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ポケモンパーティ構築(シングル)

【ネオ対面操作】脱出アロキュウ+サンダース+ウオノラゴン【S10レンタル有】

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投稿者:ねおたん(@nerotorn)

シングル / シーズン10

構築経緯

================↓↓↓読み飛ばし可↓↓↓==================
  • はじめに
 この構築の組みはじめは「はやあし」サンダースサンダースサンダースです。鎧の孤島解禁前(S7)以前では相手の「ダイジェット」持ちエースの上を取りながら「ダイサンダー」で切り返す高速アタッカーとして活躍しました。また高速で「ボルトチェンジ」を撃てることからサイクルパーティの先発要員としての適性が高く、パーティ単位で相性補完を上手く取ることで柔軟にサイクルを回せました。これらについては以前投稿した「カラフルサイクル」(パーティ構築/18)にて詳しく説明してあります。

 さてS7当時から環境はだいぶ変化し、中でも「リベロ」エースバーンの台頭や、ウーラオスをはじめとする新ポケモン、さらに新教え技の追加が記憶に新しいと思います。また今S10ではルールが一新され、過去シーズンの上位ポケモンが軒並み使用禁止になりました。これらが環境に与える影響はすさまじく、それに伴って「はやあし」サンダースの運用法、さらには「サイクルパーティ」の在り方そのものにまた新たな変化が生じたと思います。以降では、今S10における「はやあし」サンダースの置かれた立ち位置に焦点をあて、構築作成の経緯について述べます。

  • 新環境におけるサンダースの強化点
 鎧の孤島解禁によるサンダースの最大の強化は新技「ライジングボルト」にあると考えています。この技、条件こそ厳しいですがタイプ一致高火力140(加えてフィールド効果が乗る)が出せること、また自分のダイマックス技で始動ができる利点があります。ダイサンダーとして使用しても威力140が出るため、既存のでんきウェポンの「10まんボルト」や「かみなり」よりも優先して採用したいと考えました。この「ライジングボルト」の習得によりダイマックスと「はやあし」によるスイープ性能が大幅に向上しました。実際、現時点(20/09/08)のランクバトルシングルの使用ランキング上位
(アシレーヌアシレーヌアシレーヌ、れんげき・いちげきウーラオスウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)、リザードンリザードンリザードン)
に刺さり、そうでなくとも苦手な相手
(パッチラゴンパッチラゴンパッチラゴン、ナットレイナットレイナットレイ、サザンドラサザンドラサザンドラ、ヒートロトムヒートロトムヒートロトム、カビゴンカビゴンカビゴン)
からは「ボルトチェンジ」で逃げることができます。環境への刺さりとしてはまずまずだといえます。

  • 新環境におけるサンダースの欠点
 一方、今環境でサンダースとしても動かしづらさはあります。 
 その1つは、両ウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)対面にあります。ウーラオスは「ふかしのこぶし」によってサンダースの「まもる」を貫通し高火力物理技を撃つことができます。これにより様子見の「まもる」が不発し、「はやあし」が安全に発動できないだけでなく、サイクルが崩壊するか、もしくはダイマックスエースを失うかの苦い局面になってしまいます。それなら「ボルトチェンジ」を撃って引けば良いと思うかもしれませんが、ウーラオスの「こだわりスカーフ」所持率は決して無視できるほど少なくなく(10%以上)、またそうでなくダイマックスを切って攻撃しようとも「きあいのタスキ」を持っていることが非常に多く(50%以上)、サンダースの「はやあし」が発動していない初手対面では「こだわりスカーフ」「きあいのタスキ」ウーラオスを同時に対処することが困難に思えます。
 
 また、現環境に置いても一定数の対面操作ポケモンがいることが課題に挙がります。例えば、「クイックターン」アシレーヌアシレーヌアシレーヌや「とんぼがえり」ウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)、サザンドラサザンドラサザンドラ、ホルードホルードホルード、ガラルヒヒダルマヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)はいずれも「こだわりスカーフ」を持っていてもサンダースより遅く、こちらサンダースで対面操作しようとしても相手が下から行動するため、むしろ相手に対面操作されるという問題があります。つまり、対面操作なら相手もやってくるということです。
 
