ポケモンパーティ構築(シングル)

【S23 最終700位 レート1879】【S22 最終529位 レート1929】グラで詰まないか?〜スカーフグラードンのすゝめ〜

2021/10/01 14:28 / 更新:2021/11/01 17:03

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ loadingいいね! 閲覧数:13894  いいね:52

投稿者:Hydrogen(@Hydroge24679262)

剣盾 / シングル / シーズン23 / 最終700位

お久しぶりです、Hydrogenと申します。S23お疲れさまでした。今シーズンもランクマをスカーフグラードンと共に駆け抜け、なんとか最終三桁をとることができました。2シーズンに渡り活躍した私のポケモンたちを見ていってやってください!
なお、この記事はS22終了時に投稿した記事に上書きしたものです。
前シーズンとの記事と多少の変更点がありますので、あしからず。

スポンサーリンク

使用ポケモン

【調整】
A:断崖の剣でH252B4ザシアン(王)ザシアン(王)を確1
  地震で無振りザシアン(王)ザシアン(王)を確1
HB:陽気ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)のインファを2耐え
Ⅾ:余り
S:S−1で準速ランドロス(化身)ランドロス(化身)抜き

本パーティーの伝説枠。環境トップのザシアン(王)ザシアン(王)や、ムゲンダイナムゲンダイナに圧倒的に強い最高のポケモン。地面の一貫さえ作れば、相手のパーティーを全員ぶち抜くほどの破壊力を持つ。このポケモンを通すには、いかに相手のランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)サンダーサンダーなどの浮いてるポケモンを削るかが重要。
晴れ下では鉢巻ウオノラゴンウオノラゴンやメガネカプ・レヒレカプ・レヒレなどにも対面で勝てる非常に通しやすいポケモンだった。
後述のカプ・レヒレカプ・レヒレのミストフィールドと合わせることで、ムゲンダイナムゲンダイナに対して安全に受けだしができる。(炎技は1サイクル目ではとんでこない)
S21までは地震の枠をソラビにしていたが、地面技を当てたら勝ちの状況であまりにも断崖を外すので、地面技2枚体制にした。その影響で、HBトリトドントリトドンヌオーヌオーが若干きつくなったが、カプ・レヒレカプ・レヒレウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)で辛うじて処理することでごまかした。結果、技外しによる運負けが減り、勝率も上がったため、悪くなかったと思う。
S23最終日では断崖、エッジ外しで負けてしまった試合もあったが、それ以外では目覚ましい活躍をしてくれた。

H:ぶっぱ
B:陽気+1ザシアン(王)ザシアン(王)のきょじゅうざん+インファ確定耐え
D:C4振りサンダーサンダーの暴風乱数5発(99.5%)
S:4振り85族スイクンスイクンクレセリアクレセリアカプ・レヒレカプ・レヒレ抜き
D>B:ダウンロード対策
https://kapupokepo.hatenablog.com/entry/2021/05/05/215544
↑こちらの記事を参考にさせていただき、少し変更を加えました。
このパーティーのMVP。グラードングラードンの苦手なサンダーサンダーゴリランダーゴリランダーヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)に対する受け駒として採用。ザシアン(王)ザシアン(王)のきょじゅうざんに対して投げることもよくあった。
日照りとも相性が良く、積まずとも晴れ下オバヒで相手に負担をかけることも可能で非常に使いやすい、攻めと受けを両立したポケモンであるといえる。
ミストフィールドとの兼ね合いや処理速度の向上、また、無振りカイオーガカイオーガを交換読みで2発で落とすために、放電ではなく十万を採用。
サンダーサンダーにこいつを投げると、大抵ウオノラゴンウオノラゴンバンギラスバンギラスが投げられるので、それにグラードングラードンウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)を投げて、有利サイクルを作ることが多かった。
ウオノラゴンウオノラゴンがそもそもいなければ、暴風&羽休めで小突いてくるので、悪だくみの起点にしていた。
グラードングラードンをコピったスカーフメタモンメタモンのストッパーになる点もGOOD。
S23からは十万ボルトを放電に変更したがたった一回しか麻痺しなかった上、結局その試合の勝ちに繋がらなかったことや、威力が足りず水ウーラを一撃で倒せなかったことから、変更はしない方がよかったと少し後悔している。
S23最終日ではオバヒ命中が7割ぐらいだった気がする。

HB:陽気鉢巻ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)のインファ2耐え
C:ムンフォでH無振りイベルタルイベルタル確1
S:準速ウオノラゴンウオノラゴン抜き

