ポケモンパーティ構築(シングル)

【S20 最終218位】ヤドサンダー五行円環《サイクル》【最終レート1921】

2021/08/02 22:55 / 更新:2022/07/02 15:15

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投稿者:添瓶(@putabottle)

剣盾 / シングル / シーズン20 / 最終218位

レンタルチーム有

はじめに

初めまして。普段は役割論理や統一パで気軽にランクマ遊んでる者です。
S20は上記のようなコンセプトパではない普通のサイクルパで戦ってみたところ最終3桁レート1900↑の成績を収められましたので、自身のための備忘録も兼ねて使用パーティを投稿させていただきます。

構築経緯

サンダーサンダーカバルドンカバルドンウツロイドウツロイドナットレイナットレイ一撃ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の並びを使っていたところ、ウツロイドウツロイドのメテビをいつ切ったらいいのかわからないというプレイングの問題が発生したため、ここを自分にとって使い易いポケモンに変える事を考察。
考察の結果、みらいよち持ちチョッキヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)とも相性が良く強そうだったので採用。
ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)はサイクル駒としての性能が高い耐久振り鉢巻連撃ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)に変更した。
試運転したところ、相手のウツロイドウツロイドヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)ウオノラゴンウオノラゴンウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)で見る事が多く、ナットレイナットレイはほぼ選出しなかった。なので、軸はサンダーサンダーカバルドンカバルドンヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)として残り2枠を補完に当てる事に。
補完として真っ先に欲しい要素は、重い瞑想持ち超妖を倒せるポケモン。色々試した結果、HD残飯金属音ヒードランヒードランがしっくりきたので5体目として確定。
6体目はヒードランヒードランと相性が良く、ウオノラゴンウオノラゴンウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)より安定するゴリランダーゴリランダーを採用して構築が完成した。

構築名はパーティメンバーのタイプに木・火・土・金・水の要素が揃った事から。

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使用ポケモン

H:16n-1(天候ダメージ最小)
B:みがわりがA4ラグラージラグラージのクイックターンを最高乱数以外耐え
C:ダイジェット+ダイサンダーでH4ウツロイドウツロイド高乱数で撃破
S:+1で準速ドラパルトドラパルト抜き
D:余り

普通のみがわり珠サンダーサンダー
本構築の絶対的エース。基本的に選出。多少メタが厚くても出さなきゃ負ける。
サンダーサンダーはHに振り切る方も多いが、カバルドンカバルドンと組む都合上、思ったより砂が痛かったので調整した。
サンダーサンダーは基本的にワンパンされるか無限に居座れるかなのでこれで良かったと思う。

サンダーサンダーの強さなんて物は語り尽くされてるが、
それでも珠アタッカーのくせにポリゴン2ポリゴン2に耐久合戦でも勝ち目があるのは本当に狂ってると思う。
2回ラス1ポリゴン2ポリゴン2が麻痺するまで10万撃って勝った。

最強の技はみがわり。
初手ダイマによる強引な処理など、相手のサンダーサンダー対策手段を確認しつつ動いたり、
ダイジェットで上げたSで上からみがわりを撃って相手のダイマを腐らせる等強すぎた。
環境トップというメタられるべき立場のポケモンが搭載を許されていいのか疑問だった。

H:16n-1
C:ヘド爆+未来予知+毒ダメージでH252サンダーサンダー8割くらいの確率で撃破
D:余り

調整はこちらの構築記事から拝借した。(以下外部リンク)
https://daisuke-poke.hatenablog.jp/entry/ar1991193_1
この場を借りてお礼申し上げます。

迅速にサンダーサンダーや相手サイクルを崩したかったのでCに割いた調整で採用。
メジャーなHD特化からは結構耐久が落ちているはずなのだが
それでもボルトロス(霊獣)ボルトロス(霊獣)の+2ダイアークを耐えたりしてドン引きした。
強くて使い易い調整だった。

ヘド爆冷ビ未来予知は必須、
残り1枠は、相手のウツロイドウツロイドヒードランヒードランを倒して欲しいので地震採用。両刀型になった。
地震は持っているとヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)ミラーでも優位に立てて強かった。ヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)ミラーが起きる世界すごいですね。
火炎放射は持ってなくても特に困らなかった。

《土》担当。

普通のHBカバルドンカバルドン
オボンを齧れば珠カキュウでも鉢巻強打でも2回耐える。

ラム持ちの剣舞龍舞意識で、Dには振らずHBを上げ切った。
ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)カイリューカイリュー対面であくび
⇒ダイマ技耐えてオボン+なまけるで全快
⇒再度あくびで強引にダイマ権ごと腐らせることができる。

ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ラグラージラグラージに変える事も考えたが、
なまけるによる場持ちの良さ、砂のスリップダメージ、
そして対ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)性能を買って使い続けた。

ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)が受けきれない鉢巻強打を上記の通り耐える他、
特化ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)の鉢巻連打も、食らってる途中でオボンを食うおかげで1耐えする。
おかげでウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)に臆さず出せたのが強かった。
挑発ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)はやめて。

カプ・レヒレカプ・レヒレと一緒にいるウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)はみんな一撃だったので、選出時にカバルドンカバルドンを決め撃ちする事もあった。

A:
インファイトでB4ウオノラゴンウオノラゴン高乱数1発(81.3%)
インファイトでHB無振り連撃ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)乱数1発(50%)
水流連打でHB無振り一撃ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)乱数1発(32.5%)
ヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)の未来予知+水流連打でHBドヒドイデドヒドイデ確定撃破(81.5%~+24.8%~)

B:
特化ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の鉢巻インファイトで低乱数1発(12.5%)
特化ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の鉢巻暗黒強打で低乱数2発(6.3%)
特化ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の暗黒強打+インファイトほぼ耐え(~34.2%+~68.5%=~102.7%)
陽気A252ウオノラゴンウオノラゴンの先制エラがみ低乱数2発(6.3%)
特化ウオノラゴンウオノラゴンの先制エラがみ乱数2発(78.9%)

S:
準速ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)抜き

《水》担当。

Bに振った連撃ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)(非キョダイ個体)。
相手のウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)を受けて倒す。

元々は以下の調整を拝借して使っていたが、(以下外部リンク)
https://mega-salamance.hatenablog.com/entry/2021/05/02/094238
この場を借りてお礼申し上げます。

ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)や遅いサンダーサンダーを上から殴りたい場面が多かったので、H振りからB振りに変更。物理耐久をなるべく維持しつつ努力値を余らせ、Sに振った。
特殊耐久は下がったが、調整変更前に特殊耐久が活きた場面が「対怪電波サンダーサンダー時に味方のサンダーサンダーヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)を一旦下げたいが、引き先がウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)しかいない時」だけだったので、速い事によるメリットを取った。

サブは蜻蛉アクジェで採用。
雷パン冷パン等は撃つ場面が不安定な読みになりがちなので不採用。
単体での崩し性能は低くなったが、未来予知を絡めた同時攻撃や蜻蛉による対面操作が可能なので、パーティ全体としては崩しの面で窮屈に思う事はあまり無かった。
むしろ技枠をアクジェに割ける事で、スイーパーやストッパーも兼ねられる器用なポケモンになったと思う。

H:奇数
S:4振りクレセリアクレセリア抜き
D:余り

《火》《金》担当。1体に2つの要素を背負わせている辺りに構築名の適当さが見え隠れする。

「上記の4体で重い瞑想持ち超妖を封殺でき、それ以外の役割範囲も広くて崩しや詰めでも強くて、怪電波サンダーサンダーでもポリゴン2ポリゴン2でも詰まないポケモン」という無茶苦茶な条件で考察した結果このポケモンと構成に辿り着いた。

技はバインドが強すぎるマグスト、受けポケの小細工と裏の物理の積みを同時に牽制できる挑発は確定。
後は瞑想持ちを手っ取り早く処理できる金属音、挑発との同時採用により有利対面での択を増やせる鬼火とした。
ワンウェポンでラスカノも大地も切っているが、役割対象のほとんどは金属音とマグストで焼けば倒せるので欲しい場面は無かった。

金属音はかなり使った。
低火力相手ならマグストでキャッチしてから上記の技を片っ端からブチ込む事で強引に焼却できる。
ポリゴン2ポリゴン2は当然として、怪電波サンダーサンダー、後はドヒドイデドヒドイデナマコブシナマコブシラッキーラッキーハピナスハピナス辺りも焼けるのでビビった。
A無振りロクブライカサマみたいなバンギラスバンギラスも多分やれる。
他にも散り際や嵌めの最中に撃ってサンダーのおやつを作る等していた。
金属音を発しながら鬼火とマグストで相手をじっくりと焼き上げる姿があまりにもオーブン過ぎて笑っていた。
オーブンは別のポケモンヒートロトムヒートロトムだろ

挑発も金属音もみがわりを貫通するので、耐久型への対策をみがわりに頼っている相手には一方的に動く事ができた。

マグストの機嫌次第では拘束中に相手を倒し切れないものの、その時は相手に金属音でボロボロのポケモンを野晒しにするか削れた状態で引くかを強制できたので、一度嵌めが決まるだけでもサンダーサンダーウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)を通すのがグッと楽になった。

Bも高く耐性も凶悪な為、カイリューカイリュードラパルトドラパルトミミッキュミミッキュ辺りにも強いのが偉い。鬼火を絡めて物理受けもしていた。

また、鬼火ヒードランヒードランウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)の相性が非常に良い事に気が付けた。単純にタイプの補完が良い上、ヒードランヒードランの鬼火が繰り出されるウオノラゴンウオノラゴンランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ドサイドンドサイドンバンギラスバンギラス辺りに入るとウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)の繰り出し回数が倍になる。
実質ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)1体分の戦力アドが取れるのが強すぎるため、セットで選出した際には積極的に鬼火を撃つ事を心がけた。