 もう一つの懸念材料は、でんきタイプの一貫が作りにくい点です。先ほど、サンダースが有利とする相手が少なくないことを述べましたが、その反面不利をとる相手も少なくありません。例えば、S10環境トップ(おそらくしばらく続くであろう)のパッチラゴンパッチラゴンパッチラゴンに対しては、従来のでんき技+「シャドーボール」では有効打がなく、「ダイドラグーン」で倒されるか「ダイジェット」の起点にされるか、もしくは「ボルトチェンジ」で交代しようにも、その高火力ゆえ後続で受けきることは厳しいです。さらに追い打ちをかけるがごとく、環境にじめんタイプ(ドサイドンドサイドンドサイドン、ホルードホルードホルード)が増加しています。というのも、フェアリー+じめんの並びでパッチラゴンに択を押し付ける構築が流行していることが原因にあります。これにより、サンダースのでんき技の一貫を作ることが難しく、せっかく新たに習得した「ライジングボルト」のご利益をあまり受けられずにいます。

  • 新環境におけるサンダースの立ち位置
 以上を踏まえて、サンダースの今10シーズンの立ち位置を簡潔にまとめてみようと思います。
1. ウーラオス含め刺さりは悪くないため先発に置きたいが、「きあいのタスキ」「こだわりスカーフ」ウーラオスの増加によってそれが抑制されるというジレンマ
2. 環境にサイクル構築は少なくなく、高速なサンダース始動の対面操作が成功しづらい
3. サブウェポンの幅が狭すぎて全抜きダイマックスエースとして使いづらい

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  • 新環境でのサンダースの運用法
 これら全てを上手く解決するポケモンとして「だっしゅつボタン」アローラキュウコンキュウコン(アローラ)キュウコン(アローラ)を考案しました。アローラキュウコンについては以前から注目していて、その特性「ゆきふらし」の強みについて何かしらの応用を模索していました。当時は「きあいのタスキ」や「がんじょう」を生かした対面構築が流行していてたため、「ゆきふらし」の「あられ」によって行動保証を無効化する戦術に関心がありました。相手にスリップダメージを入れるだけなら「ステルスロック」を撒けば良いではないかと思う方もいると思いますが、「ゆきふらし」には以下の独自のメリットがあります。
1. 展開にターンと技枠を必要としない
2. 「オーロラベール」展開が可能になる
3. 天候を上書きできる
4. 「ウェザーボール(こおり)」が使用可能になる
 特性「ゆきふらし」のポケモンでかくとうタイプが弱点でないポケモン(ウーラオスに後出しが安定する)ポケモンがアローラキュウコンしかおらず、このポケモンに「だっしゅつボタン」を持たせることで以下のような強い動きが可能になります。

初手 こちらサンダースサンダースサンダース vs あいてウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(れんげき、いちげき)
1ターン目 : こちらサンダースからアローラキュウコンへ交代
      あいてウーラオスのインファイト
      こちらアローラキュウコンのだっしゅつボタン発動(こだわりハチマキ以外は確定耐え)
      こちらサンダース選択
      両者あられダメージ加算
      こちらサンダースのかえんだま発動

このようにして、アローラキュウコンのHPを犠牲にはしますが、相手の(「きあいのタスキ」だとしたらそれが)削れたウーラオスと「はやあし」が発動し(「こだわりスカーフ」を持っていたとしても)相手を上から叩け、かつ「ウェザーボール(こおり)」をいつでも撃てる状態のサンダースの対面を作ることができます。素の「ライジングボルト」でれんげき、「ダイサンダー(140)」でいちげきウーラオスがあられダメ込みで確定1発で倒せます。また、1ターン目に相手が交代してきた場合は、アローラキュウコンが無傷で場に残るため、「オーロラベール」からの「だっしゅつボタン」発動で後続に繋げる、これまた強い動きができます。「ウェザーボール(こおり)」は、サンダースが苦手とする相手との縛り関係を一転し、ダイマックス状態でないパッチラゴンやホルードはあられダメ込みで高確率で倒すことができます(ダイアイスなら確定)。また、脱出キュウコンの対面操作性能を副次的に活用して、ウオノラゴンウオノラゴンウオノラゴンやポリゴンZポリゴンZポリゴンZ、アローラガラガラガラガラ(アローラ)ガラガラ(アローラ)、シンボラーシンボラーシンボラーなどの是非とも有利対面を作りたいポケモンたちを安全に着地させることもできます。「だっしゅつボタン」のメリットとしては相手の対面操作技をシャットアウトして、一度きりですがこちらが有利な対面を一方的に作ることができる点も評価しています。

