マニューラ - ポケモン育成論ORAS・XY

意地鉢マニュ【やや奇形?】

2016/10/18 03:03 / 更新:2016/10/23 11:44

マニューラ

HP:HP 70

攻撃:攻撃 120

防御:防御 65

特攻:特攻 45

特防:特防 85

素早:素早 125

ブックマーク3.603.603.603.603.603.603.603.603.603.60閲覧:10362登録:2件評価:3.60(10人)

マニューラ  あく こおり  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
特性
プレッシャー
努力値配分(努力値とは?)
攻撃:252 / 防御:4 / 素早:252
実数値:145-189-86-58-105-177
覚えさせる技
こおりのつぶて / つららおとし / けたぐり / はたきおとす
持ち物
こだわりハチマキ

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このポケモンの役割
物理 / 攻め
ルール
シングルバトル / 見せ合い63
登録タグ

考察

初めに

  1. この考察ではHP/攻撃/防御/特攻/特防/素早さをH/A/B/C/D/Sと略記するなど比較的一般的と思われる略称・略号を用いたり、公式のカナ表記を漢字に改めたりします。あまり一般的ではないと思われる用語や意味の分からない部分がありましたら、コメント欄までお願いします。
  2. 二度目の投稿になります。まだまだ不慣れですので、至らない点はコメント欄にて優しくご指導願えると幸いです。
  3. ダメージ計算はトレーナー天国さん、基本的なポケモンのデータ(種族値、性格補正表、覚える技、タイプ相性表、目覚めるパワー表など)はポケモンWikiさんを参照しています。これら参照元の信ぴょう性問題については僕は一切ノーコメントですので検証したい方は各自でお願いします。

この型の採用理由

大きく分けて3つあります。ただし、テンプレートといえる珠マニュとの比較論になりがちですので、もしよろしければ(育成論ORAS・XY/350)を参考にしていただけるとわかりやすいかと思います。

  • ガブガルをはじめとする環境上位ポケへのメタ性能

どの持ち物や型であってもマニューラを採用する最も自然な理由はこれです。
ガブリアスを上から氷技で縛れ、ガルーラにも(落とせるかは微妙なところですが)上からけたぐりが打てるなど環境上位に対して刺さっているといえます。

  • 交換読みでの鉢巻はたきによる後続負荷

しかしマニューラというポケモンは刺さる範囲が限定的で覚える技の威力も足りないため、せっかく有利対面をとっても相手からは交代安定ということが往々にして多いです。とくにこいつは耐久の都合上ほかの選出二体に大きく負担をかける形(死に出しや後攻トンボル)以外で降臨するのが難しいため、相手にひかれるとこちらがどんどんダメージレースに不利になっていきます。
この意地っ張り鉢巻型では極限まで火力を引き上げることにより交代読みで打つはたき落とすの火力を底上げしています。これによって、悪タイプ技の一貫性と相まって、(読みレベルは必要ですが)相手の後続に負荷をかけることが可能になっています。物理受けといわれるポケモンたちに対するダメージ計算もつけていますが、安易な受け出しが難しいほどの削りであることがわかるかと思います。

  • 対メガボーマンダ性能と対メガガルーラ性能の両立

最速を切ってまで意地っ張りを選択した理由として、A補正によってけたぐりで無振りガルーラを、氷の礫で無振りボーマンダを圏内にとらえていることがあります。
もともと、最初に挙げた通り、こいつは自分より遅く弱点を突いていけるやつらへのメタとして採用されるのですが、メガ勢はスペックが高すぎ、こちらの型を工夫しないと落としきれないことがあります。
逆に最速を切ったことで、対ゲンガー性能は地に落ちています。しかし、ゲンガーに関してはもともとメガシンカ後には抜けず、襷にも勝てないためこいつで処理をするポケモンではないと考えて、今回はこいつが処理をしうる採用率の高いメガ枠としてメガガルーラと、メガボーマンダを強くメタりました。詳しくは次の項目をどうぞ。

