- 略称は可能な範囲で排しましたが一部使用します。
- H:HP A:攻撃 B:防御 C:特攻 D:特防 S:素早さ
- ポリ2:ポリゴン2 クレセ:クレセリア
- 考察は常体でさせていただきます。
コンセプト
メガゲンガーに厚くした毒みがガルド。
毒みがガルドとしての性能を維持しつつ、H167D115メガゲンガーを確定1発で落とす特攻を確保し、ポリ2ゲンガー(+α)の並びを処理する性能を高めたもの。
本育成論では一般的な毒みがガルドとの違いを説明するため、まず毒みがガルドについて簡潔に説明し、その後に特攻振り毒みがガルドに関し述べる。
メニュー
1:毒みがガルドについて
1-1:ギルガルドとは
1-2:毒みがガルドとは
2:毒みがガルドの特攻振りについて
2-1:なぜ特攻振りするのか
2-2:メガゲンガーをワンキルできないとどうなるか
2-3:主要被採用理由
3:構成について
3-1:構成
3-2:配分理由
3-3:技の採用理由
3-4:立ち回りについて
3-5:HS毒みがガルドとの比較
3-6:起点化される主要な相手
3-7:ダメージ計算による性能証明
4:参考
4-1:[参考] HS毒みがガルドのダメージ計算
4-2:[参考・補完] そのほかの配分
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1-1:ギルガルドとは
本育成論に必要な要素を中心に簡潔に記す。
高いタイマン性能、広い技範囲、両刀性能、秀逸な耐性などが長所。一方、攻撃時に晒すブレードフォルムの低耐久とキングシールドによる択の発生しやすさが短所。長所に挙げた攻撃性能により一般的なギルガルドに対して受け出しできるポケモンは非常に限られており、その代表的なポケモンがHBベースのポリゴン2(以下:HBポリゴン2)である。
1-2:毒みがガルドとは
攻撃技/みがわり/どくどく/キングシールド@たべのこし。
低火力ポケモンを起点化し、後続を嵌め落とす嵌め型。特筆するべきは前述の一般的なギルガルドに対して受け出しできるポケモンが遂行対象であること。すなわち、毒みがガルドはHBポリゴン2を誘った上で起点化でき、みがわりを残してHBポリゴン2を流せるため構築ごと崩壊できる可能性を持つ。
また、みがわりと素早さにより対ギルガルドにおいて有利にたてること、ギルガルドに対し接触技しか有効打がない相手に対しキングシールドによりみがわりを残せることも特徴。
毒守ギルガルド、みがまもギルガルド、毒ガルドなど呼称は多数ある。
- HS毒みがガルドの主要被採用理由
・対受けポケモン (ポリゴン2/クレセリア/エアームド/バルジーナ/ブラッキー等)
・対ギルガルド
- HS毒みがガルドの一般的な立ち回り
有利な相手や受けポケモンに後出しし、次にみがわりを選ぶ。相手が交代するなり低火力技選択なりでみがわりが残れば、次にみがわりを盾に毒々をし、毒々の際先手なら、以降キングシールドとみがわりを基本交互に選び嵌め落とす。毒々の際後手なら次に交代し、2サイクル目にみがわり状態から同様に嵌め落とす。以上が基本。
ただし、ポリゴン2などの一部の役割対象に後出しすると相手に毒みがガルドであることを察されてしまう。毒みがガルドと判別されていないうちは一般的なギルガルドが得意とする相手との対面を作ることで、相手にポリゴン2などの役割対象を後出しさせる展開が理想的。
対ギルガルドにおいては対面状態から先手でみがわりをし、相手が攻撃すれば相手はブレードフォルムを晒すので、次に相手のキングシールドまたは交代を読んでみがわりを出すか、先手シャドーボールで仕留めるかの択を征して狩る。
以上が一般的な毒みがガルドである。
これに対し、汁さんが防御に努力値を割いた毒みがガルド(育成論ORAS・XY/498)を紹介されており、特防に努力値を割くものも存在するが、今回のものは特攻に努力値を割いたものである。
ここから本題となる特攻振り毒みがガルドの育成論である。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2-1:なぜ特攻振りするのか
以下の2点が大まかな毒みがガルドの一般的な特攻振りのメリットである。細かくは後述する。
