はじめて投稿します、よろしくお願いします。
前置き
基本的に理想個体を想定しています、一部略称を使っています。
悪戯心持ちのレパルダスやニャオニクスと比べるとどうしても汎用性で劣りますので採用理由は愛とさせて頂きます、ご了承下さい。
また、レーティング環境を想定していますが猫の手戦術自体時間がかかるものであり、高いレートを求めるのには不向きです。
たまには変わった構築を試したいという方は是非見ていって下さい!
そもそも猫の手構築って何なの?
探せばWikiや個人ブログなどにいくらでも載っていますので、本当にさらっと触れるだけにします(笑)
その名のとおり、「バトルに選出した控えのポケモンの覚えている技をランダムで使う」という面白い効果を持った補助技、猫の手を使った構築です。
この猫の手という技は一見運任せに見えますが、「猫の手で出ない技」というものがある為、構築次第で本来使えない技を使えるようにする夢のある技になるのです。
前述した悪戯心のレパルダスやニャオニクスに猫の手を使わせ、優先度+1のキノコの胞子で相手を嵌める戦術が有名です。
今回紹介するゴウカザルにもキノコの胞子を使わせます。夢なんてありませんでしたね
型概要
猫の手パーティの主軸となるゴウカザルです。
キノコのほうしを使って自分より遅い相手の動きを封じたあと、ビルドアップを積んで全抜きを狙っていきます。
悪戯心という強特性は持ち合わせていませんが、ゴウカザル独自の強みはちゃんとあります。
それはタイプ、S種族値も相まって本来嵌め戦術の対策となりうるメガガルーラ、メガヘラクロス、ウルガモスなんかを起点に出来ること。
特に環境の中心であるメガガルーラを起点に出来るのは大きいです。
また、キノコのほうし無効の草タイプに基本的に交代を促すことができるのも炎タイプならではですね。(主にナットレイ)
バシャーモ+サンダー+ナットレイのよくみる並びにも強いです。
配分等
H204S252余りA@食べ残し
猫の手、身代わり、ビルドアップ、ニトロチャージ
嵌められる範囲を少しでも増やすため最速。
メガガルーラを意識すると調整するにしてもS補正は必須になり、Aに振り切っても確定数の変わるメジャーな相手がいなかった為耐久に努力値を割きました。
メインウェポンはパーティ次第ですが確定欄ではS上昇の追加効果が優秀で、PPも多いニトロチャージを採用しています。
その他の候補例として
- 炎のパンチ
遂行速度が大きく変わります。
回してみたところニトロチャージのS上昇が非常に大きいと感じた為、確定技にはしませんでしたがこれを採用するとガルーラ+クレセリア、ポリゴン2+クチート+クレセリア等の並びに非常に強くなります。(素早さ種族値115くらいあればこっちを確定にしたかっry)
こちらを使う場合鉄の拳でお願いします。
- グロウパンチ
型が変わってしまいますがビルドアップの枠をこれにするとヒードランへの打点が持てる他、A156鉄の拳グロウパンチ+上昇グロウパンチでH4メガガルーラをほぼ持っていきます。
このあたりになるでしょうか。
グロパン、ほのパンだと死に特性の鉄の拳フル活用ですね(
火力面
- 3積みニトロチャージで特化ナットレイ1発
- 4積みニトロチャージで212-121メガガルーラ乱数2発、特化サンダー3発
- 6積みニトロチャージで特化サンダー2発、特化クレセリア3発
- 5積み鉄の拳炎のパンチで特化クレセリア2発
耐久面
- C222メガゲンガーのヘドロ爆弾で70〜83(最悪毒を引かなければ対面でニトロチャージが出来る)
- C194サンダーの10万ボルトで55.9〜66.1
- 1積みで特化メガバシャーモのはたき落とす、特化メガガルーラの猫だまし1発目を身代わりが耐える
- 1積みで特化マリルリのアクアジェットを2耐え
- 4積みで特化マリルリのアクアジェットを身代わりがほぼ耐える(壊れる確率6.3)
見ての通り火力が本当にありません。
PPの関係もありしっかり積んでから殴る必要があります。
しかし例外として、ゴウカザルより速いポケモンが裏にいることがわかっている(スカーフランドロス等)場合はニトロチャージを使ってS関係を逆転させておくようにして下さい。
パーティ構成例
猫の手ギミックを取り入れたパーティは控えのポケモンの技構成を考えなければ機能しません。
パーティ6匹の中で猫の手エース(本育成論ではゴウカザル)を含む「猫の手選出」と、猫の手で嵌められそうにない相手と戦う為の「裏選出」の二つの軸を作っておくのが一般的です。
論の最後に猫の手で出ない技を記載させて頂きましたのでよろしければ参考にしながらパーティを組んでみて下さい!
私はゴウカザル、ギルガルド、霊獣ボルトロス、ギャラドス、キノガッサ、メガボーマンダという積みサイクルっぽい(そうか?)並びを作り、120%誘うサンダー軸を嵌めていました。
…穴も多く、私自身一部他のポケモンと入れ替えていますので流し見程度に(笑)
これで育成論を終わります。
最後までお読み頂きありがとうございました!
- おまけ
猫の手戦術の対策(一時的な物も含みます。)…
- 胞子を無効化できる草タイプ
- 連続技持ち(メガガルーラ、メガヘラクロス等)
- 眠らないポケモン
- ラムのみ、カゴのみ、防塵ゴーグル、
- 悪戯心挑発
- 積まれても突破されないポケモン(今回のゴウカザルに関してはグライオン、メガヤドランや羽休めメガボーマンダ、ヒードラン等)
- 身代わり貫通技持ち(メガサーナイトやニンフィア、すり抜けシャンデラ等)
- 先手を取れるポケモン(ファイアロー、神速持ち)
- 眠っているときに使える技
猫の手で出ない技…ねこのて、ねごと、ゆびをふる、ものまね、オウムがえし、まねっこ、スケッチ
てだすけ、よこどり、このゆびとまれ、フェイント、まもる、みきり、こらえる
トリック、すりかえ、ほしがる、どろぼう、みちづれ、カウンター、ミラーコート、 きあいパンチ、へんしん、ほえる、ふきとばし、そらをとぶ、ダイビング、とびはねる、ドラゴンテール、あなをほる、フリーフォール、しぜんのちから等
猫の手選出のお供例…
- キノガッサ(キノコの胞子(出したい技)、フェイント、気合いパンチ、カウンター)←胞子役
- メタモン(へんしん)、ソーナンス(カウンター、ミラーコート、みちづれ)←基本型と技が殆ど変わらない例
- ギャラドス(とびはねる、ダイビング、吠える、ドラゴンテール)←基本型と技が大きく変わる例
ギャラドスは一致技二つ搭載できてなんか強そうですね(よわい)