はじめに
ステータス表記はHABCDS、個体値は全て理想個体を想定しています。
ダメージ計算はトレーナー天国様より。
キュワワー
フェアリー単タイプ
種族値:H51 A52 B90 C82 D110 S100
弱点:毒・鋼×2/耐性:格闘・虫・悪半減、竜無効
BDSが高くHが低い、宿り木の種を使えと言わんばかりのステータス配分。
フェアリー単タイプ故に弱点が少なく耐性も優秀だが数値が若干足りない。
専用特性ヒーリングシフトで回復技を優先度+3で使えることと可愛いことが最大の個性。
採用理由
対悪・竜・格闘タイプ、耐久ポケモン対策として採用します。
しかし、同じような役割を持つフェアリータイプに、特性悪戯心により変化技を先制で使えるエルフーンという強力な先輩がいます。
エルフーン(くさ・フェアリー)
種族値:H60 A67 B85 C77 D75 S116
弱点:毒×4/炎・飛行・氷・鋼×2
優先度+1で宿木の種、アンコール、挑発、身代わり、コットンガード、置き土産、自然の力等が使える。
攻撃技がなくても先制アンコールや挑発により起点回避ができるエルフーンは優秀です。
一方、キュワワーはDの高さとエルフーンの覚えない瞑想で特殊受けもできる点、優先度+3で高速回復技(光合成)と吸収技(ドレインキッス)を使える点や弱点の少なさと4倍弱点がないことで差別化は可能です。
特性
- ヒーリングシフト
回復技を優先度+3で出せる専用特性。
神速はもちろん相手より速ければ猫騙しを撃たれるよりも先に回復技を使うことができる。
ダブルでもSが上ならファストガードの上からドレインキッスを撃てたり先制技で仕留められそうな味方をフラワーヒールで回復させたりとかなり強い特性。
キュワワーの覚える技で適用されるのは、
ドレインキッス/光合成/フラワーヒール/ねむるの4つです。
性格・努力値調整例
まずSについてですが、メジャーな耐久相手には無振りでも十分であり、ガブマンダなど物理ドラゴンには素負けしておりSに割くメリットがあまりないため、HBにほぼ全振りした上での調整となります。
調整例A
- 図太いH252 B228 D28
- 実数値:H158 A× B152 C102 D134 S120
D:身代わりが無振りポリゴン2の冷凍ビームを耐える。
調整例B
- 図太いH252 B220 S36
- 実数値:H158 A× B151 C102 D130 S125
S:最速テッカグヤ抜きにする場合。
持ち物候補
- たべのこし
毎ターン最大HPの1/16ずつ回復。
宿り木と守るを使うのでほぼ確定です。
- おおきなねっこ
HPを吸収する技の回復量が1.3倍になります。宿り木も対象です。
ドレインキッスと合わせれば与えたダメージのほぼ全量回復できます。
相手に与えるダメージそのものは増えないことに注意。
- アッキのみ
物理攻撃を受けるとBが1段階UPする。
対ドラゴン・格闘性能を上げたい場合に。
技構成
- やどりぎのタネ
毎ターン相手のHPを1/8ずつ吸収/命中90
草タイプと特性マジックガードには効果がなく、キュワワーは草タイプではないため特性マジックミラー等で跳ね返されると自分が宿り木を食らってしまいます。特性ヘドロえきにも注意。
確定技はやどりぎのタネのみとなります。
******オススメの技******
- まもる
宿り木と残飯の回復ターン稼ぎ用に。
- ちょうはつ
耐久ポケモンの回復技やどくどくを封じます。
トリル展開やナマコバトン封じにも。
- こうごうせい
最大HPの半分を回復
特性により優先度+3で使うことができます。
宿り木で相手を削りつつ回復、さらに残飯と光合成で粘ります。
PPが少ないので代わりに瞑想ドレインキッスも良いですが回復が追い付かない場合があります。
- まきつく
ノーマルタイプ威力15/命中90
4〜5ターン最大HPの1/8ダメージを与え、交代を封じる。
宿り木やどくまもと相性が良く、誘う草+毒複合に対する最高の打点となります。
交代で宿り木PP枯れを狙ってくる相手に有効です。
まきつくを覚えさせる場合は道具「しめつけバンド」も候補になります。
******その他の候補******
- みがわり
相手より速ければ宿り木と合わせて嵌められます。
調整例Aの場合はポリゴン2に対して身代わりが最安定になりますが、ダウンロードでC↑の状態だと挑発の方が安定。
- どくどく
鋼を呼ぶので微妙ですが、残飯持ちの相手やポリ2バルジーナの処理速度を早めたいときに。
- ドレインキッス
一致威力75/与えたダメージの3/4回復
特性によりものすごい速さでキスできるようになる優先度+3になる吸収攻撃技。
- めいそう
CとDを1段階UPさせる。
ドレインキッスと合わせて。
- ドわすれ
Dを2段階UPさせる。
特殊受けもしたい場合に。バンク解禁後の遺伝技。
- 構成例
やどりぎ/挑発/まもる/みがわり@残飯
やどりぎ/挑発/光合成/まきつく@締付けバンド
やどりぎ/まもる/瞑想/ドレインキッス@大根
運用
相手にポリゴン2やバルジーナ、ナマコブシ等の耐久ポケモンがいる時に優先して選出します。
自己再生、イカサマ、水浸し等に合わせて繰り出し、挑発か身代わりから入り、宿り木を撒いていく。
挑発の無駄撃ちが怖いので交代が読めれば宿り木を選択しましょう。
積み技がなくキュワワーを一撃で倒せない相手なら対面で宿り木を入れてしまえば守る→光合成で粘り勝てます。
被ダメージ
キュワワーH158B152D134の場合(身代わりHP39)
A182ガブリアス:どくづき…74〜88
A197メガマンダ:捨身タックル…106〜126
A197メガグロス:コメット拳…170〜204(確1
A222メガハッサム:バレパン…102〜120
A121テッカグヤ:重ボンバー…118〜132
A51バルジーナ:イカサマ…9〜12
C194サザンドラ:悪の波動…33〜39
〃ラスターカノン…88〜104
C170ギルガルド:シャドーボール…58〜69
C125ポリゴン2:冷凍ビーム…32〜38
C147珠コケコ:EF10万ボルト…109〜130
C200カプテテフ:PFキネシス…114〜135
C190メガゲンガー:ヘドロ爆弾…146〜174(56.3%
他に被ダメージが欲しい相手がいましたら教えてください。
与ダメージ
- ドレインキッス
H171D110メガボーマンダ…54〜66
H183D106ガブリアス:56〜68
H167D111サザンドラ:108〜132
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
間違いや説明不足、計算ミス等があればお手数ですがご指摘いただけると助かります。