- H157D115メガクチートを2発で落とす (クレセクチートを処理できる)
- 打ち合い性能の向上
これらのメリットに加え、メガゲンガー×ポリゴン2の並びをより確実に崩すため特攻に振ることを本育成論で提案する。
PGLシングルシーズン3,4,5統計より、ゲンガーはポリゴン2の最も一緒に手持ちに入れられているポケモンであり、メガゲンガーとセットのポリゴン2の多くはHBポリゴン2 (=毒みがガルドの仮想敵) である。
しかし、HS毒みがガルドはHBポリゴン2を嵌められる一方で、後述どおり対メガゲンガーに有利とは言いきれない。この対メガゲンガー性能を改善しメガゲンガーとポリゴン2の両方にメタを張ることが今回の狙いである。
H167D115メガゲンガー確定1発となる特攻を確保することで、ポリゴン2を誘って起点化後、みがわり状態からメガゲンガーを隙を与えずワンキルできる。
2-2:メガゲンガーをワンキルできないとどうなるか
不利択が発生する。一例として、HS毒みがガルドがポリゴン2を誘って起点化後、みがわり状態でメガゲンガー対面すると、
- メガゲンガー:霊技で攻撃→みがわり破壊 ギルガルド:シャドーボール
- ギルガルド:キングシールド メガゲンガー:おにび
- メガゲンガー:たたりめ ギルガルドダウン
このようにキングシールド絡みの択が発生し、択負けすると上記のように撃破されたり、みちづれで1:1処理されたり、交代しても後続が被害を受けたり。総じて負け筋を残すことにつながってしまう。
H167D115メガゲンガー確定1発の価値は択の発生を減らせることによる安定性向上にある。
2-3:主要被採用理由
- 対受けポケモン (ポリゴン2/クレセリア/エアームド/ブラッキー等)
- 対ギルガルド
- 対クレセクチート・ラティアスクチート (後述)
- ポリ2ゲンガー構築全般 (HS毒みがガルドと比べて)
※毒みがガルドを採用する際、よりメガゲンガーに厚くしたい場合に採用。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3-1:構成
特 性 : バトルスイッチ
性 格 : ひかえめ
個体値 : 31-0-31-31-31-31
努力値 : 76-0-4-164-12-252
実数値 : 145-49-171-100-172-112 (シールドフォルム時)
持ち物 : たべのこし
技構成 : シャドーボール/みがわり/どくどく/キングシールド
(ブレードフォルム実数値は 145-139-71-210-72-112)
3-2:配分理由
まず攻撃はポリゴン2のイカサマ対策で最低値(個体値0/努力値0/性格下降補正)。次にHSメガゲンガーを確定1発で落とす特攻を確保。この時点で性格ひかえめが確定。次に先手で嵌める対象を増やすと同時にクレセリア・バルジーナに可能な限り先手を取るため素早さを最大限確保(=準速)。余った努力値でみがわりの試行回数を損なわずに最高のたべのこしの回復効率を確保できるHP実数値16n+1を確保。その余りを特防に割きポリゴン2のダウンロード対策。端数4を防御。
この配分で、H167D115メガゲンガー確定1発、アナライズポリゴン2のイカサマをみがわりが1発耐えが叶う。また、副産物ながらC222メガゲンガーのシャドーボール1発耐え、A182ガブリアスのじしん1発耐え、H183D105ガブリアス高乱数2発(252/256)となる。
配分に関し検討余地があるとすれば、H159D124メガゲンガーまで確定1発で落とす特攻を確保すること。H159D124メガゲンガーは同族(C190メガゲンガー)のシャドーボールを可能な限り耐えることを目的に調整された、H167D115より特殊耐久力が高いメガゲンガーである。これに関しては環境にいるH159D124メガゲンガーの数の少なさとC210でも12/16の高乱数1発で撃破できるため切った。
3-3:技の採用理由
- シャドーボール (特殊技 属性:霊 威力:80 命中:100 PP:15)
HBポリゴン2のイカサマをみがわりが1発耐えられる能力条件を満たしつつ、H167B100D115メガゲンガーを確定1発で落とせる唯一の技であるため採用。ギルガルド・エアームド・クレセリアへの遂行技にもなる。
