ポケモンパーティ構築(シングル)

チオンジェン軸対面サイクル備忘録

2022/11/30 14:13 / 更新:2023/01/06 18:47

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投稿者:高松(@takamatu_yuma)

ポケモンSV / シングル

今作初投稿です。よろしくお願いします。
軽く調べればわかる程度の略称を使用しますので、あらかじめご承知おきください。

【コンセプト】:チオンジェンを軸にしたサイクルをしたい
チオンジェンの数値・技構成が素晴らしく、多かった初手のディンルーやカバルドン、詰め筋になるキョジオーンへの回答にもなりそうだったのでそれを軸にしました。
全ポケモン中一番弱点の多いタイプの組み合わせですが、最高クラスの耐久値とヤドリギの種によるごまかし性能で役割対象以外にも広く削りを入れることができます。
イカサマによる最低限の積み耐性もあるため、4倍弱点の蜻蛉返りによる交代戦とイカサマの通らない高火力ポケ(マリルリ、テツノブジン、HBサーフゴー、トドロクツキ等)以外には何かしらの活躍をしてくれました。

パーティメンバーは
・チオンジェンとサイクルを回すための相性補完
・広く削った後に全抜きできるポケモン
・展開構築に抗える程度の対面性能、ストッパー性能のあるポケモン
・蜻蛉サイクルに抗える瞬間火力を出せるポケモン
・受けルへの回答
を意識して構築しました。

まだ環境が煮詰まっていないことから、いくらでも調整・変更のしようがあります。各個体の型だけでも誰かの参考になればと思い、また自信の備忘録として投稿します。

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使用ポケモン

構築の軸。役割対象は主に先発で来る地面と、タイプ的に有利な水霊、キョジオーン等の詰めてくる相手を中心に全体の削りを担当しています。
特性残飯込みで大体HBポリ2くらいの固さなので、弱点でも1,2発は耐える耐久をしています。イカサマのおかげでガン起点にはならず、やどまもでほとんどのポケモンに最低限の削りを入れられるのが最高に偉いです。
環境が物理偏重なことと、特殊で殴ってくる相手は軒並み半減がか抜群で調整できないためHB特化にしています。H252の方が良さそうですが、HP奇数じゃないとムズムズするのでH244振り。持ち物残飯なので、マジでHPを16n-1で止める必要はないです。みんなはH252振りしましょう。

技構成はこれで完結しています。7世代以前のようにまもるを挑発等何か別の技に変えてもいいかもしれませんね。

ギガドレは対岩、水、地面への遂行速度と回復量を考えたら必須級です。
カタストロフィも技は強力ですが、ヤドリギとイカサマで削りは行えるのでわざわざ持たせる必要は無いと思っています。

持ち前の耐久で一回は動けることと、守るで様子見もできることから結構な頻度で初手に出しました。特にカバルドンとディンルー入り相手には初手に出すとだいぶアドをとることができます。
半面マリルリ、テツノブジン、ハッサム入りには初手でカチ合ったら大きくアドを取られるので、出すにしても裏に添えるようにしましょう。

テラスタイプはイカサマの威力上昇と草の弱点消しができる悪タイプです。
素の耐久が高いことと、裏の味方とサイクルする構築であることから、大きく耐性を変更する毒などにする必要はないと感じました。

チオンジェンとの相性補完が完璧で、お互い岩と飛行以外全ての弱点をカバーできます。サブウェポンや複合タイプでそううまくはいきませんが。

CSベースで運用されていることが多い印象ですが、HD種族値が十分あり、弱点がほとんど物理であること、どくタイプなので黒いヘドロが使えることから特殊受けとして育成しました。高速回復を覚えるのも偉いです。
チオンジェンで対応しずらい高火力特殊炎やサーフゴーを主に対策しています。
特にチオンジェンを軸にしたサイクル構築において天敵となる眼鏡イーユイに対して後出しできるのが大きく、厄介なヒトムやサーフゴー、テラスタルを切ればテツノツツミも見れるので特殊に偏ってる相手にはめっぽう強く出られます。

半面物理は柔らかい上どこから地面技が飛んでくるかもわからないので、他の面子と比べてサイクル戦でしか使えません。立ち回りには気を付けましょう。

技構成は炎の舞と朝の陽ざしは確定。吹き飛ばしとヘドロウェーブが自由枠です。
特にヘドロウェーブですが、今回はテラスタルしても黒いヘドロが使えるように毒テラスで運用しているから採用しているだけで、役割対象の特殊炎に打点が持てれば割となんでもいいと思います。

吹き飛ばしは設置技の無い本構築にはシナジーは薄いですが、サイクル中痒いところに手が届くので入れています。3つめの攻撃技や蜻蛉帰りにしてもいいかもしれません。起点回避やハメ対策に便利で、吹き飛ばしのおかげで勝てた試合がいくつかあるので一回は使ってみてください。

テラスタイプは上記の通り毒です。特殊耐久の高さを生かすため、水で弱点を突いてくるミトムやテツノツツミ相手に切ることがままあります。

チオンジェンと炎以外で相性補完の取れているポケモン。
高い火力を生かし、一回の受け出しで大きくアドを稼ぐためにスカーフで採用しています。
役割対象は草、氷、格闘タイプが中心。スカーフによる最低限のSを生かして抜きエースとして使うことも多いです。

