ポケモンパーティ構築(シングル)

S3シングル 選出難易度:低 クエスパトラ軸バトン構築

2023/02/12 22:46 / 更新:2023/02/26 01:33

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投稿者:黄くらげ(@tri6592)

ポケモンSV / シングル / シーズン3

レンタルチーム有

新レンタルID:L0N05D

旧レンタルID:0X0H1J
(2/14時点のパーティ)

まずパーティを組むに当たって、強い基本選出があることが重要であると考えた。
シーズン2では選出段階でのブレで負けることが多く、シーズン3ではパラッドクス勢のS上昇ブーストエナジーなどの、選出から分からない情報で負けることがさらに増えることが予想された。そのため、分かっていても崩せないギミック軸のパーティを考えた。

どのギミックを使うかについてだが、前期でも上位で結果を残した人がいるクエスパトラクエスパトラクエスパトラ軸バトンパーティを使うことに決めた。
このパーティを組む上で、
1.カイリューカイリューカイリューの神速や今季増えたハッサムハッサムハッサムのバレパン等の先制技への対処
2.先発クエスパトラが辛い相手への対処法
3.積んでも止められる相手へのメタ
を意識してパーティを組んだ。

2/24追記:以下の内容を変更しました。
サーフゴーのテラスタルを飛行→悪
コノヨザルのDを1削り、Sを140(準速セグレイブ抜き)に
ドドゲザン→カイリュー→トドロクツキ
イダイナキバ→ドオー

2/25追記:誤字・脱字や努力値ミスを修正

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使用ポケモン

本構築の軸。
調整はSが1加速で最速テツノツツミテツノツツミテツノツツミ抜き。
HBはH奇数になるようにしつつ最高効率になるようにぶっぱ。ここまで振ると、セグレイブの氷柱針5発+氷の礫を急所非考慮で83%で耐える。

ウォッシュロトムウォッシュロトムロトムで鬼火を撒いておくと加速2回発動する機会が増えるので、先発ロトムから繋がりがいい。
サーフゴーサーフゴーサーフゴー対面は、電磁波型以外ならば瞑想+カシブ→ノーマルテラスタルで2ターンの隙をもらってバトン出来ることも多かった。
ドラパルトドラパルトドラパルトは最速だと1加速じゃ抜けないので、後述の先発部隊に荒らしてもらって、対面からスタートしないようにしよう。

バトン先1
主に変化技で止めてきそうな相手だったり、火力が低くて悪巧みを何度も積めそうな相手に投げる。
S調整は1加速で最速ガブリアス抜き、2加速で最速スカーフサーフゴー抜き。残りHB。
テラスタルはドドゲザンドドゲザンドドゲザン意識で悪。

2加速ではS上昇パラドックスは基本抜けない事(イダイナキバイダイナキバイダイナキバが同速)、悪巧み1回じゃ全然火力が足りない事を注意して使うこと、テラスタルは2~3ターン後の受ける技も考えて切ることを意識すれば、非常に使い勝手が良かった。
テツノカイナテツノカイナテツノカイナなどの高火力チョッキ持ちに弱い点にも注意しよう。

バトン先2
特性はアラブルタケアラブルタケアラブルタケや数が戻ってきたキノガッサキノガッサキノガッサ意識でやるき。
Hは食べ残しサルでよくいる16n+1調整。
Sは無加速で準速セグレイブセグレイブセグレイブ抜き、2加速でS+1テツノブジンテツノブジンテツノブジン抜き。(『れお』様よりアイデアを頂きました。ありがとうございます。)
余りDに振った。ここは具体的な仮想敵がいるならAやBに振るのもあり。
テラスは火傷やフェアリー技対策の炎。

前述の先制技に強い枠として採用。ビルドを積んでしまえば物理はほとんど受けきることができるため、瞑想加速バトンで両受けの化け物が誕生する。
サーフゴーが辛いチョッキテツノカイナテツノカイナテツノカイナや炎特殊アタッカー(テツノドクガテツノドクガテツノドクガ等)に強く、サルが辛いヘイラッシャヘイラッシャヘイラッシャやアーマーガアアーマーガアアーマーガアにはサーフゴーを出せるため、お互いがお互いを補完し合う関係だった。

起点役1
調整は見たままのHBぶっぱ。余りをSに振ることで麻痺の最速ドラパルトドラパルトドラパルトが抜けるようになる。
テラスはほぼ切らないが、セグレイブセグレイブセグレイブのテラバースト以外の技やカイリューカイリューカイリューの技をほぼ全て半減以下にできる鋼。