対メガガルーラ・対メガボーマンダ

先ほどメタ対象だと述べた、対ガルーラと対ボーマンダについて詳しく解説します。
まず、環境トップのメガガルーラに対する性能を考えます。最初にダメージ計算を出してしまいますと、

A特化鉢巻マニューラ→H4メガガルーラ
けたぐり・・・ 178〜210ダメージ(98.3〜116%) 高乱一(87.5%)

となっています。
ごらんのとおり、ASならほぼ持っていけますし、いわゆる209ガルーラに対してもステルスロックダメージ一回でほぼ無振りと同等の耐久に戻りますので状況次第ではありますが、上からガルーラを落とせる可能性は結構あるといえるでしょう。ABガルは犯罪。ABも数多くいるので相手の型を読みながら立ち回る必要があるのが難点ですが。

次に対メガボーマンダです。
タイプの関係上カモと思われがちなのですが、実際には一般的な珠マニューラでは若干の不安定要素があります。実はこの型の出発点はこの対面を安定させることでした。

まずあるダメージ計算を見てもらえればと思います。

A特化鉢巻マニューラ→H4メガボーマンダ
氷の礫・・・100.5%〜 確定一発

意地っ張り鉢巻の場合、かつその場合に限りメガボーマンダを礫で落とすことができるのです。
こんなことをせずとも、猫だまし+礫でなら珠でも落とせるじゃないかという考えもあるでしょうが、それはいくつかの点で不安定です。
まず、相手の交代との兼ね合いが難しくなる可能性があるという問題があります。鉢巻型でも交代されるリスク自体をなくすことはできるわけではありませんが、珠型では処理に二発かかるため、相手側が素直に交代するか、こちらの交代読み読みなどで居座るかという択ゲーの試行回数を相手に与えることになります。さらに言えば猫だまし自体を後ろで受けられた場合、相手の裏に全く負担をかけることができません。処理に二発かかるうえ、一発目には低負担降臨を許す技を打たされるため、通常の対面処理を考える場合以上に相手の交代に関する択が複雑化しやすく通された場合の負担も大きくなりやすいということです。

また、猫だましという技の性質上、相手が後続を一体捨てるだけで縛り関係をほどかれ、こちらも一度引かないと処理できなくなるという不安定性もあります。

さらにメガ前対面からでは、威嚇の関係上落とすことができなくなる問題があります。実は、完全な一対一の状況からだとテンプレ型のマニューラはメガボーマンダに対してよくて捨て身の反動込みの相打ちをとるぐらいがいい線で、型次第では対面負けもありえるのです。

そこで、鉢巻型にしてつらら落としを搭載することにより、(威嚇が入っているということはメガ前のSで動いていることになり、こちらが先行できるので)威嚇込みでも落とせるようにしました。
つまり、様々なメガボーマンダの型と状況ごとに次のような対処を行うことでかなり幅広い状況でもメガボーマンダに勝つことができます。

  • 型を問わずメガ前での対面

→上からつらら落としで確一

  • ASもしくはCSぶっぱのような型とのメガ後対面

→礫で確一

  • 耐久調整された龍舞型との龍舞を積まれた状態でのメガ後対面

→(純粋な対面勝ちとは言えないが)完全に無傷で龍舞させるという失態さえ犯していなければ礫圏内のはず。1ダメージも与えずに龍舞させてしまった場合はさすがにやや厳しい。これはマニューラを出す以前の段階でプレイングもしくは運に差があったということなのであきらめよう。それでも耐久調整が比較的小さい場合なら有利よりな乱数と思われる。

