ポケモンパーティ構築(ダブル)

【祝・マスター到達】寿司テロ絶対許さない構築

2023/02/06 20:35 / 更新:2023/02/06 21:06

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投稿者:畠山こくご(@Rittax_Buttax)

ポケモンSV / ダブル / シーズン3

現実世界で巷を賑わす「寿司テロ」。
そしてポケモン世界でも、対戦界隈でヘイラッシャ&シャリタツの「寿司テロ」コンビがダブル環境を荒らしています。
ヤミカラスのくろいきりで無力化するのが一般的な対策かと思いますが、せっかくなら能力上昇を帳消しにするのではなく、逆に利用してギャフンと言わせてやりたい! そう思い、今回の構築を考えました。
世界王者のバルドル氏がヘイラッシャ&シャリタツ対策として前シーズンに使用していた「ものまねハーブ持ちリキキリン」を参考に、スキルスワップが使えるポケモンの中から「びんじょうクエスパトラ」に目をつけ、ただコピーするだけでは面白くないと思い特性+ハーブによる全能力4段階UPを企てることに。
あとは、おいかぜやトリックルームなどの素早さ操作をされても問答無用で上から相手を叩ける高火力先制技もちの「ハッサム」を、寿司テロなしパーティが相手の場合のエースとして採用。
そして、剣舞バレパンを通すためのサポーターとして最速のねこだまし使い+フィールド破壊ができる「マニューラ」、バレパンを半減にする輩の対策として「スナノケガワ」、雨で鋼テラスタルハッサムの炎弱点を等倍に抑えられる「あめふらしペリッパー」、ハッサムやクエスパトラのバフをコピーできる「カラミンゴ」を採用しました。

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使用ポケモン

最速のねこだまし使い&フィールド破壊技持ちという先発適正◎のポケモン。なぜみんな使わないのだろうかと不思議なレベルで活躍できるポケモンですが、おそらく火力不足(つじぎりでサーフゴーが確定2発、いのちのたまを持たせてもH4振りの場合ですら乱数1発、つまり急所に当たらなければ一撃では倒せない)なのが対戦不人気の原因でしょうか…
しかし、このパーティではあくまでもマニューラはねこだましでハッサムがつるぎのまいをする隙を作ったり、アイススピナーでサイコフィールドを破壊してバレットパンチが撃てるようにしたりといったサポートが主な役割なので、攻撃性能はおまけと割り切っています。
低耐久なので持ち物はタスキ。運良く1ターン目で生き残れたら、場合によっては再度ねこだましを使うために引っ込めます。

対ヘイラッシャ&シャリタツに特化させたポケモン。
しれいとうによる能力上昇をものまねハーブとびんじょうで倍コピーし、スキルスワップでてんねんを奪うことで、相対的に見てこちらだけ全能力4段階上昇したのと同じ状態にすることができます。
エスパー技だけだとあくで止まるので、マジカルシャインも搭載。
合体のタイミングに合わせて後出しするのはタイミングが難しく、もし能力コピーが成功してもその時点では相手がてんねんなのでワンパンされてしまいがちです。
そのため、基本的には相手パーティーにヘイラッシャ&シャリタツがいる場合は先発出しし、まもるを併用しながらターゲットが降臨するまでなんとか生き延びさせます(これが意外と難しい)。
能力上昇の倍コピーとてんねんの奪取の両方に成功した場合はほぼ勝ち確。隣にきょうえんカラミンゴが揃えば全能力4段階UP×2体を前に相手は手も足も出ずにやられてしまいます!
ちなみに、能力コピーが前提なら素早さ実数値が138あれば4段階UP(3倍)で現環境最速のすいすい発動カマスジョーを抜けるのですが、コピーしていない状態で戦わざるを得ない場合も考慮して最速にしてあります。
なお、ゴースト・あく・はがねタイプの強ポケが跋扈する対戦環境ではタイプ的にも技範囲的にも、素の能力だけで戦うのは心許ないため、ヘイラッシャ&シャリタツが相手にいない場合は基本的にお留守番です。

