ポケモンパーティ構築(シングル)

草統一 草龍円舞Ver.1.3

2022/12/30 08:16 / 更新:2023/01/31 05:38

★★★★★★★★★★★★ loadingいいね! 閲覧数:6931  いいね:11

投稿者:マウ(@mau_grass)

ポケモンSV / シングル / シーズン2

レンタルチーム有

パルデア草統一の第2弾。

拝啓
草統一使いの皆様、お元気ですか。

突然ですが、そもそもサイクル構築とは何でしょうか?

定義は人それぞれでしょうが、私は以下のように考えました。

それは交代を行うことによって、相手のポケモンの技によるダメージ量を軽減できる状況を作りだし、相対的に「相手のポケモンに与えるダメージ量」が「こちらのポケモンの受けるダメージ量」を上回ること(ダメージレース)によって、先に相手のポケモンを1体落とし、両者の均衡の状態を崩して勝利することに主眼を置いた構築群である…

しかしながら、ここパルデアにおいて、交代を行わずに、上記の「相手のポケモンの技によるダメージ量を軽減できる状況」を作り出すことが出来ることは、草統一使いの皆様はもうご存じのことでしょう。

テラスタル
このパルデア独自のシステムは、相手のプレイヤーが千里眼でも持っていない限り、テラスタルを切ったその1ターンだけは、相手からのダメージを等倍以下にしてくれます。

ところで、草統一使いの皆様は、次のタイプはとても馴染み深いものでしょう。

飛行・炎・氷・虫・毒

もしタイプが単タイプに変化することで、この内2つのタイプの技を1/4倍に、1つのタイプの技を1/2倍にダメージを低減できる子がいるとすれば…
本物のサイクルと言えるほどのタイプ相性補完にはならないとしても、1回転程度なら回せる、いわば擬似的なサイクルが組めるのではないか…
そして、その子は、1回限定で威力195のとんぼがえりが撃てる、しかもテラスタルをすることによって、抜群となる相手を呼び込む形で…

タルップル@だっしゅつパック
(テラスタルタイプ:ほのお)
この子が本構築の中心にして本質です。

たとえそのサイクルが不完全であっても、1サイクル分を回すことが出来る。であれば、その1サイクルで、相手のサイクルを断ち切ってしまえば良い。対する相手の対面操作は、威力が半減したとんぼがえり。
1サイクル目、第1手目のダメージレースではこちらが優位に立てる。その優位を利用し短期決戦をしかけ逃げ切る。これが、このタルップル軸のコンセプトです。

スポンサーリンク

使用ポケモン

前述のとおり、本構築の中心。
基本的に、先発で出して、初手で炎テラスタルを切り、りゅうせいぐんを撃って、ランク下降を利用して脱出パックにより離脱します。

いわば、威力195、一回限りで、技の通りの良いとんぼがえりです。これにより相手の先発のHPを大幅に削り込む、あるいは倒すことで、相手のサイクルを断ち切ります。

他の選出は、マスカーニャとカットロトムをあてることが多いです。マスカーニャの特性へんげんじざいとカットロトムのでんきタイプ複合の特性ふゆうによって、完璧とは言えませんが、タイプ相性補完としてはとてもバランスの取れた編制となっています。

  • 先発雑感

◎:有利・対処しやすい
○:普通・互角
△:不利・やや苦手
X:無理

カイリューカイリューカイリュー ○ (ステロ△)
炎テラスタル流星群。相手がりゅうのまいから入るのであれば、脱出パックで離脱し、キノガッサの襷カウンターで仕留めます。ノーマルテラスを切ったのであれば、マッハパンチでも可。げきりんから入っても、基本耐えられると思います。

