ポケモンパーティ構築(シングル)

【S26最終781位】両受けイベラキヌオー【R1840】

2022/02/02 01:32

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投稿者:ママチャリ(@spla_mamachari)

剣盾 / シングル / シーズン26 / 最終781位

はじめに

 みなさんこんにちは。初めましての方は初めまして。ママチャリと申します。
 S26でギリギリながらも最終3桁(781位、最終レート1840)を達成できました。自分としても初めての最終3桁であり、おそらく最後の竜王戦ルールで一つの目標を達成できたため、自己満足ではありますが構築記事を投稿させていただこうと思います。

構築を組むにあたって

 前シーズンにザシアン軸ザシアン(王)ザシアン(王)を使ってうまく勝てなかったため、ダイマックスをうまく利用できる伝説ポケモンを使おうと思い、イベルタルイベルタルイベルタルを軸とすることにしました。

 イベル軸イベルタルイベルタルにするにあたってザシアンザシアン(王)ザシアン(王)対策は欠かせなかったため、いい対策はないか考えていたところ、S24アポロさんのコケコカプ・コケコカプ・コケコからの壁展開メタモンメタモンメタモンが面白いと感じたため、使うことにしました。

 また、アポロさんを参考にするため受け寄りのサイクルになりますが、S17のmellowさんのランドロスランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)+ラッキーラッキーラッキーの並びに魅力を感じ採用することにしました。
ここまででイベルイベルタルイベルタル+ラッキーラッキーラッキー+ランドロスランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)+コケコカプ・コケコカプ・コケコ+メタモンメタモンメタモンは確定で、残りはレヒレカプ・レヒレカプ・レヒレやナットレイナットレイナットレイに大ダメージを与えながら、汎用性もある襷ダストシュートエースバーンエースバーンエースバーンを採用しました。

 しかし、戦っていく中で自分がランドラッキーランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ラッキーラッキーの並びをうまく使えなかったため、壁展開からの相性の良さも加味し、鈍いど忘れヌオーヌオーヌオーを採用。またラッキーラッキーラッキーも甘えるを採用することで並の物理ポケモンには対抗できるようにし、構築の完成としました。

参考にさせていただいた構築記事

・mellowさん S17最終35位
https://mellowpoke.hatenablog.com/entry/2021/05/01/133459

・アポロさん S24最終9位
https://apollo-k-4.hatenablog.com/entry/2021/12/01/212141

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使用ポケモン

 当初はCS臆病で採用していましたが、相手のラッキーラッキーラッキー、バンギバンギラスバンギラスなどからダイマックスをいなされることが多かったため、物理特化で終盤は使っていました。
 物理で採用するにあたって、イカサマ、ダブルウイング、ふいうちは確定とし、残り1つをダイウォール媒体となるちょうはつを採用しました。他の候補には、はね休めや鋼のつばさが考えられますが、ちょうはつにすることで相手の受けゴマを詰め切れたと思います。また受けループに対抗できる技の一つでもありました。
 鋼のつばさを採用していないため、バンギバンギラスバンギラスとの打ち合いにはそこまで強くないです。しかしダイアークでH振りバンギバンギラスバンギラスがほぼ確定2発なのもあり、バンギバンギラスバンギラスを相手にするときはサイクルで削ったり、相手に先にダイマを切らせて、バンギバンギラスバンギラスがダイマを切るという選択肢を取らせないように立ち回ることが重要でした。

 特殊か物理かわからないことによる受ける難しさ、ふいうちの火力が異次元なこと、壁さえはれればザシアンザシアン(王)ザシアン(王)とも打ち合える性能の高さはこのポケモンだけができることであり、最強のエースでした。

 本構築の特殊受け。また甘えるを採用したため、並の物理ポケモンすら完封する性能を有していました。
 イベルタルイベルタルイベルタルをみて出てくるバンギバンギラスバンギラスやドサイドンドサイドンドサイドンなどの上から甘えるを打つこと、またラプラスラプラスラプラスへの引き先として使うことを考え、絶対零度をなるべく食らいたくないため、ある程度までSを振りました。
 ラスト1枠は最初は電磁波を採用していましたが、剣舞ランドロスランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)が後出しされることが多かったため、サイクルの中で腐ることのないステルスロックを採用しました。
 最終日にラス1対決で甘えるを連打し、命の珠ランドランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)やミミッキュミミッキュミミッキュからTODを奪い取ったため、このポケモンにしかできない勝ち筋だったと思います。

 物理(ザシアンザシアン(王)ザシアン(王))受け兼第2のエースポケモン。
 基本的にはザシアンザシアン(王)ザシアン(王)をはじめとする物理ポケモンを受けることがこのポケモンの目的ですが、壁展開と絡めることで積みエースとしても運用できるように鈍いど忘れ型で採用しました。
 本構築はザシアン軸ザシアン(王)ザシアン(王)に対し、コケコカプ・コケコカプ・コケコ+イベルイベルタルイベルタル+ヌオーヌオーヌオーorメタモンメタモンメタモンの選出をするのですが、相手にラプラスラプラスラプラスなどの水無効ポケモンがいないときはヌオーヌオーヌオーを選出しました。ザシアンザシアン(王)ザシアン(王)以外にもジガルデ{ジガルデ(50%)}などの積み物理ポケモンを完封できる性能はこのポケモンだけだと思います。

 壁下でど忘れを1回詰むと、特化珠サンダーサンダーサンダーのダイジェットでも受かるようになります。壁下でなくても、鈍い1回詰めばスカーフウオノラゴンウオノラゴンウオノラゴンのエラガミも食べ残しの回復込みで受かります。ある程度積んだ段階で、悪ウーラオスウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)をあと投げされることもありましたが、その時はこのポケモンにダイマックスを切りました。

