ポケモンパーティ構築(ダブル)

【瞬間最高14位】電気テラスタル雷カイリュー軸構築【勝率6割】

2023/01/15 05:19 / 更新:2023/02/15 19:01

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投稿者:畠山こくご(@Rittax_Buttax)

ポケモンSV / ダブル / シーズン2

レンタルチーム有

こちらはシーズン2初期にて2桁台の順位でそこそこ善戦できていたパーティですが、環境の変化に伴い勝てなくなってきたので、パーティの組み直しを考えると共に現段階のパーティを公開しようと思います(レンタルもあります→コードT1LMTP)。
勝率は100戦して60勝でしたが、シーズン2初期はほぼ負け無しで、だんだんと負けが増えてきて前半稼いだ勝ち数が相殺されたという形です。
なお、前回シーズン1で使っていたパーティ(パーティ構築/3932)をベースにメンバーや技構成、努力値振りを変更したものになります。

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使用ポケモン

シーズン1ではくさのちかいを覚えさせていましたが、相方のラウドボーンが出しにく単体で選出する試合が多かったため、ふいうちを搭載しました。
誓いパでは速さが重要なので性格はようきでしたが、今回は火力を出すためにいじっぱりにしています。ミラーでは先手を取られてしまいますが、とんぼがえりやじゃれつくをしてくる個体は大体がスカーフでどのみち先制されるので、体感的には特に問題ありませんでした。むしろ、ふいうちとの相性が抜群で、タスキで耐えた後のもう一撃の火力が上がって良かったです。
また、トリルや追い風に対する切り返しとしてトリックルームを搭載しており、相手の素早さ操作をうまく逆手に取れた試合もありましたが、シーズン2中盤に向かうにつれて、トリル返し読みで相手がトリルをしてこず利用されてしまうことも増えたり、そもそも私が使い時を見極めるのが下手だったりで、殆ど使わない技になってしまいました。
そして、新メンバーのトリトドンがかなり優秀なため、選出率ほぼ100%だったシーズン1と比べ、今回は半分以下くらいに出番が減っています。

マスカーニャのくさのちかいを外すに伴って、ほのおのちかいラウドボーンから入れ替えた炎枠。
相方はカイリューで、出す時は先発。アクアジェットで特性とじゃくてんほけんを発動させ、炎・岩・地面技で主にヤミカラス・サーフゴー・タイカイデンあたりを追い風の上から叩いていきます。
アクアジェットがこのゆびとまれやよびみずで吸われた場合は、カイリューのなみのりをこらえるで耐えつつ特性と保険を発動させます。
刺さる相手にはとことん刺さるため、選出できた試合はほぼ勝てていますが、苦手なポケモンが多く出せない試合の方が圧倒的に多かったです。
特攻がそんなに高くないので、保険発動済みであっても抜群をとらないと相手を一撃では倒せないというのも惜しいところ。
そのため、くろいきりやクリアスモッグをされると一気に弱体化してしまいますが、主なくろいきり使いであるいたずらごころヤミカラスは特防特化きせき持ちでも2倍パワージェムでワンパンできるため、後出しされない限りはくろいきりをさせずに倒し、次ターンからも追い風を上回るスピードで動くことはできました。

エースであるカイリューのかみなりとぼうふうを必中にするための最重要ポケモン。おいかぜとワイドガードによるサポートが優秀なうえ、なみのりで攻撃しながらトリトドンの特攻を上げたり、ぼうふうである程度の火力と混乱を押し付けられたりと、大活躍でした。
シーズン1ではなみのりの枠がみずびたしでしたが、ラス1になった際になみのりでヒートロトムを倒して勝てた試合もあったので、変更して正解だったと思います。
また、レイドで捕まえたときのあくテラスタルから、ぼうふうの火力を上げられるひこうテラスタルに変更しました(あくまでもサポートメインなのでテラスタルを使う機会はゼロに等しいですが……)。