- どくどく (変化技 属性:毒 命中:90 PP:10)
役割対象である受けポケモンへの遂行技として採用。
- みがわり (変化技 属性:無 命中:- PP:10)
ギルガルドやメガクチートの処理と、どくどくを入れた相手を嵌め落としに必要となるため採用。PPは最大まで増やすこと。
- キングシールド (変化技 属性:鋼 命中:- PP:10)
どくどくを入れた相手を嵌め落とせ、かつシャドーボールを放った後(シールドフォルムに戻り)居座りを実現できるため採用。みがわり状態ではない場合、ポリゴン2のでんじはに注意。PPは最大まで増やすこと。
2-3で記した被採用理由を実現する上で外せない技のみで技枠が埋まるため候補技はない。
3-4:立ち回りについて
前述HS毒みがガルドの一般的な立ち回りと違いはない。
主の役割対象はあくまでも受けポケモンであることを踏まえること。メガゲンガーについてはみがわり状態から処理できるまでである。
3-5:HS毒みがガルドとの比較
メリット・デメリットは無論、耐久力と素早さが下がり、特攻が上がることである。特性・持ち物・技構成に違いはない。
- 耐久力の減少
対役割対象において影響は小さい。バルジーナやブラッキーなどのタイプ一致のイカサマをみがわりが確定で耐えられなくなるが、ちょうはつを受ければこちらが要交代であることから、耐えるに越したことはないものの一致イカサマをみがわりが確定耐えする調整の有用性は低い。バルジーナとブラッキーは先手どくどくで機能停止にできれば十分である。
耐久力は毒守ヒードラン(育成論ORAS・XY/235)と同程度、HS毒みがガルドの約0.9倍となる。(その証明&参考用として以下耐久力指数比較)
H145B171D172ギルガルド B:56,352 D:56,681
H193B127D131ヒードラン B:55,706 D:57,461
H161B171D175ギルガルド B:62,570 D:64,034
耐久力減少の一番の弊害は、A182キノガッサのタネマシンガン3発でみがわりが壊れること。後述ダメージ計算参照。
- 素早さの減少
対メガゲンガー・ポリゴン2に限れば影響はないが、
・準速キノガッサ
・S無振りサンダー
・凍える風1回で最速ガブリアス抜き調整のスイクン・クレセリア
・準速バンギラス
・最速マリルリ抜き調整メガフシギバナ
・最速ラッキー (同速)
およびこれらを意識して抜き調整をした相手に抜かれるため影響が大きい。
(眼鏡シャンデラ、クレセリア、バルジーナ、ウォッシュロトムなど)。
これらに関してはデメリットとして甘受して特攻振り毒みがガルドを運用のこと。
- 特攻の増加
シャドーボールの威力がHS毒みがガルドの1.2倍強となり以下の利点が発生する。
- 対ポリ2ゲンガー性能の向上
- 対クレセクチート・ラティアスクチート性能の創出
- H204D104マリルリを、腹太鼓オボン + 毒々ダメ×3 + シャドボで撃破
- 起点化されにくさ
- H183D105ガブリアス、H167D110シャンデラへの確定数の向上
2番については、特攻振り毒みがガルドのもう一つの被採用理由となり得る要素である。特攻振り毒みがガルドはH157D115メガクチートを確定2発で落とせる。
クレセクチートに対しては、クレセリア対面でみがわりを残し、裏のメガクチートにも一貫するシャドーボールを放っていく。トリックルーム展開に対してはキングシールドとみがわりによるターン消費で対処。最悪みかづきのまいなどでメガクチートを無償降臨されたとしても、みがわり状態であればシャドーボール1発を無償で入れられるので、後はふいうち読みみがわり・はたきおとす読みキングシールドの2択を征してみがわり状態から狩れば良い。
ラティアスクチートに対しても同様にラティアスの前でみがわりを残せば良い。ただし、ラティアスがCSベースで強化アイテム持ちの場合みがわりを残せないので注意。
なお、メガクチートに関連して、ポリ2クチートに対しては有利とはいえない。この並びのポリゴン2はHCベースが主であり役割対象外である。
3番については、このメリットによりメガゲンガー×ポリゴン2×マリルリの並びに対し、ポリゴン2を起点にみがわりを残せばメガゲンガーとマリルリのどちらが後出しされても処理できることになる。