サーフゴーサーフゴーサーフゴー ◎
炎テラステラバースト。みがわりから入るのであれば撃ち得。スカーフトリックでも、ダメージは入るので、その後は場合によっては、素引きから、温存するのも可。等倍なら耐えて反撃できる可能性あり。スカーフトリック以外では、2手目が流星群のチャンス。後続のマスカーニャがゴースト抜群の技を持っており、また1手目の炎テラスを見せたことで、ドラゴンの受け出しをかけてきた相手を、1撃で落とせる可能性もあります。

ウルガモスウルガモスウルガモス ◎
炎テラス流星群。蝶舞をされても、耐久無振りなら後続のマスカーニャやキノガッサで落とす余裕はある印象。さざめきでも、炎テラスなら十分受けきれます。

ガブリアスガブリアスガブリアス △
炎テラス流星群。ただ初手ステルスロック撒きが多いので、倒せはしてもその後が厄介です。相手の後続に先制持ちがいるとその後に全抜きされかねない。比較的苦手な相手。

コノヨザルコノヨザルコノヨザル △
流星群。テラスは切らなくても良いです。ビルドアップ2連続の前に、マスカーニャのスカーフトリックが間に合えば幸い。耐久が高く、選出画面のキノガッサで呼びやすい相手で、比較的苦手な相手。

マスカーニャマスカーニャマスカーニャ ○
微妙ですが、炎テラス流星群。じゃれつくを撃たれると、互いに打つ手がなく手詰まりとなりますが、いくつかのマスカーニャは日和見のとんぼがえりで、時折ドラゴンタイプが釣り出せたりします。

ドラパルトドラパルトドラパルト ◎
炎テラス流星群。ドラゴンテラス以外でも、スカーフマスカーニャなら詰め切れることが多い印象。相手にとっては有利対面なので引かないことの方が多い。よくマスカーニャのとんぼ圏に入るので、そのままサイクルを継続できることも。

セグレイブセグレイブセグレイブ ○
炎テラス流星群。つららばりは受けきれますが、外すと2手目相手の地震で倒されます。この1ターンの奇襲で倒すのがベスト。もし外した場合、じしん読みのマスカーニャの素引きからけたぐりの手もありますが、こおりのつぶてを相手が持っていると全抜きされます。一か八かの相手です。

キョジオーンキョジオーンキョジオーン ◎
りんごさん。テラスは切らない方が無難。2手目は流星群で離脱し、落とせなければマスカーニャかカットロトム、有利な状況で望みます。

ラウドボーンラウドボーンラウドボーン ◎
りんごさん。テラスは最初は切っても切らなくても良い。フレアソングを撃たれ続けたら切るぐらいでも良い。ラストに来てもらった方がうれしい相手。後続に眼鏡カットロトムが残っていれば大抵カットロトムで上は取れるので、りんごさんを撃つほど勝ちの目が大きくなる。

サザンドラサザンドラサザンドラ ◎
サイクル構築は用心深くとんぼがえりを撃ってくる。その意味では厄介。ただ基本的には、相手の流星群読みで、炎テラス流星群で良いはず。相手にテラスを切られたとしても、鋼テラスなら、後続マスカーニャのけたぐりで対処可能。

ミミッキュミミッキュミミッキュ △
炎テラスりんごさん。ただ、相手がセオリー通り、剣舞をされると厄介。シャドークローでこちらも消耗して、この構築の強みである、疑似サイクルが切られかねないです。流星群で下がれないのも難点。

デカヌチャンデカヌチャンデカヌチャン △
炎テラステラバースト…しかないと言っても良い。耐久が高く、それ以外の打つ手がない。2手目に流星群を撃てば数的優位を欲した相手がドラゴンに引くのに合わせられることもありますが、ステルスロックを撒かれて居座られて、そのまま先制持ちを死に出されると、詰みやすいです。比較的苦手な相手。

ブラッキーブラッキーブラッキー ◎
りんごさんが比較的安定。まもる持ちのチェックに、あくびを撃たれた後に、1度そのままカットロトムに素引きするのもあり。マスカーニャの先攻とんぼがえりとカットロトムの後攻ボルトチェンジで詰めていくのもありです。

