よく「自力で育てたポケモンは強い」と言われますが、どういう事なんでしょうか?
実は、野生のポケモンやトレーナーのポケモンを倒したときにに、経験値以外に加算されている数字があります。
この数字のことを「努力値」と言います。努力値は相手のレベルとは関係ありません。
HP・こうげき・ぼうぎょ・すばやさ・とくしゅの5つ、それぞれ別々に計算されて、この努力値がたまればたまるほど、ポケモンは強くなります。
自力で育てるといいと言うのは、経験値をためずに努力値だけをため続けると、同じレベルでもステータスが違ってくる、と言うことなんですね。
詳しい説明
努力値はステータスを計算するときに「努力レベル」というものに変換されます。
1〜255の255段階で、何も育てていないときは努力レベル1(努力値は0)で、最高まで育てれば255(努力値は65535)になります。
努力レベルをXとおくと、努力レベルは((X−1)×(X−1)+1)≦努力値<(X×X)の範囲で決まります。
1回のバトルでもらえる努力値は、相手の固有値分です。
これはHP・こうげき・ぼうぎょ・すばやさ・とくしゅの5つとも同じです。
また、不思議なアメ・そだてやさんでは、努力値は増えません。自分でこつこつと育てましょう。
ドーピングと努力値
どうぐの中に「きそポイントを あげる」ものがあります。
マックスアップ・タウリン・ブロムヘキシン・インドメタシン・リゾチウムの5つです。
これらのどうぐは、実は努力値をアップさせるどうぐだったのです。
1回これらのどうぐを使うと、そのステータスの努力値が2560増えます。
しかし、10回使って努力値が25856以上になってしまうと、「つかっても こうかがないよ」といわれ、使えなくなってしまいます。
努力値は65535が最大なので、これ以上はバトルで増やさなければいけません。
「くすりはレベルの低いうちに使った方がいい」と言うのは、努力値がたまっていない時に使った方が、ムダが少なくなるということです。
くすりでも増やせるうちは、バトルではなく、くすりの方が楽ですよね。
ポケルス
金銀クリスタルでは、バトルの後に3/65536の確率で「ポケルス」に感染してしまうことがあります。
このポケルス状態になったポケモンは、なんともらえる努力値が2倍になるのです!
しかも、ポケルスが直って、ステータス画面に黒い点がついた状態でもそうなります。
絶対ポケルスにした方がお得ですね。
ポケルスは、てもちで5日間おいておくと治ってしまいます。
また、てもちに入れておくと、上と下のポケモンにうつることがあります。
ちなみに、ボックスの中ではうつりも治りもしないので、1匹はおいておくのがオススメです。
なお、「ポケルス状態のときはもちものの効果がなくなる」というのはデマです。
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