ポケモンパーティ構築(シングル)

Global Challenge 2021 Second Winter 最終19位 要塞ムゲンダイナ軸

2021/03/03 15:42 / 更新:2021/03/10 20:25

★*100★*100★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ loadingいいね! 閲覧数:60181  いいね:242

投稿者:リンネ(@Linne_TTOS)

剣盾 / シングル / Global Challenge 2021 Second Winter / 最終19位

はじめに

2021年2月26日〜3月1日まで開催されていた公式大会
Global Challenge 2021 Second Winterにて今までにない好成績を出すことができたので記念に構築記事を投稿させていただきました。
記事の投稿は初めてなので分かりにくい点などあるかもしれませんが見ていっていただけると幸いです。

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使用ポケモン

調整意図

H:ヘドロの回復量を最大にするため16n+1
BD:ダウンロード対策
S:最速アーゴヨンアーゴヨンアーゴヨン抜き

役割

パーティの要となる禁止伝説です。
後述のキョダイラプラスで壁を張った後にコスモパワーを積んでさらに要塞化していく耐久型です。

もともと高い素早さで相手の上からコスモパワーを積めるので壁は必要ないと思われるかもしれませんが、壁があることでランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)などの一致弱点技で攻撃してくる相手でも安定して積むことができるようになります。
コスモパワー1回でカイオーガカイオーガイベルタルイベルタルを受けられるようになり、2回or壁でランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ドラパルトドラパルトあたりを受けられるようになるほど耐久の高いポケモンです。

壁展開や積み耐久の宿命として急所や一撃必殺には弱いですが特性プレッシャーにより技を使う回数を半分に減らせるため急所の試行回数を減らすことができるのも強い点です。それでも急所や一撃必殺で突破されたときは潔く諦めましょう。
なお確定急所を撃ってくるウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)はハチマキ以外なら回復が間に合うのでむしろカモにできます。

耐久ムゲンダイナの攻撃技はほかにマジカルフレイムやダイマックスほうがありますが無振りザシアン(王)ザシアン(王)をぴったり確2にできる火炎放射が強いと思います。

※キョダイ個体

調整意図

H:特化
B:ダイマックス時いじっぱりザシアン(王)ザシアン(王)のきょじゅうざん確定耐え
D:余り

役割

ムゲンダイナが安定して積むことができるように壁を展開する要員です。
壁を展開するためにダイマックスを使う必要がありますが他のパーティメンバーがダイマックスを必要としないポケモンたちなので、雑にダイマックスを使っても問題ありません。

他の壁要員と比較して1度しか壁を展開できないという欠点もありますが挑発で壁展開を止められない、壁を張りながら相手を削ることができるという利点もあるため十分強かったです。

また壁要員でありながら毒で突破できないドヒドイデドヒドイデラッキーラッキーなどを絶対零度で倒す役割や積んできた相手を滅びの歌で流す役割も同時に担えるので非常に多芸でした。

特性はパーティ全体で水技に耐性があることとラプラスに対面した相手は貯水警戒で水技を撃ってこないので、ダイストリームで状態異常を治せるうるおいボディで採用しました。

このパーティではほぼすべてのポケモンをムゲンダイナが積んで受けることを想定しているため以降のポケモンはムゲンダイナで対応しきれないポケモンへのメタ採用になります。

調整意図

物理受けのためHB特化

役割

禁止伝説の中で壁ムゲンダイナの天敵ともいえるソルガレオソルガレオネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)を受けるためのポケモンです。
こいつらはサイコファングで壁を破壊しながら弱点を突いてくる可能性があるうえ火炎放射で攻撃すると高確率で弱点保険が発動するので完全にムゲンダイナムゲンダイナを起点にされてしまいます。

基本的に相手の龍舞に合わせてあと投げして攻撃を受けながら鉄壁を積む形で受けていきます。龍舞1回なら鉄壁からの羽休めが間に合いますし、連続で龍舞をしてきた場合は体力満タンで鉄壁を積めるため結構安定して受けることができます。