 このように、従来はサイクルパーティのパーツとして活用されていたサンダースですが、環境の変化に順応して上に示したような対面的な動き、ダイマックス抜きエースの役割を遂行することができ、これまでの所謂「対面操作」とも区別して「ネオ対面操作」として本パーティ構築のタイトルとしました。また、でんき+みずの範囲の広さは前シーズン好成績をおさめた「ジバノラゴン」構築で周知されたとおりであり、本構築ではこれを参考にサンダース+ウオノラゴンの強い縛り関係を軸として組みました。以降は個別解説になります。

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使用ポケモン

 原案は以前投稿した「光速の先発サンダース」育成論ソードシールド/690 に詳しく書いてあります。変更点としては、ドラパルトドラパルトドラパルト、ミミッキュミミッキュミミッキュの不在によりゴースト打点が不要になったため、「シャードボール」を不採用としました。その代わり、ドラゴンタイプやじめんタイプへの強い打点となる「ウェザーボール」を採用し、あられ下でこおり技として撃つことで過去作までの「めざめるパワー(こおり)」と同じ範囲を獲得しました。また、「ライジングボルト」を採用することで最大5ターン(ダイマックス後の2ターン込み)、最大威力140(エレキフィールド込みでそれ以上)のタイプ一致技を撃つことが可能になります。
  • 調整
それぞれのパラメータの調整は以下の通りです。
C : 最大
H : 16n-1(やけどとあられでゴリゴリ削れてしまうため)
S : 特性「はやあし」発動時S+2状態の準速70族(からをやぶるバルシェン、すいすいルンパッパ)抜き抜き
  • 運用
 基本的に先発で出し、「まもる」で安全に「はやあし」を発動させてから始動します。例外的にウーラオスやじめんタイプとの対面は「まもる」から入らずにアローラキュウコンに素引きします。そこから再展開し、上から「ダイサンダー」や「ダイアイス」による制圧を目指します。
  • 与ダメージ計算
☆「ダイサンダー(140)」
H187B136(H252)アシレーヌアシレーヌアシレーヌ110.1%~131.5%
H350D80(無振り)ダイマックスいちげきウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)101.1%~118.8%
H175D80(無振り)いちげきウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)101.1%~118.8%
H306D105(無振り)ダイマックスリザードンリザードンリザードン88.2%~103.9%
H207D100(H252)とつげきチョッキマリルリマリルリマリルリ90.8%~108.2%

☆「ダイアイス(130)」
H165D90(無振り)パッチラゴンパッチラゴンパッチラゴン117.5%~139.3%
H167D110(無振り)サザンドラサザンドラサザンドラ94.6%~112.5%(あられダメもしくはボルトチェンジダメこみで確定1発)
H190D107(D252)とつげきチョッキドサイドンドサイドンドサイドン57.8%~68.4%
H160D97(無振り)ホルードホルードホルード112.5%~132.5%
H160D100(無振り)ダイマックスオンバーンオンバーンオンバーン108.7%~128.7%

