ポケモンパーティ構築(シングル)
鋼タイプ統一パ
SVのポケモンパーティ構築は初投稿です。
今回投稿するのは、SV版の鋼統一パです。余談ですが、ポケモンパーティ構築の実装当初、私は当時愛用していた鋼統一パ(剣盾版)を投稿したので懐かしい気持ちになります。閑話休題。早速使用ポケモンの紹介に参りましょう。
- 技や持ち物等の内、平仮名表記のものは常用漢字内を基準に漢字表記になっている場合があります。ご了承下さい。
- なるべく一般的に平易で分かりやすいであろう言葉を用いるようにしていますが、どうしても伝わらない表現等あるかと思いますので、その際は検索するなり、コメントで質問するなりして下さい。
使用ポケモン
2体目は鋼タイプの弱点の1つである地面タイプを無効化できる飛行タイプ複合のアーマーガアを採用しました。地面無効枠は他にも、浮遊
ドータクンドータクンやどしょく
ミミズズミミズズ等が居まして、ドータクンはアイススピナーを覚えるという点が、ミミズズはただ地面タイプを無効化するのではなくHPを1/4回復できるという点が、それぞれ魅力的でしたが、ドータクンはエスパータイプを採用する事で更にゴーストタイプや悪タイプが辛くなってしまう点やHPや素早さの種族値が低い点で、ミミズズは防御ばかり高い無駄な種族値配分をしている点で、それぞれ不採用としました。ですがアーマーガアにも、タイプ相性上辛い相手である炎タイプ・電気タイプに対するサブウェポンの地面技を覚えないという大きな弱点があります。テラバースト(地面)という手段もありますが、あくまでもこのポケモンの本分は地面タイプを透かす事である上、他にテラスタルする事を軸にしているポケモンが居るので無しで。どの弱点に目を瞑り誰を採用するかはお好み次第だと思います。取り敢えず今回はアーマーガアで考えます。万が一テラスタルをせざるを得ない場面で地面タイプ透かしとしての本分を損なわないように、一応テラスタイプは飛行です。
まずは無難にタイプ一致技のアイアンヘッドとブレイブバードを採用しました。飛行技がドリルくちばしではない理由は、反動ダメージを食らってでも火力を出したい場面があると思ったからです。後は交代戦でアトバンテージが取れるとんぼ返りを採用し、隙見て羽休めで回復します。もし地震を覚えれば必ず採用したのですが残念です。
特性は、能力ランクを下げられないミラーアーマーが最も無難に強いと思い採用しました。また持ち物は、特に持たせたいものも無かったので、いざ羽休めで耐久しようとした際に助けとなる食べ残しを持たせました。
物理耐久に比べて特殊耐久が脆いので、それを補うためにHPと特防に252振りをし性格も慎重を採用しようか悩みましたが、受ける事を考えるよりも殴り倒した方が良いという結論に至り、結局HP攻撃252振りの性格意地っ張りになりました。余りの4は、アーマーガアよりも1だけ素早さ種族値の低い
ラウドボーンラウドボーンが素早さ4振りの努力値をしている事が多かったので、それとの同速対決にならないようにこちらも素早さに4振ります。
3体目はブロロロームです。鋼統一パでは炎タイプが辛いので、水テラスタルする事を軸に据えたポケモンが居た方が良いと思い、その際、毒タイプの技が、水タイプを半減する草タイプに対するサブウェポンとして用いられるのが強く感じました。勿論その使い方であれば氷タイプが最良なのですが、唯一の氷タイプ複合の鋼タイプであるアローラサンドパンが今作では現状不在なので仕方ありません。
まずは何と言ってもギアチェンジ。素早さ2段階上昇、攻撃1段階上昇という超強力な積み技なので当然採用します。これで激戦区の素早さ種族値90帯から一気に抜け出し、素早さに努力値を振らずとも最速
ドラパルトドラパルトまで先制できるようになります。
そして残りはタイプ一致技のアイアンヘッドとダストシュート、そして採用コンセプトのテラバーストです。毒技は他に毒突きという候補がありますが、期待値の高さを鑑みてこちらを採用しています。
先述の通り、普通なら素早さ90は激戦区であり、その中で少しでも先制するために性格を陽気にする事が多いですが、このポケモンはギアチェンジを覚えるので、それで素早さの問題は事足りる事が多いと思っての意地っ張り採用です。また、努力値も、素早さに全く振らずとも最速ドラパルトを抜けるので素早さには全く振らないか、もしくは少しだけ振れば最速
