バオッキー - ポケモン育成論ORAS・XY

特殊型バオッキー考察

2016/07/17 18:17 / 更新:2016/07/17 23:48

バオッキー

HP:HP 75

攻撃:攻撃 98

防御:防御 63

特攻:特攻 98

特防:特防 63

素早:素早 101

ブックマーク3.023.023.023.023.023.023.023.023.023.02閲覧:9219登録:0件評価:3.02(11人)

バオッキー  ほのお  【 ポケモン図鑑 】

性格
おくびょう(素早↑ 攻撃↓)
特性
もうか
努力値配分(努力値とは?)
特攻:252 / 特防:4 / 素早:252
実数値:150-106-83-150-84-168
覚えさせる技
オーバーヒート / めざめるパワー / がむしゃら / あくび
持ち物
きあいのタスキ

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このポケモンの役割
特殊
ルール
シングルバトル / 見せ合い63
登録タグ

考察

はじめに

はじめまして。ステルススライムと申します。初めての育成論で至らぬ所が多々あるかと思いますがよろしくお願いします。今回はバオッキーの考察をしていきたいと思います。不要という声が多ければ削除いたします。
この論では以下の表現を使います。あらかじめご了承下さい。

  • HABCDS・最速・準速・ぶっぱなどの表現を使用します。
  • 技名・道具名・タイプ名などは略称を使用することがあります。
  • 指定のない限りは6Vとなります。
  • ダメージ計算はポケモントレーナー天国様を使用しています。
  • 投稿主のメンタルはプレパラートのカバーガラス並のメンタルです。指摘していただくのは嬉しいのですができれば優しくお願いします…。

バオッキーとは

バオッキーとは第5世代から登場した石で進化するポケモンです。
720位さんとかネタにされていますが以下のことを考えると優秀なポケモンだと(個人的に)思っています。

  • 物理・特殊両方に対応できる攻撃・特攻の種族値98
  • 100族をわずかに上回る種族値101という素早さ
  • がむしゃらによるゴーストタイプを除いたポケモンへの負荷

他ポケモンとの差別点

先述の通りバオッキーにはいくつかの特徴がありますがゴウカザルという永遠のライバルがいます。というのも

  1. バオッキーのAC種族値は98に対しゴウカザルは104
  2. バオッキーのS種族値101に対しゴウカザルは108
  3. ついでにHBDも負けている

という種族値の数値上は完全に負けております。そこで差別化のポイントは数値ではなく技の面から考察していくことになります。

  • あくび

相手の交代の択を迫れます。尤もこちらの技はゴウカザルもアンコールを所持している為、完全な差別化であるとはいえません。

  • がむしゃら

現在のこちらのHPと同じ数値に強制する技。ゴーストタイプ以外に入れることができ究極の後続への負荷であるといえます。がむしゃらを使うことにより実質2体を削ることができるよう目指します。※追記:がむしゃらはゴウカザルも覚えました…差別化点が亡くなりましたがその…耐久の低さで(震え声)

特性

もうか
確定でしょう。バオッキーはもう一方の特性「くいしんぼう」を使える暇がある程耐久があるポケモンではありません。(以下の通り)短期決戦になるこのポケモンには赤ゲージの状態(≒タスキ発動)から本領を発揮するため「もうか」をおすすめします。

持ち物

きあいのタスキ
後述いたしますが紙切れのような耐久です。上記の特性を最大限に生かすにはタスキがベストであると思います。候補にこだわり眼鏡などがありますが技を縛られてしまうと1撃で仕留められる可能性は上がりますが最速なら火力不足、準速なら速度不足といった危険が付きまといます。
シーズン16ではいのちのたまに次いで2位になっていますのでオーソドックスであるかとは思います。

性格

今回は両刀や物理ではなく特殊に絞った構築です。理由としては両刀にした場合火力不足が否めなくなるからです。また、高火力炎技の物理技がほのおのパンチの為火力不足が気になる所です。こちらが今回確定にしている理由です。
おくびょう・ひかえめが候補に上がります。

