ポケモンパーティ構築(シングル)

天候を支配する壁グラカイ 【S28最終243位】

2022/04/05 16:44

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投稿者:冷奴(@hiyayakko_0102)

剣盾 / シングル / シーズン28 / 最終243位

レンタルチーム有

冷奴です
自身の最高順位を更新することができたので、また構築記事を投稿したいと思います。今回はグラードンカイオーガという3世代禁伝コンビを使ってみました。
レンタルIDも最後に載せてあるのでよろしければぜひ読んでみてください。

構築経緯

Q.なぜグラカイなのか
A.覚えていません。最初にグラカイを思いついたのはS27の終わりごろだったと思います。たぶんグラードングラードンカイオーガカイオーガを並べたら天候がコロコロ変わっておもしろそう、という浅い理由だと思います。

 いろいろ試した結果、初手スカーフカイオーガカイオーガで荒らし、壁+グラードングラードンのビルドアップで積むのが強いのではないかと思い、壁張り役のオーロンゲオーロンゲを採用。グラカイとの相性補完に優れているサンダーサンダーバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)に強いトレースポリゴン2ポリゴン2、相手の壁対策でかわらわりを搭載した珠ハッサムハッサムを採用し、構築が完成した。人生初の無敗マスターを達成できたので気分が良くなり、その後もこの構築を使い続けることにした。しかしガマゲロゲガマゲロゲが圧倒的に重かったので、ポリゴン2ポリゴン2ハッサムハッサムナットレイナットレイウルガモスウルガモスに変えて現在の構築になった。

使用ポケモン

晴れ担当。

  • 技構成

地震:命中安定。耐久振りザシアン(王)ザシアン(王)には耐えられてしまうが、ビルドアップを積めば倒せる。
ヒートスタンプ:炎のパンチだと火力が足りないため採用。相手のダイマックスには注意。
眠る:唯一覚える回復技。状態異常回復が偉い。
ビルドアップ:剣の舞もあるが、耐久を上げた方が眠るとの相性が良いと考えこちらを採用。

  • 努力値

S:麻痺した最速ザシアン抜き

種族値が中途半端まんべんなく高いおかげで、壁下ですさまじい耐久を誇り、遅いポケモンの上からビルドアップを積むことができた。この構築の積みエースを担っており、カイオーガカイオーガが入っていないすべての構築に選出した。カゴのみは眠るの回復だけでなく、あくびループも切れるので、カイオーガカイオーガ受けのトリトドントリトドンにも強く出ることができた。全体的にグラードングラードンよりもカイオーガカイオーガを重く見ている人が多かったのでかなり通しやすかった。

雨担当。

普通のスカーフカイオーガカイオーガ
環境トップのポケモンなので流石に対策されていたが、それでも強かった。とりあえず初手に投げ、相手がダイマックスを切ってくれると裏のオーロンゲオーロンゲグラードングラードンで楽に詰めることができる。グラカイの(数少ない)シナジーとして、お互いの天候ターンをリセットしてくれる、というものがあるが、毎回天候ターン最大でスタートできるのは地味にありがたかった。また、グラードングラードンの苦手なラグラージラグラージヌオーヌオーの選出を抑制し、有利なヌケニンヌケニンハピナスハピナスなどの選出を強要できるのが強かった。

謎ポケモン。

  • 技構成

雷:雨下必中。高火力。
暴風:雨下必中。高火力。
熱風:晴れで威力上昇。せっかくグラカイを使っているのだからウェザーボールで良かったかもしれない。
ボルトチェンジ:対面操作。

サンダーサンダーミラーやイベルタルイベルタルに強そうなのでチョッキを採用。
構築を組んだ当初は珠ハッサムハッサムを採用していたため渋々チョッキを持たせていたが、ハッサムハッサムが抜けた後もなぜかチョッキを持っている。グラカイとの相性補完に優れているが、カイオーガカイオーガ入りの構築以外にはあまり選出しなかった。

壁張り役。

  • 技構成

イカサマ:ソウルクラッシュも便利だが、ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を削れるためこちらを採用。
リフレクター・光の壁:両壁。
電磁波:ムゲンダイナムゲンダイナザシアン(王)ザシアン(王)を麻痺させることで、グラードングラードンが上から行動できるようになる。

  • 努力値

HD:特化珠イベルタルイベルタルの壁無しダイアーク+壁有りダイジェット確定耐え

グラカイだとイベルタルイベルタルが重くなるため、特防に厚くした型を採用した。一方でザシアン(王)ザシアン(王)の巨獣斬を壁込みでも耐えないので、そこは注意する必要がある。サイコファングを無効化できる悪タイプが壁張りとして優秀。

ガマゲロゲガマゲロゲ対策。

ザシアン(王)ザシアン(王)カイオーガカイオーガガマゲロゲガマゲロゲの並びが重かったため採用した。それ以外のことはほとんど考えていなかったので、選出率はダントツで低かった。一応ゼルネアスゼルネアスネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)に対しても強そうに見えるため、たまに選出していた。

2匹目の積みエース。

  • 技構成

火炎放射:命中安定。+1火炎放射でH振りザシアン(王)ザシアン(王)確1。
ギガドレイン:水、地面タイプへの打点。+1ダイソウゲンで無振りカイオーガカイオーガ確1。
破壊光線:主にサンダーサンダーへの打点。蝶舞後にサンダーサンダーと対面したとき、ダイアタック→ダイバーンで上を取られることなく倒すことができる。
蝶の舞:ビルドアップと違い素早さも上げることができるお得な積み技。

