ゲンガー - ポケモン育成論DS
[showdown仕様]まさかのHBゲンガー
HP : 60
攻撃: 65
防御: 60
特攻: 130
特防: 75
素早: 110
登録:0件評価:7 / 10
ゲンガー 【 ポケモン図鑑DS 】
- とくせい
- ふゆう
- せいかく
- おくびょう(素早 攻撃)
- 努力値配分(努力値とは?)
- HP:252 / 防御:252 / 特防:4
- 覚えさせる技
- シャドーボール / きあいだま / おにび / いたみわけ
- 持ち物
- くろいヘドロ
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ルールなど
- 目的
- 対人戦
- ルール
- 指定しない
- バトル方式
- シングルバトル
- このポケモンの役割
- 物理 / 受け
考察
3回目の投稿。今回はちょっと奇型です。
『ゲンガーはCS以外ありえない』
...本当にそうでしょうか?
HBはありえないですか?
CSのゲンガーは、紛うことなき紙耐久。
無効技を読まないと、相手の等倍サブウエポンでも致命傷を負ってしまいます。
一例を挙げます。
特化カイリキーのストーンエッジが、無振りゲンガーに69.3〜81.9%。
これにステロダメと砂ダメを追加すると、乱数1発になってしまいます。
ゲンガーは地、格、無と多くの無効タイプを持ち、繰り出し性能の高いポケモンです。
しかし、強化アイテム無しの等倍サブウエポンですら乱数1発になってしまうほどの耐久しかないので、後出し自体は非常にリスキーです。
HBゲンガーならどうでしょうか?
同じ特化カイリキーのストーンエッジの被ダメは、HB252、性格補正無し のゲンガーなら、40.1〜47.2%。
等倍サブウエポンくらいになら、涼しい顔で繰り出せることが分かります。
CSゲンガーについて否定しているわけではないのです。
CSゲンガーの攻撃性能は高いです。ゲンガーに、エース的な要素を強く求めるならCS特化一択だと思います。
しかし、格闘、地面、ノーマルへの後出しなど、耐性を活かした役割遂行の要素を強く求めるなら...
HBという振り方が普通に候補に上がってくるべきです。
showdown環境で非常に使用率の高い、キノガッサを強く意識しています。
キノガッサのテンプレ:
キノコの胞子/身代わり/気合いパンチ/選択肢@毒毒玉
選択肢は、タネ爆弾>宿り木のタネ≧ストーンエッジです。
(この部分は、環境によっても変わってくると思いますが)
一番頻度の高い、タネ爆弾持ちのガッサに強く出ることができます。
showdown環境で最も安定したキノガッサ受けはセレビィですが、耐久ベースのゲンガーはそれに次ぐ安定感があると言っていいでしょう。
キノガッサ受け性能だけを見るとセレビィの方が安定しますが、ゲンガーの方が優っている部分もいくつかあります。
まず、メイン技である鬼火・シャドボ・気合玉の範囲の広さはセレビィのそれを大きく上回ります。
つまり、キノガッサを起点としたアタック性能はこちらの方が高いと言えます。
また二つ目に、フォレトスやドンファン、ドククラゲなどの高速スピンを防げるという魅力があります。昆布パにとってこれは大きいと言えます。
爆発透かしが出来るのも大きな魅力です。
★努力値★
このゲンガーの繰り出し対象は、先ほど述べたキノガッサの他に、ルカリオやカイリキー、ヘラクロスなどの格闘タイプがまず挙げられます。
また、カバルドンやラグラージなどの地面タイプにも積極的に後出しできるでしょう。
バレパン以外の技であまりダメージを食らわないので、鉢巻ハッサムなんかにも割と後出しできます。
ノーマルにも後出しできますが、ノーマル物理でよく使われるのはカビゴンくらいですかね...。
あとは先ほど述べた高速スピン持ち(ドククラゲ、ドンファン、フォレトス)ですね。
爆発読みでアグノムやメタグロスに出て行くこともありえます。メインウエポンが一貫していないことが条件になりますが...
