- 指定がない限りお互いに6Vであるとします。
はじめに
アイと申します。
ボーマンダとは
第四世代トップメタとして、第五世代ではキノガッサ対策や
砂パや過剰晴れで活躍していました。
ORASではメガシンカを獲得しました。
採用理由
1.威嚇によるゴツメ枠等の補助
2.格闘、草、虫、対策
3.ある程度のタイマン性能
このメガボーマンダについて
このメガボーマンダは技構成から分かるように、毒羽身代わりボーマンダの亜種のようなものです。毒羽身代わりボーマンダは当時後出しされやすかったクレセリア等の耐久ポケモンを突破するために調整されたものです。しかし環境が進み毒羽身代わりボーマンダが認知されるようになりクレセリア等より耐久ボルトロスを筆頭する電気タイプに後出しされることが多くなりました。そのため、それら電気勢をできるだけ早く処理するために考えたのが、このメガボーマンダです。
このメガボーマンダを主軸とする上で毒々を使えるポケモンを一緒に採用して下さい。幸いにもメガボーマンダと相性の良いポケモンはマンムーやギルガルド、ヒードランといった毒々を入れても汎用性を保てるポケモンが多いです。他のポケモンに毒々というサポートをしてもらうことによって化身ボルトロス以外の電気勢については毒々+流星群で一般的な毒羽身代わりボーマンダよりも安定的に素早く突破可能にします。化身ボルトロスについては毒羽身代わりボーマンダでは身代わりを残しても捨て身しか打点がありませんでしたが流星群によりH236D28ボルトロスを次のサイクルの流星群で突破できるようにして安易な受け出しをさせないようにしました。
副産物として従来の毒羽身代わりボーマンダでは1ウェポンで捨て身採用が一般的でありラス1ガブリアスやサザンドラ対面で撃ち負けることがありえましたが流星群により、そのようなことはありません。またH244B252ヤドラン等の物理受けを捨て身→流星群で倒すことができるようになり物理受けにより大きな負担をかけるという両刀のメリットも得ることができるようになります。
まとめ
1.味方の毒々により擬似的な毒身代わり羽休めが可能→捨て身や流星群圏内へ
2.後出しされすい電気勢に大きなダメージを与えることができる
3.毒羽身代わりでは突破に時間のかかる水ロトムやサンダーを早く処理できるようにする
4.ドラゴンへの打点
5.捨て身→流星群で物理受けを突破
持ち物
ボーマンダナイトでお願いします。
性格&努力値について
無邪気 H4 A92 B4 C156 S252
理想個体値31-31-31-31-31-31
実数値:171-177-151-160-99-189
A.B4メガルカリオを最高乱数以外確定
B.身代わりが無振りナットレイのアイヘ最高乱数以外耐え
C.H236D28ボルトロスを次のサイクルの流星群でオボン込で80.80%(流星群の命中率込み)
D.無振りですが無振りヒードランの噴煙くらいなら身代わり耐え
S.最速
同速対決やメガルカリオやジャローダなどを意識すると最速確定です。
Aがメガルカリオを意識していますが捨て身で80%くらいの確率で突破できればいいやなど考えている方はAを少し削ってHやDに回すと身代わりがナットレイのアイヘを確定で耐えたり無振りヒードランの火炎放射を、そこそこの乱数で耐えるようになります。
技 (目安ダメージ計算等)
確定技
- 捨て身タックル
メインウェポンです。
H4メガガルーラ 71.8%〜85%
無振りメガリザードンY 103.9%〜122.2%
B4メガルカリオ 99.3%〜116.5%
- 流星群
第2のメインウェポンで電気勢や捨て身の反動をくらいたくないときなど使い勝手は良いです。
H252ヤドラン 57.2%〜67.6%
H252サザンドラ 108.5%〜127.6%
- 身代わり
毒守ヒードラン並に使いやすいです。
- 羽休め