シーズン3からパラドックスポケモンが環境入りし、コータス入りの晴れ古来パが増えたため、対策として入れているポケモン。雨でハッサムの炎弱点を軽減したり、ワイドガードをしたりと攻めよりも守りの要素が強いです。
性格がれいせいなのは、バンギラス(いじっぱり)との対面で天候を雨にするため。
おいかぜは、れいせい&すばやさ無振りなので発動しても自身はあまり速く動けませんが、味方のスナノケガワがテツノツツミの上から電気技を撃つために使います。

ハッサムのバレットパンチが通らない、みず・はがね・ほのお・でんきタイプを倒す役割を担うポケモン。
テラスタルに関しては、対テツノツツミなどでんきタイプのほうがいいなと感じる場面はありますが、それと同じくらい地面でよかったと思える場面もある(対スナノケガワなど)ので、一長一短といった感じです。
なお、雨が降っていない場合のサブの電気技については、かげふみ滅びパ対策にボルトチェンジを覚えさせることも考えましたが、一度引っ込めるとこだいかっせいが消えてしまうことや後発で出すケースが多いことなどを考慮し、全体攻撃のほうでんを採用しました。

相手にヘイラッシャ&シャリタツがいない場合のエースポケモン。
おいかぜだろうとトリックルームだろうと関係なく、つるぎのまい&テラスタルからの超高火力バレットパンチで敵を薙ぎ倒していきます。まもるが欲しい場面もありますが、不利対面やかげふみを脱するためのとんぼがえり、壁戦法やはがねポケモン対策のかわらわりも要所要所で役に立つので外せません。
また、持ち物のぼうじんゴーグルは、いかりのこなやキノコのほうし対策です。

後出しでハッサムのつるぎのまいやクエスパトラの能力上昇をコピーし、大暴れします。
インファイトやブレイブバードが主力技なので、短命なのが玉に瑕。
まれに先発から様子見のとんぼがえりを決めることも。
テラスタルはエスパー対策兼じごくづき強化のため悪タイプです。

戦術と解説

?相手にヘイラッシャ&シャリタツがいる場合
 先発クエスパトラと後発カラミンゴは確定です。大抵の場合は寿司コンビのどちらも初手では出てこず、3体目にヘイラッシャ、4体目にシャリタツという順で登場しがちなので、クエスパトラがまもるで凌いでいる間に先発2体のどちらかを相方で倒し、ヘイラッシャを速やかに引き摺り出すのが理想的な流れです。
 そのため、相手パーティを見て刺さりそうなポケモンをクエスパトラとともに先発で出します(例えば、ハバタクカミが出てきそう→ハッサム、サーフゴーが出てきそう→スナノケガワ)。
 しかし、実際はクエスパトラが無傷のままで1体倒すのは中々難しく、クエスパトラが攻撃に転じる必要に駆られ、逆に相手の攻撃で体力がごっそり削られてしまったりすることも…
 そのため成功率100%とはいきませんが、4段階UPコンボが決まればとてつもない爽快感です!

?相手にヘイラッシャ&シャリタツがいない場合
 先発マニューラとハッサムが基本形。
 マニューラがハッサムにとって苦手な相手をねこだましで足止めし、ハッサムがつるぎのまいをして、そのまま鋼テラスタルとバレパンで暴れさせます(ただし、じめんやかくとうが相手にいる場合は鋼単体になると危険なのでテラスタルを温存します)。サイコフィールドを展開された場合はアイススピナーを守ってこなさそうな方に撃ちます(不発だとフィールドが残るため)。
 1ターン目が終わってマニューラが無傷あるいは相手がトリル展開してきた場合は、再臨ねこだましのために引っ込めてペリッパーを出し、攻撃したりワイガをしたり、おいかぜで4体目のスナノケガワが活躍するための場づくりも行います。

 シーズン3開始直後は別パーティーで3連敗してしまい、このメンバーに変えてからは18戦して12勝6敗の成績でスーパー(ランク9)からマスターまで駆け上がることができました。
  

投稿日時 : 2023/02/06 20:35

最終更新日時 : 2023/02/06 21:06

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