はじめに
お久しぶりです。
今回は補完要員でアタッカーとして運用するポリゴン2を紹介します。
ポリゴン2とは
第五世代から進化の輝石というアイテムが追加されました。このアイテムは進化前のポケモンの耐久を1,5倍するアイテムでポリゴン2に持たせると鬼のような耐久を発揮します。今作でメガガルーラの弱体化、はたき落とす持ちの減少、フェアリー増加による格闘の減少などポリ2によって受けられる範囲が大きくなったことでレートでとても見かけるようになったポケモンです。
アタッカーポリ2とは
その名の通りアタッカーと化したポリ2です。ダウンロードを発動させることで高い火力を持ち、かつ耐久もあるので柔軟に立ち回ることが出来ます。耐久があるため打ち合いで負けることはほとんどなく、霊の一貫を切りつつメガゲンガーに打ち合いで勝てます。また、C無振りポリ2とは違い、掛けることのできる負担が圧倒的に大きいので甘えた後出しを許しません。
特性
DLでいいでしょう。トレースも魅力的であり、UBのBBをコピーして抜いていくことも考えましたがやはり火力が足りないので…。バンク後になるとゲッコウガの変幻自在やマンムーの厚い脂肪など有用特性が増えるので一考の余地はあります。
調整案
調整案1
H244 B4 C180 D52 S28
H16n−1
HD珠カプ・コケコの10万ボルト二耐え
S12振りテッカグヤ抜き
HB余り
C余りをぶっぱ
珠コケコと打ち合える耐久を確保しつつ、S12振りの一般的なテッカグヤを上から殴れるSを持ち、火力が足りなめなので余りをぶっぱ。
調整案2
トリル採用の際はこれでも
H244 C252 D12
H16n−1
C火力が足りないのでぶっぱ
D余り
技構成
確定技
トライアタック
タイプ一致で範囲、追加効果がともに非常に優秀な技。採用しない理由がありません。
選択技
シャドーボール★★★★☆
メガゲンガー、ギルガルドやトラアタの通らないポケモン全般への打点です。トリル採用時でもこれが最有力候補でしょう。
冷凍ビーム★★★☆☆
メガマンダやガブへの打点で持っていて損はないです。トリル採用時は10万ボルトとの選択です。
10万ボルト★★★☆☆
テッカグヤ、メガギャラへの打点でトリル採用時はトリルアタッカーによって冷凍ビームとの選択です。
トリックルーム★★★☆☆
裏にトリルアタッカーがいるときに使うとどんな状況でも腐りにくい技です。
自己再生★★★☆☆
筆者のPTでは技範囲を広げて使った方が使いやすかったので確定欄からは抜いています。トリル採用時は入れません。
目覚めるパワー炎・地面★★☆☆☆
筆者はこの環境で打ちたいと思ったことはあまりありませんが、入れるならば炎はハッサムが、地面はジバコやウツロイドがPT単位で重い場合に採用圏内に入るでしょう。
恩返し・やつあたり・空元気★☆☆☆☆
DLでAが上がっても腐らないようにする技。正直トラアタで十分だがハピラキにも役割を持たせたい場合に。空元気は毒が入った時にDLでAが上がっていればそこそこの火力はあるかもしれません。
ダメージ計算
与ダメ 調整案1/2 全てDLにC↑発動時で計算します。
また、横にBとDのどちらが大きいかを付け加えます。
トライアタック(打つ範囲が広いのであくまで目安です)
無振りカプ・コケコに確定二発/乱数1発 (6.3%)(B>D)
80.6%^95.1%/84.8%^100%
H244クワガノンに確定二発(B>D)
63.9%^75.4%/67.2%^79.2%
H4デンジュモクに確定二発(B=D)
75.4%^89.3%/79.8%^94.9%
D4バシャーモに確定二発(B=D)
77.4%^91.6%/81.9%^97.4%
H244ポリゴン2に確定三発(B>D)
33.5%^39.7%/35%^42.4%
たいていのポケモンは確二なので、交換してくることが分かっている場合はとりあえずこれを打っておけば大丈夫です。
冷凍ビーム
D4ガブリアスに確定一発(B>D)
170.4%^201%/181.4%^214.2%
H244D特化メガボーマンダに確定一発(B>D)
105.4%^125.3%/111.4%^133.3%
H252サザンドラに確定二発(B=D)
75.3%^89.4%/79.3%^94.4%
無振りサザンドラに乱数1発 (37.5%)/乱数1発 (68.8%)(B=D)
89.8%^106.5%/94.6%^112.5%
H244カプ・ブルルに確定二発/乱数1発 (12.5%)(B>D)
81.3%^96%/85.8%^101.6%
H4霊獣ランドロスに確定一発(B>D)
201.2%^237.5%/213.3%^252.1%
H244化身ボルトロスに乱数1発 (37.5%)/ 乱数1発 (68.8%)
89.7%^105.9%/ 95.1%^112.4%
10万ボルト
H4メガギャラドスに確定二発(B<D)
65.4%^77.1%/69%^81.8%
ちなみにCが上がってない場合は調整案2でも50%強の乱数二発です。
H244テッカグヤに確定二発(B>D)
66.9%^79.8%/71.9%^84.7%
シャドーボール
H252メガゲンガーに確定二発(B<D)
76.6%^91%/81.4%^95.8%
