はじめに
- この育成論では、各ステータスをHABCDSと略称させていただきます。ご了承ください
- 登場するポケモンは全て個体値が31であると仮定します。
- ステータスに性格補正をかけ、努力値を252まで振ることを〜特化と表記します。
あいさつ
皆様はじめまして、こんにちは。今回実質始めて育成論を投稿させていただきます、煙幕というものです。よろしくお願いします。
クロバットってどんなポケモン?
- クロバットはポケットモンスター金銀で初登場したポケモンで、対戦面でも毒飛行という何気に彼らの進化系統唯一の複合タイプと、種族値130という圧倒的なすばやさを武器に、優秀な中堅ポケモンとして愛されてきました。今作では、優秀な飛行タイプであるファイアローの登場が若干痛手ですが、夢特性であるすりぬけの強化や、毒タイプのどくどく必中化、また、フェアリータイプの登場による相対的な毒タイプの強化など、強化点も多めです。
採用理由
- 現環境で活躍しているメガフシギバナに強い
- すりぬけ必中どくどくにより、みがわり、小さくなるを使用してくるポケモンや、一部の耐久型のポケモンに圧力をかけられる
重要なのはこの2点です。
性格、努力値
- せいかく ようき
基本的にこれ1択です。
- 努力値
ダメージ計算は後述します。
パターン1 A 252 D 6 S 252
普通のasぶっぱです。ダウンロード対策に、余りはdに振ります。
パターン2 H 100 A 180 D 10 S 220
HP→鉢巻A特化ファイローのブレバを超高乱数耐え
A→HB特化メガフシギバナをブレバで確定2発
S→最速125族抜き
コメント欄でいただいた意見をもとに調整しました。火力を削り、耐久に回すことにより、サイクル戦に強くなり、また、鉢巻ファイアローを相打ちに持ち込めます。意見をくださった皆さん、ありがとうございます。
とくせい
せいしんりょくも悪いとくせいではないのですが、今回はすりぬけを採用します。
みがわり貫通の必中どくどくはこいつとハブネークしかできません。
もちもの
状態異常対策として、ラムの実を採用します。眠り粉に絞るなら防塵ゴーグルでも構いませんが、電磁波や、いばるをされたときにも機能するラムの実をおすすめします。
技構成
ブレイブバード/どくどく/選択技/選択技 となります。
確定技
- ブレイブバード
タイプ一致のメインウェポン。A種族値は90と並ですが、技の威力が高いためそこそこの火力がでます。メガフシギバナへの遂行技でもあります。
- どくどく
相手をもうどく状態にする耐久型の火力補強にも、はたまた耐久殺しにも使われる優秀な補助技です。今回は、耐久殺しとしての意味合いが強いてか100%です。
みがわり貫通の必中どくどくはハブネークでもできますが、耐久とすばやさではこちらが上回っているので採用理由としては充分かと思います。
選択技
- とんぼがえり
威力はパッとしませんが、役割遂行後の撤退や、相手の交代を読んでアドバンテージを得たりと、あると便利な技です。
- ちょうはつ
相手のサポート型を機能停止させます。sの高いこいつなら使いやすいはず。
- クロスポイズン
もうひとつのタイプ一致技。とはいえ、技の威力が低く、ブレバで充分な場合が多いです。フェアリータイプに対しても、確定数が変わってくる場合はほとんどありません。反動ダメージを嫌うならありかもしれません。
- いかりのまえば
過去作での厳選が可能な方は。多少不利な相手でも、耐久を強引に削ることができます。
- はねやすめ
この技を採用することにより、クロバットに対して有効打を持たない耐久型ポケモン(輝石ポリゴン2やラッキー)や、小さくなる使い(フワライドやピクシー)を対面で処理することができるようになります。
ダメージ計算
- Kensuke Hoshikawa様のダメージ計算 for ポケモン XYを使わせていただきます。
パターン1
与ダメージ
- ブレイブバード
hb特化メガフシギバナ 54.5〜65.2%(確定2発)
アイテム補正なしで確定2発に持ち込めるポケモンはそう多くはありません。重要な採用理由のひとつです。
h4振りマニューラ 78〜92.4%(確定2発)
ステロ込みだと確定で落とせます。
h4振りメガカイロス 97.8〜116.3%(高乱数1発)
h4振りメガガルーラ 44.7〜53%(低乱数2発)
h252振りニンフィア 56.4〜66.8%(確定2発)
- とんぼがえり
h4振りゲッコウガ 59.4〜70.2%(確定2発)
h4振りラティオス 48.7〜57.6%(高乱数2発)
- クロスポイズン
h252振りマリルリ 55〜64.7%(確定2発)
ブレイブバードでは中乱数2発です。
被ダメージ
c特化メガフシギバナのヘドロ爆弾 30〜35.6%(高乱数3発)
メガバナからの最高打点。ブレバの反動込みでも競り勝てます。
a252振りガブリアスのげきりん 77.5〜91.8%(確定2発)
a252振りメガガルーラのふいうち 50.6〜60%(確定2発)
a252振りメガカイロスのでんこうせっか 38.1〜45.6%(確定3発)
鉢巻A特化ファイアローのブレイブバード 92.5〜109.3%(中乱数1発)
無振りクレセリアのサイコキネシス 61.2〜72.5%(確定2発)
相手が初手から殴ってくることはほとんどないので、挑発→どくどくが決まります。決めた後は、速やかに後続と交代しましょう。
無振りポリゴン2のれいとうビーム 53.7〜63.4%(確定2発)
どくどく後のはねやすめで受け切ることができます。
C特化ピクシーの10万ボルト 68.7〜81.2%(確定2発)
こちらも、次ターンのはねやすめで受け切ることができます。フワライドの10万ボルトも同様に、受け切れます。
パターン2
与ダメージ
- ブレイブバード
HB特化メガフシギバナ 51.3〜60.9%(確定2発)
H4振りファイアロー 64.9〜76.6%(確定2発)
鉢巻の場合、相手のブレイブバードの反動込みで、高確率で相打ちになります。
パターン1と比べると、h4振りメガカイロスが確定2発、H振りニンフィアが高乱数2発になります。
被ダメージ
鉢巻A特化ファイアローのブレイブバード 85〜100.5%(超低乱数1発)
A特化メガリザードンのかみなりパンチ 83.9〜100%(超低乱数1発)
c252振りメガゲンガーのサイコキネシス 86.2〜102.2%(低乱数1発)
大体の不一致弱点技を耐えてくれるようになります。
無振りイノムーのゆきなだれ
48.5〜56.6%(高乱数2発)
つららばりは、最初のターンに5発入ると確定1発、4発入ると次ターンのこおりのつぶてで落とされます。
C252振りシャンデラのオーバーヒート
83.2〜97.6%(確定2発)
万1のスカーフによる奇襲も耐えることができます。パターン1だと低乱数1発になります。
相性のよい味方
毒を入れたあとの耐久型ポケモンを処理しやすいバンギラスがおすすめです。相性補完も良好です。私個人の感想ですが、アタッカー型のラグラージや、ヒートロトムと組ませるのも中々良かったです。
さいごに
ここまでご覧いただきありがとうございました。お見苦しいところなどあったかもしれませんが、申し訳ございません。皆様からのご意見お待ちしています。