全て理想個体を想定しています。
HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早はH/A/B/C/D/Sという略称を用います。
前置き
初めて育成論を投稿させていただきます
既にゴツメクレセリアの育成論は投稿されていますが、特に調整もされていないものだったので、現環境に合わせた調整ということで投稿させていただきます
よくあるゴツメクレセリアとは
高耐久、格闘半減・特性浮遊であり、HとBに努力値を多く振ったクレセリアに、接触攻撃の技を当ててきた相手の最大HPの6分の1減らすアイテムであるゴツゴツメット(以下ゴツメ)を持たせることで、ほとんどが接触技である物理攻撃を受けて相手にゴツメのダメージを与え、ほとんどの攻撃を月の光の回復量で受けきることができ、数少ない非接触物理である地震を特性で避けることができるという型
物理アタッカーに対してゴツメダメージを積み重ねたり電磁波、どくどくなどを撒いて後々を有利に戦っていく
瞑想などの特殊積み技、もしくは回復技と剣の舞などの物理積技を両方搭載したポケモンを前にすると起点になってしまうことが多いが、それ以外の場合ではほぼ安定して物理に限らず特殊アタッカーまで受けきることが多い
以上を踏まえた上で
持ち物 性格 努力値 個体値
- 持ち物
ゴツメで確定です
- 性格
役割上ずぶといで確定です
- 努力値
H252 B142 C80 D20 S16
調整意図は後述します
- 個体値
H31 A0 B31 C30 D31 S30
めざめるパワー炎の理想個体です
Aはイカサマ、混乱ダメージを減らすために低い方がいいので0です
技
- 冷凍ビーム
特にガブリアスメタですがとりあえず打つメインウェポンとしても使います
無振りガブリアスすら落ちませんが、陽気ガブリアスの逆鱗で33.8%〜39.9%しか入らないため、月の光で受けきることも冷凍ビーム2発で落とすこともできるので、ガブリアスに対しては火力不足は意識しなくても大丈夫です
- めざめるパワー炎
この型の最重要技 ここのためにCを振っています 調整意図は後述
- でんじは
物理に対して受けだしした後等にとりあえず電磁波をしておくと後々有利に戦えます
この調整の場合はどくどくでの代用は不可
- 月の光
物理を受けきってゴツメダメージを稼ぐためにも必須
- エスパー攻撃技
必要ありません 格闘受けにはゴツメだけあれば十分ですし、叩き落とす持ち格闘相手の場合でもいじっぱりA全振りローブシンからの叩き落とすでも1回目で42.2%〜50.7%、2回目以降は威力が下がるので29.1%〜34.7%と月の光で受けきることができるので冷凍ビームで十分格闘に対しては役割遂行できます
水タイプ特殊アタッカー等の有効打が無い相手は役割対象外です
調整意図
B耐久 補正無しメガガルーラのグロウパンチ+おんがえし耐え=無補正なら後出しから最悪電磁波とゴツメダメージを5回入れられる
もし落とされたらガルーラは補正ありなので後続に準速100属を抜くことができてゴツメダメージが4回入った状態のメガガルーラを先制技で落とせるポケモン(たとえば最速メガチャーレム等)を置いておくとその場合のフォローも効きます
D耐久 無補正1舞ウルガモスのむしのさざめき耐え(ウルガモスと対面して舞ってきたら電磁波2回でラム持ってても麻痺させたり ウルガモスは控えめの場合も多く、その場合は耐えませんのであくまでウルガモスと対面してしまった場合の保険です)
C めざ炎でH振りメガハッサムを乱数2発 (71.5%)=対面から剣舞羽休めで起点にしようとするメガハッサムは高確率で落とせる、1回うって次で落とせそうにないならメガハッサムはHD振りなので、電磁波入れてからしびれ期待でめざ炎連打
S 同族抜き抜き(余りを振っただけ 無振りロトムを抜いてるので、もし対面してこっちが早ければロトムのSが分かるのである程度型が絞れる)
DとSに関してはHBCに振った余りでできることを探した結果の振り方なので、ここを削ってBに回して陽気ハチマキガブリアスの逆鱗に対する乱数を有利にする(現在60.2%で落ちるのに対してDとSの分をBに回すと41%になる)かCに振ってH振りメガハッサムに対する乱数を有利にする(71.5%だったのが93.8%まであがる)かをしても構いません
HB252振りと比べて
- 利点
HB252振りだとたとえめざ炎を持っていたとしてもH振り羽休め剣舞メガハッサムに対して41.3%〜49.6%しか入らないため、突破するために電磁波の痺れが必須になってしまいますが、この型ではそれをHD振りメガハッサムまで引き上げつつも物理受けとしての最低限の機能をキープしています
また、めざ炎をもっていないクレセリアだと宿木ナットレイを突破する手段がなく、HPを回復されつつ突破されてしまうので、それも防止できています
- 欠点
HB252振りの場合は補正ありメガガルーラのグロウパンチ+おんがえしを確定で耐えられるので捨身タックルもち以外に対しては安定して受けだせるが、この型は耐久を削っているため補正無しまでしか受けることができない
陽気ハチマキガブリアスの逆鱗2発で落とされる確率がHB252の場合6.6%だが、この振り方だと60.2%まで上がる
終わりに
エスパー統一に組み込むためのクレセリアでしたが、普通のパーティーに入れても活躍しそうであること、自分が求めるようなクレセリアの調整が見つからなかったという2点で投稿しました
略称をできる限り使わないよう心がけましたが、省略した方が見やすい等ありましたら適宜訂正させていただくかもしれません