  • 耐久調整された龍舞型との龍舞を積まれていない状態でのメガ後対面

→(さすがに最速龍舞は切っていいという前提で)上からつらら落としで確一

実際には型判別自体も結構難しいので、型判断ミスで負けることもあり得ますが、その手の読み間違いに類するものや、こいつの前にメガボーマンダと対面していた奴が龍舞のタイミングでしびれるといった悪運、裏にメガボーマンダがいるのにこだわり地震を打ったりあくびループから脱出できなかったりするようなプレイングやPT構築の問題の結果として完全無償で積まれてしまったケースを除けば、こいつはメガボーマンダに対してかなりの確率で回答を与えてくれます。また、耐久に大きく回したメガマンダの一舞地震程度なら耐えることもあるので(一例をあげるとA補正あり92振り(準速、H191、余りAの場合)のメガマンダの一舞地震は乱数25%)捨て身を打ってくれれば、反動も入り先ほどは厳しいと書いた無傷での龍舞を許した場合でも、相打ち程度は取れる可能性は相当あります。

なお、龍舞時にこちらが多少ダメージを与える前提なのなら陽気でも同じことではないか?というコメントをいただき、私自身礫で確一に執着しすぎたと感じる部分もあるのですが、一方で龍舞型のメガボーマンダは大きな耐久調整をして、耐久型や起点づくり役に無力化してもらったポケモンを起点に、羽休めで粘りながら積んでくる型も十分も考えられるため、こちらが多少ダメージを与えるとは言っても(PT構成にもよるでしょうが)、せめて無振り想定ぐらい確一にしておかないと、ストッパーとしては若干不安だという考え方もできるかと思います。また陽気では上に述べたガルーラへの高乱数を取れないため、意地っ張り型の存在意義が否定されることはないと考えます。

鉢巻型が珠型に勝る点

注)この項目で説明することは、鉢巻型全体のメリットであってこの意地鉢型に固有のメリットではありません。

鉢巻マニューラの強みとして、

  • 陽気ガブの地震程度は耐える耐久が削れないこと

珠型は猫だまし+何かという形での処理が多いため、襷からの逆襲などは比較的少ないのですが、それでも後続にゴツメ持ちの物理受けがいるなどの理由があれば常に猫だまし安定とも言えないため、たんに礫を打ってみたところ案の定襷で返しで一発などというパターンがありえます。

  • 非役割対象へのごまかしが可能なこと

マニュというポケモンはいわゆるエースアタッカーではなく、役割対象を確実に処理することを求められているポケモンではあるのですが、それでも相手の交代を呼んで負担をかける性能が珠型では乏しいです。その点鉢巻型ははたき落とすの一貫性である程度押していくことができます。これが先ほどの採用理由の二番目で述べた、交代読みでの圧力になります。

があります。

意地っ張りのデメリット

意地っ張りにしたことで生じたことで抜けなくなったメジャーポケとして

  • ジャローダ
  • ボルトロス
  • メガルカリオ
  • ゲッコウガ
  • ゲンガー
  • ラティオス&ラティアス

などがいます。
しかしこのうち、ジャローダにはテンプレ型もこの型も礫しか打たないので関係なく、メガルカリオはバレパン&真空波を考えると突っ張れないので関係ありません。
またラティ兄妹はメジャーといっても6世代で大きく数を減らしています。
問題は最速ボルトに礫の上から電磁波を打たれることとゲッコウガ、メガ前ゲンガーを抜けなくなることですが、最近最速ボルトの個体数もいませんし、ゲンガーも先ほど述べた通り、そもそもメガ前しか抜けないだけでなく、対面を突っ張るだけでも襷気合玉や守るもちの滅び型など事故要素がかなり多くマニューラで処理すべきポケモンかといわれるとそもそも怪しいと考えています。大きな対面関係の入れ替わりがあるのはゲッコウガに対してです。ゲッコウガにも勝ちたい場合は普通に陽気型を使ってください。この型は先述のメガ勢2匹に対しての性能を追求した対価としてゲッコウガに対してまずまずあった勝率を捨てたとご理解ください。