上に示した通り、でんき+こおりの広範囲打点によって強い制圧ができることが分かります。これに加えて、フィールド状態やあられダメージによって確定数がずれることも多く、計算結果以上の活躍をします。しかし、「とつげきチョッキ」持ちのドサイドンや、みず+じめん勢には打点がなく、これは後続のウオノラゴンやシンボラーで補完していきます。
 本構築の要、対面操作の中継になります。サンダースとの相性がよく、ほぼ必ず一緒に選出されます。役割は、クッション、相手の対面操作シャットアウト、ダイマックスターン枯らし(こらえる)、壁貼り(オーロラベール)、対みず+じめん打点(フリーズドライ)と多岐に渡ります。
  • 調整
それぞれのパラメータの調整は以下の通りです。
S : 最速
H : 16n-1
C : H165D4ウオノラゴンをフリーズドライで確定1発
BD : 余り
  • 運用
 基本的に後続に控えて、サンダースの素引きや「ボルトチェンジ」から出します。相手が攻撃した場合は耐えて、「だっしゅつボタン」が発動し対面操作を行い、また相手が攻撃してこなかった場合は、こちらも「オーロラベール」の展開が行えます。対戦の終盤にはHPが削れた状態でも、「こらえる」や「オーロラベール」再展開による相手のダイマックスターン枯らしを行え、後の展開を有利にします。サンダースがやけど状態になっていることが多いため、相手が「あくび」ループを仕掛けてくることは少なく、「ボルトチェンジ」から安定して脱出することができます。また、初手であればサンダースの「ちくでん」を警戒され、撃ってきたドラゴン技をすかすこともできます。サンダース+アローラキュウコンの並びで一応でんき+ドラゴンの一貫を消すことができます。
  • 被ダメージ計算
☆A152(A252)いのちのたまはりきりパッチラゴンパッチラゴンパッチラゴン
「ダイジェット(110)」70.8%~83.4%
「ダイアース(130)」83.4%~98.2%
「ダイサンダー(130)」124.5%~146.8%

☆A200(A↑252)れんげきウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
「すいりゅうれんだ」73.7%~89.1%

☆A200(A↑252)いちげきウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
「インファイト」77.1%~91.4%
 受け崩し要員です。新しいプールではこのポケモンの「エラがみ」を受けることができるポケモンは限られており、一度有利対面を作ってしまえば最低でも1匹を相手は切らざるをえなくなります。これによりサンダースの通りがよくなることが多く、でんき+みずの広範囲による制圧ができます。サンダースがどうしても突破できないドサイドンや高耐久(カビゴン、場合によってはニンフィアやピクシーなどのフェアリー)に対してアローラキュウコンを経由して対面を作っていきたいです。
  • 調整
それぞれのパラメータの調整は以下の通りです。
AS : 最大
D : 余り
  • 運用
 基本的に後続に控えて、アローラキュウコンの脱出から出します。役割対象は特性によってみず技を無効化されないじめん、その他高耐久ポケモン全般です。高威力「エラがみ」は半減しても受けきることが厳しく、HB特化のナットレイでも乱数2発になります。また耐久もそこそこに高いため、相手の攻撃を受けて返しの一発叩き込むことも可能で、相手の1.5体分を削ることもできます。
  • 与ダメージ計算
☆「エラがみ(170)」
H380B150(無振り)ダイマックスハードロックドサイドンドサイドンドサイドン177.6%~209.2%
H267B128(H252B↑252)カビゴンカビゴンカビゴン98.1%~116.1%
H202B128(H252B↑252)ニンフィアニンフィアニンフィア129.7%~153.4%
H202B150(H252B↑252)ヌオーヌオーヌオー111.3%~131.1%