みがわり状態でマリルリと対峙した場合まずどくどくをし、どくどくの際マリルリがはらだいこをしてきたら次にキングシールド→シャドーボールで処理。どくどくの際マリルリがはらだいこをしてこなければとつげきチョッキ持ちの可能性が高いので、基本どおり先手みがわりとキングシールドを交互に選べば嵌め落とせる。
4番については、例としてHSメガハッサムが中乱数2発圏となり、HS毒みがガルドと比べて剣舞羽休めによる起点化を抑止しやすい。
5番に挙げたポケモンは、PGL統計よりポリゴン2とよく一緒に手持ちに入れられている被遂行対象。眼鏡シャンデラ相手にラス1対面で先手を取れれば勝ちを拾えるなど偶発的にメリットを得られる機会が多い相手。
3-6:起点化される主要な相手
以下の相手に対しては後続での対処が必要となる。
- 瞑想ねむカゴスイクン
後出しから簡単に起点化される。
- 瞑想ねむカゴニンフィア
選出の抑制はできるものの、攻撃技がシャドーボールのみの毒みがガルドはこの型のニンフィアに起点にされる。対ニンフィアを理由に毒みがガルドを採用することは避けた方が賢明。毒みがガルドでニンフィアに役割を持つ必要があるならば、鋼技の採用を検討するべきである。
- メガギャラドス
H171D150メガギャラドスのみがわりをシャドーボール1発では壊せない。
- S113以上のみがわり持ちノーマル全般
主にメガガルーラ。先手でみがわりをされるとシャドーボールもどくどくも無効。
また、環境にいるかは別として、特性めんえきのカビゴンには完封される。
3-7:ダメージ計算による性能証明
便宜上ステータスを 145-49-171-210-172-112 として計算する。一部仮想敵以外のダメージ計算が載っているが、これは後述のHS毒みがガルドのダメージ計算と差が出る要素として載せたものである。
- 与ダメージ
H167D71ギルガルド 161.6%〜190.4% 確定1発
H167D171ギルガルド 68.2%〜80.2% 確定2発
H167D115メガゲンガー 100.5%〜118.5% 確定1発
H159D124メガゲンガー 95.5%〜114.4% 乱数1発 (12/16)
H167D110シャンデラ 104.1%〜123.3% 確定1発
H227D150クレセリア 56.3%〜66.9% 確定2発
H204D104マリルリ 45.5%〜53.4% 乱数2発
H207D100マリルリ(突撃チョッキ) 30.9%〜36.7% 乱数3発
H157D115メガクチート 53.5%〜63% 確定2発
H175D150ラティアス 73.1%〜86.8% 確定2発
H183D105ガブリアス 49.7%〜59% 乱数2発 (252/256)
H175D120メガハッサム 45.1%〜53.7% 乱数2発 (107/256)
H171D150メガギャラドス 18.7%〜22.2%
(参考:火力指数 25,200)
- 被ダメージ
バルジーナ イカサマ 22%〜26.2% みがわりが乱数耐え (8/16)
ポリゴン2 イカサマ(アナライズ) 19.3%〜23.4% みがわりが1発耐え
A222ギルガルド かげうち 41.3%〜49.6% 2発耐え
A112マリルリ アクアジェット(力持ち) 21.3%〜25.5% みがわりが乱数耐え
A112マリルリ アクアジェット(力持ち・ランク+6) 81.3%〜97.2% 1発耐え
A172メガクチート ふいうち(力持ち) 84.1%〜99.3% 1発耐え
A182ガブリアス じしん 82.7%〜99.3% 1発耐え
C222メガゲンガー シャドーボール 80%〜96.5% 1発耐え
C172ポリゴン2 シャドーボール 42.7%〜51% 食べ残し込み2発耐え
C125ポリゴン2 れいとうビーム 8.2%〜10.3%
C130ラティアス なみのり 17.9%〜21.3% みがわりが1発耐え
C110スイクン なみのり 22.7%〜27.5% みがわりが乱数耐え (4/16)
A182キノガッサ タネマシンガン(テクニシャン) 8.2%〜9.6%
みがわりが2発まで耐える。3発で確定で壊れる