性格・努力値ぶり

意地っ張り
AS252、HorB4で確定です。
先ほどのボーマンダへのダメージ計算を見てもらえばわかる通りAは僅かも妥協できず、Sも準速ボーマンダ抜きの173以上が必須(こちらの準速は177)で、となれば多少削っても仕方がないとの判断です。

技構成

氷の礫
メインウェポンその1。メガボーマンダへの遂行のためにも必須。ニューラのままLv47まで育てれば遺伝不要。

つらら落とし
メインウェポンその2。意地鉢と相まってかなりの火力が出る。

はたき落とす
メインウェポンその3。持ち物を落とせる追加効果が非常に便利です。

けたぐり
優秀なサブウェポン。ASガルならほぼ落とせます。

確定技のみで埋まってしまったため選択技はありません。どうしても切るならはたきになりますがそこまでして入れたい技もないでしょうし。

与ダメージ計算

氷の礫
→H4メガボーマンダ 172ダメージ〜(100.5%〜) 確定一発
当然ガブも確定です。
→H236B特化ボルト(いわゆる184ボルト) 98〜116ダメージ(53.2%〜63%) 確定二発
半分まで削った耐久ボルトなら電磁波を食らわずに処理できます。無振りボルトに対しては乱1。ただし、最速ボルトにはつぶてでも上から電磁波食らうのでやるかどうかは微妙ですが。
→H252ジャローダ 114〜134ダメージ(62.9〜74%) 確定二発

つらら落とし
→HB特化カバルドン 146〜174ダメージ(67.9〜80.9%) 確定二発
→H244メガボーマンダ(威嚇込み) 244ダメージ〜(121.3%〜) 確定一発 

けたぐり
→H4メガガルーラ 178〜210ダメージ(98.3〜116%) 高乱一(87.5%)

はたき落とす
→HB特化クレセリア 164〜194ダメージ(72.2〜84.4%) 確定二発
→H252シールドギルガルド 186ダメージ〜(111.3%〜) 確定一発
→HB特化スイクン 85〜102ダメージ(41〜49.2%) 確定三発
→HB特化水ロトム 90〜106ダメージ(57.3〜67.5%) 確定二発
ギルガルドやクレセリアに打つだけでなく有利対面から交代読みで打って負担をかけたいところです。

被ダメージ計算(B4で計算)

A252ガブリアス
→地震 120〜142ダメージ(82.7〜97.9%) 確定二発
→逆鱗 144〜169ダメージ(99.3〜116.5%) 高乱一(93.8%)

ダメージ計算は順次追加予定です。コメント欄までリクエストをお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございます。

追記
まだ装飾の仕方など、よくわかっていないため、とりあえず上げてしまい様子を見て見にくいなと自分で感じた部分を徐々に直していく形をとらせていただきます。レイアウトの変化などでご迷惑をおかけするかもしれませんがご容赦ください。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2016/10/23 11:44

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コメント (35件)

16/10/19 11:07
16mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
>>15
対面処理を前提としているマニュが、最も役割対象を確実に処理できるべきその二つの場合に事故るという時点でメガマンダを役割対象といってはいけない気がします。この状況下で勝てないということは相手視点でマニューラに突っ張る理由はあるということですし。

