こんにちわ。初投稿のため不備もあるかもしれませんがよろしくお願いします。
今回は第6世代の襷カウンタールカリオを紹介したいと思います。
概要
今作ではメガ進化の登場により、環境ががらりと変わりました。(まだ過去作からの移送が行えないので安定していませんが)クチート、ガルーラ、マリルリ、ファイアローなど新ポケやメガ進化により大幅な強化を受けたポケモンたちが対戦でよくみられます。そんな彼等を対面でいかに処理していくかが勝負のカギとなるでしょう。
この育成論では個体値を全て理想値と想定し、ダメージ計算はトレーナー天国さんで行いました。HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早さはh/a/b/c/d/sで表記します。
低評価の方は何がいけないのか言っていただけると今後のためになるのでよろしくおねがいします。
ルカリオ
今までは襷カウンターはもちろん、剣舞を使用した抜きエースやCS振りのものまで様々な型があります。ですが今作においてはメガルカリオの登場により大半がAS振りのものが多いと感じます。
そのためこの型は上記のようなポケモンたちを安定して対面で勝つことを意識しつつ単発選出でもそこそこの戦果を出せるよう考察しました。
性格・努力値・特性
まず特性ですがこのルカリオはせいしんりょくです。これはガルーラの思考停止ねこだましに対してインファイトorとび膝を当てるために必須です。
性格は意地っ張りです。陽気の是非の考察はバレパンとしんそくの欄で仮想敵へのダメ計をもって説明します。せっかちも考えましたがHA振りのガルーラ、ファイアローを倒すためには必須だと判断しました。
努力値はh4のasぶっぱです。sは70族抜きまで落としてhに回してもいいかもしれませんが、余計な奴に抜かれるのも癪なので極振りすることをお勧めします。aは上記の2匹の確定数的に妥協できません
技考察
カウンター
本育成論のテーマであるカウンターです。精神力のため怯むこともありません。h4振りの時の実数値は146なので襷カウンターが成功すると最大ダメは290です。
襷カウンターをした後は相手の後続に先制技をうって潔く散りましょう(先制技を読まれて積まれないように!!)。相手のエースをこのポケモンで処理できていれば勝利はすぐそこでしょう。
インファイト
言うまでもないタイプ一致のメインウェポンです。しかしとび膝蹴りの遺伝が可能なので選択です。
ダメージ計算
ルカリオ→HAガルーラ インファイト
割合:96.2~113.2 乱1 (75%)
ルカリオ→HAガルーラ とび膝
割合:102.8~121.6 確1
このように一見するととび膝安定のようですが、命中難や初ターン相手の(メガ進化すると考え精神力であることを相手が考えないものとします)猫だましに対してインファイトを打ったとしてもASガルーラなら確1ですしHAで耐えられても後述するバレパン及び神速で対処することによりとび膝と同じ結果が得られます。このため私はインファイトをお勧めします。外すのコワイ。
がんせきふうじ
岩タイプのローキックです。今作で命中率が上昇しました。ストーンエッジとの選択です。岩石封じの場合、襷カウンターした後でも相手に負担をかけることができます。
ダメージ計算
ルカリオ→HAファイアロー 岩石封じ
割合:97.2~114.5 乱1 (75%)
ルカリオ→HAファイアロー ストーンエッジ
割合:160~190.2 確1
これまた一見エッジ安定のようですが、2つの理由があります。
1つは言わずもがな命中難です。当てるべき時に当てないのでは始まりません。
2つめはファイアローの型を考えます。
現状ファイアローはASかHAがもっぱらでブレバ/とんぼ/フレドラ/おいかぜ/鬼火/鋼の翼等を搭載しています。
