ポケモンパーティ構築(ダブル)

本パーティーの要。ほとんどの試合で選出しました。
調整は、素早さは最遅。実数値90となり、無振り70族と同速。（よくいる無振りガオガエンなどの60族よりは速い）
耐久は、陽気ウーラオスの水流連打3連続最大乱数以外耐え。

以前ダブルのパーティーを組んだときに、「おいかぜ」と「トリックルーム」に弱いことが致命的でした。
また、ねこだましといたずらごころも（面倒くさいので）受けたくない。
…この悩みを全部解決してくれたのが、イエッサン♂でした。

環境には、レジエレキザシアンバドレックス(こくば)などの高速ポケモンや、ダイジェット持ち、いたずらごころおいかぜ、など速いポケモンがたくさんいます。エレキネットやこごえるかぜが飛んでくる機会も多いです。
相手が高速パーティーなら、トリルが決まります。
基本はミュウツーとセットで初手に出し、ミュウツーがスカーフで上からワイドフォースを連打して致命傷を与えているスキに、トリックルームを貼り、裏のグラードンやラプラスアップリューを通します。

相手がネクロズマ(日食)やバドレックス(はくば)&トリル持ちがいるようなトリパなら、トリックルームを返します。
いずれかの攻撃技を抜いて、「ふういん」を入れるのもアリです。相手にだけトリックルームをさせません。ただ、イエッサン♂が倒れてしまうとふういんも解けてしまうことから、後でマジカルシャインに変えました。

トリル起動要員としても読まれずに優秀ですが、マイナー気味だからか放置されることも多く、ひかえめサイコフィールドワイドフォースでゴリゴリ削ることも多かったです。

調整の参考元動画：

初代世代にとって、永遠の禁伝枠。最速スカーフで最速レジエレキ抜き。
もともとの相棒はイエッサン♀で、このゆびとまれやてだすけで、ワイドフォースを連打している型でした。
♂を相方にしても同じ役割にしていましたが、♀のほうが相性は良いなと感じます。
今回も他に持ち物や調整を思いつかず同じ型を使いましたが、変えても良かったかもしれません。
原則ダイマックスは使わず、初手にイエッサン♂と出してワイドフォースを連打しているだけでしたが、初手ダイジェットや炎技を警戒され、相手にダイマを切らせる圧力があったように思います。
また、パーティーにラプラスを入れているため、レジエレキ、ボルトロス・トルネロスなどが初手で出てくることが多く、彼らの上からワイドフォースで致命傷を与えられるので強かったです。その後倒されてしまっても、イエッサン♂のトリックルームターンが後続のエースに繋げられます。

ザシアン意識でだいもんじを入れましたが、グラリザの晴れコンビが強く出られるので、ガオガエン意識のきあいだまとかでも良かったかもしれません。

特性は、スカーフカイオーガやザシアンに悟られないためにきんちょうかんにしましたが、黒バドには上を取っていることがバレるデメリットもあります。

ダイマックスしてもしなくても強いエース。
とつげきチョッキを着ているので、バドレックス(こくば)リザードンフシギバナなどの特殊ポケモンにも強く、物理耐久は素で高いので、ザシアンにも有利です。
トリックルームから繰り出すことが多いので、だいたい上から攻撃できて強かったです。
シャドークローを抜いて、アームハンマーでも良いかもしれません。
ガオガエンのいかくがものすごく飛んできますが、ダイホロウ（ダイナックル）でゴリ押すこともできました。

初代からの相棒ポケモン。キョダイマックス個体。ダイマックスエース枠その1。

イエッサン♂で貼ったトリルが終わるターンにダイジェットをして、次のターンから上を取る試合もありました。
リザードンを選出してエースとする場合は、トリルするかしないかは要注意です。

晴れキョダイゴクエンの火力や追加効果が本当に優秀でした。
いのちの珠をアップリューに渡してしまったため、弱点保険ネクロズマ(日食)とのダイマックスの打ち合いには押し負けます。
あまりにネクロズマが重い場合、ねっぷうをブラストバーンに変えることや命の珠を持たせることも要検討かもしれません。

古くからダブルでもシングルでもお世話になっているキョダイマックスラプラス。かわいい。
調整元は昔の育成論からお借りしていますが、現環境に合わせて再考の余地はあるかもしれません（不足は感じなかったですが）
育成論ソードシールド/635

ラプラスがダイマックスをするときは、だいたいトリックルームが貼ってあるので、上からのキョダイセンリツが決まりやすいです。
初手にレジエレキやボルトロス・トルネロスが出てきやすいので、それらのポケモンが見えたら初手には出しません。

素早さ最遅で、無振り47族（カバルドンと同足）トリル下では、環境に多いポケモンに上を取れます。
はりきり命の珠ふいうちは、タイプ不一致でもダイマックスバドレックス(こくば)を1撃という火力。（サイコフィールドに注意）
トリトドンガマゲロゲウォッシュロトムなどの草弱点ポケモンはもちろん、レシラムゼクロムなどのドラゴンも、よほど耐久に振っていなければダイマックスの打ち合いで勝てます。
カイオーガは耐久無振りならダイマックスされても確定1発。HBベースのひかえめだと低乱数です。
相手に上記のようなポケモンが見えたときに、選出します。
耐久力が低く、弱点が多いため、選出率が高いとは言えませんが、出した試合は必ず活躍してくれました。
火力を信頼して、もっと選出しても良かったのかもしれません。

専用技Gのちからの防御ダウン（と技エフェクト）も優秀で、最後ガオガエン対面でいかくを入れられたグラードンのサポートをしてくれる試合もありました。

同じくさタイプの高火力アタッカーにカミツルギがいますが、カミツルギは速すぎてトリパには向かないこと、タスキを持たせないと並の特殊技を耐えられないこと、ドラゴンへの打点、（見た目、）などアップリューに優位点があると考えています。