二つ目については交代読みを決めてくださいとしかいえないのが辛いところです。
元々こいつとマンダの対面を作った時点で相手視点では交代(相手側の安定択、こちら側の読みたい択)と居座り(相手側がリスクをとった択、こちら側が読みはずせない択)の択ゲーがあるわけでこちらも交代を読んでいく必要はあります。
その結果こちらが読み勝てば、一貫性をいかして相手に負担をかけられる訳で、逆につららや礫を受けられるのは相手側の読み勝ちな訳です。
僕が再三強調しているのはこの択ゲーは居座りの択をとられた場合、確実にこちら側がマンダを落とせるということを仮定した上でのことなのですが(そうでないと択ゲーにすらならない)、通常の珠マニュが必ずしもその条件を満たしていないということな訳です。
16/10/19 11:28
17
別にマンダを対面から落とすだけなら、普通の珠型につららを採用すればいいだけじゃないですか?
そもそも、つららの採用率はpglで確認したところ37パーセントあるわけで、特に珍しい技というわけではないですよ。
16/10/19 12:03
18mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
>>16
付け加えると、こちらがマンダを処理するためにこいつを死に出した場合に全く生きないわけでもありません。
相手が交代してきた場合、珠とはいえ不一致猫だましが相手の後続に与える負荷は小さい(その点この型ならならハチマキ一致つぶてなので最低限の負荷をかけられる)ですし、引く機会が二回もあるため強調している交代の択ゲーも面倒くさくなります。

さらに言えば、実はマンダ側が死に出してきて対面しても(そんなことあるわけないだろといわれそうですが、実際にされたと仮定して勝てないなら相手視点でやる理由はあることになります)、猫だましを打てないために落とすことができないという衝撃的な結果があります。
冷静に考えて思い込みを捨てると案外状況次第でしか勝てない対面だといえるのです。
16/10/19 12:41
19mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
>>17
コメントありがとうございます。

それをやると今度は切る技に困ります。猫だましがないと勝てない対面が増えすぎますし、スカーフ竜等考慮すればつぶては切れませんし、けたぐりもガルの上から打てる魅力を考えれば切れません。するとはたきを切るはめになります。ハチマキ型であって自然に猫が切れるからこそ成立する氷技両立です。
16/10/19 22:47
20
>>10
手数の省略とありますがメガマンダを倒す為に礫を選ばなければいけない以上デメリットがある以上そこまでリスクの軽減に繋がっているとは思いえません。
他のコメントでマンムーに対して言及があるのは論内で協調されているマンダに対する立ち回りが鉢巻マンムーで事足りるからだと思いますよ。
マニューラの陽気か意地っ張りかはガブの陽気か意地っ張りのように環境に一定数いるポケモンを抜ける
(マニューラならゲンガー、ラティ、ライコウ、ゲッコウガ、メガマンダ)これらに対して上を取れ又、広い技範囲により環境メジャーなガルカブガッサガルドサザン等に対して高い打点があるからだと思います。
また上の相手に対して倒しきれなくてもサイクル中でマニューラで削るもしくは他で削りマニューラで仕留めるといった立ち回りに制限が掛かるため個人的には
論内以上にデメリットが大きいと感じました。
16/10/19 23:26
2120のあですが
長文になりましたが個人的にはマニューラの鉢巻の利点は叩き落とすの火力増加にあり、マンダ等の礫は舞われてもストッパーになるくらいで積極的に狙っていくものではないと思います。(あくまで立ち回りの保険程度)
マニューラの耐久上立ち回りがかなりピーキーになり一貫した技もない為、論内でのデメリットの言及が少なく又、それ以上のメリットが感じられませんでした。
16/10/19 23:52
22mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
>>20
煽りとかではなく、僕にはなぜこれと同一の立ち回りが、マンムーに可能だと考えるかわからないです。
マンムーは準速マンダすら抜くことができず、HぶっぱでもマンダのA特化捨て身は乱数でしか耐えません(分がある乱数ではあるが)。特に龍舞型のマンダをも相手取るならステロ込みの調整がしたいところですが、そこまでやるには汎用性を大幅に下げるしかないでしょう。よって、メガ前対面から威嚇込みで倒すためにつらら落としを打つ、と論中で述べた状況をマンムーで対処するのは明らかに厳しいことになります。だからこそ、このマニューラはメガ前マンダや準速マンダが抜けているからこその立ち回りができている(つまり、その両者を抜くことができないマンムーやパルシェンなどほかの氷枠との差別化を考える必要はない)と思うのですが。