ここまで繰り出す対象。
重要な仮想敵の一匹となるルカリオは準速が多いです。これは、無振りで性格補正だけ掛けておけば丁度抜けます。
これが確定欄で、素早さ無振りなのに性格補正をかけている理由です。
では繰り出される対象はどうでしょうか。
バンギラスはスカーフならどの道抜けません。そうでなければ無振りでも抜けます。
ヒードラン、メタグロスも同じ。
ガブリアス・ボーマンダや同族のラティ兄弟はshowdownにはいません。
ハピナス・カビゴン・ハッサムは無振りでも抜けます。
フライゴンはスカーフが多いです。
ゴウカザルは誘いません。
そう考えると、S振りの有無で有利不利が動くポケモンは、実は仮想敵にはほとんどいないんですよね...。
FCロトムやセレビィとの偶発対峙にやや弱くなってしまうくらいでしょうか。
ただ、その二匹もどちらかと言うと耐久寄りの努力値配分であることが多いので抜けることが多いですし。
ということで、確定欄ではHBぶっぱで素早さに性格補正をかけています。
素早さに補正を掛けることで、準速ルカリオの他、準速ヘラクロス、最速キノガッサ、最速ヒードランあたりを抜けるようになります。
他に、HBぶっぱで防御に補正をかけるというのも候補になってきます。
ヘラクロスの使用率はそんなに高くなく、キノガッサやヒードランは最速の割合がそんなに多くない、またルカリオは抜けていなくともゲンガーを見ればバレットパンチを打ってくることが多いため、素早さに補正をかけるのは必須ではありません。
もう少し物理耐久が欲しいと感じるならいっそ特化してしまうのも手、という訳です。
おいそこ雑魚そうとか言うな
★技★
鬼火/シャドボ/気合玉/選択肢
選択肢
回復ソース。特に砂パなどでこのゲンガーを採用する場合筆頭候補に入ってくる。天候がなければ黒いヘドロの回復によりこれが無くても長持ちしやすいですが、砂や霰があると消耗が早いので、この技があって助かる場面も多いはず。
ガッサ対面で身代わりを残せるのが強いです。流し際に交代先を見てから行動できるのは単純に便利。
受けに来るハピナスに刺さる技。Cに振らない地球投げハピが多いので。本当は痛み分けと組み合わせるとハピを完封できるんですが、技スペが...。
格闘などに受け出した際、確実に11交換を狙っていく技。遅いので通常のゲンガーより決まりにくいでしょう。
ヘドロトリック。これもハピなどの特殊受けに刺さる。毎ターン1/8のダメージは受けポケにはかなり痛い。
ハピの数が多くて辛いなら、鬼火・シャドボ・気合玉のどれかを抜いて、挑発と痛み分けを両立させるのも良いかもしれません。
ちなみにたべのこしという手もありますぞ。
最大の比較対象はFCロトムですね。
こんな風にわざわざゲンガーの長所(CとS)を捨ててまで物理に後出しさせようとするなら、初めからHB特化のFCロトムを使えば良いじゃないかという訳です。
FCロトムなら鋼に耐性があるので、ハッサムやメタグロスに涼しい顔で後出しできます。
また、タイプ的に有利なのでスターミーのスピン封じとしても機能します。
気合玉のおかげでヒードランやバンギラスに止まりにくいだの、奇型なので意表を突いて相手を倒せるかもしれないだの言っても、ハッサムグロススターミーに後出しできる利点には敵わないです。
どう考えてもこっちの方がいい気がしますよね。
でもFCロトムではガッサ対策が安定しません。タネ爆弾で押されて倒されかねません。
ゲンガーなら比較的安定します。キノガッサ対策枠と一応見なせる程度には。
それだけの違いです。
o(`ω´ )o
なかなかの奇型ですが、結構使い勝手は良いです。
時にはこういう意味不明な()型を使ってみるのも楽しいですよ。
『ゲンガーはCS以外ありえない』
...本当にそうでしょうか?
HBはありえないですか?
