ポケモンパーティ構築(シングル)

反省壁ゼルネクロ【剣盾S27シングル最終465位(1874)】

2022/03/01 13:14 / 更新:2022/03/01 13:22

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投稿者:むしゃおチャン @グソクムシャ狂信者(@gusokumushaman)

剣盾 / シングル / シーズン27 / 最終465位

どうも。むしゃおと申します。過去にグソクムシャを研究し、育成論2つとパーティ構築を1つ投稿させていただいたことがあります。今回は決して最終結果が良かったわけではありませんが、ゼルネアスゼルネアス+ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を軸とした構築に興味がある人の参考になればということで、私がシーズン27で使用した壁ゼルネクロ構築をポケモン徹底攻略様に投稿させていただきます。

構築経緯

ゴツゴツメットネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)+パワフルハーブゼルネアスゼルネアス+粘土オーロンゲオーロンゲ入りのレンタル構築を使用したところ、壁ゼルネアスでゼルネアスを舐めている有象無象を全て粉砕できるということが分かったため、この3体の並びを軸に構築を組み始めた。

次にしばらく対戦を重ねると、この並びでは相手の日食ネクロズマの突破が困難であり数的不利を取るとそれを覆せないことや、相手の日食ネクロズマの多くがサイコファングを持っていたため壁に頼った戦法では日食ネクロズマ入り構築に勝てないということが分かった。そこで、鉢巻暗黒強打で相手の日食ネクロズマに対して数的有利を取りに行くことのできる悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)を採用した。

そして、軸となるネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)ゼルネアスゼルネアスオーロンゲオーロンゲの並びは、「引き先が居ないのにザシアンとゼルネアスが対面してしまうとやはり辛い」、「ゼルネアスがカイオーガの雨ダイストリームに複数回被弾すると10%強の確率で急所に当たって負けてしまう」などの理由でザシアン(王)ザシアン(王)+カイオーガカイオーガの並びに対して決して強いとは言えなかったため、それらに対して選出できて相手のカイオーガに選出圧力をかけることもできる命の珠を持った物理ガマゲロゲガマゲロゲを採用し、さらに取り巻きを詰めていった。

ここまでの並びで、私は対ザシアン軸に対して、初手安定のオーロンゲオーロンゲを置き、ザシアンと対面したらすぐにネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)に引くという動きで戦っていた。しかし、剣の舞などを考慮するとこの動きは非常に弱いと感じたため、ザシアン軸の初手を(ザシアンに)できる限り固定させることができるような選出圧力を持ち、かつここまでの5匹で面倒なナットレイナットレイヌケニンヌケニンカバルドンカバルドン{ジガルデ(50%)}に強いポケモンを探した結果、最終的にスカーフヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)に至り、一度構築が完成した。

しかしシーズン終盤にて、この構築で非常に不利を取る鉄壁ナットレイナットレイの急増や、ザシアン(王)ザシアン(王)軸に対してこちらのゼルネアスゼルネアスガマゲロゲガマゲロゲを通して勝てなくなってきたことなどを踏まえ、ガマゲロゲガマゲロゲを貯水HDの耐久型に変更、ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)を珠サンダーサンダーに変更、ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)の持ち物をラムのみに変更して構築が完成した。

ゼルネアスゼルネアスネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)オーロンゲオーロンゲウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)ガマゲロゲガマゲロゲヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)サンダーサンダー

構築のコンセプト

  • 急所やサイコファングなど”壁構築の下振れ要素”による負けを運のせいにせず、構築作成段階でできる限りそれらによる負けを減らす努力と工夫をする
  • それぞれのポケモンの選出圧力を利用して相手の選出をできる限り誘導する
  • (できるだけ安定・固定した行動で勝てるようにする)

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使用ポケモン

H:4n+3、身代わりが地球投げを確定耐え
HB:
意地A252ザシアン(王)ザシアン(王)のA+1巨獣斬+電光石火をリフレクター+ダイマックス込みで89.45%(229/256)で耐え、
意地A252ザシアン(王)ザシアン(王)のA+1巨獣斬をリフレクター込みで確定耐え
C:余りぶっぱ
S+0:最速91族/準速104族抜き
S+2:[+2]最速91族/[+2] 準速104族抜き⇒[ス]準速151族抜き⇒最速200族抜き