また、結局礫を打たなくてはいけない以上同じとおっしゃいますが、結局同じなら猫だましの時の分の択がない方がいいとは言えませんか?
確かにこの型にはこの型でこだわっていることに由来する動きにくさがあることは間違いないのですが、論中にも加筆した通りこいつは自分が前抜きを目指すようなアタッカーではなく、こいつに受けだされた奴に対して突っ張ることはあまり想定しないため(それでうっかり落とされてしまったらメガマンダなど本来の役割対象に対して役割放棄になる)、そういう意味ではその点に大きな差はないと考えています。唯一大きなデメリットとしては役割遂行後先制技でこだわったこいつが場に残ってしまうことです。ただし、それはこいつが役割を果たした後のことであり、そのあとのケアは後続がするべきことという風に個人的には思っています。
また、こだわりによるサイクル中での動きの制限とありますが、結局こいつの耐久ではサイクルに組み込むにはほかのポケモンの負荷の上(死に出しや後攻トンボル)で、Hit&Awayするしかないため結局そんなにサイクルが回せるとも思えません。その意味ではむしろ交代読みはたきなどを決めた際サイクルを一気に崩壊させえる鉢巻にもメリットがあると考えています。
16/10/20 00:41
23ぴかにき
そもそもSで負けてるマンダがマニュ相手に突っ張ってくる状況というのが竜舞積んだ後しかあり得ない訳です
論を見た限り竜舞後の死に出しを前提にしてるので、舞わないマンダにはただ1体倒されて引かれるだけになってしまい、逆に投稿者さんの言う状況なら後出し時と舞ったタイミングで削れば珠でも礫圏内に入ります
ただマンダを倒すだけなら受けの方が遂行能力は高いと思います。そんな中でマニュを採用する利点は一致叩き、けたぐりの高いSからの打ち分けだと思います。一度技を打ってしまうと威力と珠ダメの有無で鉢巻が割れてしまうとこれが無くなり、デメリットの方が大きくなるのではないかと感じました
16/10/20 00:42
24
>>16>>22でメガマンダが役割対象かどうかという点で矛盾されているように思えます。
>>16では、「メガマンダを役割対象と言ってはいけない」
>>22では、「メガマンダなど本来の役割対象に対して」
>>16は「珠マニュが」、>>22は「鉢巻マニュが」
というように補完しましたが、矛盾していると論拠が弱くなると思います。
というかタグが「対メガボーマンダ」な点でメガマンダは役割対象だと読み取ってしかるべしだと思うのですが。

また、>>16で鉢巻はたきについて読み勝つしかないとおっしゃっていますが、意地鉢巻の利点はメガマンダが居座りの択を選択しても確実に勝てる=必ず氷技を打つということではないのでしょうか?
交代読みはたきを打つ時点でこの型の一番のメリットを捨てていると思うのですが…

鉢巻マニュなら、>>21の様に、マンダを主役割対象とするのでなく、交代読みはたきで崩していく型のが有用ではないかと考えます。
16/10/20 01:33
25mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
>>23 
コメントありがとうございます。
指摘されたこちらが言うのも変な話ですが、この「そもそもSで負けてるマンダがマニュ相手に突っ張ってくる状況というのが竜舞積んだ後しかあり得ない訳です」というのが、コメント欄での議論大半の争点だと思います。はっきり言えば、これは「あり得る」とおもいます。
というのも、どこかのブログでも良いですし対戦考察wikiとかでも構いませんが珠マニューラの技構成を考えてみてください。ほぼまちがいなく、礫以外の氷技のスペースはないです。つまりS関係はどちらにしろ礫しか打たれないのですから、礫を耐えていることを知っている人からすればこの対面は(積極的に突っ張りたいとは言いませんが)突っ張ろうと思えば突っ張れるのです。そのため、「相手が仮に突っ張ってきても勝てる」ようにしないと交代するだろうから…等といっても「突っ張られるのが一番困る」とか「向こうから出てこられるのが一番困る」という矛盾した状態になってしまいます。そのすべての状況を対処できているのは論で述べた通り、この鉢巻型です。

