイミングで出していけば、初手つるぎのまいから3タテなんてことも多い、影の活躍者です。
レンタルパーティー
チームIDは
HHQ26M
です。
今回の構築は初心者の方も使いやすいと思いますので、ご興味のある方はぜひ使ってみてください!
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!
少しでもいいなと思ったら、いいねを押してくださると、本当に嬉しいです!僕にとって構築記事は、ポケモン対戦をやる上での1番のやりがい、1番大切にしていることであり、ひとつひとつのいいねが、本当に嬉しいです。ぜひご協力をお願いいたします。
また、コメントをいただいた場合は、できる範囲でお答えしたいと思っています。すぐには返せないかもしれませんが、みなさまのためになることは、できるだけやりたいと思っています。
※ポケモン徹底攻略様の運営方針として、コメントは、質問や称賛、建設的なコメントのみ投稿が可能となっており、投稿者の望まない否定的なコメントは禁止されています。
ありがとうございました!
投稿日時 : 2023/05/05 18:52
最終更新日時 : 2023/05/06 19:49
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