ポケモンパーティ構築(シングル)
ピカチュウの可愛さに痺れてメロメロになーれ!【S14マスター到達記念】
こんにちは、酢漬け梅干です。本サイトのポケモン育成論において、
キョダイマックスピカチュウを考察する(先発まひ付与アタッカー、雨サポ等)
育成論ソードシールド/807
キョダイマックスピカチュウを再考察する(まひもばら撒く物理ボルテッカー型)
育成論ソードシールド/1064
を投稿しています。また、シーズン7において、マスターボール級到達を果たしたときのパーティーを公開しております。
S7マスター到達記念 ピカチュウ使い初心者向けパーティー
パーティ構築/128
が、今回は、ポケ徹未発表の型のピカチュウ軸で勝負し、1/24にマスターボール級に到達したので、ご報告がてら、公開いたします。
使用ポケモン
「特殊アタッカ―その1」兼「特殊受け」兼「パーティー趣旨偽装」兼「選出誘導」枠です。
♀です(大事なポイント)
高いC・D(「性格:おだやか」のため)を活かすために努力値はCD極振り、かつD補強となる「とつげきチョッキ」を所持しています。ちょっとした特殊受け兼特殊アタッカーという役割となります。
私自身が、サイクル戦よりも状態異常で相手の戦術を妨害することを好むため、あまり使用されない「ほのおのからだ」型です。
(孵化作業の時も一緒にいられるからという理由もあります)
「ほのおのからだ」はまず読まれません。なので、シャンデラに喜んで突撃してくるので「やけど」を若干まきやすくなります。
「本パーティーの主役」兼「特殊アタッカーその2」兼「相手戦術破壊」担当です。
♀です(大事なポイント)
基本的には先発に繰り出すことを想定したポケモンであり、ダイマックス枠です。
また、「キョダイバンライ」の確定まひを押し付けるため、「キョダイマックス」個体である必要があります。
なるべく相性補完(だと誤認するような)位置に置くことで、相手の選出を誘導します。
「シャンデラ・ピカチュウ」と続けておくことで、強烈に相手のじめんタイプを呼びます。そこを「ダイストリーム(なみのり)」で襲撃しましょう。
さて、メロメロですが、これは最速ピカチュウゆえの強み
「準速104族未満までなら、先手を取ってメロメロで機能不全を起こせる」
という利点が出てきます。
例えば「準速霊獣ランドロス」など、確実に♂しかいないポケモンに刺さりうるということです。(霊獣ランドロスは最速調整もありうるので、必ず処理できるわけではありませんが、かなりの数のランドロスがこのピカチュウの可愛さの前に沈んでいきました。)
例え♂が多くても、準速でピカチュウより速いエースバーン・ウーラオスなどは、ピカチュウの担当範囲外です。別のポケモンにお任せしましょう。
元々儚い耐久であるピカチュウを使う以上、愛情と根気と工夫と胆力が必要です。たっぷり愛情をかけましょう!
「パーティーの裏主軸」兼「特殊アタッカーその3」兼「物理受け」です。
♀です(混乱)
ピカチュウが対処できないポケモンのうち、物理系の攻撃で攻撃してきそうなポケモンはスイクンで受けます。
当初、マンムーの「ステルスロック」とのコンボで採用した「ほえる」でしたが、
・無理やり対面を変える
・相手の安定択(回復技・交代技など)に合わせて「ほえる」ことで相手を翻弄するする
・なんなら未登場のポケモンを引きずり出すことで相手の選択を開示させる
など、様々な効果があり、単体で使いやすい技であることに驚きました。
「物理アタッカーその1」兼「対ウオノラゴン最終兵器」です。
♀です(大事なポイント)
私の育成環境上どうしても対策が難しいポケモンの一匹であったウオノラゴンへの回答として登板してもらいました。
結果としては、パーティーの素早さラインを底上げし、ウオノラゴンを完封するかわりに、受け出しなどはできない鉄砲玉としての地位を確立しました。また、よほどのことがない限り、先発起用は考えづらいでしょう。
「物理アタッカ―その2」です。
♀です(大事なポイント)
AS極振り、かつ「こだわりスカーフ」で相手の効果抜群を突きます。
この技構成なら、「ひこう」「どく」「いわ」「むし」「ゴースト」「はがね」「ほのお」「でんき」「エスパー」「こおり」「フェアリー」の11タイプに効果抜群で、残り7タイプにも等倍で攻撃できます。
「先発役その2」兼「物理アタッカーその3」です。
♀です(大事なポイント)
ピカチュウがどうしても出せないようなパーティーには、だいたいマンムーを初手で出すことが多かったです。
また、メトロノームを持たせることで、無双性能を格段に上げることができました。
メトロノームマンムーについては↓の動画をご覧ください。
【酢漬け梅干の】カッチコッチマンムー【研究発表7】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38072544
戦術と解説
「ピカチュウ」を活かすためのパーティー運用には、いくつかのポイントがあります。
1つ目は、「性別有りのポケモンは♀を粘り、嫁パ(環境上活躍しているポケモンだけでなく、個人の趣味嗜好で好きなポケモンを集めていそうなパーティー)を演出する」ということです。
(ちなみにここで記述しているシャンデラとピカチュウの個体は愛娘・相棒枠なので、一応嫁パともいえます)
2つ目は、このパーティーが「ピカチュウがエースのパーティー」であることを並びで隠すことです。
幸か不幸か、ピカチュウは耐久面は儚いポケモンです。相手からすれば「いざとなればごり押しの効くポケモンである」と判断されていてもおかしくありません。ゆえに考察はおのずと「対戦環境でよく見かけるピカチュウ以外」に向くでしょう。そこを奇襲します。
3つ目は、「ピカチュウを主軸にするからには、ピカチュウより速いポケモンとは戦わせない」ことを徹底させることです。
残念ながら、ピカチュウをあっさり抜くことができるポケモンは数多いです。その時は先発ではなく控えにピカチュウを置き、他のポケモンで戦い、「相手にピカチュウの技が一貫する」状態を目指すことになります。
4つ目は、相手の思考を読み取り、どこで「メロメロ」を撃つか見極める判断力・胆力を身に着けることです。
「メロメロ」はしょせん運ゲー仕掛けでしかない、という風に考えれば、本来考慮の外になる技です。ですが、このパーティーのピカチュウは「キョダイバンライのまひ」「メロメロ」の2つの運ゲーを仕掛けることができます。さらにいえば、「まひ」と「メロメロ」は重複するので、相手の行動を強烈に縛るでしょう。
5つ目は、見せ合い段階でピカチュウが活躍できないと思ったら、素直に出番をほかのポケモンに譲ることです。
ここまでの閲覧ありがとうございました。本パーティー構築は、S7でのマスターボール級到達達成時パーティーよりもさらに特殊なパーティー構築であり、あまり参考にならないと思いますが、一応の形として残したいと思い、記述させていただきました。
更新記録
2021.01.24 初版
投稿日時 : 2021/01/24 14:40
最終更新日時 : 2021/01/24 23:12
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