メガラティオス - ポケモン育成論ORAS・XY

HCSメガラティオス

2016/08/27 00:45 / 更新:2016/12/05 23:23

メガラティオス

HP:HP 80

攻撃:攻撃 130

防御:防御 100

特攻:特攻 160

特防:特防 120

素早:素早 110

ブックマーク4.484.484.484.484.484.484.484.484.484.48閲覧:11103登録:0件評価:4.48(5人)

メガラティオス  ドラゴン エスパー  【 ポケモン図鑑 】

性格
おくびょう(素早↑ 攻撃↓)
特性
ふゆう
努力値配分(努力値とは?)
HP:108 / 特攻:148 / 素早:252
実数値:169-x-120-199-140-178
覚えさせる技
りゅうせいぐん / サイコショック / れいとうビーム / まもる
持ち物
対応メガストーン

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このポケモンの役割
特殊 / 攻め
ルール
ダブルバトル / 見せ合い64
登録タグ

考察

2回目の育成論です。

今回はラティオスです。可愛いラティアスが人気ですがこの子もパルレしてあげてください。ラティアスとは違いかっこよさの中に可愛さがあるのがこいつの良いところです。 以上。

ラティオスの強み

ダブルレートにおけるラティオスの仮想敵は以下。

ボルトロス/モロバレル/リザードン/ニョロトノ/ルンパッパ/ミトム/テラキオン/ガブリアス/ウインディ/サンダー/スイクン/ライチュウなど

<結論>

  • ほとんどの電気タイプに強い
  • 展開や補完に入る一部の水タイプに強い
  • 一部エースやドラゴンに強い

構築を補完できる範囲が広い

メガシンカするメリット

1.対仮想敵性能の向上
ラティオスの仮想敵は強みの項目で挙げた通り多い。しかし、仮想敵の数ゆえに疲弊してしまうケースが考えられる。メガシンカによって、火力と耐久を同時に手に入れることができるため疲弊しにくくなった。

2.攻撃の選択肢を取りやすくなる
例えばガルサンダーの並び。
素のラティオスでは仮想敵のサンダーがいるため攻撃したいが、横のガルーラの不意打ちで縛られているため守るもしくは交代の選択肢を取らざるを得ない。そこにつけ込まれることもあるため不利になってしまう。しかし、メガラティオスはガルーラに縛られないため、ラティオスの突破を心配せずに攻撃できる。もちろん、ゲンガーやギルガルドなどにも同様のことがいえる。

攻撃しやすいため余計なディスアドバンテージを負う心配が少ない

素早さが高いため、万が一非仮想敵との打ち合いで削れても仮想敵に仕事をすることができるのもこいつの強み。

メガラティオスの弊害と解消

当然ながら、メガラティオスを使えばメガ枠はこいつだけになってしまう。メガラティオスを選出することによって、全体のパワーが落ちることが最大の弊害であり、こいつが使われない所以であろう。

  • 解消案

1.非メガ枠に強力な駒を入れる
メガ枠のパワーが低いなら、非メガ枠で補ってあげれば良い。

<例>バンギドリュウズ+メガラティオス
高速・高火力により、砂ドリュウズは高い制圧力を誇る。そして、バンギドリュウズの苦手とする格闘・水にメガラティオスが強く、非常に噛み合っている。ボーマンダと違って、ラティオスは冷凍ビームで役割破壊されにくいのもポイント。ドリュウズは命の珠を推奨する。

他にも、ピンで活躍させるなら珠バシャーモが互いの苦手を補完でき、良好な組み合わせとなる。

2.メガ枠を2枚入れる
ダブルバトルは6体のうち4体選出するため中々難しいが、上手くいった例があるため紹介する。

<例>メガボーマンダ+メガラティオス
双方ともドラゴンタイプで、仮想敵も似ているように思えるが、そもそもラティオスは仮想敵の多さによる補完性能の高さ、ボーマンダは全体圧力が強さであるため用途が根本的に異なる。また、ドラゴンはフェアリーや氷といった強力な全体圧力技に弱かったのも同時選出をほとんどしなかった理由といえる。

育成

  • 努力値配分案

性格:臆病
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:108-0-0-148-0-252
実数値:169-×-120-199-140-178