マンダを倒すだけなら受けの方が安定するというのは状況によると思います。特に受けを突破するためのHD型なども存在しており逆に受けを出したら起点にされて際限なく舞われたという話も聞きますから。

技を打った時の鉢巻ばれがきついのは仰る通りです。論中に追記してもいいかもですね。

>>24
コメントありがとうございます。
そう補完してもらって結構です。タグは「この型が」マンダに勝てることを強調したかったのですが、確かに「一般の」マニュがマンダに強いという逆の意味に見えてしまいますね。消すことも考慮しておきます。

二点目については「仮に突っ張られても落とせる」ことを保証するのは計算上数字上の問題であり、「ある特定のゲーム中の場面で実際に今対戦している相手が突っ張るか」というのは、そこまでにどんな技を見せたか、とか相手の裏は何か、ということから総合的に判断するゲーム性の問題なので、僕は仮にこの型で交代読みをしたとしても、それがこの型のメリットを放棄したことではないと思います。
例えば、すでにつらら落としを別の誰かにその試合中に打っていれば、マンダもこの型の攻撃は耐えられないと察して引くでしょうからその状況ではもちろん交代を読んでいけますし。
逆に、(実際には突っ張られても落とせない)状況を相手が勝手に択だと思って引くの(いうなら相手の自滅)を期待するしかないという方が欠陥だと考えているわけです。まして上にかいたように相手視点マニュの攻撃は耐えられるのではないかと考える根拠はあるのですから。

はたきの崩し性能については、すでに多くの方から意見をいただいていますので、近く大規模な加筆をしようかと思います。
16/10/20 01:50
26mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
「猫だましに確定数を依存することによる隙」についての議論はこの型がこだわりロックすることによる隙と変わらないと考え論から削除しました。
16/10/20 02:09
27
>>25を読み、この型のやりたかったことがなんとなく分かった気がしました。
珠礫を調整先にしているメガマンダの不意の居座りによる役割破壊的な動きを防ぎつつ、あくまでも、ついでに読み次第で崩しも狙えるという型だと理解しました。
もちろんこれが仰りたいことの全てではないことは重々承知しておりますが、当初より良い印象を持ちました。
ありがとうございました。
16/10/20 16:15
30quo
マンダのために著しく汎用性を下げるのはいかがなものかなと思いました(評価後のコメント)
16/10/20 22:34
31mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
私の考察不足は認めますが、この投稿や鉢巻マニューラ自体がネタというような誤解を与えるといけませんので「ネタ」というタグは削除させていただきます。

>>30
コメントありがとうございます。
もう少し具体的にどういう点に汎用性の低下を感じたのかお教え願いでいです。
確かにSを落としたことで有効打はあるのに抜けなくなったポケモンはいますが、論中でもそのことについて触れ、どうしてこいつらを抜けなくなってもよいと考えたか明言しています。
こいつを抜けなくしていることが汎用性を落としていると思う、とかという形のコメントならこちらも返答や論の加筆ができますが、これだけ言われてもそれができません。
また、鉢巻型自体が汎用性を落としているという意味でしたら、鉢巻マニューラ自体は別に私が提唱しているものではなく、テンプレの珠の次の持ち物候補として普通にあり得る型です。珠型とは使用感が違うとは思いますが、論中でも述べた非役割対象に対するごまかし性能など、珠にはない魅力も持っています。
16/10/21 00:17
32Yoshimizu.
 一応ですが、メガエルレイドとメガラティ兄妹も最速は抜けなくなってるみたいですね。メガラティオスからは流星群で、メガエルレイドからは炎のパンチですら確定1発を食らう上、3体共氷の礫は耐えられてしまうため、ちょっとだけ痛いかもですね。(因みにメガラティアスの流星群は乱数1発)(全員性格補正無しAorC252振りで計算)
 私としては、対メガマンダに特化する、というのは悪くないと思います。私が見る限りは、汎用性が大きく下がっているとは思いませんし、第一、役割対象を確実に倒そうと思うと大なり小なり汎用性は落ちるものだと思うので(私は、ですが)。マニューラがメガマンダを確実に倒せるようにした結果がこの型だ、という話で、マンムーでも出来る、というのはまた別の話だと私は思います。まあ私はマンムーに同じことが出来るとは思いませんが。Sが違いますし。
 細かいことですが、一応毒羽メガマンダというものが存在するそうなので、そいつについての記述があっても良いかな、と思います。HB特化だろうが氷柱落としで確定1発ですが。
16/10/21 00:27
33quo
別にコメントし合う事は求めてなかったのですが、鉢巻マニュが珠の次に普通にあり得るとか全然根拠のないこと書かないでもらえますか。
シーズン15以前は未チェックですがどういうPGLの見方しても鉢巻が普通にあり得る事はなかったです。
(見ずとも珠の次に普通とは考えられないんですが)

