ポケモンパーティ構築(シングル)

まず紹介するのは、新作PVに出るだけで炎上する子、キノガッサキノガッサです。
チート級の技「キノコのほうし」や有能特性の「テクニシャン」を持つぶっ壊れポケモンです。(まあ今作ではキョジオーンやサーフゴーとかいうさらなるぶっ壊れがいるんですけどね…)

キノガッサキノガッサは正直強すぎるせいでほとんどの構築にキノガッサに勝てるポケモンが存在するため今作ではかなり選出しづらいと感じました。

…しかし！裏を返せば高確率でキノガッサに強いポケモンが相手の三体のうちに一体は入ってる可能性が高いため選出を誘導し立ち回りやすくなります。(気のせいかもしれない)

調整は少しでも多くのポケモンを抜くためにようきASぶっぱです。
Hに振っても環境によくいるドラパルトの鉢巻ドラゴンアローやセグレイブのつららばりを耐えないのであまり意味がないかなと個人的には思います。
また、いじっぱりにすることで一応H252振りのドドゲザンを乱数68.75%で倒せますが悪テラスを切られることが多いのでそれほど恩恵は感じないでしょう。

格闘テラスの理由は単純にマッハパンチの威力を上げたかっただけなので次のシーズンからは鋼テラスで半減を増やすのが良いかなとも考えています。

キノガッサが強いポケモンは、主にドドゲザン、マリルリなどのタイプが有利なポケモンや上からキノコのほうしが打てる足が遅いポケモンなどです。

逆に弱いポケモンはサーフゴーキョジオーンカイリューです。
一応じならしはサーフゴー対策に入れてるのですががんせきふうじでもいいかもしれません。

二体目に紹介するのは、特性のマルチスケイルが強すぎるカイリューカイリューです。

カイリューの役割は他のポケモンが苦手なポケモンやカイリューに打点がないポケモンに受け出ししつつさらに「りゅうのまい」を積み全抜きを狙う受け＆積みエースです。

調整はいじっぱりHAぶっぱです。
このカイリューは基本的には初手「りゅうのまい」を積む前提のため少しでも耐久力を上げるためH252に振っていますが、Sをもう少し調整してもいいかなーとも考えています。

また、「しんそく」の火力を上げるノーマルテラスを使うか悩みましたが、やはり「りゅうのまい」をできるだけ積みたいため半減の多い鋼テラスを採用しました。

カイリューは基本的に普通のポケモンならだいたい対面勝つことができますが、特性てんねんのヘイラッシャやラウドボーンや技を縛られるこだわり系アイテムの「トリック」や「アンコール」などにはかなり弱いです。

そしてメインの攻撃技が「げきりん」しかないため妖精テラスにもめちゃくちゃ弱いです。
一応「ほのおのパンチ」を採用している理由ははがねタイプに打点があり「じしん」と違い飛行タイプやふゆう、ふうせんによって無効化されないからですが「じしん」や「アイアンヘッド」を採用するのもいいと思います。

ラムのみは「げきりん」による混乱や状態異常による事故を防ぐためです。

三体目は思ったよりも大活躍していたシャワーズシャワーズです。

あまり環境にはいないシャワーズですが、実はサーフゴーガブリアスドラパルトサザンドララウドボーンといった厨ポケたちにだいたい勝てます！(テラスタルは考慮しない)
他にもカバルドンやキラフロルといった起点のポケモンも楽に狩れます。

受けポケとしてのイメージが強いシャワーズですがC110もあるので意外とアタッカーとしても優秀です。

調整はひかえめのHCぶっぱです。
とりあえず初手にシャワーズ投げとけば相手のポケモン一体は少なくとも倒してくれます。(ただし初手にマスカーニャやセグレイブが来るとかなりきつい)

技は「なみのり」と「冷凍ビーム」をメインとし、たべのこしと相性の良い「まもる」、水タイプへの打点として「草テラバースト」を採用しています。

テラスタイプは水タイプの弱点を補える草テラスが使いやすいかなと思います。

四体目は高火力で相手のパーティを崩壊させるジバコイルジバコイルです。

ジバコイルの強みは何といってもこの高い特攻、相手に受け切れるポケモンがいなければ試合をめちゃくちゃにできます。

調整はひかえめCSぶっぱです。
ジバコイルはS種族値がそれほど高くありませんががんじょうを大事にするためや受けポケ、鈍足アタッカーを意識してS252振りにしています。

注意点としてこだわりメガネのため相手の交換読みが大切になってきます。
特にジバコイルには地面タイプの後出しが多いため常に後ろのポケモンを意識して技選択する必要があります。

水テラスは鋼との相性補完が良いので採用しました。

五体目は害悪仕事人のミミッキュミミッキュです。

ミミッキュは他のポケモンじゃ倒すことが難しいポケモンや最後のポケモンを無理やり倒す役割を持っています。

調整はようきHSぶっぱです。「じゃれつく」はあまり打たないのでAは振る必要ないかと。

この構築が苦手とするカイリューキョジオーンコノヨザルに対して強く出れます。

特にキョジオーンの「しおづけ」はこのミミッキュのみがわりを倒すことができないのでかなり有利な展開に持ち込めます。

ただし、このミミッキュにサーフゴーを後出しされたらかなり苦しいのでミミッキュとサーフゴーは絶対に対面させてはいけません。
「シャドークロー」を採用すれば少しは戦えるかもしれませんが、「じゃれつく」はコノヨザルを確定2発で倒せたり環境にドラゴンタイプが多いので今回は「じゃれつく」を採用しました。

最後はこの構築のエース、新600族のセグレイブです。

A145という高い攻撃種族値を活かし脳死でゴリ押し相手のパーティをぶっ壊します。

調整はいじっぱりASぶっぱです。

「つららばり」を採用しているのでいかさまダイスを持たせるか迷いましたが命の球を持たせることで先制技の「こおりのつぶて」でガブリアス(確定一発)マスカーニャ(乱数75.0%で一発)といったロマンにひかれて命の珠を採用しました。
本当は「りゅうのまい」も採用したかったのですが技スペースが足りないため諦めました。

「じしん」ではなく「炎テラバースト」を採用する理由はやはり飛行タイプやふゆう、ふうせんをケアしたいためです。あと、炎テラスだとアーマーガアドオーの並びに対してかなり強くなるのでおすすめです。