<配分意図>
H:A194メガガルーラの不意打ち高乱数耐え
C:H4振りメガガルーラが流星群×1.5で確定
S:最速

素早さはすぐ下にテラキオンがいて、同速にゲンガーがいるため調整する意義が小さいと考え最速。Cは環境トップメタのガルーラを意識した配分。Hは若干甘えたがA194メガガルの不意打ちを高乱数耐えとなっている。

  • 技構成

基本的には流星群/ショック/冷凍ビーム+1で確定である。
最高打点の流星群、ボルトサンダーや非仮想敵ではあるがレランドへの打点である冷凍ビームといった具合である。
キネシスではなくショックである理由は、H振りリザY確2や、また非仮想敵であるが鉢アローのブレバ耐えのニンフィア確2などがあるからである。
残り1つは汎用性の高い守るを確定欄に入れているが、この枠は構築に応じて変えるのも良いだろう。

ダメ計

数値の単位は%である。四角括弧内の数値は実数値、丸括弧内は努力値で、記述がなければ0である。

  • 与ダメ

流星群
[181(4)-120]メガガルーラ
66.8~79.5

[207(252)-135]スイクン
52.6~62.3

[157(252)-127]ロトム
73.2~88.6

[185(252)-89]ファイアロー
88.1~104.3 (25)

サイコショック
[185(252)-98]メガリザY
50.2~58.9

[201(244)-88(20)]ニンフィ(鉢アローのブレバ耐え)
50.7~60.1

[167(4)-110]テラキ
98.2~116.1 (87.5)
テラキはキネシスで確定になるためこいつを意識するならキネシスの方に軍配があがる。

[157(252)-127]ロトム
45.8~54.1 (50.8)
ショック+流星群でオボン個体を高乱数。

冷凍ビーム
[186(252)-145(252↑)]ボルト
50.5~60.2

[197(252)-110]サンダー
62.9~74.1
オボン込みでも冷凍ビーム×2で確定。

[165(4)-100]チョッキランドロス
109~130.9

  • 被ダメ

物理
A194メガガルの不意打ち
86.3~102.9 (12.5)

A181テラキの岩雪崩
28.4~33.7

A182ガブリアスのドラゴンクロー
81.6~97

A216レランドの叩き落とす
53.2~62.7
叩き落とすに耐性ができるのもメガラティオスの強みと言えるだろう。

特殊
C172ロトムのハイドロ
22.4~26.6

C216レボルトの10万ボルト
23~27.8

C216レボルトのめざパ氷
41.4~49.7

C232リザYの熱風
29.5~34.9

C222ギルガのシャドボ
85.2~100.5 (6.3)

総括

こいつは仮想敵を定めた上での駒であるため構築によってしっかりと見極める必要がある。
上手く構築を組むことで高い補完性能を見せてくれるだろう。

以上です。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2016/12/05 23:23

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コメント (11件)

  • ページ:
  • 1
16/08/27 01:35
1小野芋子 (@O7FIm7ZTiOxTgvy)
簡潔で分かりやすい育成論でした。
まだ詳細まで検討できていないんですが、メガラティアスとの差別化などはいかがでしょうか。

