ポケモンパーティ構築(ダブル)

【パルデアプロローグ】ハバネロコライドン構築【最終1783位】

2023/03/13 18:28 / 更新:2023/03/19 15:34

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投稿者:畠山こくご(@Rittax_Buttax)

ポケモンSV / ダブル

 今回の投稿は、公式大会「パルデアプロローグ」を戦ったパーティの紹介になります。
 まず初めに、スカーレット・バイオレット初の公式大会ということで、パルデアの新ポケモン6匹でパーティを組みたい! というのが本構築のスタート地点でした。
 次に、順位がつく公式の試合で伝説のポケモンが使えるルールは、SVだと今回が初だったので、コライドンコライドンコライドンかミライドンミライドンミライドンのどちらかは絶対に入れたい! と思ったのですが、ミライドンはレイド用に育成済みで重宝しており努力値の振り直しもしんどかったので、コライドンをパーティのエースとして採用することにしました。
 そして、コライドンを軸に攻めるからには、晴れの天候で力を発揮する古来のパラドックスポケモンや特性ようりょくそのポケモンで周りを固めよう! という考えから残りの5体も決まっていきました。
 中でも特筆すべきはスコヴィランスコヴィランスコヴィランの存在。専用技のハバネロエキスは浴びたポケモンが攻撃↑↑防御↓↓になるというクセの強い補助技ですが、SVからの新アイテム・クリアチャームと組み合わせればノーリスクで攻撃を2段階上げられるスーパー補助技と化します。
 これを伝説のポケモン・コライドンと組み合わせることによって、相性不利な相手だろうと圧倒的なパワーで捩じ伏せていく……というのがこの構築のコンセプトであります。

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使用ポケモン

 選出率100%の絶対的エース。ハバネロエキス+ニトロチャージが決まれば大抵の試合は勝つことができました。
 クリアチャームでハバネロエキスのBダウンだけでなくこごえるかぜのSダウン、いかくのAダウンも無効化でき、炎テラスタルでやけども無効化できるので、弱体化戦法にかなり強く、一度バフがかかればそう簡単には止められません。
 スコヴィランスコヴィランスコヴィランが一撃で倒されたりしてコンボに失敗したり、先発でスコヴィランスコヴィランスコヴィラン&コライドンコライドンコライドンを出しづらい相手だった場合にはコンボ不成立のまま戦わざるを得ませんでしたが、さすがは伝説のポケモンというだけあって、素の火力だけでも十分過ぎるくらいに活躍できました。
 

 コライドンコライドンコライドンをハバネロエキスで強化するのがお仕事。一度でも決まればワイドブレイカーやニトロチャージなどの低威力技がげきりんやフレアドライブ級の大技にパワーアップします!
 また、倍速から繰り出す炎&草技も強力で、サポーターとしてだけでなくアタッカーとしても大活躍でした。
 なお、晴れ下でも最速S↑のハバタクカミハバタクカミハバタクカミやテツノツツミテツノツツミテツノツツミには抜かれてしまいますが、そのどちらからも一撃で落とされることはないため、選出時には毎回確実に仕事をこなしています。
 また、持ち物のおんみつマントはねこだましやこごえるかぜ対策でしたがかなり役立ちました。

 パーティ唯一のS操作係。というよりは相手のS操作阻止係。おいかぜに対してはトリックルーム、トリックルームに対してはふういんで対抗します。
 また、アタッカーとしての性能も高く、きあいのタスキによる行動保障を盾に毎試合大なり小なり爪痕を残す活躍をしてくれました。

 本構築におけるジョーカー枠。ほとんどの大会参加者がエースとして採用しているミライドンミライドンミライドンや炎コライドンコライドンコライドンに対し、先制でだいちのちからをお見舞いし、体力を大幅に削ったりトドメを刺すことが主な役目です。
 火力が絶妙に足りず古代活性込みでもHP赤で耐えられることが多々ありましたし、テツノツツミテツノツツミテツノツツミやハバタクカミハバタクカミハバタクカミには特性発動によるすばやさ1.5倍補正で結局抜かれてしまうので、ひかえめの方がよかったかも? と思う場面もありましたが、対くだけるよろい発動グレンアルマグレンアルマグレンアルマ(準速スカーフより速いが最速スカーフより遅い)など最速だったおかげで勝てた試合もあったので、おくびょうで正解だったと思います。