上に示した通り、高火力「エラがみ」によって相手の受けを崩せることが分かります。しかし環境に多い「よびみず」トリトドンには一貫を切られてしまうため、くさ技を撃てるシンボラーを補完として採用しました。また、このウオノラゴンは「こだわりスカーフ」を持っているわけでもなくしかも最速でないため、パッチラゴンに薄くなってしまうことから、補完として「こだわりスカーフ」持ちの「ダウンロード」ポリゴンZを採用しました。
 補完で入ってきた高火力アタッカーです。環境にはパッチラゴンやウーラオスをはじめ、D<Bとなっているポケモンが多いと思ったため、特性「ダウンロード」によるC上昇期待できます。ポリゴン2が使用禁止になったおかげで、ダウンロード対策の意識が低下したことも追い風になります。また、「こだわりスカーフ」を持たせることで「ダイジェット」を積んだパッチラゴンより速く動け、あられ下のC+1必中「ふぶき」でダイマックスパッチラゴンを倒すことができます。
  • 調整
それぞれのパラメータの調整は以下の通りです。
C : 最大
S : 最速75族抜き
HBD : 余り
  • 運用
 後続に控える他、例外的に先発に置くこともできます。先発に置いた場合は偶発的に「ダウンロード」発動をさせますが、ほとんどの試合では、アローラキュウコンの脱出から展開し有利対面を作りながら「ダウンロード」を発動させることを目指します。サンダース+アローラキュウコン+ポリゴンZの特殊アタッカー2枚の選出で役割集中を行う場合、もしくはウオノラゴン+アローラキュウコン+ポリゴンZの物理特殊それぞれ1枚ずつの選出をする場合があります。後者は、ウオノラゴンで物理受けを誘い、ポリゴンZの「ダウンロード」発動が期待できます。サンダースの次にダイマックス運用する機会が多く、「ダイアタック」による打ち合い性能の高さが評価ポイントになります。
  • 与ダメージ計算
☆C+1「ふぶき」
H165D90(無振り)ダイマックスパッチラゴンパッチラゴンパッチラゴン85.4%~101.2%(サンダースのボルトチェンジ+あられダメ込みで確定)

☆C+1「さわぐ」
H175D80(無振り)ウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)111.4%~130.8%

☆C+1「はかいこうせん」
H158(H252)キュワワーキュワワーキュワワー84.1%~99.3%

☆C+1「あくのはどう」
H167D100(H252)アローラガラガラガラガラ(アローラ)ガラガラ(アローラ)111.3%~131.7%
 こちらも補完として投入しました。ここまでで重いナットレイやヒートロトムに強い枠として採用しました。アローラガラガラはほのお+ゴーストの広範囲打点と優秀な耐性を生かしたサイクル要員として使われることが多いです。しかし、本構築では他のメンバーがそこまで耐性に恵まれているわけでも、また耐久値が十分であるわけでもないため、サイクルを回すことが困難になります。そういった構築でこのアローラガラガラを活かすために、S振り「みがわり」持ちの個体を採用しました。これによって、有利対面で「みがわり」を残しながら目の前の相手と、後続のもう1体を倒す動きができ、もしくは「みがわり」を張ることで不安定な交代読みをする必要がなくなりました。たとえば、ナットレイ入りの受け回しでは、ほのお打点を受けれるポケモンが控えにいることが多く、仮にそれがサザンドラであるとすれば、受け出されるタイミングで「けたぐり」を撃たなくではいけません。しかし、「みがわり」を採用すれば、ナットレイ前で「みがわり」が安定になり、サザンドラに対しても身代わりを盾に「けたぐり」で倒すことができます。
  • 調整
それぞれのパラメータの調整は以下の通りです。
A : 最大
S : S多めアーマーガア意識
HBD : 余り
  • 運用
 相手にナットレイとヒートロトムがいる場合は積極的に選出します。耐性が優秀なため脱出アローラキュウコンを経由せずに素引きから後出ししていくことが多いです。ナットレイ前に「みがわり」を残せればかなり有利に試合を展開できますが、相手の「すりぬけ」持ちや連撃ウーラオスの「すいりゅうれんだ」などには注意が必要です。
  • 与ダメージ計算
☆「ほのおのパンチ」
H181B201(H252B↑252)ナットレイナットレイナットレイ125.9%~148.0%

☆「ポルターガイスト」
H187B94(H252)アシレーヌアシレーヌアシレーヌ93.0%~109.6%
H157B174(H252)ドヒドイデドヒドイデドヒドイデ61.1%~72.6%

