Rayです。3回目の投稿です。今回もよろしくお願いします。
注意事項
- 指定がない限り、相手は6Vを前提とします。
- HP・攻撃・防御・特攻・特 防・素早さはそれぞれH・A・B・C・D・Sいう略称を使います。
- HABCDに関して、性格補正無し、努力値最大振りの状態を「ぶっぱ」 Sに関しては「準速」とします。
- ABCDに関して、性格補正有り、努力値最大振りの状態を「特化」 Sに関しては「最速」とします。
メタグロスについて
メタグロスは第3世代から登場して火力、耐久が高く人気でした。
しかし、メインウエポンの威力の低下、ギルガルドの登場により、使用率が低下してました。
ですが、ORASではメガ進化を獲得し強化され、現在では環境に存在するメタグロスの大半はメガストーンを持ってます。
そこで今回はメタグロスはアタッカーという相手の考えを逆手にとり、壁貼って後続につなぐメタグロスを紹介しようと思います。
この型のメタグロスについて
後続の積みのサポートをします。基本は壁を貼って退場するという動きをします。詳しくは運用で。
何故メタグロスなのか
ニャオニクスやエルフーンなど他にも壁を貼れるのにメタグロスにするのは
1.アタッカーが多いので簡単には読まれないこと。
2.他の壁をはるポケモンと比べると元々の耐久力が高いこと。
3.自主退場技の大爆発が相手に大きな負荷をかけれること。
が挙げられます。
1.について
現環境に存在するメタグロスのほとんどがアタッカーです。アタッカーを警戒した相手の意表をつくことができます。
2.について
メタグロスはH80 B130 D90と他の壁貼りより耐久の種族値に恵まれており、抜群技でもそう簡単に落ちません。
3.について
メタグロスはAが135と種族値がとても高く無振り大爆発でも耐久力のないポケモンは一発で倒せるほどの火力があります。他の壁貼りポケモンにはアグノム意外は同じことができません。
アグノムとの差別化
同じことができるポケモンのアグノムとの差別化をします。
アグノムは素早さが速くメタグロスと違って上から壁を貼ることができます。
しかし、アグノムはサポート型も多いので、警戒されやすく相手に対策されて動き辛くなることがあります。
それに比べ、メタグロスの場合は読まれることがほとんどありません。
また、アグノムと比べ炎、地面は抜群をとられてしまいますが耐性は鋼、氷、草、妖、ノーマル、岩、飛行、毒、エスパーとアグノムより多く、壁を貼れる相手が多いです。
持ち物
壁を貼るので光の粘土で確定です。普通ならリフレクターや光の壁のターン数は5ターンですが、それを3ターン延長することができます。
特性
クリアボディで確定です。能力を下げる技(置き土産、いやな音など)や特性(威嚇など)を無効に出来ます。
ライトメタルはメタグロスの重さの関係上けたぐりやくさむすびの威力を下げることもできないため候補外です。
努力値
調整案1
H 252 B188 D68
実数値
187-155-191-×-119-90
H ぶっぱ
H-D Cぶっぱゲッコウガの玉悪波確定耐え
H-B Aぶっぱガブリアスの地震を壁貼る前→壁込みで高乱数2耐え
調整案2
H252 B244 D12
実数値
187-155-199-×-112-90
H-ぶっぱ
H-B Aぶっぱガブリアスの地震を壁貼る前→壁込みで確定耐え
A特化メガバシャーモのフレドラを超高乱数耐え
D-余り
1.よりもBに振った調整。これにより、物理アタッカーに対して攻撃を耐えることが多くなります。
Bを特化にしないで努力値を244で止めてるのは特化にしても仮想敵に対しての乱数は動かず、その分をDに振ればゲッコウガの珠悪波の乱数が動くからです。
努力値振りが面倒なら特化にしてもいいと思います。
技構成
確定技
リフレクター
壁貼り要因なので必須です。
技マシン。
光の壁
同じく壁貼り要因なので必須。技マシン。
大爆発
起点回避+自主退場技。威力も十分です。技マシン。
選択技
ステルスロック
後続の抜きのサポートに。教え技。
地震
壁貼りだから有効打がないと油断したギルガルドやヒードランを落とすための技。優先度はステルスロックに比べると低めです。
ダメージ計算
壁貼り後は壁前のダメージの半分です。
Aぶっぱガブリアスの地震
57.8~68.4%
A特化メガガルーラの地震
62.6~73.8%
A特化霊獣ランドロスの地震
68.4~81.3%
メガバシャーモのフレアドライブ
89.8~105.9%(乱数1発31.3%)
A特化メガリザードンXのフレアドライブ
99.5~116.6%
A特化ギルガルドのシャドークロー
49.2~58.8%
C特化ギルガルドのシャドーボール
89.8~107.0%(乱数1発37.5%)
Cぶっぱゲッコウガの悪の波動
80.7~97.3%
C特化ウルガモスの大文字
115.5~135.8%
Cぶっぱ玉ボルトロスの10まんボルト
52.9~62.6%
- 与ダメージ
大爆発
B4振りガブリアス
69.4~82.0%
H209メガガルーラ
58.4~68.9%
H4振り化身ボルトロス
104.5~123.2%
B4振りゲッコウガ
112.2~132.7%
B4振りウルガモス
106.3~125.%
HB特化ギャラドス
50.5~59.4%
HB特化クレセリア
34.4~40.5%
地震
Hぶっぱギルガルド
シールド
40.7~49.1%
ブレード
99.4~117.4%
H193ヒードラン
97.4~116.1%
Hぶっぱメガクチート
52.2~62.4%
運用
基本は壁を貼って余裕があるならステルスロック、ないなら大爆発をして退場します。
ゲッコウガのように良くて壁を1度しか貼れないポケモンの場合は、初手大爆発で相討ちを狙っても構いません。
1番良いのは相手がアタッカーだと思って受けのポケモンを出してくることです。そうすれば向こうに有効打がないので仕事を完全に行い退場することができます。
しかし、相手にゲンガー、リザードンがいる場合はこちらは何も出来ないので選出しない方が良いでしょう。
後続の候補ポケモン
- バシャーモ
ビルドを積みバトンタッチをすることで、裏のガルーラなどで全抜きを狙うことができます。また、バシャーモ単体でもこのメタグロスが呼ぶギルガルド、ヒードランを起点に剣の舞を積み全抜きを目指すことができます。
- メガリザードンX
メタグロスが呼ぶゲンガーなどのゴーストタイプを起点にできます。ゴーストタイプがよく持っている鬼火も無効にできるのも大きいです。
- マリルリ
メタグロスが呼ぶ炎タイプを起点にできます。また、風船を持たせれば、メタグロスが呼ぶ地面タイプも起点にすることが可能です。
- メガボーマンダ
メタグロスとの相性補完がよく、このポケモンがいることで環境に一定数存在する拘ったガブリアスや、ランドロスは迂闊に地震やげきりんを打てなくなります。また、ボーマンダは抜き性能が高いです。
終わりに
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。いかがだったでしょうか?質問や意見はコメントでよろしくお願いします。評価もしていただけると嬉しいです。
過去の育成論
みがはね搭載HA龍舞型(育成論ORAS・XY/1453)
玉ヒヒダルマ(育成論ORAS・XY/1495)