弱点は地面ではなく命中不安。
挑発以外全部命中85。
音攻撃の金属音が命中85なのがあまりにも納得いかなかったが
きっとこの値は相手が金属音を不快に思う確率であり効かなかった相手はクサい音が好きなメタラーなのだろうと思う事で何とか飲み下した。

H:16n+1(グラスフィールド回復量最大)
A:皮無し耐久無振りミミッキュミミッキュグラスラで確定1発
B:グラスフィールド込みで意地ウオノラゴンウオノラゴンの先制エラがみ2連最高乱数以外耐え
S:4振りクレセリアクレセリア抜き
D:余り

《木》担当。キョダイ個体。

一番しっくりきてない枠。
ウオノラゴンウオノラゴンに出せるポケモンがもう1匹欲しいと思い採用したが結局あまり出さなかった。
パーティメンバーが中速以下なのでグラスラの性能を買って採用したが、
ウツロイドウツロイドにも出せるナットレイナットレイウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)にも出せるカプ・ブルルカプ・ブルルの方がよかったかもしれない。

持ち物は鉢巻か珠が良かったが、どちらも先約済なのでタネで妥協。
珠無しなのに種有りとはこれ如何に。

強引な崩しができる弱保ダイジェット型にしたい気持ちもあったが、ウオノラゴンウオノラゴンへの遂行やはたきによる相手の弱体化が一番の仕事だと考えこの構成のまま使った。

戦術と解説

基本選出

サンダーサンダーは基本的に選出。ダイマ権も最優先で渡す。
とにかくサンダーサンダーで全てを滅ぼす事だけを考えて動かす。
残り2体は物理受けのカバルドンカバルドンウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)と特殊受けヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)ヒードランヒードランから1体ずつ出す事が多かった。
サンダーサンダーを選出するとどうしても相手のパーティに対し穴ができる場合のみサンダーサンダー選出を諦める。その際は受け気味のサイクルを回しながら詰めるか、ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)でダイストリーム+ダイナックルを積んで制圧する。
初手は相手のサンダーサンダーメタを確認するためのサンダーサンダーか、蜻蛉で偵察ができ、回復ソースが無いので繰り出し回数が限られるウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)を置く事が多かった。

対受けループ

この選出以外した覚えが無い。
ひたすら未来予知+鉢巻ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)で解体していく。ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)がなるべく消耗しないよう他の2体をクッションにして立ち回る。
未来予知+ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)を受けきれるオボンアーマーガアアーマーガアヒードランヒードランが強いのも良い。
相手のダイマ択に気を付けつつ、ヒードランヒードランのマグストと挑発でサイクルのペースを握っていけばそのうちウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)が通る。

苦手な相手

ヒードランヒードランウオノラゴンウオノラゴンに鬼火を入れたい。
無理そうならウオノラゴンウオノラゴンサンダーサンダーのダイマでぶっ飛ばし、残りを裏で詰めるようにしていた。

相性不利のくせに平気でサンダーサンダーブチ抜いてくるので怖かった。
ヒードランヒードランは対面なら珠ダイナックルも耐えてマグストでダイマも襷も貫ける他、最悪ダイマ切れば倒せるのでカミツルギカミツルギを見たらなるべく選出していた。

霰絡み。何か知らんが重かった。
ヒードランヒードランカバルドンカバルドンウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)にベール展開を邪魔されるのを嫌がってか実際に選出される事は少なかったが、出てこられるととてもしんどい。
初手零度命中は犯罪。
また、パッチルドンパッチルドンはダイマを許すと、カバルドンカバルドンを電気技読みで出し入れするかダイマウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)で電気技耐えて強引に雨を降らせるかしかなかったので辛かった。
特殊型ならヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)ヒードランヒードランで楽勝なんだけどな〜と思っていた。
みんな物理か両刀だった。

重い。泣いた。
誰も単体で押し切れない瞑想持ち。
カバルドンカバルドンのあくびかヒードランヒードランの挑発・金属音で妨害しつつサンダーサンダーで叩いて処理していたが、一手ミスると詰んだ。
技範囲も広いので、冷ビでサンダーサンダーがぶっ飛んだり波動弾でヒードランヒードランがぶっ飛んだりした。
ラティアスラティアスとかいうポケモン最強だろと思いながら相手をしていた。

おわりに

レンタルチームを貼っておきます。

0000 0003 X87R 1W

私のプレイングでも3桁到達ができる辺り構築そのものはそこそこ強くて使い易いものになったんじゃないでしょうか。
もし記事を読んでお気に召してくださったのであればどうぞ。(シーズン10は竜王戦ルールになるので使用機会も中々無いでしょうが…)

ここまでお読みくださりありがとうございました。

投稿日時 : 2021/08/02 22:55

最終更新日時 : 2022/07/02 15:15

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