☆「けたぐり」
H175B120(無振り)ウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)104.0%~123.4%
H167B80(無振り)サザンドラサザンドラサザンドラ119.7%~141.3%
  • 被ダメージ計算
☆A114(無振り)ナットレイナットレイナットレイ
「パワーウィップ」21.1%~25.5%(みがわりが超高乱数で耐える)
 最後に、パーティで「きあいのタスキ」の枠が空いていたので適性のあるポケモンを探しました。あられを降らせる前提での運用になるため、(ステルスロックを含む)スリップダメージの入らない「マジックガード」を持つポケモンから選択しました。中でもひこう+こおり+ほのお+くさの打点をある程度の速度から撃つことができるシンボラーに着目しました。この範囲により、環境トップのパッチラゴンやウーラオスに打点を持ち、構築単位で重いナットレイやトリトドンの4倍弱点を突けます。
  • 調整
それぞれのパラメータの調整は以下の通りです。
CS : 最大
H : 余り(マジックガードのため調整なし)
  • 運用
 構築で重いポケモン(ナットレイやトリトドン)が複数いてサンダース+ウオノラゴンの通りが悪い場合は積極的に選出します。対面操作技こそありませんが、あられ下でも「きあいのタスキ」を温存しながら「ダイジェット」を撃てるため、抜き性能は高いです。また、自身も「ダイアイス」と「ダイバーン」を撃てるため、ダイマックスをしないサンダースの「ウェザーボール」の補助を行えます。
  • 与ダメージ計算
☆「エアスラッシュ」
H175D80(無振り)ウーラオスウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)93.7%~110.8%(あられダメ込みで確定)

☆「れいとうビーム」
H165D90(無振り)パッチラゴンパッチラゴンパッチラゴン71.5%~84.8%

☆「ねっぷう」
H181D136(H252)ナットレイナットレイナットレイ90.6%~108.2%(あられダメ込みで高乱数)

☆「エナジーボール」
H218D102(H252)トリトドントリトドントリトドン95.4%~113.7%(あられダメ込みで確定)

戦術と解説

「Pokemon SHOWDOWN (BETA)」での対戦リプレイのリンクを載せました。表記が全て英語ですが、具体的な運用が分かると思います。トレーナー名は「neom25」です。また、外部のリンクを掲載することが規約に違反するか未だ不明ですので要望があり次第すぐに取り下げようと思います。ご了承ください。なお、プレイ動画における構築は試験段階のもので、本来シンボラーである枠がバイバニラになっています。
https://replay.pokemonshowdown.com/gen8battlestadiumsingles-1182424735
選出 : サンダース アローラキュウコン ウオノラゴン
見所 : 脱出キュウコンによる相手の対面操作シャットアウト
   ウオノラゴンによる受け出し不可能な高火力
   サンダースの抜き性能
   「ゆきふらし」による「きあいのタスキ」削り

https://replay.pokemonshowdown.com/gen8battlestadiumsingles-1181679126-0wm8zoyw10wgkdmeft4gm74lqqc4zmnpw
選出 : サンダース アローラキュウコン ポリゴンZ
見所 : 脱出キュウコンによる対面操作
   サンダースの「ダイアイス」と抜き性能
   サンダースのボルチェン+あられダメ+「ダウンロード」ポリゴンZの「ふぶき」でダイマックスパッチラゴン確定

対戦リプレイは随時アップデートしていきたいと思います。

  • レンタルパーティー


  • さいごに
 最後になりますが、パーティのブラシュアップのため活発な議論やアドバイスを心から歓迎します。初見殺し的な成分が多く含まれているため、公開するか悩みますが、得られるフィードバックの方が多いと踏んでこの記事を書きました。簡単な感想やコメントもお待ちしています。最後まで読んで下さりありがとうございました。

投稿日時 : 2020/09/08 15:51

最終更新日時 : 2020/09/15 18:46

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コメント(14件)

5ねおたん(@nerotorn)
レンタルパーティーを公開しました。
20/09/10 20:50
6レンタルパーティー使い
ありがとうございます!
20/09/11 12:04
7Plumo®(@Plumo49442811)
 何度か使用してみたところ、かなり使いやすいパーティーだと思います。
仰っていた通り、初見殺し要素があるのは否めない部分があるとは思います。サンダースの初ターンまもるが読まれている場合がぼちぼちあり、その場合は積み技を使われることも多かったです。


