ポケモンパーティ構築(シングル)

S1シングル マスター到達・運用 かくとうタイプ統一

2022/12/24 14:54

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ loadingいいね! 閲覧数:12442  いいね:20

投稿者:GH(@hibihuu)

ポケモンSV / シングル / シーズン1

初投稿です。お手柔らかにおねがいします。
かくとうタイプ統一を使用してマスターランクに到達し、以降はケンタロスの枠をいろいろ変えて試しつつ、勝率6割くらいで右往左往しているところです。
同じかくとう統一使いのトレーナー様からも「このポケモンのこの型いいよ!」といった意見をちょうだいしたいこともあり、今回の構築の投稿に至りました。

はじめに〜かくとうタイプ統一について〜

今作での統一パーティはテラスタルによる耐性の変化という大きな武器を得ました。
さらに今作においてはゴーストタイプに非常に強力なポケモンが多く、
ドラパルトドラパルトサーフゴーサーフゴーミミッキュミミッキュや、
ミミッキュミミッキュサーフゴーサーフゴーラウドボーンラウドボーンといった、
ゴーストタイプが複数採用されやすいが故の対かくとうタイプメタ選出を安易に引き出すことができます
選出画面で相手の選出を読みやすいため、トレーナーの頭脳に対する負担も少ないです。これぞ脳筋。
これらをテラスタルによって役割破壊していき、なおかつ環境に多いはがねテラスタルに対してもメインウェポンで弱点を突くことで、バトルを有利に進めることができます。

本構築は、「すべてのポケモンがA全振り」「すべてのポケモンがかくとうタイプ技を採用」という非常にかくとうタイプらしい超攻撃型パーティとなっており、対策を切れる戦術は切るといった割り切りで勝率を維持している次第です。
本来は友人間でのジムリーダーロールプレイから始まったパーティではありますが、攻撃的なかくとうタイプらしさを維持しつつ、実戦においても予想外の名試合を演出することがあって気に入っています。
かくとうタイプ技採用は自分の趣味でありますので、メタに合わせてかくとうタイプ技を採用しないといった考えも当然アリですね。

一応、この記事ではHP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさといったステータスを順にH、A、B、C、D、Sといった略称で記述し、わかりやすい通称の技や持ち物は正式な名前でない書き方をすることがあります。
それではよろしくお願いいたします。

スポンサーリンク

使用ポケモン

タスキと高い素早さによる最低限度の対面性能を持ちながら、「さいきのいのり」によって瀕死の味方を復活させることができる対面構築の救世主です。
後述するコノヨザルとの相性が良好で、基本的には後ろに控えておいて、前衛が削った相手を処理しつつ、状況に応じてさいきのいのりを切っていく使い方になります。
タスキの行動保証を盾にして、
相手の攻撃を耐える→ほっぺすりすり→さいきのいのり→相手の攻撃で落ちる
といった流れから、麻痺によって素早さが落ちた相手へコノヨザルやルチャブルなど一貫性の高いアタッカーを対面させることができます。
相手がひこうタイプエースの選出をしてきそうなところではこいつでテラスタルを切りましょう。

リフレクターやひかりのかべを破壊しつつ高火力を押し付けることができます。
あまり選出しないわりに、選出したときはどちらかというとレイジングブルよりアクアジェットやげきりんが活躍した印象です。
相手の選出が読みやすいが故にこだわりハチマキで縛ったげきりんといった本来後ろを考えて撃たなければならない技を比較的気楽に押すことができます。
先手で出てきたドラパルトドラパルトドラパルトなどをびっくりさせるためのげきりんですが、思ったより素直に通ります。
正直にいって壁対策したところでみたいなパーティではあるので、カスタマイズするならこの枠かなと思っています。

こちらのヘラクロス(育成論SV/36)を丸パクリしました。とても感謝です。
アーマーガアアーマーガアアーマーガアやドヒドイデドヒドイデドヒドイデといった非てんねんの受けポケモンの選出が見えているときに採用しました。
持ち前の役割破壊性能と、パーティ全体で重いひこうタイプへの打点、おにび、あくびループ対策といった様々な役割を担うことができます。
ただしパーティ自体が持つ選出誘導力が高すぎるため、ボーマンダボーマンダボーマンダが見えていたり先発が鬼火持ちとかちあってしまったときのケアなどがほとんどでした。

このパーティを見てサーフゴーサーフゴーサーフゴーを選出しない人はいません(断言)
特化サーフゴーのゴールドラッシュで半分も削れず(37.4%〜44.2%)、B特化サーフゴーであってもはたきおとす→ぶちかましでゆうゆう処理ができます。
パーモット以外のポケモンはサーフゴーを出されても身代わりを張らせないだけの火力があるか黄金の体を貫通する挑発を持っているため、無償でサーフゴーに身代わりを残されたことはありませんでした。
テラスタルをすれば炎等倍の鋼というなかなかの不沈艦が誕生するため、先制技を含めて大活躍しましたが、正直技スペが足りません。
ヘビーボンバーや岩技も入れたいし起点回避の岩石封じや微妙な物理耐久と地味に相性が良さそうだったカウンターも採用したいです。
人によって違う技構成が考えられ、カスタマイズ性能が高いとてもいいポケモンだと思います。