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4-1:[参考] HS毒みがガルドのダメージ計算
便宜上ステータスを 161-49-171-172-175-123 として計算する。
調整目的は以下のとおり。
HP : 16n+1
攻撃 : 最低値
防御 : 一致イカサマをみがわりが1発耐え
特攻 : H172D90エアームド確定2発
特防 : 防御<特防
C172ポリゴン2の10まんボルトをみがわりが最高乱数を切って耐え
C96クレセリアのサイコキネシスをブレードフォルム状態でみがわりが確定耐え
C146サンダーのボルトチェンジをみがわりが最高乱数を切って耐え
C110スイクンのなみのりをみがわりが確定耐え
素早 : 最速
- 与ダメージ
H167D115メガゲンガー 80.2%〜97% 確定2発
H227D150クレセリア 45.8%〜55.5% 乱数2発 (152/256)
H157D115メガクチート 42.6%〜51.5% 乱数2発 (16/256)
H167D110シャンデラ 86.2%〜101.7% 乱数1発 (2/16)
H183D105ガブリアス 40.9%〜48% 確定3発
H175D120メガハッサム 37.7%〜44.5% 確定3発
(参考:火力指数 20,640)
- 被ダメージ
バルジーナ イカサマ 19.8%〜23.6% みがわりが1発耐え
A112マリルリ アクアジェット(力持ち) 19.2%〜22.9% みがわりが1発耐え
C110スイクン なみのり 20.4%〜24.2% みがわりが1発耐え
A182キノガッサ タネマシンガン(テクニシャン) 7.4%〜8.6%
最高乱数×3を除き、みがわりが3発まで耐える
4-2:[参考・補完] そのほかの配分
ここまでポリ2ゲンガーを意識したオリジナルの配分のものを説明したが、環境にいる他の特攻に努力値を振った毒みがガルドを紹介する。
個体値 : 31-0-31-31-31-31
努力値 : 204-0-4-76-12-212
実数値 : 161-49-171-88-172-107 (シールドフォルム時)
(ブレードフォルム実数値は 161-139-71-198-72-107)
HP:16n+1
攻撃:イカサマダメージ最小
防御:一致イカサマをみがわりが1発耐え
特攻:H157D115メガクチート 49.6%〜59.2% 乱数2発(255/256)
特防:ダウンロード対策
素早:4振りクレセリア抜き
しばいぬさんの配分。耐久力を維持しつつ可能な限り特攻に振られている。前述の立ち回りでクレセクチートを見ることができる。前述被採用理由のうち、ポリ2ゲンガーを意識しなくて良い場合はこちら推奨。なお、H204D104マリルリを、腹太鼓オボン + 毒々ダメ×3 + シャドボで撃破可能。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
- ここからは初心者・非シングル勢向けの追加説明です
メガゲンガーとポリゴン2の並びについて
ポリ2ゲンガーなどとも称される組み合わせ。互いの一部の弱点を無効化する相性補完、メガゲンガーが相手にしたくないギルガルドやスカーフ持ちに対しポリゴン2を受け出しできる、ポリゴン2ででんじは→メガゲンガーでたたりめなどの戦術の幅などが特徴。基本的にサイクルを回し、メガゲンガーがサイクルを止めて上から仕留めていく。メガゲンガーはHSベース、ポリゴン2はHBベースのイカサマ・じこさいせい持ちが基本となる。
共に叩き落とすやバシャーモなどを苦手とするため、3枠目にはマリルリが入りやすい。(メガゲンガー×ポリゴン2×マリルリ)。また、かげふみ×ほろびのうたを戦術の軸とした、メガゲンガー×ソーナンス×ポリゴン2も著名な並びとなる。(これらは特攻振り毒みがガルドの仮想敵)。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おわりに
この育成論では主に以下の2点を新たに提案しました。
- 毒みがガルドの特攻実数値210の確保
- 毒みがガルドのHP実数値161以上の放棄
目的あって調整された特防振り・防御振りは別として、単に毒みがガルドを採用する場合、この配分が標準として採用されることを期待しています。