雨下で暴れる当パーティのエースアタッカー。
シーズン1ではおいかぜ→みずびたし→かみなりを想定して最速ペリッパー抜かれの調整をしていましたが、みずびたしを切るに伴い、準速に努力値を振り直してみました。
しかし、環境にはカイリューのS80よりも速いポケモンばかりで、素早さに降ったところで抜けない相手は抜けず、さらにこちらのおいかぜを相手のおいかぜで相殺されたり、トリルされたりで上を取られることが多く、それならいっそ耐久に振り切ろうということにしました。さらに、ひるまされる機会が少なかったので特性もマルチスケイルに変更。
すると、これまでとは比べ物にならないくらい強固なエースに変貌し、勝率が跳ね上がりました。
ねこだまし使いにはひるまされるようになってしまいましたが、持ち物をゴツゴツメットにしたことで、パーモットやエンニュート、ドクロッグなどのねこだまし使いに多いタスキを潰せるようになったので、メリットデメリットがトントンといった感じです。
なお、ゴツメを持たせている本来の理由は、以前は簡単にやられてしまうことが多かったイッカネズミのネズミざん対策です。
また、水特殊技枠を以前はハイドロポンプにしていたのですが、肝心な場面で外すことが多く、今回は命中安定でトリトドンの強化もできるなみのりにしました。威力はかなり落ちましたが、2体同時攻撃できるというメリットが活きた試合もあり、一長一短といった感じです。
そして、アクアジェットはセキタンザンの特性と持ち物発動のトリガーとしてだけでなく、先制技としても普通に役立ちました……が、トリトドンが横にいるせいでタスキでギリ耐えた相手にトドメを指したいのに刺せないという状況も時々起こりました。

シーズン1から一切の変更をせずに続投している唯一のポケモン。対フェアリーのはがね枠ですが、インファイトでドドゲザンを倒す役目を果たすことも多かったです。技の打ち分けをしたり、まもるが欲しいと思う場面も時々ありますが、やはりハチマキの火力には変えられません。
基本的には先発が多かったですが、相手によっては後続としてハッサムを温存しつつ他の3体でバレパン圏内まで体力を削り、後半でとどめを刺すという戦い方をすることもありました。

シーズン1でチョッキサザンドラだった枠に交代で入った新入り。以前のパーティが苦手としていたイルカマン、ハラバリー対策のポケモンであり、特防をチョッキで強化しているのでサーフゴーやシャリタツに対しても強いです。
じこさいせいやまもるなどの補助技も欲しいところでしたが、一致技に加えて対ヘイラッシャ用のクリアスモッグ(はがねテラスタルだと無効化されますが……)、対氷4倍ドラゴン用のれいとうビームも外せないと思ったので、チョッキフルアタとなっています。
Hの種族値が高いのでH振りは非効率ですが、それでもなおH全振りなのは、コノヨザルのいのちがけ対策だったりします。
かなり活躍してくれていますが、素早さが遅いのが玉に瑕です。