ゼルネアスを舐めている構築を葬り去る最強の鹿。

多少タイプ相性が不利でも、フェアリー技か電気技のいずれかが等倍以上で通れば壁による耐久力の上昇+パワフルハーブジオコントロール+身代わりでザシアン(王)ザシアン(王)カイオーガカイオーガムゲンダイナムゲンダイナディアルガディアルガホウオウホウオウなど文字通り全てに勝つことができる。

技構成はタイプ一致打点であり回復もできるドレインキッス、命中安定で多くの鋼タイプへの打点となる10万ボルト、壁と合わせてあらゆるポケモンを起点にすることができたり相手の補助技を防いだりすることのできる身代わり、パワフルハーブと合わせて一気に能力を上げることのできるジオコントロールとした。

元々は”控えめH172C244S92”という火力重視の調整で潜っていたが、スカーフでない最速カイオーガカイオーガや準速イベルタルイベルタルに対して上からジオコントロールを打てることや、変更前の個体の”ここぞ”という場面での急所被弾率が明らかに高いと感じたので、途中から素早さ重視のこの調整を施した別個体に変更して戦った。

実は私は壁戦術のアンチだが、実際に使ってみて壁とこのゼルネアスの相性が非常に良いことは認めざるを得なかった。

H:ぶっぱ
B:余りぶっぱ
S+0:最速50族/準速60族抜き(HBSネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)ミラー意識)
S+1:最速101族/準速116族抜き
S+2:[ス]最速85族/[ス]準速98族抜き⇒最速151族抜き

環境に多いザシアン(王)ザシアン(王)に強く、ゼルネアスゼルネアスとの相性補完にも優れた禁止伝説ポケモン。

このポケモンには以下の偉い点がある。

  1. 禁止伝説のトップメタポケモンであるザシアン(王)ザシアン(王)に強い
  2. 同じく後投げからザシアンを受けることができ、ヌオーヌオーよりも数値が優秀
  3. ザシアン(王)ザシアン(王)等を起点にして竜の舞で全抜き性能を得ることができる
  4. こちらのゼルネアスゼルネアスネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)をコピーしたメタモンメタモンに対して強い
  5. メテオドライブの特性貫通で相手のヌケニンヌケニンも倒すことができる

とにかくゼルネアスゼルネアスネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)のタイプ及び性能の相性が非常に良く、禁止伝説ポケモンの2体同時選出がしやすかった。また、竜の舞を2回以上積むことで多少のタイプ相性を無視して相手の構築を破壊することができ、受けだけではなく攻めもできたのが良かった。

技構成は、タイプ一致打点で特性貫通の専用技のメテオドライブ、2回積めば最強になれる竜の舞、回復技のつきのひかりに加えて、相手の壁構築のメタにもなりタイプ一致打点でもあるサイコファングを採用した。サイコファングの枠を地震にするとミラーで強く出ることができるが、相手のメタモンメタモンに弱くなってしまうなどの理由で今回は採用を見送った。

持ち物は特にザシアン(王)ザシアン(王)に対してこちらのゼルネアスゼルネアスを通しやすくするため、及び身代わりザシアン(王)ザシアン(王)に強くするためにゴツゴツメットとしていたが、ザシアン(王)ザシアン(王)軸に対してゼルネアスゼルネアスよりネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を通す展開が増えたため、ラムのみとした。

HB:意地A252ザシアン(王)ザシアン(王)のA+1巨獣斬をリフレクター込みで最高乱数切り耐え
HD:
臆病C252イベルタルイベルタルの珠ダイジェット(デスウイング)を確定耐え、
臆病C252サンダーサンダーの珠ダイジェット(暴風)を14/16で耐え