ひかえめ:火力を底上げしてタスキ発動からのタイプ一致高火力で押し切ることが可能になります。一方で相手死に出しからの最速100族などに先制を許してしまうことから差別化のポイントであるがむしゃらが発動できず終わってしまう可能性がでてきます。

おくびょう:相手の死に出ししてくる最速100族までの速度のポケモンを問答無用でHP1にします。一方でバオッキーと対面した相手がこちらより低い場合、失敗する可能性があります。また、火力不足で1撃で落とせない可能性もあります。ただしこちらは再度うえから殴る事ができます。

自分の印象としましてはバオッキーが先制で攻撃した場合、等倍オバヒを打った後にCが2段階下がっても削りきれるだけのHPになっているケースが多いように感じました。故におくびょうを採用しております。

努力値

CS252・D4
調整は不可能ではないかと思われます。というのも

  1. 元々の火力が高いわけではない(削る余地が少ない)
  2. 最速(ひかえめの場合は準速)100族を意識するとSは削れない
  3. タスキからのがむしゃらを意識している為、耐久に振るメリットが少ない

以上の理由よりD4はダウンロード対策として振り他はCSぶっぱしている理由です。

技構成

〜確定技〜
オーバーヒート
タイプ一致高火力炎技。もうかにより火力も上がる為、抜く理由が見当たりません。Cダウンのデメリットも耐えてからのがむしゃらで捨てる戦術が増える為さほど痛くありません。 技マシン

がむしゃら
相手の残りHPをこちらと同じにするという役割破壊技。相手が悠長に積んできたときにはHPを1にしてあげて後続の先制技で分からせてあげましょう。この技がなければゴウカザルの劣化となってしまいますので確定。 ORAS教え技

〜選択技〜
めざめるパワー氷
確定欄はこちら。
炎タイプの弱点である呼ぶ地面に打ちます。
火力でいうなら2倍弱点めざ氷より等倍オーバーヒートのほうがありますが、相手に先制技がなく確定2発で落とせる場合は命中安定のこちらの技を2度打つことをお勧めします。しかし環境にも姿が見られる氷4倍に有用です。
一方で確定2発で耐える霊獣ランドは岩石封じで速度が逆転されたり最速ガブリアスには最初から上から殴られる為、過信はできません…。
なお、この技を利用する場合、個体値はV-偶-U-V-V-Vとなります。 技マシン

きあいだま
弱点である岩タイプに分からせる事ができます。一方で命中不安定であることが問題です。 技マシン

あくび
確定欄はこちら。
相手の積み技を流すことができます。対面不利の場合、こちらの攻撃が先でも後でも相手の次ターンの行動を制限することができます。もし攻撃を受けてこちらのHPが1になっていたら相手が捨てに来た場合は積みエース降臨から全抜きを狙えますし交代ならばがむしゃらで後続を断つことも可能です。 進化前(バオップ)Lv16レベル技。

運用方法

目的は「2体を削りアドバンテージをとる」である為、基本的に先発として動かしていくことになります。
特に注意していただきたいのはタスキを貫通してくるガルーラ、ステロをまいてくる相手、そして天候を変えてくる相手です。特にステロをよくまくカバ・バンギは特性すなおこしでタスキを潰されます。後続につれてきてもステロをまかれ何もできない…ということがあります。タスキの宿命であるとはいえ特に注意してください。

先発で選出した場合はSが勝っているのかどうかを判断していく必要があります。自分より早ければあくびorがむしゃらが安定しますが1発で倒せる相手であれば攻撃していくことをおすすめします。

相性の良いパートナーとして私は2体で相性補完がしやすいサザンガルドを使っていました。また、うまく2体を狩れた場合はどのようなポケモンでも対応できる技範囲の広いポケモンを用意してみるのも手です。

ダメージ計算

  • 与ダメージ

オーバーヒートはSの種族値が相手より下回っている場合もうかありでの数字です
メガ進化でSを抜いているポケモン(メガメタグロス等)はメガ進化前の速度を前提としてもうかなしで計算しております。

