ポケモンパーティ構築(ダブル)

【ダブル:シーズン4】きょうせいフラージェス&トリプルエース構築【レート1709】

2023/04/01 14:56

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投稿者:畠山こくご(@Rittax_Buttax)

ポケモンSV / ダブル / シーズン4 / 最終1665位

 シーズン4ではヘイラッシャ&シャリタツ&テツノツツミを主軸とした水タイプ統一パ(パーティ構築/4632)でマスターランクに上がることができましたが、草&電気&フリーズドライが一貫してしまうのがネックで上位を狙うのには限界を感じていました。
 そこで、基本戦術(テツノツツミテツノツツミヘイラッシャヘイラッシャシャリタツ(そった)シャリタツ(そった))は大きく変えずにタイプバランスを整えればもっと勝てるのでは?と思い、試行錯誤の結果今回の構築に辿り着きました。
 

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使用ポケモン

パーティのエースその?。
テツノワダチテツノワダチのボルトチェンジまたは地面テラスタル&テツノツツミテツノツツミのクイックターンで弱点保険を発動し、シャリタツ(そった)シャリタツ(そった)降臨からの攻撃4段階上昇じしんで破壊の限りを尽くします。
また、相手のテツノツツミなどが弱点保険を起動してくれそうな場合、起動役のポケモン(テツノワダチテツノワダチテツノツツミテツノツツミ)を普通のアタッカーとして温存するため普通にシャリタツに交代させて素の司令塔だけで戦う場合もあります。

ヘイラッシャの相棒。ヘイラッシャが倒されても最低限の仕事ができるよう、タスキを持たせています。
こうすることで、吐き出されて何もできないターンに攻撃を受けても出落ちするのを避けられます。
ただし、どくびしや砂嵐でタスキが潰される場面もままあり、結局何もできずにやられたり、モロバレルに眠らされて置物にされたりすることも……
相手のテツノツツミのフリーズドライを結構誘うので、まもるがいい仕事をしてくれました。
あと、シャリタツが戦うのは基本的にヘイラッシャがやられた後の追い詰められた状況であることが多く、そんなここぞという場面で技外しによって負けたくないので、ドラゴン技枠をりゅうせいぐんではなく命中安定のりゅうのはどうにしています。
だくりゅうは味方を巻き込まず全体攻撃ができる点、命中率低下が勝ち筋につながることもあるという点を踏まえ、命中不安定ですが水技枠として採用しています。

エースその?。採用率トップのハバタクカミに強い。
相手が司令塔対策のくろいきり持ちを入れているなどヘイラッシャを選出しづらい&地面技の通りがいい場合、フラージェスと並べてブーストエナジーでS上昇&きょうせい発動でいのちのたま受け取り&地面テラスタルじしんで攻めます。
テラスタルをヘイラッシャ以外のポケモンに温存したい場合にボルトチェンジで弱点保険を起動しながら退場する役も兼ねていますが、ブーストエナジー持ちのテツノツツミのハイドロポンプを警戒して先発に出しづらいことが多く、その役を担うことは極めて少なかったです。
また、カイリューのしんそくを通すためにフィールド破壊技としてアイアンローラーを搭載しています。アイススピナーとは違ってフィールドなしだと不発になってしまいますが、イエッサンがそこそこ蔓延っている環境では撃つ機会も多く、テツノワダチにとっては最大火力の出せる技(ダメージも等倍アイアンローラー>2倍アイススピナー)なので、これに技枠を一つ割いても全然問題なかったです。

エースその?。
相手がおいかぜをしようとトリックルームをしようと、りゅうのまい+しんそくで上から叩きまくります。1回目のしんそくをするターンに隣がフラージェスだと、ジュエル消費&いのちのたま譲渡→しんそくが発動となるので、それにノーマルテラスタルも合わさると大火力が出せます。
また、そらをとぶはテラスタルせずとも使える一致高火力のひこう技で、まもるの代用にもなるため便利でした。
4枠目のほのおのパンチはしんそくとそらをとぶが通じないはがねタイプ対策ですが、そもそもテツノワダチが始末してくれるので、使う機会は一度もなかったです。やけどしてもノーマルテラスタルと合わせて高火力で攻められるからげんきなどにしたほうがよかったかもしれません。

ヘイラッシャが地面テラスタルをする場合の弱点保険起動役。ヘイラッシャが暴れた後のスイーパーも兼ねています。 
クイックターンで控えに戻ってから再臨した時にも高速で動けるように、ブーストエナジーではなくこだわりスカーフを持たせています。
スカーフなのでフルアタ構成となっており、パーティに一時期ユキノオーを入れていた時の名残りでふぶきを搭載していますが、雪を降らせない場合は命中不安定で使いづらく、こごえるかぜのほうがよかったかもと思える場面もありました。