たとえば、おくびょうC252S252B4メガラティアス
実数値155-x-141-192-170-178

本論とほぼ同等のCを確保しつつ、物理特殊ともに高い数値を実現できます。仮想敵は特殊寄りな印象ですし、マイナーなメリットでは混乱の自傷ダメ軽減、ラティオスほどふいうちを呼ばない、型のミスリードなど挙げられます。
16/08/27 08:35
2美少年
>1
コメントありがとうございます。
正直メガラティアスが同等以上の数値を実現できることに気がつきませんでした。
以外差別化。
ラティオスは不意打ちで縛られやすいやすいポケモンです。そしてそれはお互いに了解しています。そこで相手はラティオスは攻撃してこないと考えるのが自然です。その裏をつくことがこいつの強さでしょうか。万が一不意打ちされても耐えられますし。
あとこいつのテンプレは耐久無振りなので相手のミスリードを誘えるといったところでしょうか。
まあ余り論として良くないのですがマイナー故に読まれにくいのが強さの1つですね。
16/08/27 15:26
3…は?
1さんの通り、メガラティ兄は両刀かCSぶっぱにしないとメガラティ妹の劣化になりますね
>2 意味不明です
不意打ち読み補助技読み普通攻撃読み攻撃ができることが差別化??
万が一でも不意打ち耐え???
このどこが妹の差別化なんですか?
16/08/27 18:22
4美少年
>3
確かにわかりづらい説明ですね。
まず、ラティオスの上位アイテムは眼鏡、珠、スカーフですね。いずれも攻撃技で固めることが多く、耐久に厚く振るような個体は考えにくいということです。何か言いたいかというとラティオスはガルの不意打ちや鉢アローのブレバなどの上から縛られる要素が多いと思わせられるのがラティアスにはない強みです。
例:ラティミトムvsガルバレル
これ、セオリー通りにいくととラティオスは攻撃せずに守ってミトムでガルに鬼火を入れたり、ラティを引っ込めると考えますね。そこでミトムに猫入れたり交代先に負荷をかけたりとか考えるのが普通です。そこで攻撃を仕掛けてバレルを飛ばしに掛かるといったことが出来ます。
他にも、縛っていると相手のアローに錯覚させて逆に吹っ飛ばすといった、誘い落としができるのがラティオスの特長だと僕は考えます。アスは石がテンプレなのでガルの不意打ちを耐えてバレルを削ってその後羽で粘るとかありますし、どんなアローでも対面で飛ばせると考えるのが自然です。
数値で差別化は特殊耐久の差が祟って無理です。あえて言うなら無振りメガガルに対して流星群+捨て身反動で8割程度の確率で倒せることですかね。
16/08/27 18:44
5a
>4
横からですが意表が突けるという理由で進化前のポケモンを使う人がいないように意表を突く為だけに明確に数値の劣るポケモンを採用することはありえないかと
素直にメガラティアスで書き直せばいいのでは?
16/08/27 19:45
6美少年
>5
ラティアスでは実現できないC199を確定欄に持ってきました。
C192とC199における確定数の変化
・H4振りメガガルを流星×1.5で確定
・H252振りリザYをショック×2で確定
・H4振りテラキをショックで9割弱の高乱数1
・H252振りオボンミトムをショック+流星で高乱数
・H252振りオボンサンダーを冷凍ビーム×2で確定など
これでも納得できない方が多ければ削除します。
16/08/27 20:38
7小野芋子 (@O7FIm7ZTiOxTgvy)
55555
差別化における「相手に読まれないこと、ミスリードを誘えること」の価値については賛否両論ありますが、私は意味のあるものだと考えています。
ただ、ここは初心者を対象とする育成論の場です。差別化点が「読まれないこと」ならば、運用法やプレイングについて詳細な記載が必要だと思います。殊に読みやプレイングが重要なダブルですし。

ラティアスでは実現不可能なC199へ変更されたようで、差別化はできていると思いますが、これでよろしかったでしょうか。メガガルのふいうち確定耐えやミスリード誘いという、投稿主が強調したかったであろう採用価値が差別化のために妥協されてしまったように感じました。
私も育成論投稿の経験があり、その大変さは理解しています。調整先検討からダメージ計算の書き直しまで、本当にお疲れ様でした。投稿主の納得のいく最善の育成論になっているなら、言うことはありません。
16/08/27 20:58
8小野芋子 (@O7FIm7ZTiOxTgvy)
すみません、名前を変更しましたがダン山です。
16/08/27 21:12
9a
>6
確定数の変化と言われても元々高乱数だったものが確定になっていること、それに付随して先に定数ダメや全体技、猫だまし等が入っていれば確定で落ちること(論中の例のバンドリュは特に)を考えると差別化としては弱いかなと感じました
ただ一個人の意見なのであまり気にし過ぎないでください
16/08/27 21:19
10美少年
>7>8
高評価及びコメントありがとうございます。
やはり意表が突けるというのが嫌われやすく、皆さんが納得できないと判断して確定欄を変更しました。もっと僕に表現力があれば良かったのですが、自分の実力不足を悔やむばかりです。このような処置をとったことをご容赦ください。
16/08/27 21:23
11美少年
>9
確かにCが7上がった程度なので差は微々たるものですがC192だとガルの突破率は8割程度で、命中もあわせるとかなり信頼がなくなるためこのラインが丁度いいかと思いました。
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