キラフロルキラフロルキラフロル X
無理。

オーロンゲオーロンゲオーロンゲ △
そのものは、炎テラスりんごさんで倒せます。ただ厄介なのは、オーロンゲは倒されても良いこと。両壁を後続に繫ぐ手がほとんどなので、こちらの疑似サイクルで対応できないことも多いです。比較的苦手な相手。

アーマーガアアーマーガアアーマーガア ◎
炎テラステラバーストでも良いですが、とんぼがえり読みで流星群でも良いです。鉄壁で居座ったとしてもカットロトムのボルトチェンジでも間に合う印象。

ニンフィアニンフィアニンフィア ○
炎テラスりんごさん。居座られると、シャドーボールとりんごさんの撃ちあいになります。余裕があれば、無効覚悟で、流星群を撃っても良い。交代を牽制できます。

ジバコイルジバコイルジバコイル ◎
テラスを切らず、りんごさんで油断させてから、炎テラバースト。相手が突っ張る場合はそれで落としますが、ボルトチェンジをされて交代された場合は、テラスを切らないことが次のターンの奇襲性を高めます。

ギャラドスギャラドスギャラドス ○
いかくで、脱出パックが潰されます。カットロトムにつなげるのでまだ五分の勝負。

ボーマンダボーマンダボーマンダ △
いかくで、脱出パックが潰されます。こちらに打点がなく、マスカーニャのスカーフトリックで竜舞を潰すくらいしか手がありません。不利。

ウインディウインディウインディ ○
いかくで、脱出パックが潰されます。すぐに受け出しで、タルップルが戻ってこなければならず、消耗戦に。やや不利。

2023.01.15 ver.1.3
テラスタルタイプを「でんき」から「はがね」に変更
はがねテラスタルを切ることで、高速型のキラフロルに対し、後攻ボルチェンと交代先からのカットロトムへの素引きを行い、相手の消耗を強要する。

「こおりのつぶて」をおぼえることができ、かつ物理型の可能性が高いポケモン。
セグレイブセグレイブセグレイブ
パルシェンパルシェンパルシェン
マニューラマニューラマニューラ
ユキノオーユキノオーユキノオー
ドンファンドンファンドンファン
ハルクジラハルクジラハルクジラ

2023.01.15 ver.1.3
「アマージョ」から「キノガッサ」へ変更。

2023.01.10 ver.1.2
性格・努力値を下記に変更
変更前:ようき A252 C6 S252
変更後:いじっぱり H70 A252 S188

2023.01.15 ver.1.3
持ち物を「ラムのみ」から「ひかりのこな」に変更。
技を「ふいうち」から「みがわり」に変更。
努力値を下記に変更
変更前:H70
変更後:H64 B6

戦術と解説

見せ合いの時の並びは、こちらの作戦の意図を察知されないように工夫することが望ましい。

(並びの例)
1. タルップルタルップル
2. アップリューアップリュー
3. マスカーニャマスカーニャ
4. キノガッサキノガッサ
5. カットロトムカットロトム
6. ワタッコワタッコ

・1と2によって、カジッチュ系を使った趣味構築(勝敗を重視していない構築)であると誤認させる。
・3と4によって、物理アタッカーのどちらが選出されるのかを迷わせる。
・5によって、相手の選出を牽制する。
・6を最後に置くことで、どのポケモンのサポートにつくのか読みにくくする。
・タルップル軸は奇数並び、アップリュー軸は偶数並びであるため、こちらの選出は行いやすい。

チームID:BMYN4F

投稿日時 : 2022/12/30 08:16

最終更新日時 : 2023/01/31 05:38

スポンサーリンク

コメント(0件)

コメントはまだありません。

コメントを投稿

投稿者のアカウントが削除され、最終更新日から30日以上経過した育成論にはコメントできません。