このパーティで最も偉く、かつ最も難しいポケモン。

このポケモンには以下の偉い点がある。

  1. リフレクターや光の壁を展開することで、こちらの裏のポケモンの展開を補助することができる
  2. 数値やタイプが優秀なので、単なる壁張りポケモンにとどまらずサイクル適性がある。具体的には、ゼルネアスゼルネアス+ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)で気になるゴースト(特にバドレックス(こくば)バドレックス(こくば))の一貫を切ることができ、相手の悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)へのクッションにもなる。
  3. 両壁を展開できかつ挑発やイカサマを覚えることで相手のポケモンの起点になりづらく、壁込みで大体の攻撃を一発耐えるので、初手の安定択になりやすい
  4. エスパー技が無効なため、サイコファングですぐに壁を割られない

壁張り要員でありながらサイクル適性もあったため、「両壁を張ったら即退場」という動きだけではなくオーロンゲを温存する動きもでき、ゼルネアスゼルネアスだけではなくネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)ガマゲロゲガマゲロゲなど様々なポケモンを通す柔軟な立ち回りができたのが良かった。しかし逆にその柔軟さがそもそもの構築コンセプトである「できるだけ安定・固定した行動で勝てるようにする」というものに若干矛盾しており(後述)、実はそこそこプレイング力が要求されるポケモンであるということに気付かされた。

技構成は、リフレクター、光の壁はもちろんのこと、相手の起点になるのを回避できるイカサマと挑発とした。

最速ASぶっぱ、余りD

なんか馬鹿みたな火力が出て強い熊。

このパーティの軸であるゼルネアスゼルネアス+ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)の並びが相手の日食ネクロズマの選出を強く誘導するが、この2匹では相手が余程舐めた動きをしないと勝てないため、相手のネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)に対してしっかりダメージを与えて数的有利を取れるポケモンとして採用した。ただし、相手に竜の舞を積まれていたりダイマックスを切られたりすると普通に負けるので、相手の日食ネクロズマに竜の舞をさせないようなプレイングは重要であった。

技構成は、タイプ一致打点の暗黒強打とインファイト、ダイジェット媒体の燕返、ダイウォール媒体の挑発としたが、後者2つの技に関してはほとんど打たなかった。

HB:陽気A252悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の鉢巻暗黒強打を確定耐え
HD:
臆病C252イベルタルイベルタルの珠ダイアーク(悪の波動)を最高乱数切り耐え、
無振サンダーサンダーのダイジェット(暴風)を2耐え

ザシアン(王)ザシアン(王)カイオーガカイオーガに強そうな顔をしている蛙。

ザシアン(王)ザシアン(王)+カイオーガカイオーガ軸に対してエースがゼルネアスゼルネアスだけでは安定しないと感じたため、ザシアン(王)ザシアン(王)+カイオーガカイオーガ軸に選出でき、からやぶハーブカメックスカメックスと異なり瓦割りやサイコファングなどで壁を消されても強いサブのエースとして、最初はすいすい物理珠アタッカーで採用していた。しかし、火力・耐久・抜き性能がいずれも微妙だったため(個人の感想)、ザシアン(王)ザシアン(王)+カイオーガカイオーガ軸に対しても選出することがほとんどできなかった。そこで、終盤に珠サンダーを採用したときに持ち物を奪われたこととステルスロック+竜の舞ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)の相性が良いことから、貯水HDに型を変更した。

ガマゲロゲガマゲロゲは相手視点では選出画面上で貯水HDの型にも見えるため、ゼルネアスゼルネアス+ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)の並びで辛いチョッキやスカーフ持ちのカイオーガカイオーガの(特に初手)選出をある程度抑制できているように感じたので、改善する必要性を感じつつも構築から抜くことができなかった。

技構成や調整はS25最終1位の方の構築に入っていたものと全く同じ。

なんか速くて火力が出て強い鳥。

5体の並びを決めたあと、補完枠としてヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)カミツルギカミツルギナットレイナットレイなど色々考えたが、あらゆる構築に出しやすいことや鉄壁ナットレイナットレイに強く出られる点を評価して最終的にこのポケモンを採用した。珠ガマゲロゲガマゲロゲよりは強かった(個人の感想)が、ダイマックスが切れてしまうとパワーがガクっと落ちてしまうのは残念だった。