オーバーヒート
[おくびょう]
(もうかなし)HP252 補正なし ジャローダ 105.4%〜125.2%(確定1発)
(もうかあり)HP4 補正なし 化身ボルトロス 106.4%〜125.8%(確定1発)
(もうかなし)HP252 補正なし メガフシギバナ 62%〜74.8% 2発目32%〜38.5%(乱数2発)※脂肪こみ
(もうかなし)HP252 補正なし ギルガルド(守)79%〜93.4% 2発目39.5%〜47.9%(確定2発)
(もうかなし)HP252 補正なし メガヘラクロス 94.1%〜112.2%(乱数1発)
(もうかなし)HP252 補正なし メガメタグロス 90.9%〜109%(乱数1発)
参考(もうかなし)HP4 補正なし メガガルーラ 51.3%〜60.2%

[ひかえめ]
(もうかなし)HP252 補正なし ジャローダ 116.4%〜138.4%(確定1発)
(もうかあり)HP4 補正なし 化身ボルトロス 116.7%〜138%(確定1発)
(もうかなし)HP252 補正なし メガフシギバナ 70.5%〜83.4% 2発目35.2%〜42.7%(確定2発)※脂肪込
(もうかなし)HP252 補正なし ギルガルド(守り)86.2%〜101.7%(乱数1発)
(もうかなし)HP252 補正なし メガヘラクロス 103.7%〜122.9%(確定1発)
(もうかなし)HP252 補正なし メガメタグロス 99.4%〜118.7%(乱数1発)
参考(もうかなし)HP4 補正なし メガガルーラ 56.3%〜66.2%

めざめるパワー氷
[おくびょう]
HP4 補正なし 霊獣ランドロス 82.4%〜99.3%(確定2発)
HP4 補正なし ガブリアス 71.7%〜84.7%(確定2発)

[ひかえめ]
HP4 補正なし 霊獣ランドロス 92.1%〜109%(乱数1発)
HP4 補正なし ガブリアス 78.2%〜93.4%(確定2発)

  • 被ダメージ

化身ボルトロス C252 補正なし・珠 10万ボルト 93.3%〜110%(乱数1発)
霊獣ランドロス A252 補正なし・もちもの補正なし 岩石封じ 70.6%〜84%(確定2発)
ガブリアス A252 補正なし・持ち物補正なし げきりん 98%〜116%(乱数1発)

被ダメはタスキが前提ですので以下割愛

最後に

いかがでしたでしょうか?岩石封じなどでSを逆転されたら何もできない、タスキの宿命とはいえステロや天候に弱かったりと数々の弱点があります。
しかし一方で意地鉢巻ガブの地震/逆鱗などへは大金星をあげるポテンシャルを秘めているポケモンであるともいえます。
レートでは私の至らなさで中々活躍できませんでしたが大物喰いもでき楽しいポケモンであったと思っています。

育成論初心者であることを言い訳にするつもりはございませんがダメージ計算が甘い、そもそも考察そのものが甘いと思われることもあったかと思います。これは私の精進の足りなさともいえます。お詫び申し上げます。

最後にここまで閲覧戴きありがとうございました。

=追記=
7/17:メガヘラクロス・メガメタグロス・メガガルーラの与ダメージ計算掲載
随時:誤字修正

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2016/07/17 23:48

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コメント (10件)