CSのゲンガーは、紛うことなき紙耐久。
無効技を読まないと、相手の等倍サブウエポンでも致命傷を負ってしまいます。
一例を挙げます。
特化カイリキーのストーンエッジが、無振りゲンガーに69.3〜81.9%。
これにステロダメと砂ダメを追加すると、乱数1発になってしまいます。
ゲンガーは地、格、無と多くの無効タイプを持ち、繰り出し性能の高いポケモンです。
しかし、強化アイテム無しの等倍サブウエポンですら乱数1発になってしまうほどの耐久しかないので、後出し自体は非常にリスキーです。
HBゲンガーならどうでしょうか?
同じ特化カイリキーのストーンエッジの被ダメは、HB252、性格補正無し のゲンガーなら、40.1〜47.2%。
等倍サブウエポンくらいになら、涼しい顔で繰り出せることが分かります。
CSゲンガーについて否定しているわけではないのです。
CSゲンガーの攻撃性能は高いです。ゲンガーに、エース的な要素を強く求めるならCS特化一択だと思います。
しかし、格闘、地面、ノーマルへの後出しなど、耐性を活かした役割遂行の要素を強く求めるなら...
HBという振り方が普通に候補に上がってくるべきです。
- 誰を意識してるの?
showdown環境で非常に使用率の高い、キノガッサを強く意識しています。
キノガッサのテンプレ:
キノコの胞子/身代わり/気合いパンチ/選択肢@毒毒玉
選択肢は、タネ爆弾>宿り木のタネ≧ストーンエッジです。
(この部分は、環境によっても変わってくると思いますが)
一番頻度の高い、タネ爆弾持ちのガッサに強く出ることができます。
showdown環境で最も安定したキノガッサ受けはセレビィですが、耐久ベースのゲンガーはそれに次ぐ安定感があると言っていいでしょう。
キノガッサ受け性能だけを見るとセレビィの方が安定しますが、ゲンガーの方が優っている部分もいくつかあります。
まず、メイン技である鬼火・シャドボ・気合玉の範囲の広さはセレビィのそれを大きく上回ります。
つまり、キノガッサを起点としたアタック性能はこちらの方が高いと言えます。
また二つ目に、フォレトスやドンファン、ドククラゲなどの高速スピンを防げるという魅力があります。昆布パにとってこれは大きいと言えます。
爆発透かしが出来るのも大きな魅力です。
★努力値★
このゲンガーの繰り出し対象は、先ほど述べたキノガッサの他に、ルカリオやカイリキー、ヘラクロスなどの格闘タイプがまず挙げられます。
また、カバルドンやラグラージなどの地面タイプにも積極的に後出しできるでしょう。
バレパン以外の技であまりダメージを食らわないので、鉢巻ハッサムなんかにも割と後出しできます。
ノーマルにも後出しできますが、ノーマル物理でよく使われるのはカビゴンくらいですかね...。
あとは先ほど述べた高速スピン持ち(ドククラゲ、ドンファン、フォレトス)ですね。
爆発読みでアグノムやメタグロスに出て行くこともありえます。メインウエポンが一貫していないことが条件になりますが...