まず鉢巻ファイアローを考えます。無論ASの場合は疾風の翼で先手を取られるためリターンは岩石でもエッジでもカウンターでも(飛行技でこだわっていて相手が交換しないとも考えられないが)かまいません。確1です。ただし、HAの場合確定数が変わります。しかし先制ブレバを受け、岩石封じをリターンで打った際、ブレバの反動のおかげで得られる結果は初ターンのリターンでエッジを打った時と変わりません。
次に拘っていないファイアローを考えます。ASの際の対処法は先ほどと変わりませんが、HAの場合フレドラか鬼火が飛んできます。私のレートでの体感では、ほとんどがフレドラを打ってきましたが中には冷静に鬼火を打ってくる型もいました。鬼火を打たれた後ではHAファイアローはエッジで確2岩石封じで確3です。個人的には相手のsを下げて後続の動きやすい形にするのがベストだと思います。
バレットパンチ
先制技枠です。しんそくと選択です。今作からのフェアリータイプに鋼タイプで弱点を突けるのでバレパンをお勧めします。しかし意地っ張りの場合80族が抜けないので相手の後続がマンムーの場合、バレパンでは相手の(恐らく持っているであろう)襷を壊せず倒されてしまいます。ピンポイントな考えですが一長一短なので後述のダメ計とともに考察し選択して下さい。襷カウンター後のあがきにどうぞ。
ここで意地っ張りと陽気の是非について考察します。まずはバレパンとしんそくのダメ計をします。
意地の場合
ルカリオ→HAマリルリ バレパン
割合:割合: 20.2%〜23.6% 確5
ルカリオ→HAメガクチート バレパン
割合:12.1%〜15.2% 乱7(威嚇込み)
ルカリオ→h4マンムー バレパン
割合:45.1%〜52.6% 乱2
ルカリオ→HAマリルリ しんそく
割合: 26%〜30.9% 確4
ルカリオ→HAメガクチート しんそく
割合: 7.6%〜9.5% 乱11(威嚇込み)
ルカリオ→h4マンムー しんそく
割合: 29%〜34.4% 乱3
陽気の場合
ルカリオ→HAマリルリ バレパン
割合: 17.8%〜21.7% 乱5
ルカリオ→HAメガクチート バレパン
割合: 11.4%〜14% 乱8(威嚇込み)
ルカリオ→h4マンムー バレパン
割合: 39.7%〜48.3% 確3
ルカリオ→HAマリルリ しんそく
割合: 24.1%〜28.5% 乱4
ルカリオ→HAメガクチート しんそく
割合: 7%〜8.9% 乱12(威嚇込み)
ルカリオ→h4マンムー しんそく
割合: 26.8%〜31.7% 確4
このようになります。本育成論はメガ進化の対策を重点的に考えています。意地っ張りルカリオの場合最速s142陽気の場合s156です。陽気の場合は80族(主にマンムーや80族抜きのウルガモス)を見ることが出来ます。これは勿論利点なのですが、今回は対メガ進化を重んじているため相手の後続がルカリオよりも遅い敵に対して圧をかけられる意地っ張りを推奨しています。陽気にするとマンムー(を始めとする80族)との対面は安定しますがメガクチートやマリルリなどに対して剣舞や腹太鼓の起点にされる恐れがあります。
立ち回り・まとめ
先発か死に出しで繰り出します。特殊の技の威力の減少とメガ進化による物理方面に強いポケモンたちが集中しているためとても動きやすいです。何より読まれません!
個人的観測ですが十中八九相手はメガ進化を読んできます。そのためレート1700以上の方々もガルーラが猫だましを打ってきたり、鉢巻ファイアローが思考停止で突っ込んできます。マリルリやクチートも悠々とじゃれつくなどをしてくるので非常にカウンターが通りやすいです。
従来ではルカリオといったら襷もって何かしてくるんだろう...のような考えが(私の中では)一般的でしたがメガストーンの登場によってずいぶんと薄れているように感じます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ダメ計は最小限です。ASぶっぱなので過去のBW2にある先駆者様達の育成論に豊富に仮想敵へのダメ計がありますのでそちらをご覧ください。