はじめに
はじめまして。kei1412と申します。
今回初めて育成論を投稿させていただきます。
至らないところも多いと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
シングルバトルにおけるボーマンダ
・第四世代
両刀や物理特殊の読めなさ、受けにくさでトップメタとして君臨していました。
第四世代シングルでは最強クラスといっても過言ではなかったでしょう。
・第五世代
ライバルのカイリューが強特性マルチスケイルを手に入れ、特殊方面に秀でた
サザンドラ、物理方面に秀でたオノノクスといった新しいドラゴンが出現し、また
テラキオンといったSがボーマンダを上回り、岩をタイプ一致で打てる格闘が
登場したので、四世代に比べ数が減りました。五世代では主にキノガッサ対策の
スカーフ寝言型が使われていたみたいです。
・第六世代
XYでは流星群、めざめるパワー(飛行)といった特殊技が弱体化し、特殊型は弱体化を余儀なくされました。逆にめざめるパワー(氷)も弱体化したので、安定性も少し
あがりましたが...
また、物理型をやろうにも逆鱗がフェアリーで止まってしまうので、鉢巻や竜舞型も
使いづらくなり、結果として五世代に比べ弱体化してしまったといえます。
ORASでは念願のメガシンカを獲得。A145,B130に加え準速でもガブリアスを抜ける
恵まれたSと火力、耐久によって一気にトップメタへ返り咲きました。
現在のボーマンダはほぼメガ型です。
採用理由
現在のボーマンダはほメガ型と思われるので、サンダーやクレセリアをかなり呼び込みます。そこへ鉢巻逆鱗による超火力でサイクル崩壊を狙います。
A204鉢巻逆鱗はHB特化クレセリアをも高乱数で2発にできるので、サイクル崩壊が
狙えます。
ガブリアス、カイリュー、との差別化
鉢巻を持たせることが多い物理竜として、ボーマンダ以外にもガブリアスやカイリューがあげられます。
ガブリアスの場合、メガ型は少なく、特殊型をしようにもCが足りていないので、
現状一番多いのは物理型です。つまりボーマンダに比べ、型が読まれやすく、
耐性も電気無効、岩半減という点以外ではボーマンダのほうが耐性的に優れており、
ボーマンダはAC両方高いので物理か特殊かメガ物理かメガ特殊か読まれづらく
(といっても、現状はほぼメガ型ですが)、威嚇のおかげで場に出すだけでも
スカーフの判別、Aダウンということで仕事ができます。
カイリューの場合、Aはボーマンダとほぼ同等ですが、Sが低いのでSに補正をかけないとキノガッサを抜かせず、Aに補正をかけないとA実数値が186止まりとなり、
HB特化クレセリアを2発で落とすということができなくなってしまい、サイクル崩壊
という目的を果たすことができなくなってしまいます。また、基本的に特性はマルチスケイルで採用するので、後出し性能もボーマンダに対して劣ってしまいます。
以上がガブやカイリューに対する差別化です。
持ち物
こだわり鉢巻を採用します。
特殊型にして眼鏡や、命の珠では火力が足りません。
性格&努力値
性格:やんちゃ H4 A244 B108 C12 S140
理想個体値31-31-31-31-31-31
実数値:171-204-114-132-90-138
HB:A-1無補正ガブリアスの逆鱗最高乱数切り耐え
C:流星群でD4ガブリアス、H4メガボーマンダ確定一発
A:244振りで鉢巻の効率がいい偶数かつ鉢巻逆鱗で91.8%でHB特化クレセ2発
S:余り 準速85族抜き
以上のようになります。特性は威嚇となります。
なぜ鉢巻でやんちゃなの?と思うかもしれませんが、シングルバトルにおいて
ガブリアスのKPはかなり高いので、それも意識しています。
鉢巻ドラクロでも倒すことはできますが、鮫肌やゴツメまでもらってしまうことが
あるので、耐え調整が崩れてしまいます。流星群で非接触で倒すことによって
耐え調整は崩れず、威嚇持ちとして投げて終盤に仕事ができる可能性もあります。
また、流星群をうつことで鉢巻と思う人はまずいないと思うので、次のサイクルで
鉢巻逆鱗によるサイクル崩壊を狙えるかもしれません。
ポリゴン2意識の場合は威嚇から自信過剰にかえてもいいですが、その場合は
意地っ張りASでいいと思います。ガブリアスの逆鱗耐えができなくなるので、
流星群を採用する意味がほぼなくなるからです。
技
基本的に/逆鱗/じしん/かみなりのキバ/流星群/で確定です。
げきりん
鉢巻によるサイクル崩壊を狙うので確定
じしん
龍技と相性がよく、命中安定威力安定なので確定
かみなりのキバ
マリルリのはらだいこの起点にならないために確定
流星群
対面でガブ、物理メガマンダに勝つために確定
(物理メガマンダは龍技なしも多いので威嚇込みで耐えることが可能)
基本的にこの4つで確定です。意地っ張りで運用するなら流星群を抜いて
寝言、ドラゴンクロー、ドラゴンダイブ、炎のキバ、ストーンエッジ
アイアンテールなどが
候補として挙げられます。
技、与ダメ
Aは鉢巻効果で実質306になっています。
Cは実数値132による計算です。
逆鱗
HB特化クレセリア 48%〜57.2% 乱数2発(91.8%) (A205でもかわりません)
H252FCロトム 103.8%〜122.9% 確定1発
HB特化FCロトム 75.1%〜89.8% 確定2発
H252サンダー 99.4%〜117.7% 乱数1発(93.8%)
HB特化サンダー 70%〜82.7% 確定2発
H252ローブシン 84.9%〜100.4% 乱数1発(6.3%)
H252サンダークラスの耐久までならほぼ1撃です。
じしん
H252ヒードラン 183.8%〜218.1%
H252バンギラス 85.9%〜101.4% 乱数1発(6.3%)
ガブの地震耐えメガライボルト(H159B103) 威嚇込みで
94.3%〜111.9% 乱数1発 (68.8%) ←7割くらいの確率で調整を崩せますね
H252メガゲンガー 137.7%〜162.8% 確定1発
鉢巻ボーマンダを使ったことがありますが、だいたいこの2つしか打ちません。
かみなりのキバと流星群はピンポイントです。
かみなりのキバ
B4ファイアロー 107.1%〜126.7% 確定1発
H252ファイアロー 89.7%〜105.9% 乱数1発 (37.5%)
H252マリルリ 72.4%〜85.9% 確定2発 ←はらだいこマリルリの起点にならない
H252ギャラドス 100.9%〜118.8% 確定1発(威嚇込み)
HB特化ギャラドス 69.3%〜83.1% 確定2発
りゅうせいぐん
D4ガブリアス、H4メガボーマンダ、H4サザンドラすべて確定1発
必要なダメージ計算があれば追加いたします。
被ダメ
A252上昇補正ちからもち
マリルリのじゃれつく 威嚇込みで 78.3%〜92.3% (確定2発)
同マリルリのアクアジェット 威嚇込みで 8.7%〜10.5%(乱数10発)
なので、悪くない乱数でマリルリには威嚇をいれれば対面で勝てます。
運用
メガボーマンダだと思った相手のサンダーやクレセリアの後出しに対し、
鉢巻逆鱗でサイクル崩壊を狙っていきます。
ガブリアスやメガボーマンダ、マリルリと対面してしまっても流星群や雷のキバで
起点になるのを防ぐことができ、威嚇枠としても優秀です。
これで育成論を終わります。現在ボーマンダといえばほぼメガですので、
こういった型も面白いんじゃないでしょうか?
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。