近頃はたべのこしを持った陽気HSが多い印象のコノヨザルですが、
このパーティではAを全振りしていないポケモンは面接落ちするので、HAベースのコノヨザルを使用しています。
正直どうあがいても強いので別段解説することはないと思うのですが、本構築におけるコノヨザルはオボンを採用しています。
オボンを採用するメリットとしてタイマン時の瞬間的な耐久向上があり、こちらがテラスタルを切って等倍になった技を2耐えする確率が高くなります。
また、A特化ハチマキドラパルトのドラゴンテラスタルドラゴンアローで高確率で落ちてしまうこのコノヨザルですが、乱数によってはオボンが途中で発動して耐えることがあり、出てきやすいドラパルトを返り討ちにすることもありました。
さらに、上述のパーモットのさいきのいのりとのシナジーがあります。
倒されてしまったコノヨザルでも上がったふんどのこぶしの威力はリセットされないため、よく復活対象に選びますが、オボンのみを消費していなかった場合は復活した瞬間に即時使用します。
ふんどのこぶしの火力が上がった状態かつHPが3/4残ったコノヨザルが復活することになるため、相手の役割破壊や上からの高火力などで思いがけず倒されてしまったコノヨザルもリサイクルしやすく環境に配慮しています。
テラスタルほのおを採用しているのはフェアリー技やトリックフラワーを半減にできるほか、おにび持ち対面で挑発をするターンをビルドアップに費やすことができるからです。これがゴウカザルです。

このパーティを見てミミッキュミミッキュミミッキュを選出しない人はいません(断言)
文句なしのエースです。パーティ全体で呼ぶポケモンに対してのブレイブバードの一貫性が非常に高く、かたやぶりによってミミッキュやカイリューカイリューカイリューを一気に削ることができます。4振りミミッキュを珠ブレイブバードで81%の高乱数です。
現環境ではかくとうタイプ最速の素早さを誇り、一致技の火力が高いため突破力も兼ね備えたカロスのコンドルです。インファイトは甘え。
相手のコノヨザルコノヨザルコノヨザル対面でもテラスタル警戒の初手挑発、飛行を等倍にされるならつるぎのまい、はがねになろうものなら飛び膝蹴りと強気に立ち回ることができます。
てんねん耐久ポケモンに対しても地割れ無効からの挑発剣舞で無理やり突破することができます。型にもよりますがドオードオーヘイラッシャヘイラッシャを起点にできます。
当初は飛行テラスタルを使用していましたが、珠剣舞の突破力が十二分に高いため瞬間的に積むタイミングを生み出す鋼が妥当と判断しました。

戦術と解説

基本選出はないですが基本的な考え方として。

まず相手の選出をある程度予測します。環境で出てきやすいポケモンは非常に絞りやすいため、まず相手のパーティを見て「まあこいつとこいつとこいつ!」と5秒くらいで決めてしまいます。

出てきやすいポケモンの例として
ミミッキュミミッキュドラパルトドラパルトサーフゴーサーフゴーラウドボーンラウドボーンカイリューカイリューボーマンダボーマンダドオードオーコノヨザルコノヨザル
マリルリマリルリソウブレイズソウブレイズグレンアルマグレンアルマヘイラッシャヘイラッシャアーマーガアアーマーガアドヒドイデドヒドイデモロバレルモロバレルキラフロルキラフロル
などが挙げられます。また、上から一貫性のある技を撃てるマスカーニャマスカーニャスカーフサザンドラサザンドラはタイプ相性上は不利でも出てくることがあります。

次に初手でかち合ったらヤバい組み合わせを予測し、それを防ぐために初手を決めます。
例えば相手の初手ドラパルトドラパルトに対して、相手がハチマキドラゴンアローを採用していた場合はパーモットパーモットは何もできません。引き先という概念はこのパーティにはありません。
初手コノヨザルコノヨザルがこちらの初手ハリテヤマハリテヤマなどとバッティングすると目も当てられません。このパーティは物理オンリーなので無償でビルドアップをされると死にます。
テラスタルを切ることは躊躇わなくていいので、初手で何もできずに落とされる対面を作らないようなポケモンを一番最初に出します。

あとは最初に予測した相手の選出から残り2体を選ぶだけです。予測した選出を外したときは笑ってごまかしてください。その場合、変なテラスタルを持っている可能性が高いです。ドドゲザンドドゲザンとかが出てきたらまず飛行です。

Aにぶっぱしたパーモットパーモットハリテヤマハリテヤマの火力が可愛く思えるほど高火力のポケモンで構築されたパーティなので、上記の選出誘導・読みが外れたとしても火力でゴリ押す勝ち筋が生まれます。特にSが高いルチャブルルチャブルや耐性変化でビルドアップすれば大概何とかしてくれるコノヨザルコノヨザルは非常に頼りになりました。

選出で一番考えることは、「テラスタルをどのポケモンに切るか」かなと思います。最初に決めておくことで迷わず初手テラスタルを押すことができます。
だいたいの場合はコノヨザルかルチャブルが切ることになります。というか初手に出したやつが切ることになります。

今作は統一パ使いにとって間違いなく追い風といえる環境です。
みなさんも好きなタイプでガチなロールプレイ、しませんか?

投稿日時 : 2022/12/24 14:54

スポンサーリンク

コメント(0件)

コメントはまだありません。

コメントを投稿

投稿者のアカウントが削除され、最終更新日から30日以上経過した育成論にはコメントできません。