ここまで繰り出す対象。
重要な仮想敵の一匹となるルカリオは準速が多いです。これは、無振りで性格補正だけ掛けておけば丁度抜けます。
これが確定欄で、素早さ無振りなのに性格補正をかけている理由です。
では繰り出される対象はどうでしょうか。
バンギラスはスカーフならどの道抜けません。そうでなければ無振りでも抜けます。
ヒードラン、メタグロスも同じ。
ガブリアス・ボーマンダや同族のラティ兄弟はshowdownにはいません。
ハピナス・カビゴン・ハッサムは無振りでも抜けます。
フライゴンはスカーフが多いです。
ゴウカザルは誘いません。
そう考えると、S振りの有無で有利不利が動くポケモンは、実は仮想敵にはほとんどいないんですよね...。
FCロトムやセレビィとの偶発対峙にやや弱くなってしまうくらいでしょうか。
ただ、その二匹もどちらかと言うと耐久寄りの努力値配分であることが多いので抜けることが多いですし。
ということで、確定欄ではHBぶっぱで素早さに性格補正をかけています。
素早さに補正を掛けることで、準速ルカリオの他、準速ヘラクロス、最速キノガッサ、最速ヒードランあたりを抜けるようになります。
他に、HBぶっぱで防御に補正をかけるというのも候補になってきます。
ヘラクロスの使用率はそんなに高くなく、キノガッサやヒードランは最速の割合がそんなに多くない、またルカリオは抜けていなくともゲンガーを見ればバレットパンチを打ってくることが多いため、素早さに補正をかけるのは必須ではありません。
もう少し物理耐久が欲しいと感じるならいっそ特化してしまうのも手、という訳です。
★技★
鬼火/シャドボ/気合玉/選択肢
鬼火はヒードランとゴウカザル以外のポケモンに刺さり、物理流しがメインのこの型では基本行動とさえ言っていい技。
ゴウカザルは誘わないので、注意するのはヒードランのみ。そのヒードランもそこまで寄ってこないので基本的には一貫性高い。
気合玉は4世代ゲンガーでは必須技。
これのお陰でヒードラン、バンギラスをそこまで誘わなくて済む。これを打つ頻度は高いので玉切れに注意。
シャドボはメインウエポン。
ゴウカザルは誘わないので、注意するのはヒードランのみ。そのヒードランもそこまで寄ってこないので基本的には一貫性高い。
気合玉は4世代ゲンガーでは必須技。
これのお陰でヒードラン、バンギラスをそこまで誘わなくて済む。これを打つ頻度は高いので玉切れに注意。
シャドボはメインウエポン。
選択肢
- 痛み分け ★★★★☆
回復ソース。特に砂パなどでこのゲンガーを採用する場合筆頭候補に入ってくる。天候がなければ黒いヘドロの回復によりこれが無くても長持ちしやすいですが、砂や霰があると消耗が早いので、この技があって助かる場面も多いはず。
- 身代わり ★★★★☆
ガッサ対面で身代わりを残せるのが強いです。流し際に交代先を見てから行動できるのは単純に便利。
- 挑発 ★★★☆☆
受けに来るハピナスに刺さる技。Cに振らない地球投げハピが多いので。本当は痛み分けと組み合わせるとハピを完封できるんですが、技スペが...。
- みちづれ ★★☆☆☆
格闘などに受け出した際、確実に11交換を狙っていく技。遅いので通常のゲンガーより決まりにくいでしょう。
- トリック ★★☆☆☆
ヘドロトリック。これもハピなどの特殊受けに刺さる。毎ターン1/8のダメージは受けポケにはかなり痛い。
ハピの数が多くて辛いなら、鬼火・シャドボ・気合玉のどれかを抜いて、挑発と痛み分けを両立させるのも良いかもしれません。
- 持ち物
ちなみにたべのこしという手もありますぞ。
- 似たポケモンとの比較
最大の比較対象はFCロトムですね。
こんな風にわざわざゲンガーの長所(CとS)を捨ててまで物理に後出しさせようとするなら、初めからHB特化のFCロトムを使えば良いじゃないかという訳です。
FCロトムなら鋼に耐性があるので、ハッサムやメタグロスに涼しい顔で後出しできます。
また、タイプ的に有利なのでスターミーのスピン封じとしても機能します。
気合玉のおかげでヒードランやバンギラスに止まりにくいだの、奇型なので意表を突いて相手を倒せるかもしれないだの言っても、ハッサムグロススターミーに後出しできる利点には敵わないです。
どう考えてもこっちの方がいい気がしますよね。
でもFCロトムではガッサ対策が安定しません。タネ爆弾で押されて倒されかねません。
ゲンガーなら比較的安定します。キノガッサ対策枠と一応見なせる程度には。
それだけの違いです。
o(`ω´ )o
なかなかの奇型ですが、結構使い勝手は良いです。
時にはこういう意味不明な()型を使ってみるのも楽しいですよ。
投稿日時 : 2016/10/06 19:16:19
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