イベルタルイベルタル対策兼崩しポケモン。グラードングラードンが初手ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)を強烈に呼ぶので、それに初手カプ・レヒレカプ・レヒレ合わせることでムンフォor波乗りで負担をかけることができる。
Sは準速ウオノラゴンウオノラゴンを意識した調整になっているが、副産物としてカプ・レヒレカプ・レヒレの攻撃に後出ししてくるS無振りHBサンダーサンダーをカモることができ、イージーウィンを得ることも多かった。
対受けル(選出はムゲンダイナムゲンダイナラッキーラッキー(アーゴヨンアーゴヨン用に必ず来る)+@)では、

  1. カプ・レヒレカプ・レヒレに後投げしてくるムゲンダイナムゲンダイナにメガネを押し付け
  2. ヘド爆をグラードングラードンで受ける
  3. ムゲンダイナムゲンダイナ交代に鉢巻ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)を合わせる。
  4. ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の暗黒強打でサイクル破壊

の流れで崩すが、4のタイミングでムゲンダイナムゲンダイナを繰り出された場合(実際は十中八九繰り出された)、こちら突っ張りorグラードングラードン引き・相手自己再生orヘド爆
の択になるので、一般的に受けルはグラードングラードンがきついとされているが、このパーティーの場合、圧倒的に有利というわけではない。
トリック&黒い霧で壁+ゼルネアスゼルネアスを対策していたが、前期で既に先駆者がいたため、警戒されて上手く決まらないことが多かった。

H:HP満タンでシラクサ氏のナマコブシナマコブシ爆弾耐え
A:ぶっぱ
B:余り
D臆病カイオーガカイオーガの潮吹きをフィールド込み2耐え
S:余り

カイオーガカイオーガバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)用ポケモン。
カイオーガカイオーガでは受けに来るサンダーサンダーヒートロトムヒートロトムカプ・レヒレカプ・レヒレを釣りだし交換を行う。
バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)では、スイーパー&受け駒だけでなく、グラスラで削りをいれることで、グラードングラードンやタスキアーゴヨンアーゴヨンで安全にバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)を処理することができた。
ミラー対面で後攻トンボをしたいため、Sには4しか振っていない。Hの実数値を3くらい削っても特に影響はないため、耐久振りヒートロトムヒートロトムを上から叩きたい人はもう少しSに振ってもいいかもしれない。
実況者シラクサ氏が、自身が開発したナマコブシナマコブシ爆弾をセルフ対策していたのを見て真似てみたが、残念ながら活きる機会はなかった。

対受けルポケモン。
メガネカプ・レヒレカプ・レヒレのトリックと合わせて受けルを崩していく。ムゲンダイナムゲンダイナに少しでも負担をかけるため、意地っ張りで採用している。ラス1自己再生で拘ったダイナを暗黒強打のPPを使い切るタイミングで倒すようなギリギリの試合もあり、特に準速で抜けなくて困ったこともないため、これで正解だったと思う。
また、これは最速から準則に変更して1週間ほど経って気づいたことだが、準速にしておくことでスカーフメタモンメタモンにコピられたときでも、グラードングラードンが抜くことができるのも大きかった。

冷パンの枠は元々とんぼ返りにしていたが、準速にした以上、ミミッキュミミッキュに上からとんぼが安定せず、暗黒強打以外もダイナへの打点がないと、PPを枯らされてしまうと思ったため変更を行った。
しかし実際は、ほとんど{ジガルデ(50%)}や後出しの物理受けトゲキッストゲキッスにしか打たなかった。そのためS23からは毒づきに変更。するとこれが大当たり。カプ・ブルルカプ・ブルルカプ・レヒレカプ・レヒレ、ときには剣なしザシアンをも仕留め、試合を決定づけてくれた。S23からは、受けル以外への選出率がぐんとあがり、結果勝ちに繋がることが多かった。

D>B:ダウンロード対策

申し訳程度のゼルネアスゼルネアスエースバーンエースバーン対策兼タスキストッパー。
エスバのタスキをつぶしたり、スカーフ判定を行うのに重宝する。ゼルネに関しては、タイプ有利を取り、タスキの行動保障があってなお勝ち目が薄いが、こいつがいないとワンチャンすら生まれない。一応、非壁ゼルネアスゼルネアスカプ・レヒレカプ・レヒレのトリックが壁貼りに通り、かつ黒い霧がジオコンのタイミングで決まった状況下なら勝てる可能性もあるが、結局ジオコンを積ませてしまったときには、ヘドウェ急所を祈るしかない。2シーズンを通して壁下もしくはジオコン後のゼルネに計30回以上はヘドウェを打ったが一回も急所に当たらなかったので「当たったら負け」程度に考えていた。結局対ゼルネアスゼルネアスへの勝率は3割程度だったが、こいつがいなけりば恐らくもっと下がっていたので、最後の頼みの綱にはなった。