サンダースのダメ計算でいちげきウーラオスのダイマックス状態の計算が間違っている気がします。
20/09/11 12:19
8ねおたん(@nerotorn)
>7,8 Plumo® 様
コメントありがとうございました。
 実際にパーティを使用なされたようで嬉しいです。対戦する時間と勇気が足りない自分に代わって使用感を報告していただきありがとうございました。
 まず、サンダースからいちげきウーラオスのダメ計が間違っているというご指摘でしたが再計算しても結果が変わりませんでした。これは相手が非ダイマ時の想定の計算です。ご確認いただいてなお間違っているようであればまたご指摘ください。
 また「ダイアース」パッチラゴンに関してですが構築レベルで非常に厳しいです。何より特殊アタッカーが多くなっていることが原因です。そういう意味では、「とつげきチョッキ」持ちのパッチラゴンにも同様にほぼ勝てないと考えて良いでしょう。ですが、「じしん」と「とつげきチョッキ」の採用率を足すと20%。重複を考えるとこれより少ない値になります。もちろん、パッチラゴンの総数が多いため決して無視できるような数字ではないとは思いますが、これでもまあそこまで分の悪い勝負ではないかと考えています。
 昨晩コメントいただいた気がするのですが、カビゴンについても補足しておきます。こちらも同様に構築レベルで重いです。ですが、ウオノラゴンの「エラがみ」やアローラガラガラの「けたぐり」での処理ルートがあります。サンダースの「かえんだま」が発動していれば「あくび」ループに対して「ボルトチェンジ」から強気に先の2体を着地できるかと思います。
20/09/11 15:27
9Plumo®(@Plumo49442811)
コメントありがとうございます。
昨日使っていて重いな、とは感じましたが自分の選出や対応が後手に回ってしまったこともあり取り消しました🙇♂

またしばらく使まして、使用感を。
改めてパッチラゴンに関してですが、サンダースと対面してしまった時は守るから入らず大人しくボルチェンからキュウコン着地が安定行動かと思います。
パッチラゴンダイアース、ダイジェットであれば確定耐え、
ダイサンダーの場合は耐えませんがサンダース対面で打たれることはあまり無かったです。

仰っていた通り、ダイアースを搭載されていた場合かなりきつい試合になりました。
ダイアースでパッチラゴンのDが上昇する影響で
ポリゴンZのダウンロードでCが上がらなくなってしまいます。その場合ふぶきで37.9〜45.1%とかなりきつい試合になりますがそこは相性もあるので仕方ないと思います。パッチラゴン初手選出の確率もものすごい高くはないと思いますので。

どのポケモンを選出するか、が本当に大事になってくるパーティーだと思います。使っていてめちゃくちゃ楽しいのでこのまましばらく使い続けようと思います!感謝!
20/09/11 16:45
10ねおたん(@nerotorn)
>9 Plumo® 様
非常に参考になるご報告どうもありがとうございました。
楽しい構築と言っていただけて幸いです。
20/09/11 17:00
11アキノ
マスボ級になってから勝てずに悩んでいましたが、レンタルさせていただいてから
ある程度勝てるようになりました!各ポケの運用がハッキリしていて使いやすいですね!
ガラガラを初代から愛用している自分にとって、まさに理想のPTです。

ガラガラの技構成ですが
けたぐりの代わりに瓦割を入れるのはどう思いますか?
実践で壁張オーロンゲやDMをきったサザンを相手に苦戦を強いられました。
20/09/14 18:14
12ねおたん(@nerotorn)
>11 アキノ 様
コメントありがとうごさいます。
アローラガラガラは試験的に採用しましたがそのまますんなりスタメンに入りました。この高火力、「こだわりハチマキ」ウオノラゴンに通ずるものを感じますね。

さてアローラガラガラの技構成についてですが、「けたぐり」と「かわらわり」は選択でよいかと思います。確かに自分も壁貼りオーロンゲが苦手で処理に困っていました。ただ、いちげきウーラオスや非ダイマックスサザンドラ、カビゴンあたりの確定数が変わるのでその点だけは注意していただきたいです。
20/09/14 21:57
13カービー
サンダース初手に出さない場合ってどんな状況ですか?初心者ですみません
20/09/16 21:48
14ねおたん(@nerotorn)
>13 カービー 様
コメントありがとうございます。
非常に難しい質問です。先発に選出できない以下の場合、
?サンダースがそもそも刺さっていない場合
?「トリックルーム」パーティなどのように展開が見え見えな構築
他のポケモンから入ることがあります。
20/09/16 23:28

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