このパーティーの裏の主人公。
ヘイラッシャ、カイリュー、テツノワダチら消費アイテム持ちエースにいのちのたまを渡し、さらにてだすてで火力補強を行います。
すばやさはようき最速へイラッシャ+1の調整で、はなふぶきの直後にヘイラッシャが弱点保険+いのちのたまで強化された攻撃技を繰り出せるようにしています…が、実際ははなふぶきを撃つ頃には相手2体の先制行動でこちら2体がボロボロになっていることがほとんどで、ヘイラッシャに道具を渡すパターンは弱かったので、まもるなど他の技に変えた方が強かったかもしれません。
全ポケモン中トップクラスの特防とそこそこの特攻があるためテツノツツミに強く、エースがコンボ発動前にやられるなどして持ち物の譲渡に失敗した場合でも、自身がいのちのたまアタッカーとなることで最低限の活躍をしてくれました。

戦術と解説

*基本選出*
先発(テツノツツミテツノツツミorテツノワダチテツノワダチ)&ヘイラッシャヘイラッシャ
控えシャリタツ(そった)シャリタツ(そった)&(カイリューカイリューまたはテツノワダチテツノワダチまたはテツノツツミテツノツツミ)

退場技でヘイラッシャのじゃくてんほけんを発動させつつシャリタツに交代し、1ターン目から攻撃4段階UP状態で暴れ回るパターン。
相手が初手テツノツツミ(@ブーストエナジー)だった場合は、じゃくてんほけん起動役がテツノワダチだとボルトチェンジの前に攻撃されてしまうため技を出さずシャリタツに交代、起動役がテツノツツミでも同速対決になるためそのまま交代させて素合体させますが、大抵は相手が勝手にフリーズドライでじゃくてんほけんを起動させてくれるので問題ありませんでした。
また、相手がバンギラス&ルガルガンを繰り出してきた場合、下手に4段階UPじしんなどで攻撃するとルガルガンのタスキ→がむしゃらで窮地に立たされてしまうので、ボルトチェンジやクイックターンをルガルガンに撃って退場し、シャリタツに交代して2段階UPのじしんで処理します。ただ、砂嵐の中だとスカーフテツノツツミですらルガルガンに先制されてしまうため、最初にいわなだれを喰らって運悪く怯んでしまうこともありました。
なお、この基本選出パターンではじゃくてんほけん起動役、ヘイラッシャ、シャリタツで3枠が固定され、残り1枠にはスイーパー性能の高い高速アタッカー(起動役にならなかったほうのパラドックスポケモンまたは神速持ちカイリュー)が入るため、フラージェスの出番はありません。
もともとはこのゆびとまれ(イエッサン♀やイッカネズミ)対策で、もう1体のじゃくてんほけん起動役としてはなふぶきフラージェスを先発にすることもありましたが、すばやさの遅さと物理耐久の低さがネックでコンボ不成立のままやられてしまうことが多かったです。ただ、成功すればシャリタツに交代することでいのちのたま&攻撃4段階UP状態のヘイラッシャが爆誕するため、決まった時の爽快感は凄まじいです。

*相手にくろいきり持ちがいる場合*
先発(テツノワダチテツノワダチまたはカイリューカイリュー)&フラージェスフラージェス
後発テツノツツミテツノツツミ&(カイリューカイリューまたはテツノワダチテツノワダチ)

カイリューはヘイラッシャとは違い優先度+2の先制技があり、りゅうのまい&ノーマルジュエル&いのちのたま+ノーマルテラスタルでしんそくをすれば相手がHB特化軌跡ヤミカラスであっても確定一発で倒せるため、気になりません。タスキ持ちだった場合は能力上昇を消されてしまいますが、いのちのたま+ノーマルテラスタルしんそくだけでも十分高威力ですし隣のポケモンも動けるので、合体ヘイラッシャのように2対1でフルボッコにされることもありません。

*相手にイエッサンイエッサン♂イエッサン♂&グレンアルマグレンアルマグレンアルマがいる場合*
先発テツノワダチテツノワダチカイリューカイリュー
後発フラージェスフラージェステツノツツミテツノツツミ

1ターン目、テツノワダチがアイアンローラーでフィールド破壊し、その隣でカイリューがりゅうのまいをする。2ターン目、テツノワダチはフラージェスに交代し、カイリューがノーマルジュエル消費→いのちのたま授与→しんそく(テラスタルは場合によっては控えのポケモン用に温存)

 
今期は何度もパーティを変えながら100戦以上し、順位も3桁〜4桁を浮き沈みしていましたが、最終的にはこの6体に落ち着き、3桁に乗ることはできませんでしたが何とかレート1700には乗せられました。
なお、このパーティで何戦も戦ってきた中で最もキツかった相手は、ヘイラッシャ&シャリタツです。くろいきりやクリアスモッグが使えるポケモンがおらず、特性てんねんのヘイラッシャで泥試合をするか、テツノツツミのフリーズドライなどでゴリ押しするしかありませんでした。

投稿日時 : 2023/04/01 14:56

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