S21では珠で運用していたが、グラードングラードンの天敵であるフシギバナフシギバナや積みポケモンなどが辛かったので、S22ではタスキに変更した。そのおかげでストッパーとしての活躍が見込めるようになった。特にムゲンダイナムゲンダイナに突っ張れるようになったのは非常に大きい。
ちなみに、晴れ下のかえんほうしゃは無振りザシアン(王)ザシアン(王)ですら確定耐えされてしまう。だが、アーゴヨンアーゴヨンの本来の役割対象はザシアン(王)ザシアン(王)ではないし、ストッパーにはできるだけ命中安定技を覚えさせたいので大文字にはしなかった…のはS22までの話。やはり晴れ下大文字での火力は凄まじく、無振りザシアン(王)ザシアン(王)を突破してくれることも少なくなかったため、ロトムとは違い良い修正を加えられたと思う。

戦術と解説

基本選出

グラードングラードンヒートロトムヒートロトム+@

カプ・レヒレカプ・レヒレグラードングラードンアーゴヨンアーゴヨン

グラードングラードンカプ・レヒレカプ・レヒレウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
※みがまもムゲンダイナムゲンダイナ警戒で必ずグラードングラードンから入る。

ゴリランダーゴリランダーウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)+@

ゴリランダーゴリランダーカプ・レヒレカプ・レヒレウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)orヒートロトムヒートロトムorアーゴヨンアーゴヨン

カプ・レヒレカプ・レヒレアーゴヨンアーゴヨングラードングラードン

カプ・レヒレカプ・レヒレグラードングラードンヒートロトムヒートロトムorウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)orアーゴヨンアーゴヨン

カプ・レヒレカプ・レヒレグラードングラードンアーゴヨンアーゴヨンorウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)orヒートロトムヒートロトム

カプ・レヒレカプ・レヒレグラードングラードンウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)

苦手なポケモン

・壁ゼルネアスゼルネアス
カプ・レヒレカプ・レヒレアーゴヨンアーゴヨンでなんとかする。
壁貼り役がクレッフィクレッフィの場合はカプ・レヒレカプ・レヒレから、オーロンゲオーロンゲの場合はアーゴヨンアーゴヨンから入り、悪だくみ警戒で挑発を打ってくれることがあるので、ヘドウェ連打。挑発でなく壁を先に貼られたら、残る勝ち筋は急所のみ。

ウルガモスウルガモス

  1. カプ・レヒレカプ・レヒレで対面処理、
  2. グラードングラードンで対面処理。耐久無振りかつタスキでなければ断崖or晴れ下ヒートスタンプorエッジで倒せる。耐久振りでSを落としていれば、回復実込みでも上から2発の攻撃(地震以外)で沈む。
  3. 他のポケモンで削ってウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の不意打ち択にもち込む。

いずれかが成功しないと、相手が最速でない限り9割負け。

・スカーフヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)
カプ・レヒレカプ・レヒレヒートロトムヒートロトムの体力管理をし、アーゴヨンアーゴヨンを選出した場合、タスキを温存する。

・アタッカーカイリューカイリュー
誰かを犠牲にしてマルスケをつぶし、カプ・レヒレカプ・レヒレorウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)で特攻。

終わりに

S22では様々な型のグラードングラードンが結果を残しており、スカーフが一番と思い込んでいた自分の勉強不足を知らされました。ですが、トリックルームや癒しの願い、葉緑素もちのポケモンと組み合わせるなど、一匹のポケモンを活躍させる方法が様々あると知り、ますますポケモンへのモチベーションが湧いてきました。恐らくこの環境がスカーフグラードングラードンが最も活躍できる最初で最後のシーズンだったと思います。高い火力と素早さで環境トップ伝説をバッタバッタとなぎ倒す姿は見ていてとても爽快でした!またダイマ禁止ルールがあっても面白いかもしれませんね。
来シーズンからは私にとって初のダイマ環境なので、不安ではありますが、また3桁を取れるようがんばりたいと思います!
それでは!

Special Thanks

グラードン考察サーバーの皆さま
アーゴヨンアーゴヨンカプ・レヒレカプ・レヒレの個体提供をしてくれた友人テープのり君。
僕にSwitchとソードを買ってくれた親友のMr.C。
Thank you SO much!

投稿日時 : 2021/10/01 14:28

最終更新日時 : 2021/11/01 17:03

スポンサーリンク

コメント(0件)

コメントはまだありません。

コメントを投稿

投稿者のアカウントが削除され、最終更新日から30日以上経過した育成論にはコメントできません。