じならしキノガッサにも対面で勝て、削れてなければミミッキュの皮も剥げるので対面構築にも強く出られます。

チオンジェン+後述のパオジアンと並べると炎が一貫してしまいますが、チオンジェンにテラスタルを切るとなんとかなるので覚えておきましょう。

技構成はゴールドラッシュとシャドーボールで完結しているため、何かと便利なトリックと炎に撃てる打点としてパワージェムを採用しています。

テラスタイプはひとまずゴースト。単体性能が完結しているため、こいつにテラスタルを切ることはほとんどありませんでした。
炎や地面に強くなれる水テラステラバーストも面白いかも。

タイプもそうですが、チオンジェンがどうしようもない挑発と積み技に大きい耐性を持っているという点で相性補完の取れているポケモンです。
役割対象はソウブレイズ等の炎、積んでくるのが怖いドラゴンが中心。
最低限サイクルもできますが、対面性能が非常に高いので対面で戦うことを意識した選出で特に活躍してくれます。
マリルリやトドロクツキのようなイカサマの通らない強力な積みアタッカー入りや、テツノブジン、ソウブレイズのいる対面構築相手には絶対選出していました。

チオンジェンを軸にする都合上蜻蛉でサイクルを回されるのが非常に辛いため、そういった相手にはクッションになってもらいます。
基本なんでもできる過労死枠で、困ったら選出しています。

努力値はAD特化あまりBにしていますが、余りHにするかH12D244にした方が強いです。

技構成はメインウェポンのウェーブタックル、対ドラゴンのゆきなだれ、どうしようもない時にワンチャン引ける地割れは確定。
ラス1はひとまず対水+追加効果が優秀なのしかかりにしていますが、サーフゴーに打てる地震も一考の余地ありです。

こいつがテラスタルすることは基本無いので、テラスタイプはひねらずに水にしています。

上から殴ってくる相手を先制技でごまかしたり、中速サイクルに超火力で風穴を開けることができるこの構築のエースです。
チオンジェンとの相性補完は全くと言っていいほど取れていませんが、その分チオンジェンと同じように他のポケモンと補完が取れています。
ペラいので基本後出しは厳しいですが、霊技と氷技には無理やり一回受け出すこともできます。一回受け出し成功した時のアドがかなり大きいので、三点交換も視野に入れて積極的に狙っていきましょう。

数値としては速くなった鉢巻きガブリアスのようなイメージです。準速でも最速117族まで抜けるため、テツノドクガやテツノブジンの上を取れます。

技構成は一致技で固めています。一致技だけで技範囲は十分ですし、先制技の状況に応じて使い分けられるのがとても便利です。
アイススピナーと地獄突きの火力指数はガブリアスの地震とほぼ同じ程度。十分な指数がある上、更に火力が欲しい場合にもテラスタルがあるので、命中不安なつらら落としやBダウンのあるかみ砕くよりはこの二つの方が有用な場面が多そうに思えます。

テラスタイプは悪一択。氷のクソザコ耐性を消せるほか、先制技の火力を大きく伸ばせて便利です。チオンジェンで重いハッサム相手に鋼弱点を消しながら大ダメージを与えられるのも最高に偉いです。

古き良き対受けル最終兵器。テラ炎でアーマーガアやクレベースにも抗えるようになりました。
実はテラ炎をケアされながら鉄壁されると詰んでしまうので所説枠です。

欠伸ループ相手に剣舞で爆アドをとれたり、シンプルに数値が優秀なので扱いやすく、有利対面で舞った後にテラスタルで無理やり一回動けるようになったという強化も受けたので現環境最強ポケの一角だとは思います。
コータスのあくびに有利とれるのがガブだけなので、相手にコータスがいる時はほぼ絶対選出です。

調整はイーユイを上から殴れるように最速AS。

技構成は剣舞、地震、テラバは確定。テラスタルを切りたい場面が多いので逆鱗はちょっと微妙ですが、他に入れる技が無いので仕方なく入れています。スケショ返して。

戦術と解説

基本選出は
チオンジェン+補完枠+エース
で考えます。

補完枠:テツノドクガ、サーフゴー、ヘイラッシャ
エース:サーフゴー、パオジアン

初手は相手に合わせますが、基本的に守るで様子見できるチオンジェン、チオンジェンで仕事するのが厳しそうな相手ならヘイラッシャのどちらかになることがほとんどでした。

相手にハッサム、テツノブジン、マリルリがいる時はヘイラッシャを。
受けルやコータスがいる相手にはガブリアスをほぼ絶対選出としています。

ガチガチの展開構築相手やイーユイがいてテツノドクガが出せそうにない時のような、サイクルさせてもらえなさそうな相手には、
ヘイラッシャ、ガブリアス、サーフゴー、パオジアン
から3匹選んで対面構築のように動くことも可能です。

テラスタルはサーフゴーとヘイラッシャ以外の4匹から臨機応変に切ります。
裏に引けないけどもう一回動きたい時や、弱点を消して詰め切りたい時。火力を上げて押し切りたい時が試合中どこかで来るはずですので、その時が来たら軽率に切っていって有用なタイミングを掴みましょう。

レンタルチームも公開しましたので、良かったら使ってみてください。
チームID:BPLN6W

→申し訳ありませんが、レートで準伝説が使えず、レンタル枠の問題で削除しました。

投稿日時 : 2022/11/30 14:13

最終更新日時 : 2023/01/06 18:47

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