マルマインマルマインをも抜けるのでそれを意識しての12振りかの二択かと思います。今回は素早さ無振りとさせて頂きます。それよりも、しっかり火力を出すために攻撃に252振りし、その辺の等倍技でやられないようにHPに252振り、残りを特防に4振りました。
ギアチェンジという強力な積み技を前提としている以上、相手に鬼火や電磁波等を撃たれて火傷や麻痺になったら困るので、状態異常を治すラムの実を持っています。積みポケモンには無難ですね。
折角HPに252振りしたので、その耐久を少しでも生かすべくフィルターを採用しました。今後余程
キノガッサキノガッサや
ビビヨンビビヨンが辛く感じたら防塵に変えるかもしれませんが、現状その辺のポケモンはサーフゴーに任せる方針で大丈夫なので、それよりも汎用性の高いフィルターが良いでしょう。
5体目はジバコイルです。先述の鋼タイプを半減する4タイプの内、唯一水タイプだけは地面タイプで弱点を突けないので、水タイプに対して弱点を突ける電気タイプを採用しようと思いました。このポケモンでテラスタルする事はあまり考えていませんが、殴る際のダメージを考えてテラスタイプも一応電気にしています。
特性は頑丈です。磁力よりも汎用性が高く、アナライズよりも発動機会が多い、無難に強い特性だと思います。持ち物は本来イバンの実を持たせたかった所ですが、現状入手方法が無いので致し方ありません、代わりに適当にメガネを持たせています。
無難にタイプ一致技の10万ボルトとラスターカノンをメインウェポンに採用した他、使い勝手の良さそうなボルトチェンジ、あと1枠は何か使えるシーンがあれば良いな〜くらいの気持ちでエレキネットを採用しました。一応準速
アーマーガアアーマーガアを抜ける他、無振り98族以下や最速55族以下であれば素早さ逆転できます。ですがまあ適当に採用したので、真似する方がいらっしゃる場合それぞれのお好みでどうぞ。無難にテラバースト(地面)とかでも良いと思います。
素早さを重視したポケモンではなく、水タイプに対してなるべく多くのダメージを与える事を目的としているため、特攻に補正がかかる控え目を性格に採用しました。努力値に関しても、ジバコイルよりも素早さ種族値が低く、ジバコイルの役割対象である電気タイプが抜群のポケモンは、総じて素早さに努力値を振らなさそうなポケモンばかりだったので、ひとまずジバコイルも性格や努力値で素早さを高める必要が無いと判断し、素早さ無振りとしました。ですが今後、
アーマーガアアーマーガアや
シャワーズシャワーズ、
ペリッパーペリッパー等の、ジバコイルより少しだけ素早さ種族値が高い電気タイプが弱点のポケモンが環境で増え、それらが素早さ無振りだった場合、素早さ無振りの彼らを抜くためにちょっとだけ素早さに努力値を振るのも面白いかもしれません。現状は取り敢えずよくあるHP特攻252振りをし、残り4を特防に振っています。
戦術と解説
このパーティにおける苦手な相手は、勿論弱点である炎・格闘・地面や半減される水・電気ですが、その中でも、無傷で後出しできる格闘・地面に比べて炎は死に出ししかできないので特にキツいですし、水タイプでありながら電気技の通らない地面との複合タイプは苦手です。また、鋼タイプそのものの弱点ではありませんが、水タイプ・ゴーストタイプが全使用ポケモンに等倍以上で通る上、テツノワダチやサーフゴーはそれらが弱点なので少し苦手かもしれません。
ゴースト受けを意識するのであれば
キリキザンキリキザンや
ドドゲザンドドゲザンを採用するという手段もありますが、格闘タイプが更に辛くなってしまいます。水受けに至っては、そもそも今作には草タイプやドラゴンタイプが複合の鋼タイプが不在なため(過去作にはナットレイ・カミツルギ・ジュラルドン等が居た)、タイプ不一致テラスタルを用いない限り無理という事になります。
当然ながら、このパーティは統一パである以上、そこまで完璧なものではありません、あちらを立てればこちらが立たずになります。それはご了承下さい。
投稿日時 : 2022/12/02 03:00
最終更新日時 : 2022/12/17 04:05
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