実は龍舞からダイマックスをされると受けられるか怪しいラインではあるのですがバルジーナは相手に嘗められるのかいきなりダイマックスを使われることはまずなかったです。

物理受けではありますがタイプ的にバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)も受ける役割を担っていました。

メインの役割はこれらの禁止伝説ですが鉄壁1回でほとんどの物理アタッカーを止められるようになるので相手の特殊アタッカーを倒したあとに鉄壁を積んで相手を詰ませた試合も多くありました。

調整意図

HB:陽気ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)のインファイト確定耐え
D:余り

役割

ゼクロムゼクロムやみがわり持ちのゼルネアスゼルネアスを受けるためポケモンです。特化ゼルネアスゼルネアスにジオコントロールを積まれるとムーンフォースで確2にされてしまっているのですが宿木をいれれば2回目を受ける体力を確保しつつジャイロボール圏内に削れるので別段問題に感じることはなかったです。

一応ブラックキュレムブラックキュレムを受ける役割もありますがあらかじめダイスチルで防御を上げるか、相手のダイマックスをダイウォールでいなさないと厳しいのでこちらはあまり安定しません。

主な役割は上記の禁止伝説ですが高めの耐久と優秀な耐性、宿木での回復補助と器用に立ち回れるので受けまわす流れになった時には非常に優秀でした。

調整意図

特に何も考えずBDぶっぱ

役割

ディアルガディアルガホワイトキュレムホワイトキュレムなどのムゲンダイナの弱点をつける特殊禁止伝説を受けるためのポケモンです。
特殊相手にはバカみたいな耐久を誇るうえ防御に特化したおかげで特化ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)の地震やバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)のサイコショックなんかも受けきれてしまう怪物です。
パーティ全体で重くなりがちだったサンダーサンダーヒードランヒードランも受ける役割を担っています。

ステロをまくことで受けまわしているだけで相手を削れるようになるので後述のヌケニンとも相性がよかったです。

このパーティでは相手に毒をいれて削りたいことが多いので電磁波よりも甘えるを採用しています。あと投げされた物理アタッカーに甘えるが入れば安定して受けまわせるうえ、交代を強いることができるので使い勝手はよかったです。

調整意図

少しでも火力を上げるのとダウンロード対策のため性格はさみしがり
努力値はAS以外に選択肢がない

役割

パーティ全体で氷と格闘の技範囲を持つポケモンがどうしても重くなったので無理やり受けるために採用されたポケモンです。
主な役割対象はバドレックス(はくば)バドレックス(はくば)ブリザポスブリザポスフェローチェフェローチェラプラスラプラスあたりになります。

ラッキーでステロをまいておけば飛行タイプや炎タイプにステロを踏ませることができるので非常に相性が良かったです。
ポルターガイストは技火力も相まって想像以上に火力が出るので攻撃性能も十分高かったです。

バンギラスバンギラスカバルドンカバルドンがいると選出しにくくなる欠点はあるものの詰ませ性能も高く優秀でした。

戦術と解説

基本選出

ムゲンダイナムゲンダイナが苦手なポケモンがいない限りは壁展開からムゲンダイナムゲンダイナで積んでいきます。
ラプラスラプラスムゲンダイナムゲンダイナ@1が基本です。

@1のところは物理アタッカーが多ければバルジーナバルジーナ、特殊アタッカーが多ければラッキーラッキーが基本ですが、ムゲンダイナムゲンダイナが要塞化できればそれで終わることが多いですしムゲンダイナムゲンダイナが突破された段階で誰が残っているのかは正直分からないので相手の選出とうまくかみ合うように祈りましょう。
相手のパーティがほとんど物理アタッカーだった場合でもラス1にサンダーサンダーが残ることはざらにあります。

