ポケモンパーティ構築(シングル)

　このパーティの主軸となるポケモンです。

• 役割

　特性のわたげで相手の素早さを下げ、やどりぎのタネやねむりごなを絡めてダメージを少しずつ入れ、後続のルガルガン(まひる)やトルネロス(霊獣)の起点にするといった役割です。
　サンダーやその他ひこうタイプ対策にバコウのみを持たせています。これによりだいたいのポケモンのダイジェットを耐えるようになっています。
　また、こらえるを入れてダイマックスを枯らす+できるだけやどりぎのダメージを入れる+わたげを発動させるといった芸当をさせることも可能です。
　パーティ単位で重いポリゴン2やカバルドンを削る役割も持っています。
　ただし、みがわりを使われる戦法に極端に弱いです。その際はできるだけ早く別のポケモンで対処しましょう。

• 努力値調整

　伝説環境からの使いまわしなため防御方面はA特化ザシアン(王)のA+1きょじゅうざん確定耐え(84.2〜99.4%)まで振ってあります。ついでにバコウ込みでC特化いのちのたま持ちサンダーのぼうふうを元にしたダイジェットを確定で耐えます(84.2〜99.4%)。HPにあまり振っていないのはやどりぎの回復効率を上げるためです。その結果偶数になってしまいましたが、あまり影響はないように見られました。

　このパーティの物理エースです。

• 役割

　物理エース。ワタシラガが作った起点をダイロックで倒し、特性のすなかきで素早さを二倍にして全抜きする役割です。
　入れている技の他にはじゃれつく、アクセルロックが候補になります。この技構成だとサザンドラやウーラオス(いちげき)が倒しづらいので、ドリルライナーの代わりにじゃれつくを入れるのもいいと思います。またアクセルロックですが、技スぺの都合上入れられませんでした。つるぎのまいを積めれば、ストーンエッジの代わりに入れてもいいかもしれません。
　A特化にはしていますがそれでも火力不足感が否めないので、それの補完としてつるぎのまいを採用しています。ただし耐久も足りないため、基本的にはワタシラガが眠らせた後すぐに交代し積む、といった動きが必要になることが多いです。

• 努力値調整

　アタッカー運用のためAは振り切り、Sは砂下ドリュウズを抜くため180まで振りました。残りはダウンロード対策にDが1だけ高くなるよう振りました。

　このパーティの特殊エースです。

• 役割

　特殊エース。ワタシラガが作った起点をダイジェットの養分にし、全抜きを図るという、上記のルガルガン(まひる)と似たような動きをします。
　ねっぷうを採用することでパーティ単位で重いナットレイを狩ることができます。また、ルガルガン(まひる)と同じようにワタシラガが眠らせてからわるだくみを積むといった動きをすることもできます。

• 努力値調整

　こいつだけはどうにも努力値調整が決まらず、とりあえずのBCぶっぱです。アドバイスをいただけるとありがたいです。

　選出で重いポケモンを狩るための存在です。

• 役割

　先発に出てくるラムのみ持ちランドロス(霊獣)やラグラージ、後発ヌオーを狩るためにいます。単純な火力はそこまで高くない、かつ耐久が信じられないほど低いので一体倒して退場、というパターンが多かった印象ではありますが、やはりヌオーやランドロス(霊獣)、サンダー等に上から大ダメージを与えられるのは大きいです。

• 努力値調整

　特に耐久に振る意味もないのでCSぶっぱ、端数はBに振っても役に立たないのでDに振りました。

　このパーティの物理エースその2、かつ唯一の先制技持ちです。

• 役割

　伝説環境ではザマゼンタ(王)の枠でしたが、でんき・はがね打点、先制技がないのはキツいと感じ採用しました。主にドヒドイデやミロカロス、ブリムオンなどに役割を持っていましたが、近頃はあまり見ないので選出率は低めです。

• 努力値調整

　アタッカーのためAはぶっぱ、Sはこうそくいどうによる二段階上昇で最速フェローチェ抜きまで振り、残りはダウンロード対策にDが1だけ増えるように振りました。

　このパーティにおける起点作り兼サンダー対策です。

• 役割

　みずびたしで相手をみずタイプにし、無理やりでんじはを通して強制的にまひさせる型となっています。
　相手のタイプ一致の火力を下げて裏の積みの起点にすることもできないでもないですが、このパーティはあまり耐久が高くないので誤差程度の差しかありません。

• 努力値調整

　育成した当時はドリュウズやガブリアスが多かったためHBぶっぱでシュカのみを持たせていましたが、ゴリランダーが激増しているためリンドのみを持たせました。ですが対ゴリランダー処理はトルネロス(霊獣)の方が確実なので、あまり選出されなくなっています。