技構成は、タイプ一致打点のボルトチェンジと暴風、ナットレイに刺せる熱風、あとはダイウォール媒体となり回復もできる羽休めとしたが、ボルトチェンジはライジングボルトでもよい。

戦術と解説

戦術

オーロンゲオーロンゲで起点を作ってゼルネアスゼルネアスネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)サンダーサンダーのいずれかもしくは複数体を通す

選出

オーロンゲオーロンゲ+ゼルネアスゼルネアス+@1
壁下でゼルネアスゼルネアスネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)サンダーサンダーのいずれかを通す。相手のパーティにメタモンメタモンが居るのにゼルネアスゼルネアスを通したい時はネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を選出すると良い。

オーロンゲオーロンゲ+ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)+ゼルネアスゼルネアスorサンダーサンダー
相手は大体ザシアンから入ってくるので、オーロンゲの後投げが間に合うのであればネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を初手に置いても良いが。基本初手はオーロンゲオーロンゲが安定。

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき) +@2
対日食ネクロズマ入りに対してはほぼ間違いなくそれが選出されるのでウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)を選出する。相手の日食ネクロズマに自由に竜の舞を積ませないように圧を掛け続けることを意識する。

壁アンチが壁ゼルネクロを使った感想(あとがたり)(ここからが本編)

私はネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を使った壁ゼルネクロ以外の構築を考え続けていたが、これ以上にマシな構築が組めなかったため結局今季は壁アンチにも関わらず壁ゼルネクロを使い続けた。そこで分かった壁ゼルネアスゼルネアス+ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)の特徴は以下のようなものだった。

  • ゼルネアスゼルネアスを舐めているor切っている相手には簡単に勝てるが、舐めていない構築やプレイングに対しては互角もしくは不利を取る
  • 一応ジオコントロールと壁さえ展開できていればゼルネアスでも勝てるが、ザシアン(王)ザシアン(王)がキツい
  • 壁や積み技を展開できていれば誤魔化しは効くが、カイオーガカイオーガがキツい
  • この3匹の並びでは相手のネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を突破できない
  • 突飛な技を採用しないと相手の鉄壁ナットレイナットレイを突破できない
  • 壁構築特有の弱点(急所・上振れがない・壁張り要員がそれ以外に何もできないことが多い・サイコファング等)

これを踏まえ、対ザシアン(王)ザシアン(王)軸への立ち回りを色々実験してみたり、キツいポケモンに対して対策や選出圧力を施すなどして壁構築の弱点を少しでも補うために自分なりに工夫したりしたつもりだったが、対ザシアン(王)ザシアン(王)軸や対カイオーガカイオーガ軸がやはり辛かった。

まず、対ザシアン(王)ザシアン(王)(特にザシアン(王)ザシアン(王)+カイオーガカイオーガ軸)について。
この構築ではオーロンゲオーロンゲゼルネアスゼルネアスヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)を採用している関係上、多くの対戦で相手の初手ザシアン(王)ザシアン(王)を誘うが、たまにそれ以外のポケモン(おそらく電磁波警戒のサンダーサンダー等の電気タイプ、ガラルヒヒダルマを入れていないときはランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)などの地面タイプ)から選出されることがある。そのため、壁ゼルネクロは基本的に即負けを回避するためにオーロンゲオーロンゲから選出することになるが、そこでザシアンと対面すると、1.「両壁を張って退場する」2.「リフレクターを張ってネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)に交代する」3.「すぐネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)に交代する」のいずれかの択を迫られることになる。ここで、1の場合は”試合早々にこちらのポケモンを1匹失う”、2の場合は”光の壁を張れないので相手の特殊技をケアできない”、3の場合は”ザシアンに剣の舞(やヤンキー嚙み砕くor炎の牙)を打たれたとき、早々にネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を失うことになる。そうはならなくても巨獣斬を打たれてHPが削られると、竜の舞と月の光の択を迫られることになる”ので、いずれも強い動きにならない。だからといって、ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を初手に置くと、もし初手で出し負けたときにせめてオーロンゲオーロンゲが相手の攻撃を後投げから必ず1発耐えないとかなり不利な状況になってしまう。なので、ザシアン(王)ザシアン(王)軸においては安定かつ強い初手の択が存在しないため、初手にオーロンゲオーロンゲネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)のいずれを出すのか、またオーロンゲオーロンゲvsザシアン(王)ザシアン(王)対面ができたとき1〜3のいずれを選択すべきなのかの判断が非常に難しかった。