パーティの動かし方ですが基本は初手ダイマックスでキョダイセンリツを撃ちます。
その後は水技や氷技で削れそうならそのまま攻撃し、たいしてダメージが与えられないのであればすぐにムゲンダイナムゲンダイナに交代します。ダイマターンがもったいないですがそれくらい雑にダイマックスを扱っても何とかなります。

交代した後はコスモパワーを積んで要塞化するだけです。一致弱点を突いてくるポケモンやザシアン(王)ザシアン(王)は早く処理するに越したことはないので早めにどくどくや火炎放射で倒しに行きます。

急所などでムゲンダイナムゲンダイナが突破されたときは相手の残りが@1のポケモンで受けられるポケモンだけならそのまま削り切りましょう。
一撃必殺に関してはヌケニンヌケニンや絶対零度ならラプラスラプラスに交代して受けることもできますが都合よく選出できないことも多いので4回外れることを祈るゲームになりがちです。

特別な選出

ムゲンダイナムゲンダイナでも厳しい相手はだいたい以下の通りです
ソルガレオソルガレオネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)バドレックス(はくば)バドレックス(はくば)ブラックキュレムブラックキュレムホワイトキュレムホワイトキュレムゼクロムゼクロムディアルガディアルガヒードランヒードラン

このあたりのポケモンがいた場合はバルジーナバルジーナラッキーラッキー@1で選出します。
@1には
エースバーンエースバーンサンダーサンダーを受けられるムゲンダイナムゲンダイナ
ゼクロムゼクロムを受けられるほか汎用性の高いナットレイナットレイ
バドレックス(はくば)バドレックス(はくば)をはじめとした氷タイプを受けられるヌケニンヌケニン
といった感じで選出します。

この選出の場合はそれぞれが受けられるポケモンに対してあと投げしつつステロや毒で削っていく受けループの動き方をするだけです。

おわりに

メタモンメタモンや使用率の高い伝説に対して強い構築のおかげで高い成績を残すことができましたが、実はミュウツーミュウツーにどうあがいても勝てないなど不利な相手も存在するマッチングに左右されやすいパーティーになっています。
安定して強いパーティーとはいいがたいですが使っていて楽しかったので満足です。
伝説ありのランクマッチはまだ続くのでパーティーの参考になれば幸いです。

※追記
レンタルIDの要望があったため追記しておきます
0000 0007 2M43 X6

投稿日時 : 2021/03/03 15:42

最終更新日時 : 2021/03/10 20:25

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コメント(5件)

1見習い
レンタルIDもらえますか?
21/03/10 17:48
2リンネ(@Linne_TTOS)
>1
追加しました!
21/03/10 20:31
3ポケモン見習い
ありがとうございます♪
ザシアンのサイコファングって
無理矢理コスモ詰めますか?
それとも火炎放射ですか」?(>人<;)
21/03/11 08:15
4ポケモン見習い
度々失礼します
ステロあくび連打がきついんですが
どういう立ち回りが正解ですかね?
21/03/11 09:55
5リンネ(@Linne_TTOS)
>ポケモン見習いさん
ムゲンダイナのザシアン対面は基本余裕がないため火炎放射を撃ちに行くのが安定です。
陽気ザシアンのサイコファングは体力満タンでコスモパワー1積ならヘドロ回復込みで2発耐えられるので火炎放射で打ち勝てますが安定しないのであらかじめ2回積んでおくかヌケニンでザシアンをみることも検討するといいと思います。

ステロあくびに対してはラプラスのダイストリームで雨を降らせて無理やりうるおいボディで解除するかラッキーの自然回復で眠りを解除するのがいいと思います。ただしラプラスの場合はあくびでの眠り判定が特性発動よりも後のため1ターンは動けなくなってしまうことに注意です。どちらにせよ眠らないように交代するよりかは1匹に眠ってもらってムゲンダイナと相手のエースを対面させるような動きがいいと思います。
21/03/11 10:08

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