?壁と相性が良く、?ゼルネアスゼルネアスネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)に強めで、?ザシアン(王)ザシアン(王)カイオーガカイオーガに強めで、?あくびに強い。この条件を満たしてくれるポケモンとして採用した。相手のダイマックスを枯らした後は特に強く、グラカイを差し置いて3タテする試合も多かった。

戦術と解説

基本選出

カイオーガカイオーガオーロンゲオーロンゲグラードングラードン
初手カイオーガカイオーガで荒らし、オーロンゲオーロンゲで壁を張り、グラードングラードンで詰める、基本の形。

vsカイオーガカイオーガ
カイオーガカイオーガ+オーロンゲオーロンゲウルガモスウルガモスサンダーサンダーナットレイナットレイなど
相手はこちらの初手オーロンゲオーロンゲグラードングラードンで天候を取られることを嫌って、初手にカイオーガカイオーガを出してこないことが多いので、こちらの初手カイオーガカイオーガが通りやすい。最終的にはウルガモスウルガモスサンダーサンダーに頑張ってもらう。

vsムゲンダイナムゲンダイナ
オーロンゲオーロンゲグラードングラードン+1
とにかくムゲンダイナムゲンダイナに電磁波を入れることだけ考える。後はグラードングラードンがどうにかしてくれる。

苦手なポケモン

カイオーガカイオーガ
いるだけでグラードングラードンで全抜きするプランが立てにくくなってしまうため、選出が難しい。

ホウオウホウオウ
グラードングラードンが岩技を持っていないため、ビルドアップを積みまくってヒートスタンプでゴリ押すしかない。毎回こちらのカイオーガカイオーガを恐れて出てこないことを祈っている。

イベルタルイベルタルサンダーサンダー
グラードングラードンの技構成上、ダイマックス中の飛行タイプに対してはダイバーンしか打てないため、先に相手のダイマックスを枯らすか、相手のダイマックスに合わせてこちらもダイマックスするかの2択しかない。決して先にダイマックスを切ってはいけない

ホワイトキュレムホワイトキュレム
見たら卒倒するレベル。パーティの半分以上のポケモンが弱点を突かれるうえに、こちらはナットレイナットレイ以外弱点を突けない。壁+電磁波+ダイマグラードングラードンで抵抗する。

立ち回りや感想

 この構築を使っていて最も重要だと感じた部分はとにかく相手のダイマックスを枯らすことだった。この構築はタスキ持ちやミミッキュミミッキュなどの1発必ず耐えるポケモンが存在しないので、壁ターンを枯らされ、相手にダイマックスを切られるとあっさり負けてしまう事が多い。だからこそ相手にダイマックスを強要するような選出や立ち回りを意識する必要があると感じた。具体的にはカイオーガカイオーガサンダーサンダーで圧力をかけたり、場合によってはグラードングラードンを生贄に相手のダイマックスを枯らしてウルガモスウルガモスで舞うこともあった。
 構築の欠点は、結局環境トップのザシアン(王)ザシアン(王)カイオーガカイオーガに対して明確な勝ちパターンが作れなかったこと。相手にカイオーガカイオーガがいる以上こちらはグラードングラードンを自由に動かせないので、禁伝2匹のパワーにゴリ押しされてしまう事が多くなってしまった。

さいごに

 思っていた数倍グラードンが強くて驚きました。構築の見た目が良く、使っていて楽しかったです。この記事がこれからグラカイを組む方の参考になってくれれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました!

戦績:最終243位 レート1926 64勝32敗
レンタルID:0000 0000 HL2Y 57

投稿日時 : 2022/04/05 16:44

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コメント(2件)

1ナゾノン(@SMU9w9ZXMHb3N1n)
自分のプレイングが悪いのかもしれませんが、全然勝てませんでした…。

まず、オーガ対策をしてない人はいないので、初手オーガで荒らすということは一度もできませんでした。
基本的にナットレイやトリトドンなどが裏にいます。
オーガ引き読みの雷や、トリトドン読みのグラードン引きが決まって、ようやく五分五分の戦いといった感じです。

そして、壁を貼ったところで、技範囲の狭いグラードンが一貫する相手は皆無でした。
基本的に飛んでるポケモンが1体は選出されるので、積みとしてもサイクルとしても不利でした。
そもそも特防が低いので、壁を貼っても積む余裕はほとんどありませんでした。

慣れれば勝てるかもと思い、粘って使ってみましたが、勝率は2~3割くらいだったと思います。
22/04/16 01:22
2冷奴(@hiyayakko_0102)
>1コメントありがとうございます。

まず、オーガ対策をしてない人がいないというのはその通りなのですが、オーガに受け出ししてくるような相手は大体グラードンで起点にすることができます(カイオーガ以外)。例えばトリトドンの場合、オーガが止められたとしても一回オーロンゲに引き、壁を張ってからグラードンを出せば起点にすることができます。

飛行タイプに対しては、先にダイマを切ってしまうと打点がなくなってしまうので相手にダイマを先に切らせるか、ダイマを合わせることを意識すると良いと思います。
特防に関しては壁+ダイマ+ダイアースでかなりの耐久を確保することができます。
22/04/23 01:44

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