  • ページ:
  • 1
16/07/17 20:25
1シマシュン (@pad1101)
我武者羅はゴウカザルも覚えれますし、ゴウカザルとの差別化をプッシュするなら欠伸の有用点について詳しく触れた方が良いんじゃないですかね。
ダメ計見る限りめざ氷の火力足りてないように見えますし、そちらの採用理由についてももう少し詳しく知りたいです。個人的には打点として足りてないめざ氷より起点回避になる挑発の方が有用性が高いように思えます
16/07/17 20:44
2ステルススライム (@Zawael_ex)
>>1
申し訳ないです。ぼーっとしており未確認でありました。この理論の土台からひっくり返されたかのようですが…申し訳ないです。とりあえず耐久の低さからタスキが発動しやすいとかそこらへんでお願いします…。
16/07/17 21:32
3てぃてぃ (@Trytick)
44444
ほしがる、ちょうはつ、おにび、いえき、いちゃもん等調べてみると豊富な補助技を覚えますね。
岩石封じを入れることで先制技の無い敵に襷→襷潰し&数値の補助として岩封→オバヒもしくはめざパ→がむしゃらまたは欠伸
という行動もできそうな気がしましたがどうでしょうか? 
利点として襷潰し&落ちずかつ先制技を持っていた敵の場合に後続の補助が出来ます。
また臆病の場合に100属、とくにメガガルーラへのダメージ計算があればいいのではないかと思いました。D4に対し91~108となかなかいいダメージが出ます。またもうか発動のオーバーヒートでH252メガメタグロス が確定になります。マイナーポケモンは攻撃面ではなめられやすく、結構タイプ的に不利でも突っ張られることが多いので有利な相手(かつそこそこ数値の高い相手)へのダメージ計算があれば、有用性を強調できるように思います。
欠伸ではらだいこマリルリ等をはらだいこさせてかつ流せるのは、PGLを対戦で見ないレート帯では特に面白いのではと思います。
16/07/17 21:48
4小砂 柏 (@uJehsQFZWizrwDZ)
きあいだまのところ「岩タイプをに分からせる」とありますが何かの間違いでしょうか?
16/07/17 22:07
5塾帰り (@w_aquos)
22222
>2
襷が発動しやすいことが差別化ならHBD個体値が0の方がよろしいのでは?
16/07/17 22:31
6ステルススライム (@Zawael_ex)
>>3
ご指摘、考察ありがとうございます。ガルーラなどを掲載していない理由として圧倒的に対面不利であった事が挙げられます。ただ後だしの可能性も考慮いたしますと掲載しておくべきでしたね。メガヘラクロスも十分仮想敵になりますね。掲載しておきます。

>>4
誤字指摘感謝いたします、修正しておきます。

>>5
おっしゃる通りです。ただレートで使用してみた所仮想となる相手にはHBDはVでも確定数の変化がほぼ見受けられないためVのまま掲載しておりました。また、タスキ発動しなくても残念なことに(?)赤ゲージまで軽く突っ込んでしまう事が多かった為、十分な活用ができていたためそこは考察不足です。申し訳ありません。
16/07/17 22:40
7ステルススライム (@Zawael_ex)
連投失礼します。
>>3
上記ミスです…。メガメタグロスですね。確かに重要な仮想敵でした。
ただメガヘラクロスも計算が出たので掲載しておきます
16/07/17 22:41
8白浦 (@nakisoudakedo)
22222
差別化の考案が甘いです。あくびがむしゃらならこいつよりもSの高いカエンジシがいます。
基本的に、現状のバオッキーがカエンジシと差別化できる点は猛火による瞬間火力と、はたきおとすの存在にあると思っています。
あくびによる流し性能をウリにしてがむしゃらでアドバンテージを取っていくのは確かに基本コンセプトですが、がむしゃらが必ずしも相手に一貫するとは限りません(控えのゲンガーなど)。
状況に合わせて叩きで控えの性能を落とすことで、後ろのエースのお膳楯をするルートも取れます。
特にボルトチェンジであくびを裏目にしてくる水ロトムの交代に対して得をさせないのがこいつの強みです。
それを採用するかどうかはともかく、少なくともこいつならではの型や立ち回りを考える必要があると思います。

タイプ等の細かい違いはあれど、単にあくびがむしゃらするならカエンジシでいいです。また当然ながら単純アタッカーやがむしゃらするなら猿でやればいいです。バオッキーでやる意味がありません。
こいつは本当に差別化についてシビアに考えなければならないのに、そこの考案が甘いのはちょっと残念です。
16/07/17 22:52
9ステルススライム (@Zawael_ex)
>>8
感想・指摘ありがとうございます
おっしゃる通り一番のコンセプトである「あくび・がむしゃら」を売りにして投稿した本論ではありますがその差別化を明確にすることができなかった私に非があります。精進いたします
16/07/19 19:58
10ネロ (@sinonome811)
ゴウカザルもそうですが同じ事が出来て素早さもバオッキーより早いカエンジシとの差別化もあるといいと思います
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