H252ギルガルドに確定二発(B=D)
52.6%^62.2%/55%^65.8%
無振りカプ・テテフに確定二発(B<D)
75.8%^89.6%/80%^95.1%
ダメージ量が74.3%以上の時にCが上がっていなくても50%以上入ります。
被ダメ 調整案1/2
特殊
珠C252カプ・コケコのEF込10万ボルト確定三発/乱数2発 (7.8%)
41.3%^49.7%/43.4%^51.8%
C特化カプ・テテフのSF込サイコキネシス乱数2発 (9.4%)/乱数2発 (43.8%)
43.9%^51.8%/45.5%^53.9%
C特化クワガノンの10万ボルト確定乱数3発 (86%)/ 乱数3発 (99.83%)
31.4%^37.6%/32.9%^39.2%
無振りメガゲンガーのヘドロばくだん乱数3発 (0.17%)/乱数3発 (3.2%)
28.2%^33.5%/ 28.7%^34.5%
眼鏡C特化カプ・レヒレのハイドロポンプ乱数2発 (3.1%)/乱数2発 (28.1%)
42.9%^50.7%/ 44.5%^53.4%
C特化ボルトロスのC↑↑↑↑10万ボルト確定二発/乱数1発 (37.5%)
83.7%^99.4%/ 89.5%^105.7%
物理
A特化ガブリアスの逆鱗乱数2発 (3.1%)/乱数2発 (9.4%)
42.9%^50.7%/43.9%^51.8%
A特化メガボーマンダのA↑捨て身タックル確定二発
83.2%^97.9%/83.7%^98.9%
A252マンムーの氷柱針確定十三発/
8.3%^10.9%/ 8.3%^10.9%
A特化カプ・ブルルのGF込ウッドハンマー確定二発
64.9%^76.9%/ 64.9%^76.9%
A252メガギャラドスのA↑滝登り乱数2発 (16%)/乱数2発 (28.1%)
43.9%^52.3%/44.5%^53.4%
A特化マッシブーンの馬鹿力乱数1発 (37.5%)/乱数1発 (50%)
91%^107.8%/ 91%^107.8%
A252メガルカリオのインファイト確定一発
113%^134%/115.1%^136.1%
A252バシャーモの飛び膝蹴り確定二発
79.5%^95.2%/ 79.5%^95.2%
A252霊獣ランドロスの馬鹿力確定二発
56.5%^67%/57.5%^68%
A特化鉢巻力持ちマリルリの馬鹿力乱数1発 (75%)
95.2%^113%/ 96.3%^114.1%
他のダメ計は要望があれば追加します。
ポリゴンZとの差別化
- ポリZと違い、Z枠を消費しない。
- 自己再生と耐久を持つため、安定した運用が可能。
- 耐久を持つため、上から一撃で落とされるという事がない。
- トリル起動要員となれる。
- 型バレしにくい。
- 襷持ちで止まらない。
相性のいい味方
- カミツルギ
抜き性能が高く、BVでは実際にこれで運用しています。格闘の一貫(メガルカ)にかなり弱いので注意。
- メガボーマンダ
同じく抜き性能が高く、BVでは一応選出していました。格闘の一貫を切れるためカミツルギを採用する際はこれも候補に入るでしょう。
- カプ・コケコ
場を荒らした後に暴れてくれて抜き性能も高め。筆者はCSdの眼鏡で運用しています。
- ガラガラ
トリルエースとしてとても優秀です。ポリ2で苦手な龍を突破できるのもGOOD!
- クワガノン
トリルエースです。苦手なコケコ、龍をポリ2で突破、又は圏内に入れます。
- メガヤドラン
トリルエースです。筆者は使ったことがありませんが、最近レートでよく見るようになりました。波乗り/サイキネ冷B/文字がテンプレだと思っています。
- ヨワシ(めざ炎)
トリルエースです。火力の高さに加えて両刀に出来たり、バンク後の話になりますが珠めざ炎でCに228以上振っている場合はH252ナットレイや慎重HD以外のメガハッサムを確定一発にできます。
最後に
いかかだったでしょうか?
このポリ2はトリルを採用すると、暴れた後の死に際にトリルを打つことで裏のガラガラやクワガノンが抜いていくという動きもでき、トリルを採用しない場合でも打ち合いに強く、対面からなら大体の相手は突破できます。ステロを撒くと少々足りない火力が補えてGOODです。
基本的に大体のPTで活躍できます。ぜひ使ってみてください。
追記
S1レートでこいつを使って1900を達成しました。
選出は90%ぐらいで、高い火力でゴリ推せるのがとても使っていて楽しくて強かったです。ほとんどの場合先発で選出して場を荒らしてから抜きエースで抜いていきました。そのためタグに【先発】を加え、タイトルを変えました。
また、立ち回りの参考のためにBVを載せておきます。
BV
CJ6W-WWWW-WWW4-LYHX
この試合は先発で上手く場を荒らして抜きエースが登場し、全抜きといった理想的なものでした。
筆者が今回のBVで抜きエースとして運用したのは高松様のカミツルギの育成論(育成論サンムーン/147)で、抜きエースとしてはとても使いやすいのでかなりお勧めです。(リンクの許可は貰っています。)
ちなみに裏のマンダは筆者が前に書いたHDSマンダ(育成論サンムーン/202)です。(ステマ)
ぜひ、使ってみてください。