初手で圧力かけるだけかけて落ちるだけならS負けでもいいかもしれませんが、絶対に退き際はある訳で、その後再選出した際に抜けなくなった相手と対峙した場合、一度マニュが攻撃していればほぼ間違いなく型バレしてますし、リスク高いと私は思う訳です。
陽気ならリフスト後のジャロにやられる心配なし、ボルトから余計な攻撃受けないという感じで。
ゲンガーもいくらタスキやメガが多いからといって、S抜かなくていいとまではちょっと考えられないですね。
あとマンダについてだいぶ長く書いてありますけど、陽気でも相手できると思うんですよね。先発対面なら氷柱する、竜舞積まれて味方倒されたとしても7%弱のダメすら入ってない可能性って薄くないですか。
16/10/21 00:38
34
>>22
コメ番間違えてました申し訳ないです
要はメリットの捉え方だと思うのですがマニューラであろうとマンムーであろうとマンダ側からしたら交代安定であり(不利であるマンダ側からしたら居座るメリットが無く本来の役割に支障をきたすダメージを追うことから)威嚇込み氷柱で確1が必要な場面が無償のマンダとの偶発でマンダ側が引かない、もしくはラス一対面である事からマニューラの長所である高い素早さと技の撃ち分けによる広範囲の打点を切る代償としては弱いとかんじたからです。
僕としてはマンダ~に関しては礫で確1で充分でありそれならば鉢巻マンムーでも良いのではないか?と感じたからです。
当然Sの違いや耐性の違いはある為パーティ等による違いはありますが、それ込みでマンダのストッパーとしてならマンムーでも良いのではないかと質問した次第です。
ちなみにマンムーならH108B108振れば特化メガマンダの捨て身耐えが可能なので場合によっては後出しからでも倒せます
16/10/21 01:00
35
付け加えるなら別に鉢巻マニューラ自体をナシと考えてる訳でもマンムーで全てを満たせるとも思っていません。
ただ単に意地っ張り鉢巻にした理由が元々有利であるメガマンダに対して更に限定的な状況な為弱いと言っているのです。
後Sを削る理由でゲコやゲンガーをあのような内容で書くなら鉢巻の利点にあるメガガルーラのところは利点とはいえないなと思います。(HAやABガルもかなりいるため)
16/10/21 06:59
36mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
コメントを参考にかなり大規模な修正を行いました。
つきましては、ほぼコメント返答といえる内容を論中に盛り込んでしまったため、最近のコメントに対しての返答をこの修正をもってかえさせていただきます。
勝手なこと言ってすいません
16/10/21 07:16
37quo
何度も読み直し読み返すのって大変なんですよ
ためになる訳でもなしそんな苦労をわざわざ読者が負う訳ないんですよ
このマニュに関してはもう立ち入りませんので、お疲れさまでした

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