戦術と解説

【選出パターン】
 基本選出は特に決まっておらず、相手次第で柔軟に決めていきます。

☆先発2体の選び方
・オーロンゲがいる→ハッサム先発
 相手チームにでんきテラスタルが有効なポケモン(攻めの視点だとヘイラッシャなど、守りの視点だとドラゴン・ひこうの弱点をついてくるポケモン)がいなければ、確実に落とすためにはがねテラスタルをきってオーロンゲにバレパン。
・炎や岩が刺さる→カイリュー&セキタンザン
 アクジェをセキタンザンに撃ち、岩や炎技で攻める。ウルガモスの場合はいかりのこなでアクジェを吸ってくる場合もありますが、パワージェムで落ちてくれますし、ほのおのからだでカイリューが火傷しても特殊型なので火力的に問題はありません(ゴツメでマルスケが潰れるのは痛いですが)。
・ヤミカラスがいる→カイリュー&セキタンザン
 アクジェをセキタンザンに撃ち、真っ先にパワージェムでヤミカラスを始末する。
・バンギラス&ルガルガン→カイリュー&ハッサム
 アクジェとバレパンでルガルガンを沈める。その際、いわなだれのダメージを抑えるために電気テラスタルをきります。バンギラスはひこうテラスをきってくることが多いので、次のターンにハッサムをペリッパーに入れ替えてかみなりを撃ちます。
・ミミッキュがいる→カイリュー&ハッサム
 アクジェでばけのかわを剥がしてバレパン。まず読まれない。
・イッカネズミ&コノヨザル→カイリュー&ハッサム
 いのちがけを警戒してコノヨザルにバレパン。カイリューはコノヨザルにぼうふう。スカーフいのちがけだった場合は半分くらいバレパンで削れて、どちらに当たっても生き残れる。ふくろだたきだった場合、ハッサムは先制できるしカイリューはマルスケで憤怒を耐えるのでバレパン暴風の集中砲火でほぼ倒せる。このゆびとまれをされたらコノヨザルはフリーになるが、代わりにイッカネズミを倒せる。基本的に、イッカネズミは袋でも指でもない場合カイリューのほうにネズミざんをしてくるので、放っておいてもゴツメで自滅します。
・おいかぜやトリルをしてきそうな時
 どちらの場合もマスカーニャでトリルを成功させれば裏をかけます。しかし、ファイアローやタイカイデン、ヤミカラスといった追い風役がひこう技で攻撃してきて隣との集中砲火でタスキもろとも落とされることも少なくありませんでした。

☆控え2体の選び方
・カイリューを選出した場合
 相手が6体中4体雨適性があるなど、確実にペリッパーを出してきそうな構成でなければ、必中効果発動のために必ずペリッパーを選出します。
・相手にバンギラスやコータスがいる場合
 ペリッパーで最終天候を雨にするよう温存
・ドドゲザン、ニンフィア、セグレイブがいる
 基本的にはハッサムにしか倒せないので、これらがいる場合は絶対選出。
・ヘイラッシャ&シャリタツがいる
 トリトドンのクリアスモッグでバフを消す。はがねテラスタルで阻止されるなど失敗した場合、でんきテラスタルカイリューのかみなりでゴリ押しする。みずタイプのまま戦ってくれる個体はほぼ皆無なので、マスカーニャを当てることは基本的にしません。

シーズン2初期は同じような顔ぶれのパーティばかりだったので、だいたいは上記の行動パターンで割と安定して勝つことができていました。
しかし、2週間ほど経ってから定型パーティを崩したオリジナリティあふれるパーティが増え、もともと火力はひかえめな構成なこともあって相性が悪いと押し切ることが難しく、だんだんと環境に刺さらなくなっていっていきました。

しかし、私ごときでも瞬間最高14位までいけたので、もしかすると、もっと上手い人が使えばトップを目指せるかもしれません!
 

 

投稿日時 : 2023/01/15 05:19

最終更新日時 : 2023/02/15 19:01

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コメント(5件)

1ダダリン
構築を拝見してぜひ使ってみたいので、こちらのレンタルチームのコードを教えてもらえませんか?
23/01/19 05:19
2畠山こくご(@Rittax_Buttax)
>ダダリン様
すみません、レンタル有と書いておきながらコードの公開が抜けておりました。T1LMTP がこちらのパーティのコードになります。
23/01/20 01:40
3aee
すみません、ダブルバトル初心者です。セキタンザンは努力値、耐久に振るのはありですか。s振りのほうが強いですか
23/01/23 18:23
4畠山こくご(@Rittax_Buttax)
>aee様
セキタンザンは素早さ無補正の性格だと蒸気機関発動でやっと最速130族の2倍と同じ数値になるので、相手(素早さ種族値130未満)をおいかぜの上からでも確実に殴れるよう私は素早さ全振りにしていますが、おくびょうやようきなど素早さ補正のある性格なら素早さ・耐久調整もありかと思います。
ただし、特攻も攻撃も種族値80しかなく、保険発動があったとしても他のアタッカー適正のあるポケモンに比べると火力はひかえめなので、少しでもダメージを増やすため私は最速よりも準速推奨です。
23/01/24 13:28
5aee
分かりやすい解説ありがとうございます。
23/01/24 14:21

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