ポケモンパーティ構築(シングル)

このパーティのコンセプトです。
グラスシード発動時にダイマックスでもしようものなら生半可な物理では突破することのできない要塞と化します。特に普段煮え湯を飲ませられているウサギからのダイジェットを、威嚇込みで雀の涙のようなダメージにまで抑えることができます。

持ち物の都合上ゴリラと組むのが前提のポケモンではありますが、相手のゴリラが展開するグラスフィールドにフリーライドする動きも可能です。
はたき落とし読みゴリラへの後出しによって単体で竜舞の起点を作ることもできます。
物理しかないウサギならば後出しですべての場合を見ることができて非常に優秀なポケモンでした。

努力値はH実数値1９９にしており、ぶっぱのときよりも若干物理耐久が高くシードとの相性を少し意識しております。一方でSは無振りなため+１程度では少し心許なく、ウサキや最速のトゲキッスなどに上を取られることがありました。S方面は過信は禁物です。
また、持ち物を意識せずに刺さっているならば選出するのも有りかとは思いますが、他のポケモンを優先することが多かったです。

環境に掃いて捨てるほどいる一般的なゴリラです。
個人的にはウッドハンマーはポリ２やカビゴン、ピクシーなど無理やり突破する際に重宝するのでオススメです。
ギャラとは対照的にこいつは単体でも活躍するので通りの良さげな相手には先発で積極的に投げていきました。
持ち物のきせきのタネはダイマでも腐らないためダイマを切るプレイングも良いですし、相変わらずスイーパーとしても優秀なポケモンでした。

ゴリラとギャラを出さずに単体でウサギを見られるポケモンです。
相手が物理に偏っていた場合にはギャラと組んで威嚇サイクルを実現することもありました。ギャラと同様にウサギ相手に後出しで対処できる優秀なポケモンだと思います（途中で上手に立ち回る必要はありますが）。
もえつきるはカバやほのおタイプでなくなったウサギを強引に落とし切る際に役に立つほか、マリルリなどの水を等倍で受けられるため役に立ちます。
じならしはグラスフィールドときには半減するものの命中安定のSダウンという点が優秀な場面も多いかと思います。

トゲキッスやロトム、ラプラスなどの一般的な特殊を見ての採用。
特殊に対しては信じられないほどに硬いです。
また悪戯心を見て選出することもあります。

こちらは襷カウンターも狙えて相手には安易な襷を許さないポケモン。
ゴリラを出さない場合でも水を出したいときやパッチラゴンに対してカウンター狙っていきました。カウンターは決まった試しはありませんが。

比較的早い+襷で複数回の行動を保証されているためあらゆる場面で役に立ちました。

いわゆる特殊バーン。
個人的には特殊バーンは弱いという立場ですが、そもそもエースバーンというポケモンがパーティにいることが強いと思います。
また、物理バーンをガチガチに対策しているくせに自分は特殊バーンを使うというのはなかなか相手の虚を突くことができるのでは無いかと思います。
相手が明らかにウサギを重くみているパーティや受けルの場合には積極的に選出しました。パーティが物理に偏っているため特殊が必要な場合などにも時々出していました。
ウサギミラーという場面で相手にダイジェットを打たせてからの後手ダイサンダーで一撃で落とすという動きもできるので良かったです。