先発カイリューカイリューカイリューやドラパルトドラパルトドラパルトが重く、クエスパトラがバトン出来ずに倒されてしまう展開を防ぐために採用。
物理竜が多いパーティにはこいつから入る。
基本的に死に出しや交代で出すことはなく、先発で鬼火や電磁波を撒き、荒らしに荒らしてクエスパトラに繋ぐ役。クエスパトラで起点にできそうな相手なら、あえて倒さない選択も覚えておこう。

コノヨザルコノヨザルコノヨザルではヘイラッシャヘイラッシャヘイラッシャに勝てないので、こいつで削りに行くことも重要である。

起点役2
Sは最速ガブリアスガブリアスガブリアス抜き抜き。
物理耐久を上げるためにBぶっぱ。残りをHと端数をADに。
テラスタルは妖格半減の毒。弱点保管を意識してのテラスタルだが、あまり見なかったので鋼でも良さそう。ちなみに、テラスタルはほぼ切らない。

耐久キラーかつ起点潰し役として採用。
クエスパトラクエスパトラクエスパトラ軸のパーティや、カバルドンカバルドンカバルドンから起点を作ってくるパーティに非常に強く出られる。
また、先発で出てきやすいセグレイブセグレイブセグレイブ相手でも、ワイドブレイカーでAを下げることでクエスパトラクエスパトラクエスパトラで加速を積む流れに持っていける。
下手な物理アタッカーならばワイドブレイカーで完全に受けきることができるため、1.5体持って行ってクエスパトラの積む起点を作る、みたいな状況もある。
あくまでもウォッシュロトムウォッシュロトムロトムが出しづらいor相手の起点役クエスパトラクエスパトラカバルドンカバルドンが見え見えの時に出す枠であるため、優先度はロトムの方が上。

保管枠2
Hは16n+1。
BはA252ガブリアスの地震を確定耐え。
余りD。

物理にもそこそこ固い特殊受けクッション。
ステロ撒き+特殊受けが役割。ハバタクカミハバタクカミハバタクカミやミミッキュミミッキュミミッキュに余裕で受け出せるため、先発クエスパトラから入ったときの引き先として最適。
クエスパトラとの相性を考えて、毒々より欠伸を採用。ステロ+欠伸で起点を作るor全体に幅広く削りを入れられる。

飛行テラスタルサーフゴーサーフゴーサーフゴーには完全に起点にされるので、後出しで出てきたサーフゴーには警戒しよう。

戦術と解説

タイトルにもある通り、クエスパトラからのバトンが戦術の軸となる。
基本選出は2パターンであり、
1.ウォッシュロトムウォッシュロトムトドロクツキトドロクツキ先発起点役→クエスパトラクエスパトラクエスパトラ→サーフゴーサーフゴーコノヨザルコノヨザルバトンエースと、
2.先発クエスパトラクエスパトラクエスパトラ→サーフゴーサーフゴーコノヨザルコノヨザルバトンエース→ドオードオークッションorもう1体のサーフゴーサーフゴーコノヨザルコノヨザルバトンエース
のどちらかである。

今流行りのセグレイブセグレイブハバタクカミハバタクカミヘイラッシャヘイラッシャセグレカミラッシャには選出1から入る。セグレイブセグレイブセグレイブにはイカサマから、ハバタクカミハバタクカミハバタクカミには電磁波から入ろう。
HBウォッシュロトムウォッシュロトムロトムの先発適正が非常に高く、ほとんどの相手に何かしらの仕事を果たすことができる。
バトンエースはサーフゴーサーフゴーサーフゴー>コノヨザルコノヨザルコノヨザルの順で考える。サーフゴーが通せそうならサーフゴーを、無理そうならコノヨザルを投げよう。

選出も戦術もほぼ固定で、勝ち筋が非常に分かりやすいため、初心者にもオススメのパーティ…のはずだったが、弄り回しているうちに少し選出が難しくなってしまった…のが一周回ってまた分かりやすくなった。その代わりにプレイングが難しくなった。
だが、基本選出1のウォッシュロトムウォッシュロトムロトムクエスパトラクエスパトラクエスパトラサーフゴーサーフゴーコノヨザルコノヨザルバトンエースの4体だけでもかなり勝ちやすいので、興味があればぜひ使ってみてください。

投稿日時 : 2023/02/12 22:46

最終更新日時 : 2023/02/26 01:33

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コメント(6件)