次に、対カイオーガカイオーガ軸について。
カイオーガカイオーガはとにかく雨潮吹き及びダイストリームの火力がバカ過ぎるため、ゼルネアスゼルネアスで壁やジオコントロール+ドレインキッスを用いてダイマックスされても凌ぐことはできるが、身代わりを張ることができるほどHPに余裕もできないため、試行回数を稼がれると急所に当てられて即負けすることがあった。(3回被弾すると12%、4回被弾すると16%で急所に当たって負ける。)できる限りそのような状況にならないようにガマゲロゲガマゲロゲを採用してゼルネアスゼルネアス以外の処理ルートを作り選出圧力を掛けたり、立ち回りを工夫して少しでも被弾回数を抑えてみたりはしてみたものの、思うようにガマゲロゲガマゲロゲを選出できないことも多く、(多分)元より減ったとはいえ急所による負けは避けられなかった。一発で急所に当たって負けることが複数回あり、その度に壁構築であることが悪いのか単に運が悪いのか分からずやり場の無い怒りを覚えた挙句、最終的にゼルネアスゼルネアスの個体を変更し、自覚厳選するハメになった。(運も悪いが、やはりカイオーガ対策を壁とバフによる受けに依存しがちな構築の問題だと思う。)

最後に対ナットレイナットレイについて。
終盤に数を増やしたポケモン。マジで無理だった。ゼルネアスゼルネアスに気合玉を入れたりネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)に熱風を入れたりすればストレスは無くなるかもしれないが、これらのポケモンの技構成を弄ると汎用性を欠いてしまい、特にゼルネアスに関して言えばどの技でも欠けてしまうと壁ゼルネアスとしての強みが失われてしまうため、技構成の変更ができなかった。さらにナットレイが鉄壁を覚えるせいで、後投げから鉢巻悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)やフレアドライブ採用のヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)を投げても逆に返り討ちにあうのが意味が分からなかった。

終盤は体感勝率50%のザシアン軸にしか当たらずイマイチ勝ちきれなかったので、それを解決するような何か画期的な案が出てこない限り私はもう壁ゼルネクロは使わないと思います(笑)。もし変えるならガマゲロゲガマゲロゲサンダーサンダー及びオーロンゲオーロンゲの枠だと思うので、研究する人は頑張ってください。ここまでだいぶ長く壁ゼルネクロについての感想を書きましたが、もしこれが何らかの形で参考になれば幸いです。それではここまで閲覧ありがとうございました。

結果

S27 TN むしゃお 55-29 最終465位(1874)


スペシャルサンクス

  • 私を育ててくれたお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん
  • 私の嫁のグソクムシャ
  • 私の構築相談に乗ってくださった方々
  • 貯水ゲロゲの個体をくださった先輩
  • Twitter等で私を見守ってくださった皆様
  • この構築記事を閲覧してくさったあなた

何か質問や不明な点等あればコメントかtwitter(@gusokumushaman)まで。

投稿日時 : 2022/03/01 13:14

最終更新日時 : 2022/03/01 13:22

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コメント(1件)

1ぱし(@pashi12986059)
ナットレイですが、じりょくの鉄壁ボディプレジバコイルがおすすめです。みがわりがあれば宿木もケアできるので対面勝てます。数的不利を取られていない場合はT O Dに持ち込むこともできます。
22/03/07 21:17

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