場持ちを良くします。
ジャイロボールを採用していないナットレイと打ち合う時など無振りでも使う場面は結構あります。
反動ダメや身代わりで消費した体力を回復という印象です。
被ダメ
威嚇込み
A252ガブリアス 逆鱗 64.3%〜77.1%
特化霊獣ランドロス ストーンエッジ 42.1%〜50.2%
威嚇無し
A252ガブリアス 岩石封じ 32.7%〜38.5%
特化メガバシャーモ 飛び膝蹴り 33.3%〜39.1%
無振りスイクン 冷凍ビーム 91.2%〜107.6%
無振りクレセリア 冷凍ビーム 79.5%〜93.5%
特化ヒードラン オーバーヒート 43.2%〜50.8%
Dは通常のボーマンダと同じくらいありますので半減や低火力の攻撃であれば耐えます。
身代わりがどのくらいなら耐えそうか
威嚇込み
特化メガバシャーモ フレアドライブ 83.3%〜100%
無振り霊獣ランドロス 岩石封じ 80.9%〜100%
威嚇無し
無振りナットレイ アイアンヘッド 80.9%〜100%
身代わりがある状態で羽休めをすると襷ガブリアス等の岩石封じは身代わりが耐えます。
2段階上昇無振りジャローダ リーフストーム 83.3%〜97.6%
電気勢に対して
机上論でパターンを書きます。
実戦ではサイクルによって削れていくため楽になったり厳しくなります。
基本的には毒々を入れる前に後出しされるため流星群で削って行くのが多くなると思います。
- H252水ロトム
流星群 59.2%〜70.7%
次のサイクルの流星群でオボンと命中込で7割程度になります。
・パターン1
味方毒々→水ロトム毒ダメ→水ロトム引っ込める→サイクル回してメガボーマンダの有利対面→メガボーマンダ身代わり→水ロトム後出し
このようなパターンであれば残り2ターン身代わり羽休めで流星群圏内に入ります。
・パターン2(居座った水ロトムに後出し)
味方毒々→水ロトム毒ダメ→ボーマンダ後出し→水ロトム毒ダメ→メガボーマンダ身代わり→水ロトム毒ダメ→流星群で62.5%の乱数
C44水ロトム10万ボルト 43.8%〜51.4%←メガ進化で39.1%〜47.3%
確定で倒すためにはオボン考慮で残り2ターンかかるため羽休めか身代わりの択になります。
- H252B252サンダー
流星群 54.8%〜64.4%
捨て身 25.8%〜30.9%
・パターン1
味方毒々→サンダー毒ダメ→サンダー引っ込める→サイクル回してメガボーマンダの有利対面→メガボーマンダ捨て身→サンダー後出し→サンダー毒ダメ→メガボーマンダ身代わり
このあとサンダーが羽休めするか攻撃するかは相手次第ですが羽休めの場合、身代わりが残るため有利に進められます。
- H236B244D28化身ボルトロス
流星群 61.9%〜73.3%
・パターン1
有利対面でメガボーマンダ身代わり→化身ボルトロス後出し→メガボーマンダ流星群
これによって次のサイクルでは流星群でお盆込みでも化身ボルトロスを外し考慮しなければ超高乱数で突破になります。
ラス1対面やどうしても突破したい場合でなければ身代わりのない状態で居座るのは危険です。
大体のHSベースは捨て身+流星群で突破可能になります。
まとめ
毒々で流星群圏内に入れるのも、もちろんアリですが味方のボルチェン等で流星群圏内入れることが、できればgoodです。
PTについて
メガボーマンダ+ゴツメ枠+鋼枠というメジャーな組み合わせがあります。
有名なところではゴツメ枠にはマンムー、ハッサム、スイクン
有名なところでは鋼枠にはギルガルド、ヒードラン
がいます。これらが汎用性を崩さずに毒々を入れれそうなポケモンになります。他にいたら教えてください。
相性補完としては炎ロトムが有名ですね。
これで育成論を終わります。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。