1モルトン閃(@kta9ycFP6Cyc1HM)
使ってみました強いですね!
質問なんですが先発にクエスパトラを出すときはどのようなケースでしょうか?
23/02/19 20:07
2黄くらげ(@tri6592)
>>モルトン閃 様
コメントありがとうございます。
候補はいくつかあるのですが、基本は相手に先発向きの悪タイプ(マスカーニャ、ドドゲザン、サザンドラ)かカイリューがいないときです。
ルミナコリジョン1ウェポンにしている関係上、悪タイプには加速を積んでバトンをするしかなく、それも1加速が限界です。また、カイリューに鉢巻テラス神速を2回打たれると倒されてしまうので、これも2加速できません。

逆に出しやすい並びですと、セグレイブ+ハバタクカミ+ヘイラッシャのような対面構築には初手に投げやすいです。先発で出てきやすいチョッキセグレイブ相手ですと、A特化つららばり5発+氷のつぶてを83%で耐えるので、つららばりの回数も考慮すると現実的な確率で2加速バトンが間に合います。
取り巻きのことを考えるとクエスパトラ+サーフゴー+コノヨザルのような選出が、クエスパトラ先発でよく使った選出ですね。
23/02/20 00:32
3れお(@1ei0)
クエスコノヨ構築をパラドックス仕様にできないかと考えていたところドンピシャの育成論が出てきてビックリしました!
素晴らしい育成論だと思います。
使っていて思った点を。

コノヨザルのsを140にすれば準速セグレイブが加速無しで抜けます。りゅうまいセグやスピンイダイナキバも1加速で上を取れるので安定性が増すのではないかと思います。

立ち回りが悪いのかもしれませんがバトン後の引き先がどちらもゴーストタイプなのでメガネハバタクカミが尋常じゃなく重いです。
対策法等あればご教示いただけると幸いです。
23/02/20 15:41
4黄くらげ(@tri6592)
>>れお 様
コメントありがとうございます。
最近また見るようになった竜舞セグレイブを意識してS140にするのは非常に良いですね!振るならHCDから1ずつ削ってSに回しましょう。

書いていたら結構長くなってしまいました。お付き合い頂ければ幸いです。
眼鏡ハバタクカミが重いとのことですが、クエスパトラとの対面から入ることを想定してお話しますね。
クエスパトラとハバタクカミが対面したら、まず守る→瞑想から入りましょう。1加速で抜けるはずなので、抜けなければスカーフ確定です。そして、眼鏡なら例えC特化テラスタルされてもカシブ+瞑想で耐えることが出来ます。
ダメージを見て眼鏡かどうかを確認したら、眼鏡なら守るを挟んだ後にノーマルテラスしてルミナコリジョン、眼鏡でないならノーマルテラスして瞑想をしてください。命の珠でなければ、半減実シャドボ+ムンフォをテラスタルされても耐えます。
その次はサーフゴーにバトンをしましょう。ムンフォ半減+目の前のノーマル相手にシャドボは撃ちにくい、と言ったことが重なって基本決まります。
正直、テラスタルはバトン先に使いたいので、あらかじめ先発役でハバタクカミを削っておいて、クエスパトラが対面から勝つことが理想です。(等倍ルミナコリジョンが30%程度のダメージ)
なので、ハバタクカミの前でバトンをする状況にしない事が1番の理想です。そのための保管枠を自分も探している最中なので、何かオススメがあれば教えて頂きたいです。今はドドゲザン+イダイナキバを物理受けカイリュー+天然ドオーに変えて試している最中です。
23/02/20 22:16
5かわかみ
コメント失礼します、
とても使いやすそうな構築だと思うのでぜひ使ってみようと思います!
選出についてお伺いしたいです。バトンエースとしてサーフゴーの方が優先度が高いとの記述がありますが、具体的には相手の構築にどのようなポケモンがいるときにサーフゴーを選出せずコノヨザルを選出するのでしょうか?
教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。
23/02/25 19:28
6黄くらげ(@tri6592)
>>かわかみ 様
コメントありがとうございます。
結論から先に申し上げますと、「天然勢が少なく、ミミッキュがおり、セグレイブやテツノカイナ等の硬いチョッキ持ちやテツノドクガなどの高火力炎アタッカーがいるとき」にサーフゴーよりコノヨザルを選出しています。

サーフゴーは特性でトリックや呪いが効かないので、相手の積み対策をバッサリ止めることができます(具体的にはサーフゴーやドラパルト)。また、積み構築を止めてくる天然勢に圧倒的に強いです。そのため、バトンサーフゴーを止めることが非常に難しいのですが、それを止められるのが前述したセグレイブなどです。
何をしてくるか分からない相手やキョジオーンが入っている相手には雑にサーフゴーを投げればなんとかなるので、どっちを出せばよいか迷ったときにはバトンエースを2体とも選出するのはありです。
23/02/25 23:35

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