 ねこだまし要員。最遅個体なので、後攻ボルトチェンジによる後続の無償降臨と再出場からのねこだましをしたり、トリル封じ失敗時やおいかぜをトリルでひっくり返した時などに素早く動けたりします。
 インファイトやワイルドボルトのほうがよかったかもと思える場面もありましたが、せっかくの耐久力を自ら削るのはもったいないと思い、2種類のパンチ技を採用していました(エレキフィールドにタダ乗りできればそこそこの火力にはなります)。
 なお、基礎ポイントはHPの実数値が特防+防御と等しくなるように配分し、総合的な耐久力を高めていますが、苦手なじめんやフェアリー技でも一回は確実に耐えるなど凄まじい堅牢っぷりで壁役として活躍してくれました。

 くろいきりを搭載した対ヘイラッシャヘイラッシャヘイラッシャ&シャリタツシャリタツ(そった)シャリタツ(そった)係。のはずが、ミライドンミライドンミライドンのいる環境では寿司コンビを絶滅危惧種レベルで見かけなかったので、出番はかなり少なめでした。
 ただし、わざわいのつるぎ&いのちのたま&ふいうちの火力はかなりのもので、その縛り性能には目を見張るものがあります。アイススピナーでサイコフィールドを破壊できるのも◎。味方の封印ハバタクカミハバタクカミハバタクカミが突破されてトリルを展開されたとしても、ふいうちの圧をかけることができました。

戦術と解説

 基本選出は先発でスコヴィランスコヴィランコライドンコライドンを繰り出し、ハバネロエキスで強化した攻撃技でゴリゴリ相手の体力を削っていきます。後発には襷ハバタクカミハバタクカミハバタクカミとスカーフスナノケガワスナノケガワスナノケガワを配置し、先発コンビが倒せなかった生き残りたちにとトドメを刺してもらうという試合の流れが理想です。
 相手に天候特性持ちバンギラスバンギラスペリッパーペリッパーユキノオーユキノオーカバルドンカバルドンがいる場合には、スナノケガワスナノケガワスコヴィランスコヴィランを先発にし、スナノケガワスナノケガワがボルトチェンジで攻撃しつつコライドンコライドンに交代し、天候を書き換えて直後にスコヴィランスコヴィランが動く……というムーブをします。
 パーティ全体に地面技が一貫しているため、追い風役ファイアローファイアロー+地面アタッカーイダイナキバイダイナキバガブリアスガブリアスが相手にいる場合はほぼ100%の確率で先発に出てきておいかぜ+じしんをしてきますが、その時は先発をテツノカイナテツノカイナハバタクカミハバタクカミにしておき、ねこだましでアタッカーを止めつつおいかぜをトリックルームでひっくり返して逆に攻めます。なお、この場合の後続はエースのコライドンコライドンと、ふいうちでトリル下でも先制できるパオジアンパオジアンになります。
 また、イエッサン♂イエッサン♂グレンアルマグレンアルマが相手にいる場合は、ハバタクカミとパオジアンを先発とし、のふういんとアイススピナーを初手に使用して試合のペースを掴みます。
 大会を通して特に多かった対面が初手ミライドンミライドンテツノツツミテツノツツミでしたが、スコヴィランとコライドンがこごえるかぜの追加効果を持ち物で防ぎ、そのままハバネロエキスからの攻撃に繋げられ、いい感じに勝てることが多かったです。
 以上のように、よく見るよくあるパターンの選出や行動には強く順調に勝てていたのですが、環境煮詰まる3日目には一筋縄ではいかない相手ばかりで負けが増え、最終はレート1635の1783位となりました。

投稿日時 : 2023/03/13 18:28

最終更新日時 : 2023/03/19 15:34

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