 イベルタルイベルタルイベルタルを通すことがこの構築の大筋ですが、このポケモンを通すというサブプランがあるのは大きかったです。

 本構築のザシアンザシアン(王)ザシアン(王)(積みポケモン)対策その2。また壁展開からゼルネアスゼルネアスゼルネアスをコピーする目的もありました。
 あんまり選出はしませんでしたが、このポケモンがいるだけで相手の選出をゆがませることができるというのがすごかったです。具体的に、相手がザシアン軸ザシアン(王)ザシアン(王)の場合はザシアンザシアン(王)ザシアン(王)を選出してこないか、ザシアンザシアン(王)ザシアン(王)+ザシアン受け(ヌオーヌオーヌオーやHBサンダーサンダーサンダー)の選出を強要できることです(黒バドバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)やゼクロムゼクロムゼクロムも同様)。
 そういった選出を強要させた場合、たいていこちらの物理特化イベルイベルタルイベルタルが壁化で暴れられたため、それだけでもこのポケモンを構築に入れる意味がありました。

 メタモンメタモンメタモン以外にはヌケニンヌケニンヌケニンも採用候補でしたが、物理ゼルネアスにぐちゃぐちゃにされて以降は、メタモンメタモンメタモンで固定しました。

 本構築の補完枠。主な目的はダストシュートで水妖ポケモン(カプ・レヒレカプ・レヒレマリルリマリルリアシレーヌアシレーヌ)を削ることでした。
 主目的以外にも、ヌオーヌオーヌオーを見て出てきた草ポケモン(カミツルギカミツルギナットレイナットレイ)を焼いたり、ごくたまーにダイマックスを切って相手を崩した後に、裏の受けポケモンにつないだりといった潤滑油的な役割を果たしてくれました。
 このポケモン自体の性能が高かったため、イベルイベルタルイベルタル+受けポケ(クッション)+エースバーンエースバーンエースバーンといった選出も多く、構築としての柔軟性を崩さず保管してくれたと思います。

 もしこの構築でポケモンを変えるとするのならば、こいつだと思いますが、あまりいいポケモンが思いつかなかったため、最終日まで使い続けました。

 本構築の壁貼り枠。また、最終日のMVPです。
 本来イベルタルイベルタルイベルタルが苦手とするポケモンたちとの打ち合いに対して、壁という選択しを用いることで、多くの相性をひっくり返してくれました。このポケモンを思いついたアポロさんは天才です。
 Sは最速サンダー抜き、HBはA特化ザシアンザシアン(王)ザシアン(王)の巨獣斬87.5%耐えです。
 最終日はこのポケモンが壁貼り役とみられることはあまりなく、壁を張りながらダイマックスしてきたポケモンや地面タイプをいなすことができました。ステロあくび展開にも強く、このポケモンにしかできない役割だったと思います。特に対ザシアン軸ザシアン(王)ザシアン(王)に対しては初手に選出してから、100%仕事をこなしてくれました。

戦術と解説

選出パターン

 基本的には、イベルイベルタルイベルタル+受けポケ+@1で選出します。受けポケは相手の伝説をみてどちらを出すか考えました。以下各伝説に合わせた選出パターン例です。@1は大体エースバーンエースバーンエースバーンでした。

対ザシアン軸ザシアン(王)ザシアン(王) → コケコカプ・コケコカプ・コケコ+イベルイベルタルイベルタル+ヌオーヌオーヌオーorメタモンメタモンメタモン

対カイオーガ軸カイオーガカイオーガ → イベルイベルタルイベルタル+ラッキーラッキーラッキー+@1

対日ネク軸ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食) → イベルイベルタルイベルタル+受けポケ+@1

対イベル軸イベルタルイベルタル → イベルイベルタルイベルタル+ラッキーラッキーラッキー+@1

対黒バド軸バドレックス(こくば)バドレックス(こくば) → イベルイベルタルイベルタル+ラッキーラッキーラッキー+@1

対ムゲンダイナ軸ムゲンダイナムゲンダイナ → イベルイベルタルイベルタル+ラッキーラッキーラッキー+@1

対ホウオウ軸ホウオウホウオウ → イベルイベルタルイベルタル+ヌオーヌオーヌオー+@1(コケコカプ・コケコカプ・コケコなことが多かった気がする)

対ジガルデ軸{ジガルデ(50%)} → イベルイベルタルイベルタル+ヌオーヌオーヌオー+@1

そのほか感想

 ゼクロムゼクロムゼクロム、ゼルネアスゼルネアスゼルネアス軸は吐くほど不利だったためほぼあきらめていました。ザシアン軸ザシアン(王)ザシアン(王)には基本的には不利ですが、相手の選出が読みやすかったこともあり、5分以上に戦えたと思っています。それ以外の伝説は、イベルタルイベルタルイベルタルのダイマックスを切るタイミングさえ間違えなければ有利に戦えたと思います。
 イベル軸イベルタルイベルタルを使うにあたって、一番大事と感じたのは上記の通りダイマのタイミングでした。どこでイベルイベルタルイベルタルのダイマを切れば相手を押し切れるのか、いかに相手にダイマックスを切らせて不利な展開にした後に、イベルイベルタルイベルタルのダイマを切るか、この構築で戦ううえで一番駆け引きとして楽しいと感じたところはそこだったと思います。

最後に

 おそらく剣盾でこのルールは最後であり、この記事が皆さんの役に立つことは少ないと思いますが、読んでいただければこれ以上に幸せなことはありません。なにかご指摘があればぜひコメントをよろしくお願いいたします。
 来月からのシリーズ12をどこまでやるかは決めていませんが、今後より高みを目指せたらと思っています。
 稚拙な文章、記事ではあったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

投稿日時 : 2022/02/02 01:32

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